KOBIさんの江戸前釣り雑記

2008年12月

今日(12月31日)は、今年の竿納めでした。

東京湾でのフグのカットウ釣りに夢中になった今年の竿納めは・・・・やっぱり、今年一番お世話になった船宿に行くのが正道でしょう!・・・・ということで、鴨居「きよし丸」からのフグ釣行に行ってきました。

しかし、大晦日に釣行するなんて、たぶん生涯初じゃないかなぁ~

休みの船宿も多いし、世間の方々は大掃除やら何やらで忙しいでしょうから、普通のヒトは行かないですよねぇ~(笑)

私ですか~?・・・・正月用の食材調達を口実に、愚妻から了解を貰ったってところです(笑)


さて、今日の竿納め釣行ですが、天気にも恵まれて、ナギの海で釣りができましたよ~・・・・釣果は?(へへへ)

今晩は大晦日の夜なので、釣行記は簡単に書こうっと・・・

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               鴨居港を出船です。

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今日は、千葉県側には行かずに、神奈川県側で釣りました。久里浜港前で、東京湾フェリーとすれ違いましたよ。

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釣り場の下浦沖です。朝方、北風が強めに吹いていましたが、出船前には風も収まって、良いコンディションになりました。天気は快晴!・・・富士山も綺麗に見えました。


海は良かったけど、フグのご機嫌はイマイチでしたねぇ~

午前中は小型主体にポツリポツリ・・・

船長談「フグは船の周りには泳いでいるようですが、群れの移動も速いし、船の下にはあまり来ないようです…」

う~ん、ダメですねぇ~・・・・アタリをなかなか出せません

そんな感じで、昼までに7尾の途中経過で後半に折り返しです。

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          でっかいヒトデが釣れました・・・これは自己記録のサイズかも(笑)


正午を過ぎて、ボツボツと2尾追釣して、ツ抜けまであと1尾・・・

しかし、その後は沈黙&沈黙・・・・・

船長もアッチコッチとフグの群れを探し回ってくれますが、どこもアタリが出なくなっちゃいました~

フグさん、全く食欲が無いようです(笑)

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ショウサイフグさん、今年はお世話になりました。また、来年も釣っちゃうよ~!・・・・しかし、カットウ針の掛かりどころが悪いですね~(苦笑)


結局、そのまま、ジ・エンド・・・・今日は、年末年始タイムで1時間早い沖あがりで、タイムアップになっちゃいました。

釣果は『9尾』なり・・・・ツ抜けに1尾足りずに残~念でした

サイズは18~27cm。20cm前後級の小型主体で、良型は1尾だけ・・・型も小さかったですね。

外道に、小型マダコ1杯、大型イイダコ1杯、大型黒ナマコ1個、特大ヒトデ1つ、魚の外道は無し(笑)

船中釣果は、2~22尾。22尾の方は一人ダントツの釣果だったようです・・・凄いですね~

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今回の釣果です。今日はアタリを出せなかったです。使ったアルゼンチン赤エビは、たった7本だけ(トホホ)・・・・また、来年も修行ですね!!


さて、2008年も今日で終わりです。

今年も、たくさん釣りに行きましたね~

今年の釣行は年が明けてから、ゆっくりと振り返ってみたいと思っています。



今年、拙ブログに訪問してくれた皆さん、どうもありがとうございました!

また、来年もよろしくお願いいたします!!

では、皆さん、良いお年をお迎え下さい!


昨日(12月29日)は、磯子の根岸丸からシロギス釣行でした。

「年内にもう一回、馴染みの若坊主船長の顔を拝みに行かなくちゃなぁ~」と、二日前に釣行する予定でいましたが、前日の忘年会で少々飲み過ぎて、当日朝に「今日はヤ~めた」と、釣行は取り止め・・・・今回が二日遅れの釣行になりました。

根岸丸は亡父馴染みの船宿だったということもあって、私も昔から、たまに訪れていたのですが、ちょくちょく通って馴染みの船宿になったのは、4、5年前くらいからです。

その頃は、釣友のOKAZUさん、烏賊飯さんとともに、“シロギス釣りの神様”シロギスさんの指南を受けながら、シロギス釣りを本格的にやり始めた時でして、ちょうど、その頃が“若坊主”勇樹船長がシロギス船の船長として独り立ちした時と重なったということもあって、お互いにいろいろと話が弾んで、気心が通じる馴染みの仲になったってところでしょうか。

