KOBIさんの江戸前釣り雑記

2008年09月

昨日は、所属する釣り会の例会で、佐島の志平丸からカワハギの仕立釣行でした。

私が所属している釣り会・・・「江戸前会」っていうんです・・・釣り会と言っても、競技の会ではなく、親睦会みたいな集まりの会なんですけど…

会の歴史はもう30年以上・・・亡父が、江戸前の釣りを楽しもうと、東京下町に住む釣友達を集めて作った会だそうな・・・だから「江戸前会」

発足してしばらくは練舟でハゼを釣ったりして、会の名称通りの釣りをやっていたみたいですが、最近は沖のカワハギやシロギスがメインの種目になって、名前倒れになっちゃっているかも・・・でも、まぁイイですよね~・・・そうそう、私のフグ釣りもこの会の例会に参加して覚えたんですよ。

例会は2ヶ月に1回開催されます・・・私は都合が付けば参加してますよ・・・年配の会員さんが多いんですが、和気藹々の会なので楽しいんですよね~・・・口が悪い下町っ子が多いから、いつも「一人で真面目に釣るなよ、バカヤロ~」なんて言われてますけどね(笑)

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            佐島名物の小船(ハシケ)で本船に渡ります


カワハギ釣りは久しぶりですね~・・・今はフグ釣りに夢中になっていますが、ちょっと前はカワハギ釣りに熱中したこともあったんですよ~・・・秋~冬のカワハギのシーズンは、ほとんどカワハギ釣りばかりに行っていたことが数年間続いたこともありましたね。

イイ思いをしたコトもありましたね~・・・数年前のカワハギ爆釣のシーズンに束釣りを経験したり、松輪港の大会(剣崎カップ)に常宿「瀬戸丸」から参加して、船一になって総合入賞したりとか・・・

・・・『久比里の四天王』に対抗して、『松輪のつけ麺大王』と呼ばれていたこともあったんです・・・ウソウソ(笑)

でも、ここ3、4年はすっかりカワハギ釣行の回数も減ってしまって、今流行の釣法とかもワカリマセ~ン・・・だから、釣りの方も「昔の貯金で食ってます」って感じかなぁ~

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タックルは「極鋭レッドチューン&赤スマ」のちょっと前までのオノボリさんタックルですよ~・・・そんなにお気に入りの組み合わせじゃありませんが、使わないともったいないので使ってます(笑)

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今回の参加者は13名でした・・・私は当会では若輩者ですから、最後に残った釣り座に座ることにしています・・・で、今回残った釣り座は右ミヨシ・・・四隅の特等席ですが、ありがたく頂いちゃいました~

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釣り場は佐島沖の7~40mダチでした。浅場から深場まで、いろいろな釣り場を回るのが佐島のカワハギ船の特徴ですね。今回は12~20mくらいの根周りが良かったかな。


最初は、佐島前の7mダチのキツい根周りから始めました。

第1投目からアタリが出て・・・13cm級のワッペンサイズをゲットです!・・・でも、コレはリリースですね。

次もまたリリースサイズで、「こんな浅いところじゃ、ワッペンサイズばかりなんじゃない?」なんて思っていたら、隣の者が中型サイズを釣っちゃったり・・・でもやっぱり、10m以浅の超浅場は小型が多かったですね~

その後、水深10mチョイのポイントに移動して、こちらはキープサイズ主体に釣れましたよ・・・でも、根周りなんでベラ類とかキタマクラとかの外道が煩かったですね。

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            今回の本命第1号はリリースサイズのワッペン君でした

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オハグロベラです・・・コレはイイ引きをするんですよね~。ベラ類のなかでも最もカワハギの引きに似ているような・・・かなりグロテスクな風貌なんで、キープして食す気にはなれませんね。

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アカメ(ヒガンフグ)も釣れましたよ。食べれるサイズだったけど、前日にフグは十分に釣ったので、今回は海にお帰りいただきました・・・フグ釣りでカワハギ釣っても嬉しくありませんが、カワハギ釣りでフグを釣っても嬉しくないもんですね~(笑)


前半はポツポツ程度しか本命カワハギのアタリは出ませんでしたが、中盤は一時だけカワハギのアタリが主体に出る時間帯がありました・・・でも、今回は食い込みが遅い感じで、かなりジックリ目に餌を食わせないと掛からない感触でした・・・アタリでゆっくりと聞きアワセに行っても掛けられないので、アタっても仕掛けの動きを止めて十分に食い込ませるイメージの方が良かったですね。極端に言っちゃうと、向こうアワセで掛けちゃう感じ・・・それで根掛かりしちゃってバレちゃったのもありましたけど…

それと、今回はあまり上ダナでは食わなかったですね。2、3年前から、タナを探るために普通の3本針仕掛けの上=オモリから約1m上に1本エダスを出した変則4本針仕掛けを使っていますが、この上針には反応が少なかったですね・・・根周りなんで、もうちょっと上での反応があるかなと思ったんですけど、食いタナは底中心でしたね。

