KOBIさんの江戸前釣り雑記

2009年06月

昨日(6/27)は、浦安「吉野屋」から単身、フグ釣行でした。

直前にバリ食いの絶好調モードの情報があったので、お客さんが相当に多いかなと思っていたのですが、普通の土日並みに2隻出しで収まるくらいの人数でしたね。

私が乗船した1号船(公大船長)は片舷12名くらいで、それ程に窮屈感はない釣り座間隔でやれました。私の釣り座は、左舷前3番でした。

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いつも盛況の吉野屋フグ船です。当日は、朝3時に起きてしまったので、船宿には4時半頃に到着しましたが、それでも四隅には各2本くらいの竿が立っていましたよ。


前日、前々日は、フグの食いも相当に良かったようで、出船前に船長も「昨日はオモリが落ちていかないような食いもありました」というようなことを言っていましたが、さて当日は・・・


大貫沖の釣り場に到着して、バリ食いモードを期待しての投入でしたが、序盤は船中ポツリポツリ程度の食いで、それ程の気配はありません。

私は、3投目で初物が釣れて、その後ちょっと間が空いて2尾目をゲット・・・・「さぁ、これからですよ~」と思っていたら・・・

前回に続いて今回も巨大エイの災いが・・・何とか水面まで浮かせたけど、とても玉網に収まるようなサイズではなく、ラインブレイクにてジ・エンド~・・・・まったく、イヤになっちゃいます。

そして、その後はしばらく、フグも釣れなくなっちゃいました~(涙)

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釣り場は、大貫沖の南寄りのポイントでした。東京湾のフグ船がちょっと散らばって船団を作っていましたね。南寄りの風がちょっと強く吹いた時間もありましたが、釣りには支障はなかったです。前半、下げ潮がちょっと速かったですね。


1時間くらい間が空いて、ようやく3尾目が釣れてからは、ポツポツと釣れ始めました。

今回の釣り方は、キャスト釣法主体でした・・・・船下じゃ、あまりアタリ出せない状況だったので、周りの方々とはちょっと離れたところに仕掛けを入れることをイメージしてみましたが、今回はそれなりに効果があったかな・・・

南風&下げ潮で左舷前が潮先になるとの読みで、それなら船下狙いでも勝負になるかなと予想していたんですが・・・実際は、風は南から吹いているものの、船はスカンポを張らずに船首を西に向けて風を横から受けている状況(全船が同じ様子でしたので、恐らく、潮流と風の具合からそういうことになったんでしょう)で・・・・よって、潮先は左トモ。私の釣り座(左前3番)は、100%潮尻って感じの釣り座じゃありませんが、それでも、なかなか魚が回ってこない感触だったので、船下で粘らずにキャスト主体で釣ってみたってところです。

そんな釣り方でボチボチと釣れてくれて、11時頃までの途中経過は7尾なり・・・

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ワタリガニが釣れちゃいました!・・・持ち帰って、20分程茹でて食しましたが、内子もたくさん入っていて(外子もタップリでしたが、コレは食べませんでした)、なかなか美味しかったですよ。


朝からやっていたポイントも気配イマイチとの判断なのか、11時を回って、我が船は船団から離れて、違う釣り場を探索です。

各所のポイントを巡りましたが、どこもポツリポツリとは型が見れて、12時までに12尾まで釣果が伸びて、まずまずの釣りになってきました。

周りの方々のペースはそれ程上がっていない様子なので、やっぱり、今回はキャストして釣った方がイイみたいです。


午後に入って、ちょっとペースダウンしちゃいましたが、それでも、ポツポツと追釣できて、最終釣果は「18尾」なりでした・・・

サイズは18~35cmでしたが、20cmより下のサイズは1尾だけで、良型主体でボリューム十分の釣果になりました。

外道に、上記のワタリガニと、まぁまぁサイズのマルイカが1杯釣れましたよ。

船中釣果は、0~25尾・・・・竿頭釣果は好釣果ですが、船中釣果はちょっとバラつきがあったかな。

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今回の釣果です。30cm超の大型は35cmを含めて2尾だけでしたが、27、28cm級の良型はかなり釣れて、ボリューム十分でした。白子もタップリでしたよ。