その後、私が関西に単身赴任したりとか、今はフグに夢中になっているということもあって、なかなか根岸丸を訪れる回数も減ってしまっていますが、たまに若坊主船長の船に乗りたくなる時もありますし、「シロギスをやるなら、根岸丸」って気持ちもありますね。

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当日の根岸丸はスミイカ、シロギス、アジの3隻での出船でした。スミイカは勿論、社長の操船。シロギスは勇樹船長。アジ船はちょっと前まで同宿で乗合船の舵を握っていた船長が助っ人として駆けつけていましたね。

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我がシロギス船よりもちょっと早く、スミイカ船が出船です。前日は乗り切れないほどの混雑だったとのことですが、当日は12名くらいの乗船者で余裕十分でした。


当日のシロギス船は7名の乗船でした。私は5番目の到着でしたが、ラッキーにも空いていた右トモに釣り座を取りましたよ。

朝、若坊主船長が最近の釣況や、攻めるつもりポイント等を話してくれますが、最近はシロギス釣りはほとんどご無沙汰なので、そんな話題に深く突っ込めないところが、ちょっとモドカシかったかな・・・・

でも、今日は頑張りますよ~!!

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私のシロギス・タックルです。竿は『えさ政きすSP』、リールはスコーピオンMg・・・・私のシロギス釣りは1本竿、リールはベイトリール派です。

定刻8時に出船。

釣り場は中の瀬です。まずは、Bブイ周辺の浅場から始めます。

前々日に良い食いがあったとのことでしたので、ちょっと期待のスタートでしたが・・・


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当日は風も穏やかで釣り日和の一日でしたが、中の瀬周辺は船の往来が多くて、船の引き波が多いせいか、船の揺れは結構ありましたね・・・・おかげで、翌日は筋肉痛~(苦笑)

実釣開始後、しばらくアタリが出ません・・・

3箇所くらい船を流す筋を変えてみたものの、船中ではピンギスの型を見た程度・・・・船長も思惑が外れたってところで、狙い場を変更です。

この間、30分ちょっと・・・・私は型を出せずで、スタートはズッコケちゃいましたね(笑)

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今回は釣り座も余裕十分でしたね。隣の超ベテランさんは面白い方で、若坊主船長との掛け合いも笑えました・・・・朝一に、船長「型見ましたね~」、ベテランさん「小さいよ!」、船長「どうもスイマセ~ン」


船長がちょっと期待していた浅場がダメだったので、ちょっと移動です。

次なるポイントは、Aブイの上手辺りです。船長からは「段々と深くなっていきますよ」とのアナウンスがあります。

このポイントでは、すぐにアタリが出て、ようやく初物が釣れました・・・・しかし、13、4cm級のピンサイズ・・・・次もピンサイズ・・・「型はこんなに小さいの??」


しかし、船が少しずつ深いところに入っていくと、シロギスのサイズも18cm前後級にアップして、アタリの出方も良くなってきます。

2流し目も同じような傾向で、船長も「今日は深いところの方がイイようですね」などと言っています。

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これはアカハゼというハゼのようです。マハゼかと思ったら、尾鰭とかがちょっと違う感じで・・・リリースしました


その後は、ちょっと深いところ主体に流して、アタリが頻発しました!

食い込みも良い感触なので、一荷狙いで、1尾目を掛けた後、ゆっくりと仕掛けを戻して、次のアタリで巻き上げるイメージの釣りで、かなりの確率(狙った時は8割以上かな)で一荷釣りができます!!

普段はあまり一荷狙いの釣りはやらないのですが、この時合いはシロギスの食いも良好で上手くハマってくれましたね。

こんな感じの釣りが数流し続いて、11時半頃までに60尾をクリア・・・・この状況なら、束超えが見えてきたって感じでしたね。

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これは“パックンチョ2号”です。この画像の姿はかなり怖いですね~・・・これが大型魚だったら、恐怖ですね(笑)


昼前後1時間くらいは潮止まりの時間帯で、アタリも減ってしまいましたが、それまで使っていた80cm長の仕掛けから55cmの短仕掛けに換えて、ポツリポツリとは型は見れたかな。

その後、12時半を過ぎて、船長から「そろそろ上げ潮が動いてきたようですから…」とアナウンスがあった直後から、再び食いが戻ってきて、ペースアップです。


今回の釣り方は・・・・キャストして、小突きかシェイキングの誘いを入れた後、底で待ちを入れて、ゆっくり聞き上げる基本的な釣り方主体でした。何回か誘ってアタリが出なければ、魚に餌を見せつつ、仕掛けの位置を変えるってイメージで、ちょっと仕掛けを大きく動かしてやるって感じでしたね。