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志平丸の乗合船です。前日までの釣果がなかなか良かったようなので、満船に近い盛況でしたね・・・途中までは近くで釣っていましたが、後半は行方不明だったような…


後半は、30~40mダチの深場にも回りましたが、こちらはアタリがあまり出なかったですね・・・船中ポツポツ程度の食いで、私も2枚くらい釣っただけでしたね。

で、定刻より30分くらい早く沖あがりになって、私の釣果は20枚でした。

サイズは16~22cmで、18~20cm級が主体でした・・・船中では、25cm級の良型も何枚かは釣れてましたが、私には釣れなかったなぁ~

他に、リリースした15cm未満級のカワハギが3,4枚、中型カサゴ2尾、ヒガンフグ1尾、ベラ類多数、キタマクラ多数、トラギス少々でした。

船中釣果は「?~20枚」・・・一人真面目に釣った私が竿頭でした~(笑)

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                    今回の釣果です


久しぶりにやったカワハギ釣りは楽しかったですね~!

フグ釣りも面白いけど、やっぱりカワハギ釣りも面白いです・・・また行きたいような気もしていますが、恐らく今期はフグ釣りばかりで、カワハギには行く機会は少ないでしょうね。

秋は釣り物が多いから、いろいろと行きたい釣りもあるんですが、今はやっぱりフグになっちゃうかなぁ~・・・そのうちにフグ熱も冷めるかもしれないんで、それまでは思いのままにフグに通い詰めようかと思ってます・・・


一昨日の浦安「吉野屋」からのフグ釣行の詳細編です。

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吉野屋フグ船の出船前恒例の『船長によるフグ釣りレクチャー』の光景です・・・今回は土曜日にしては参加者が少ないかな・・・フグ船のお客さんは28名で1隻での出船でした。

出船2時間前には船宿に到着しましたが、すでに四隅の釣り座は2,3本の竿が立っている状況でした・・・このへんは『土曜日の吉野屋!』ってところですね・・・私は左前3番に釣り座を取りました。


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前半は北寄りの風が強くて、釣り辛かったです。それと、前日に南西強風が吹いたので、ちょっと底荒れの気配もありました。

このくらい海が悪いと、アタリを取り難くなっちゃいますね・・・こんな時は、アタリが感知できるような状況ならアタリを取る釣りをしますが、ダメなら空アワセ気味の釣り方になっちゃいますね。

海が悪い時の空アワセの釣りでイメージすることは、①底でアタリを待つのを短く(2、3秒くらい)する、②誘い下げの時にアタリを感知できることが多いので、そこは集中する、③波や風の影響で底で仕掛けが動きやすくなるので、なるべく底で仕掛けが動かないようなイメージで釣る。だからオモリも軽いものは使わない(10号にしています)・・・くらいですかねぇ。


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ちょっと沖目のポイントで釣り開始となりましたが、ここでは船中アタリ皆無の状況でした・・・そんな中、船中第1号の魚をゲットしたのはワタシで~す!・・・でも、フグじゃなくてマゴチ(38cm)でした~(笑)・・・フグ釣りの外道でマゴチを釣ったのは初めてのことです・・・マゴチ釣りはやらないから(何回かやったことはありますが…)、なかなか食べられない魚なので、これはちょっと嬉しかったかな…(へへへ)


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最初のポイントはダメだったので、その後は海苔網周りに移動しました・・・こちらでは良いペースで釣れましたよ!

サイズは20cm以下の小型が多いのですが、ここ最近はあまり目にしなかった25cm超の良型もかなり混じって、イイ感じでしたね。


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海苔網周りでは、吉久、野毛屋の船もいました。両船とも好調な釣りだったようです・・・同じところで長い時間釣っていたので、たぶん釣れているんだろうと思ってましたよ。

今回は、カットウ、食わせ仕掛け(2~3本針)を併用しましたが、カットウ針に掛かってくることが多かったですね・・・そんなに大きな群れって感じじゃなかったので、フグのタナもそんなには上がらなかったのでしょうね。

それと、今回、アタリが多い時に違うカットウ針を試してみたらバラシ頻発で参りました~・・・4回くらいバラシや掛け損じが続いたので、元のカットウ針に戻したら、また掛かるようになりました・・・これは、きっと、たまたまではない何かがありますね・・・だいたい、釣れている時に何かを変えるとか、余計なことをしてはイケナイんですよね~


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中盤以降は風も収まり、穏やかな海になりました。フグの食いもポツリポツリという感じで釣れ続きました。後半1時間くらいは他のポイントを探索して、そちらはダメでしたけど…。


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最終釣果は15~29cmのショウサイフグ28尾でした。25cm前後級の良サイズが4割くらい入って、ボリュームある釣果になりましたね。

外道に、マゴチ1本、中型マアジ2尾、ゴマサバ1本でした。

船中釣果は3~28尾とのことで、「私が竿頭~!」と言いたいところなのですが、実際のところ、15、16cm級の小型をリリースしていた左ミヨシの方が私より釣っていたと思いますね。