今回は、前日までの爆モードには遭遇することなく、拾い釣りモードの釣りでしたが、ここ最近、ちょっと練習していたキャスト釣法が当って、まずまずの釣果を出せましたね。

今回は、たまたまのコトだったかもしれませんが、船下の釣りでは、ど~にもできない時とかの対処策として、キャスト釣法も会得しておきたいと思っていたので、今回の結果はちょっと嬉しかったかな・・・


昨日(6/21)は、釣り会「江戸前会」の例会で、磯子の根岸丸からシロギス仕立釣行でした。

も~、バッドコンディション!!・・・・朝から雨模様の天気で、南風も強くて、仕立釣行じゃなければ、絶対に行かない日でしたね~。

途中、風は段々と収まってきましたが、雨は止むことなく降り続いて、一時は強雨の時間帯もあって、結局、13時半に早あがりでした・・・・沖あがりする頃は雨・風とも大したことはなかったんですが、皆さん、前半の悪コンディションにエネルギーを使い果たしちゃったのか、最後は「もう、あがろう、あがろう…」って感じでしたね。

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悪天候の中で、準備をするのも大変ですね・・・・今回の参加者は、11名。私の釣り座は、左舷のトモ2番でした。

私の所属している「江戸前会」・・・東京下町の某所の釣り好きの親睦会みたいな集まりで、年6回開催される例会も競技会ではありません。私の亡父が会の発起人だったこともあって、私もメンバーに入っていて、都合が付く時には参加しています。

年齢層はかなり高くて、アベレージは楽々還暦超えかな?・・・私が一番の若輩者かも・・・・だから、いつも釣り座も最後に残ったところに座っています。それでも、皆さんマイペースの釣りをする方ばかりなので、それなりに釣果の分け前は回ってきますね・・・・いつも、「一人で真面目に釣りをするな!みんなに魚が回らないじゃないか、バカヤロー」って言われてます(笑)・・・・下町のオジさんは、皆、口が悪いんですよねぇ~

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我がフグ釣りの師匠のK牧さんです。今日はお隣に座らせてもらいましたよ。K牧師匠は、たまに釣り誌等のメディアにも登場する方で、以前には釣り誌でフグ釣りの釣り方等の解説もされていましたね。口は相当に悪いけど(笑)、面倒見が良くて、根はとてもイイ方です。


さて、実釣です・・・

釣り場は、富岡沖でした・・・・今回は、根岸丸でも勇樹船長の操船ではありませんので、普通の釣り場です(笑)。南~南西方向からの風には風陰になるところなので、何隻かのシロギス船も同じエリアで操業していましたね。

今回も胴突き仕掛けを使いたいと思っていたのですが、雨・風でコンディションが悪くて、ラインテンションを抜いたりの細かい操作を試す状況じゃないかなと思って、まずは55cm&30cmの振り分けテンビン仕掛けで始めてみます。

キャストして、誘って、止めて、聞き合わせ・・・・基本通りの釣り方です。ただ、細かいアタリが感知できる状況でもなさそうなので、イメージとしては、止めの動作を少しユルユルにして、魚に餌を飲み込ませちゃって、聞き合わせで魚が掛かった確認するような感じですかねぇ~


数投目に、20cm級の良サイズで初物が釣れました。

その後もポツリポツリ程度の食いで、魚はあまり多くない感触ですね・・・周りの方々も、あんまり釣れていないようですし…

こんな釣況ですし、繊細な感覚で釣るコンディションでもないので、今回はいつもより大雑把な釣り方で釣りましたよ。

キャストしてから、点々と魚の寄り場を探るようなイメージで、ちょっと大胆に仕掛けが入る位置を替えていく感じで釣ってみます・・・・誘って、アタリが出なければ、大きく聞き上げて、1、2mは仕掛けの位置を変えちゃう感じかな。こんな釣り方ですし、船下も早めに見切ってしまうことが多かったんで、仕掛けの入れ替えも頻繁になりましたね。