アタリはこの時期にしては割合と明確に出たかな?居食い気味の時もありましたけど…。

最近、あまりシロギスをやっていなかったので、今回は目新しいことはできずで、基本に忠実に…ってところでしたが、過去にちょっとヤリ込んだ釣りでは、久々でも意外に釣り方とかは忘れていないもんですね。

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         Aブイ上手の釣り場では他船もチラホラと操業していました。


上げ潮が流れ始めてからは、好調なペースで釣れ続いて、13:50に区切りの『束』に到達です(ホッ)・・・今回は、近況から束は超えたいと思っていたので、早々と目標達成ですね。

魚の食いはイイ感じだったので、まだまだ釣れるだろうと思っていたのですが、ここでアクシデントが発生しちゃいました~

珍しく、底で根掛かりしてしまって、竿を煽ったら、何だか感触が軽くなってしまって、アレ?・・・・仕掛けを回収したら、天秤の軸が折れてしまっていました。

私が愛用している天秤は、込み根さん発案&製作のモノなのですが、コレが感触が良かったんですよ・・・・ショック~(涙)

しかし、気を持ち直して、釣ることにしましょ・・・

似た形状の天秤もありましたが、束超えの余裕で、ここは今まで使ったことのない市販の天秤をあえて使ってみることにします。

しかし、コレがダメだったみたいなんですよねぇ~・・・・アタリも出難くなってしまったような感じでしたし、何だか掛かりも悪くなってしまったような…

しばらくは意地を張って、そのまま使い続けていましたが、明らかに周りの方々よりも釣れていない状況に、コレはマズイと、天秤を換えることに・・・・次なる天秤は、シロギスさん発案&OKAZUさん製作の幻の天秤『なんちゃって天秤』です!(笑)

この天秤、何年か前にOKAZUさんから頂戴して、何回か試したことがあるんですが、仕掛けの動きが良いのかアタリはかなり出せるし、なかなか良さそうな感触でした。しかし、一つだけ欠点が・・・仕掛けが絡みやすいんです。投入時に上手く対応しないと、仕掛け絡み連発で釣りにならなくなっちゃうかも・・・そんな天秤なんで、発案者のシロギスさんも、製作者のOKAZUさんも使わずに、使ってみたのは私だけ?(笑)

で、その『なんちゃって天秤』に換えたら・・・・途端にアタリが戻ってきました・・・・やっぱり、その前の天秤が今回の状況に合わなかったみたいですね・・・・「かなり釣果をロスしたかなぁ~」ってところでしたね。

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これが『なんちゃって天秤』です!これは材質を改良したバージョンかな?・・・・仕掛けの動きは良くシロギスの反応は良好ですが、絡みやすい形状なので、「良い子は真似しちゃいけません!」って感じかな(笑)


天秤を『な天秤』に換えて、ペースも戻ってきましたが、もう残る時間は僅か・・・・最後に、浅場に未練の残る若坊主船長、時間を延長して浅いポイントを1流し・・・・そこでポツポツと5尾ほど追釣して、沖あがりとなりました。

最終釣果は、『117尾』でした。

サイズは12~21cm。ピンサイズが約20尾入りましたが、18cm前後級のまぁまぁサイズが主体で、まずまずボリューム感もある釣果になりましたね。

外道は、ハゼ類、トラギス類が数尾釣れただけでした。

船中釣果は、35~117尾・・・・私以外は、マイペースの釣りって方々ばかりだったかな…。

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                      今回の釣果です。


そんなワケで、今回は、若船長の船で束釣りもできて、気持ち的にも釣果的にも十分満足な釣りになりました。

まだ、もうしばらくはシロギスも釣れそうな気配なので、年明けにでも、もう1回行ってみましょうかね~

OKAZUさん、烏賊飯さん、次回はお誘いしますね!!