今日は、浦安「吉野屋」からのフグ釣行でした。

釣果は、15~29cmのショウサイフグ28尾・・・25cm前後級の良サイズが4割くらい入って、予想以上にサイズは良かったです。

釣り場は、富津岬南側の海苔網周りでした。

昨日の南西強風の影響で底荒れ気配の水色でしたが、フグの食いは悪くなかったような・・・

カットウと食わせ仕掛け(2~3本針)の併用でしたが、8割方はカットウ針に掛かってきましたね。


明日は佐島からカワハギ釣行です・・・今日はもう寝ます・・・フグ釣りは疲れます~(笑)

画像等は後日、アップするつもりです・・・・


今週末は、日曜に佐島から仕立船でのカワハギ釣行の予定が早くから入っていましたが、何だか、フグ釣りに行けないのがちょっと寂しいかな~と思っていたところ・・・

我が賢妻(いつもは愚妻…)が、「土曜日は子供達は予定が入っているので、釣りに行ってきたら…」なんて、思いがけない一言を・・・

「それなら、久々に二日連続で行っちゃうかな~」ってワケで、土日連チャン釣行してきます!

昨年までの関西での単身赴任中は連チャン釣行も頻繁でしたが、こちらでの連チャン釣行はホント久しぶり・・・というか、ほとんど記憶にないくらいです。


富津出船での食わせのフグ釣りが2回続いたので、今回はカットウ釣りをやろうかと思い、明日の土曜は浦安から出るつもりです。

“不肖の弟子”マッチョシゲさんが鴨居に行くというので、ご一緒したいところではありますが、二日連続で三浦半島までプチ遠征するのも億劫な感じだし、マッチョシゲさんも私のいないところでマイペースで釣りたいと思っているかもしれないので、明日は自宅から近い浦安にしようかと・・・

行きがけに浦安魚市場に寄って、日曜のカワハギ釣り用の活アサリも仕入れてくることにしよう・・・


最近、釣りといえば、フグ釣りばかり・・・

毎週毎週、フグばかり食べてて、飽きが来ないの?・・・コレが、全然大丈夫なんですよ~

毎回、外道でサバやらイナダやらカワハギやらが釣れるので、結構フグ以外の魚も食べられるってコトもあるんですが、フグ自体の食味も飽きないんですよ。

やっぱり、クセのない淡白な味覚だからですかねぇ~・・・淡白なだけじゃ、物足りないだろうから、きっと美味な味覚なんでしょう。食感もイイですしね。


私のフグの料理法は・・・

生食系は、刺身、湯引きの叩き、炙りの叩きをメインに、たまに生野菜たっぷりのカルパッチョも…

揚げ物系は、唐揚げ、フライ、ムニエル、南蛮漬けかな・・・特にフライは、我が愚妻が衣を付けてから冷凍して、毎回、息子の弁当の食材になっているそうな…

保存用には、西京漬け・・・そのうちに味噌漬け、粕漬けもやってみようかと…

これからの季節は定番のフグ鍋&雑炊もイイですね。鍋をしたら、刺身をシャブシャブ風で食べても美味しいですね。

あとは干物かな・・・これももう少し寒くなったら作りましょ。

あーそうそう、先日、シーフードカレーの具に入れて『フグカレー』を作りましたよ・・・フグ釣りの餌に使うアルゼンチン赤エビも一緒に入れたから、『フグ釣りカレー』かな?(笑)


釣友のKON-CHANは、酢豚(フグだから酢河豚ですね)で食べたら美味しかったって言ってた。

富津の姫様は、キムチと炒めた「河豚キムチ」がオススメとか言ってましたね・・・


こうやって書いてみると、フグ料理もいろいろとあるもんですね。


さて、今回の本題の『フグの天麩羅』です。

揚げ物系の料理は毎回のようにやっていたんですが、天麩羅だけはやったことがなくて・・・今回、初めて試してみました。

夜、帰宅してから思いついたんで、食材はフグだけ…

特段、工夫をこらしたワケではなく、3枚に下ろした小型のショウサイフグの半身を衣を付けて揚げただけです。


で、その食味は・・・・・微かに魚の味がする淡白な味わいです・・・魚の味がするのはアタリマエなんですが、フライや唐揚げで塩コショウで下味を付けちゃうと魚の味が消されちゃうので、何だか今回の天麩羅は新鮮な味覚だったような…

味わいは『メゴチの天麩羅』に似ている感じですよ!・・・メゴチよりも太いんですけど

・・・美味しかったけど、食材はフグだけでしたから、今回はちょっと単調な天麩羅料理だったかな・・・野菜でもエビでもイカでも他の魚でも、天麩羅はいろいろな食材の味覚を楽しまないとダメですね・・・でもコレはフグの責任ではありません(笑)


そんなわけで、『ショウサイフグの天麩羅』は、それなりに美味しかったです。


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