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K牧師匠が居なくなりました・・・途中、雨が強い時間帯、「こんな天気で釣りなんかやってられるかよ~」と言い残して、船室に消えていきました(笑)。K牧師匠、フグ釣りは達人ですが、シロギス釣りは不得手のようで・・・「あっ、またアワセちまった。ダメだなぁ~。ついつい、フグの癖でアワセちまうぜ。オレに、シロギスは向かないなぁ~。ダメダメ、やってらんないよ~」などと、ボヤイてばかりだったような…(笑)


1時間半くらいで、ようやくツ抜け・・・

その後も、ペースは上がりませんねぇ~・・・・船長も、アッチコッチとポイントを探索してくれていますが、ポツポツとアタる流しもあれば、ほとんどアタリの出ない流しもあったりで、盛り上がりは訪れません。

雨と風は収まる気配もなく、こんな状況じゃ、午前中で早あがりの可能性もあるかなっていう感じかな・・・

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カワハギが釣れました~。20cmチョイ級のサイズです。富岡沖でカワハギが釣れるのは珍しいかな?私も初めてのことでしたね。


そのうちに、風も幾らか収まって、これなら、もう少しは釣りが続けられそうなコンディションになってきました。

海も大分穏やかになってきたので、胴突き仕掛けに替えてみることにします。

釣り方は、キャストして、ラインテンションを抜いて仕掛けをちょっと緩めてやってから、聞き上げてアタリを聞き(今回は魚の掛かりを聞くって感じかな)、アタリがなければ、やはり大きめに仕掛けをズラしてやる感じです。

こんな釣り方で、ポツリポツリと釣れますが、胴突きに替えてペースアップしたという感触もなく、可もなく不可もなくってところですかねぇ~

でも、胴突きでは、魚の引きがダイレクトに伝わってくるんで、良型のシロギスが掛かると、かなり迫力あるヤリトリを楽しめますね・・・・「バレないでよ~」と願いながら、結構ハラハラ・ドキドキの心持ちで、コレはクセになっちゃうかもしれませんねぇ~(笑)

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お隣で釣るのは、助っ人参加のKON-CHANです・・・・参加者に余裕があったので、お誘いしたのですが、残念ながら悪条件の日に当たってしまいましたね。


午後になって、雨も幾らかは小降りになってきましたが、朝から雨・風の中、釣りを続けて、ご老体?の皆さんは疲労困憊気味?・・・・「皆さん、お土産程度は釣れたみたいだし、早目にあがりましょうか」との幹事氏の打診に異論を挟む者もなく、結局、13時半に早あがりすることになりました。

私の釣果は、13~23cmのシロギス42尾なり。

大した数は釣れませんでしたが、20cm超の良型が1/3くらい入って、型は良かったですね。

船中の正確な釣果は『?』ですが、平均20尾くらいの様子だったような。

もう少しアタリが多ければ良かったように思いますが、サイズが良かったので、それなりに楽しめたかな・・・

終日、雨の中の釣りになってしまいましたが、中盤以降は風が収まって、何とか昼過ぎまで釣りができたのは唯一の救いでしたね。


昨日(6/14)は、KON-CHAN、S君、そして“不肖の弟子”マッチョシゲさんとの同行で、鶴見の「富士丸」からフグ釣行でした。

当初は、前日の土曜日に単身釣行のつもりでいたんですが、金曜日にKON-CHANから「日曜に3名でフグに行きます」とのメールを貰って、ちょっと思案・・・・土曜の風予報が午後から南風がちょっと吹くような予報だったこともありましたし、折角行くなら、仲間と一緒の方が楽しいよね~ってところで、翌日曜に変更しちゃいました。

日曜にご一緒するということは、KON-CHANには連絡したのですが、マッチョシゲさんには内緒、内緒・・・・現地で驚かせちゃおうって魂胆ですよ~(笑)

で、当日朝、ちょっとノンビリ目に船宿に到着したマッチョシゲさん・・・・私と対面すると、「あっ、やっぱり~・・・駐車場に師匠の車らしき赤い車が停まっていたんで、もしかしたらと…。昨日、メールを送っても返事が無かったんで、何かオカシイと思っていたんですよ~」・・・・私「ヒヒヒ~」