今日は釣りに行くつもりでいましたが・・・・昨晩、忘年会でちょっと飲みすぎちゃって・・・

4時半頃に目覚ましが鳴って、何とか起きたものの、ちょっとアルコールが抜け切っておらず・・・

天気予報を見てみたら、少し風も吹きそうだし、寒そうだしで・・・「やっぱり、ヤ~めた!」と、また寝ちゃいました~

予報に反して、風は吹かず、海は凪だったみたい・・・(ガクッ)


そんなワケで、今日は自宅でノンビリ・・・・

やり掛けていたフグ用のオモリのアワビシート貼りをしていました。

以前にもブログに書いたことがありますが、私、フグ釣りに使うナツメオモリにアワビシートを貼っているんです。

アワビシートも何色のカラーがあるんで、色付きシートを貼ったりもしていますが、今回は、お好みの下色を塗ってからクリアカラーのアワビシートを貼るパターンにしてみました。


私の作業工程は・・・

①オモリに白色の金属用塗料を塗る
      ↓
②お好みの色の塗料を塗る(各種の夜光、蛍光色)
      ↓
③アワビシート(ナチュラルカラー=下地が透けます)を貼る
      ↓
④ウレタンでコーティング(ドブ漬け)する
      ↓
⑤ウレタンが完全に乾く前に糸を通す穴を確保して、工程終了

って、ところです。

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ウレタンコーティングを終えて乾かしています。今回のカラーは蛍光レッド、蛍光イエロー、蛍光バイオレット、夜光イエローです。アワビシートは、すべて日本アワビのナチュラルカラーを貼りました。オモリは6、7、8、10号の3種です。


フグ釣りにおいて、アワビシートは効果があるのか?

今年、ずっとアワビシート貼りのオモリを使ってきた結論として・・・


・・・・ほとんど効果は感じません!(笑)


ただ、オモリのカラーには多少の当たり外れがあるように感じます。

夜光系が良い時、蛍光系が良い時、キラキラのゴールドが良い時、あるいは黒色が良い時、さらには普通の鉛のままが良い時・・・・どんな時にどんなカラーがイイのか?・・・・濁り潮には夜光系、澄み潮には蛍光系かゴールド?・・・・そんなパターンがあるのかもしれませんが、正直なところ、ワカリマセン!

でも、何となく、その時々の当たりカラーがあるようには感じる時があります。パターンはワカリマセンが、その時に一番釣れている方のオモリが当たりカラーなんだろうと、釣れている方のオモリの色を参考にしながら、取っ替え引っ替えしてます(笑)。


アワビシートには特段の効果を感じないと書きましたが、それでも、何でアワビシートを貼るのか?

使っていて気分がイイんですよ。船中唯一のオリジナルカラーのオモリを使っていると、何となく気分がよろしいんですよねぇ。

これは、あくまでも個人的かつ自己満足的な『遊び』ということなんでしょうね。


オモリの使い分けでいえば、その時々の状況でオモリの号数を変えることの方が効用があるかもしれません。

私は、釣り場の水深、潮の速さ、風や波の強弱などの状況により、オモリの号数を変えています。

もちろん、周りの方々とオマツリをさせないというのが大前提ですので、その点は十分に留意するようにしています。ちなみに、ミチイトはPE0.8号が主体です(もう少し細いラインを使いたいようにも思うんですが、根掛かり等を考慮すると、あまり細くはできないですね)。

使うオモリの号数は、6、7、8、10号です。5号や12、15号も一応持参していますが、使うことはほとんどないですね。

使い分けの考え方は、「仕掛けを安定させられる下限のオモリを使いたい」ということ・・・。

オモリの軽重で仕掛けの落下速度も変わってきますので、釣り場の水深によっても号数は変わってきます。大貫の海苔網周りとか水深7、8m程度の浅場では6、7号がベース。水深が10mを超えるようなところでは、8、10号がベースでしょうか。

それと、潮が速い状況、風・波がある状況、あるいは船を動かし気味の操船なら、号数を重くすることになります。逆に、潮先釣り座等で常にラインが払い出し気味に出るようなら、軽くすることもあります。

この辺は、感覚によって調整しているって感じです・・・・底で仕掛けを安定させることがフグ釣りの基本の一つですから、「オモリはただ軽くすればイイってもんじゃない」ってコトだけは確かですね。


私はこんな感じで、オモリの号数の使い分けをしていますが、コレは釣り手それぞれに考え方があるでしょうね・・・・仕掛けの感覚を一定にするため、オモリの号数は決して変えないという方も間違いなくいることでしょうし、そんな面倒なコトをイチイチしてられないよ~って方もいるでしょうしね(笑)。

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私のカットウ仕掛けです。仕掛けの右側のチチワにオモリを通し、左側のスナップにカットウを装着します。こんな仕掛けなので、オモリの交換も簡単です。ちなみに、この仕掛けは私にフグ釣りを教えてくれた某名人(師匠ですね)のパクリです(師匠はカットウ針はフリーノットで直結でしたが、私はスナップを介しています)。この仕様は、東京湾のフグ釣り仕掛けとしては昔から使われていたモノのようです。
上の仕掛けは、根掛かり対策用にカットウ針のハリスに自動ハリス止めを介したもの(コレは私のオリジナル)。下はノーマル仕掛けです。