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出船前、真剣に甘エビの殻を剥いているマッチョシゲさんです。私が「何だか剥き方がキレイじゃないですねぇ~。甘エビの殻はこうやって剥くんですよ~」って言ったら、マッチョシゲさん「どうせ、ワタシは不器用ですよ~。小姑みたいコト、言わないで下さい!」って、ムッとしていました(笑)。

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甘エビを剥き終わり、密封ケースに入れて、準備万端・・・・持参したアルゼンチン赤エビが入ったケースを一緒に持って、「今日は師匠には負けませんよ~!」とヤル気満々のマッチョシゲさんです。

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初公開!マッチョシゲさんの道具箱です・・・・私がこの写真を撮っていたら、マッチョシゲさん「ダメ、ダメ~・・・グチャグチャなんだから、こんな画像をブログに載せないで下さいよ~」・・・でも、載せちゃいました~(ヒヒッ)


当日の釣り座は、私とマッチョシゲさんが左ミヨシに並び、左トモにはKON-CHANとS君が並びました。

北風予報で終日下げ潮の潮周りですから、右舷の方がイイとは思っていたのですが、既に右舷には5名ほどが入られていたんで、左舷に入ることに・・・・それでも、四隅の釣り座なので文句なしの釣り座ですね。

最終的には、片舷8名ほどの乗船者で休日らしく、まずまずの盛況でしたね。

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富士丸の船着場です。富士丸の船は運河に係留されていますが、本船に直接乗り込むのではなく、船宿前の乗船場から小船で本船まで渡っていくスタイルです。


さて、実釣です。

私の今日の作戦は、キャスト釣法です。

この釣り方をちょっとやり込んでみたいという気持ちもありましたし、今回は船下狙いのスペシャリストのマッチョシゲさん(キャストすることができないという噂も・・・笑)がお隣ですから、いろいろと対比ができるかなと・・・


前半はアタリがなかなか出なかったですねぇ~・・・・開始後約2時間で、私1尾、マッチョシゲさんも1尾の途中経過は、かなりシビれるスタートでした。

それでも、舳先で釣る富士丸の親方?はポツポツとフグを釣っていましたし、たまにアタリが出て餌を齧られることもありましたので、フグの活性がないって状況ではなかったですね。

ただ、大きな群れには当たっていない感触で、予想通りに潮尻となっている我々の釣り座までフグが回ってこない感じだったかなぁ~

船の下にいるフグの数が少ないと、アタリの数も少なくなりますが、掛け損じも多くなる気がしますね・・・・これは、複数のフグが競い合って餌を食う状況と、1尾のフグが餌を食う状況の違いかな・・・・1尾だと、他のフグに餌を食われちゃう心配はないから、不自然な餌の動きやカットウ仕掛けを警戒しながら、派手な動きをせずに餌を食えるので、アタリも小さいし、また、餌を一気に食べ尽く必要もないので、餌を食っては離れ、食っては離れという動きで、余裕を持って餌を食うので掛けるのが難しくなる・・・っていうのが、私の想像です。

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釣り場の大貫沖です。東京湾のフグ船が各所に散らばってイカリを入れていました。天気は曇りでしたが、雨は降らず、海はナギで海上のコンディションは良好でした。

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マッチョシゲさんの真剣な釣り姿です。アタリが遠くても、諦めずに誘いを続けていましたね。さすがは、最近、好釣果を連発しているだけのことはありますね。


その後も、ポツリポツリの状況が続いて、大きな盛り上がりは訪れません。

ちょっと根周りのポイントで久々に2尾目が釣れて、周りでもアタリが出ている様子なので、「ここはチャンス!」と思ったら、次の投入で根掛かりしちゃって、ラインブレイクにてカットウ仕掛け一式をロスト~(トホホ)・・・急いでラインシステムを作り直して、再開した時には、もう時合いは去っていました~(ガックリ↓)

これを見たマッチョシゲさん「師匠、こういう場所で投げて釣っちゃダメですよ~」・・・・私「ハイ、反省します・・・(心の中で)『何時から、師匠に釣り方を指南するようになったんだよ…』」