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チチワにオモリを通したあと、爪楊枝を挿して固定します。半遊動にもできそうですが、やっぱり固定式の方がイイようです。
あーそうそう、オモリの号数を状況によって変えるのも、師匠の教えなんです。フグ船の老舗の某船長も「状況によってオモリの重さを変えられるようになったらフグ釣りも一人前」なんて言っていましたから、湾フグ釣りでオモリの号数を変えるコトは昔からやられていたようですね。


最近のフグのアタリ・・・小さいです!

最近というのは、11月くらいからですかねぇ~。

誘いの後の仕掛けを下げている時に出るアタリも小さいです。ガツガツとかフワフワなんて派手なアタリは出えしまへん。出たとしても『微かなツン』くらいか、何となく違和感を感じる程度です。波や風があったら、感知できないかもしれません。

オモリを底に寝かした状態で出るアタリも小さいような・・・・竿先を押さえ込むようなアタリなんか出ませんね。わずかに穂先を振るわせるようなアタリか、ちょっとした違和感を感じる程度ってところです。

ちょっと派手に出るアタリは、ほとんど食わせ針へのアタリのようです(でも、ほとんど掛けられません…)。

まぁ、フグのアタリは小さいのが当たり前なんですが、夏~秋のアタリと比べると、さらに小さくなっているように感じます。

アタリが小さいのは、水温が下がってフグの活性が悪くなっているから?・・・それもあるかもしれませんが、フグの群れが小さい、あるいは単独行動になっていて、餌を競いあって食わないからじゃないかと想像しています。

だって、アタリが頻発するような時合いでは、やっぱりアタリは割合と明確に出ますし、同じ船に乗っていて、アタリがたくさん出している方に言わせると、アタリはしっかりと出るなんて言っているコトが多いですもん・・・

そんな状況では、フグのそれなりにたくさんいるってコトなんでしょうしね。


でも、アタリがさらに小さくなって、ますますフグ釣りが面白くなってきましたねぇ~

餌も取られないような時間帯が長く続くのはキツいけど、たまに出るアタリで掛けた時は快感!・・・・ちょっとでも、アタリ頻発の時合いがあれば快楽です!

そんなワケで、これから釣果的にはキビしい釣行が多くなると思いますが、引き続き通っちゃうと思います・・・ハイ!


今回(12月23日・祝)は、浦安「吉野屋」からフグ釣行でした。

もうそろそろ、今年も終わりですし、フグ釣りばかりに行っていないで、他の馴染みの船宿にも行こうかなどと考えて、磯子からシロギスに行くかなぁ~と思っていたんですが、どうも天気予報が怪しい・・・風は大して吹かない予報だけど、ひょっとしたら午前中は北東風がちょっと強めに吹くかもなんて思って、とりあえずは朝起きてから、風実況を見てから決めることに・・・・朝、風が強いようだったら、浦安からフグ釣行の魂胆でした。

で、朝5時前に起きて、インターネットでの風実況を確認すると・・・『観音崎で北東風8m』・・・う~ん、迷うところだなぁ~・・・・若坊主(磯子のシロギスの船長)の顔も見たいけど、今日はフグにしよーっと・・・・ってワケで、今回もフグ釣行になっちゃいました。

自宅を5時半に出発して、船宿到着は6時。やっぱり浦安は近くてイイですね~。高速代も掛からないし・・・ちなみに、私の自宅は船橋です。

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ちょっとノンビリ目の船宿到着だったのですが、それでも出船1時間前・・・・まだ釣り座選択も少し余裕があるかなぁ~と思っていたら、大甘でした!・・・すでに受付番号は30番で、いつものメイン船は満員御礼で、2号船に回ることになっちゃいました。

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フグ船2号船の船長は、マッチョシゲさんがトラフグを釣った仕立船を操船していたA山船長でした。左舷ミヨシに座れて、釣り座は文句な~し!・・・・コレで釣れなきゃ、言い訳できません!?!

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今回の釣り場は、大貫沖の海苔網周りでした。前日にかなり強い南西風が吹いたので、底荒れを心配していましたが、その気配は無かったようです・・・・吹き返しで北東強風が吹いたので『±0』だったのかな?・・・そんなコトはないか(笑)


さて、実釣です・・・・

今回は、隣に“不肖の弟子”マッチョシゲさんもいませんし、自分の釣りに集中できまっせ!(笑)

・・・・しかし・・・・なかなか釣れません・・・

船長のアナウンスでは、船中、ポツポツと型は見ているようなのですが、私には釣れません・・・・私の並びの左舷の方々も釣れません・・・


釣り開始後、1時間程経過して、ようやく1尾ゲット・・・誘い下げでアタリを感知できましたが、アタリは小さいです。

しばらくして、2尾目ゲット・・・これまた、アタリは小さいです。

また、ちょっと間が空いて、3尾目・・・アタリ感知できず、誘いの空アワセで掛かってくれました。

その後もポツリポツリで、結局、午前中は5尾の釣果でした。


アタリの間隔が空いてしまって、釣果を伸ばせませんでしたね。その間、餌は全く取られずです。せっせと誘いを繰り返しているものの、アタリを出せず・・・ってところでしたね。

私の並びの左舷の方々もイマイチの経過の様子でした・・・でも、大貫の海苔網周りで、北東風&上げ潮なら左舷の方がイイはずなんだけどなぁ~

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吉野屋のメイン船(1号船)です。やっぱり、ワタシ的にはメイン船に乗りたかったなぁ~。でも、30番札ではねぇ~・・・次回は、もう少し早起きしようっと!

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私が乗った2号船は、11名の乗船で余裕たっぷりでした。乗合で2号船に乗ったのは、今回が初めてでしたが、釣るコトにおいては決して1号船に劣るものではありません。船はちょっと古いけど、乗船者が少ない分、ゆったり釣れましたしね。


さて、後半戦です・・・

12時半過ぎが満潮ですから、潮止まりの頃合・・・・潮止まりに釣れるコトも多々ありますが、やっぱり釣れないコトも多いです・・・・で、今回は釣れませんでした(私は…)。

昼前後の時間帯に2時間くらい釣れなくて、ちょっと参ってしまいました・・・・その間、アタリも無く、全く餌も取られず・・・

でも、船中では釣っている方もいたようですから、アタリが無いんじゃなくて、アタリを出せないってコトなんでしょうね。・・・・ちゃんと、手を抜かずに誘いは入れていたつもりだったんだけどなぁ~

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野毛屋さんの船が近くを通過していきました・・・・今回は、湾奥の船は海苔網周りのあちらこちらで釣っていましたね。

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午後は風も弱くなって、釣りやすいコンディションになりましたね。画像に写っている竿は私の竿です・・・・関西の釣り指南役T君が作ってくれた竿ですよ。今年はずーっと、この竿を使い込んでいますが、何らトラブルもなく活躍してくれています。


満潮の時刻が過ぎて、下げ潮がトロトロと効いてきた感じです・・・すると、アタリも戻ってきました。

13時頃から、ポツポツとアタリが出て、45分くらいの間に5尾釣れて、ツ抜けクリアです・・・・相変わらず、アタリは小さめですが、この調子で沖あがりまで釣れてくれれば・・・

と、思ったものの・・・

その後は沈黙・・・・下げ潮が少し速くなってきたように感じてから、全くアタリを出せなくなっちゃいました。

う~ん、難しいなぁ~


で・・・そのまま、14:45の沖あがりタイムが到来してしまいました。

釣果は『10尾』なり・・・・悪い釣果じゃないとは思いますが、何だか、今回はイマイチ釣れなかった気分のような・・・

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今回の釣果です。サイズは18~28cmでしたが、20cm前後級の小型が半分で、ちょっとボリューム感はありませんでしたね。
外道は、イイダコが1杯釣れただけでした・・・あと、ヒトデ2個(笑)


船中釣果は1~22尾。竿頭は右舷トモの方・・・途中、ちらっと釣り姿を拝見しましたが、かなり上手な方とお見受けしました。釣りスタイルは私とは、かなり違う感じかなぁ~。

私のスタイルは船下狙いで上下の誘いオンリー。特に今回は海苔網周りでキャストできない状況も多かったですしね。

一方、竿頭の達人さんは、もっと幅広の釣法って印象でした(チラっとしか見ていないので、詳しくは書けませんが…)。

今日は、私の釣りが通用しなかった日だったんでしょう。

アタリが出せない時は、もっと大胆に釣ってみるのも一つの策かもしれませんね・・・・今回は、そんなコトを考えさせられた釣行でありました。


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