さらには、最悪の外道のアカエイまで掛けちゃいまして・・・・何とか、水面まで引き上げましたが、タモに収まらないほどのデカエイで、水面にて仕掛けロスト~(涙)


根周りの釣り場では、本命ショウサイフグはほとんど釣れませんが、クサフグが活発にアタって、ちょっとした盛り上がりが到来しましたが、所詮は外道のクサフグですから、釣れても即リリースです・・・・しかし・・・

隣で釣るマッチョシゲさんは・・・「今日は釣れないから、小さいフグもキープしちゃおうっと」などと言って、クサフグもキープしております・・・

私「ソレ、クサフグだから、リリースしたらどうですか~」

マッチョシゲさん「ええっ?コレ、ショウサイじゃないんですか~」

私「クサフグですよ。腹を膨らますと小さな棘でザラザラするでしょ。それに模様も微妙に違うでしょ。」

マッチョシゲさん「そうですね~。確かに模様が違いますねぇ~」(※:あとで、「私、今までクサフグってほとんど釣ったことがなかったんですよ~」って言い訳していました。笑)

その後、私、マッチョシゲさんのイケスバケツを覗いて、クサフグとショウサイの違いを解説しながら、クサフグをポイっと海へリリース・・・・さらに、15cm級の小ショウサイもキープされていたので、「これもリリースしちゃいますよ~」って、海へポイッ・・・・マッチョシゲさん「ああっ!それ、ショウサイですよ~」なんて言っていましたが、私「あんな小さいのは可哀想だから、逃がしてあげないとね~」・・・・マッチョシゲさん「ハイ、ワカリマシタ…」・・・私「へへへ」

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マルイカとマッチョシゲさんです・・・・まぁまぁサイズのマルイカが外道で釣れたんです。ちょっと珍しいですね。


その後は、根周りのポイントからは離れ、平地のポイント各所を回って、どこでもポツリポツリ程度の食いでしたねぇ~

私は、最後までキャスト釣法主体に釣りましたが、やはり餌を取られることも少なくて、イマイチ効果を出せなかったような・・・

キャストして、船から仕掛けが離れたところでアタることは少なくて、船下まで仕掛けが戻ってきて、そこで誘ってアタリが出ることが多かったですし、船下狙いオンリーのマッチョシゲさんと比べても、アタリの数は少なかったように感じましたね・・・・今回はそういう日だったんでしょう…


後半ちょっとだけ、盛り上がりタイムがありましたが、私も、マッチョシゲさんも2尾追加できただけで、それも終わっちゃいましたね~

で、私の最終釣果は・・・・20~28cmのショウサイフグ7尾でした。

アタリで掛けられない掛け損じも5、6回あったし、巻き上げ途中でのバラシもあったので、上手くやれば、もう少し釣れた感触もあったかな・・・でもまぁ、これも実力ということでしょう…

外道に、サバフグ1尾、クサフグ2尾、マルイカ1杯、シロギス1尾、イイダコ1杯、アカエイ1尾なり。

船中釣果は、0~11尾・・・・全般的に、ちょっと釣れない1日でしたねぇ~

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          今回の釣果です。白子率3/7は、ちょっと物足りなかったかなぁ~。


さて、我がメンバーの結果ですが・・・

KON-CHANは、前半から手が合わず、3尾の釣果で終わっちゃったみたいです。難しいポジションの釣り座でしたし、条件的にも厳しかったようですね。

S君は7尾なり・・・前半、快調に釣っていたので、かなり釣っているだろうと思っていたんですが、後半はバッタリの釣りになってしまったようで、「10時半を最後に、それから釣れませんでした…(ガックリ)」とのことでした・・・フグ釣りはワカラナイもんですねぇ~


そして、マッチョシゲさんは・・・私と同じ7尾でした~!・・・師匠の釣果を超えないところがエライですねぇ!

久々にお隣で釣らせてもらいましたが、誘いもイイ感じで、さすがはフグ釣りオンリーで通っているだけのことはあるなぁ~と思いましたね!・・・釣技は上級レベル!!・・・ショウサイとクサフグの見分けはできないけど…(笑)

船上でちょっと不愉快な出来事もあったようですが、それはドンマイ・・・・デリケートな人間の気持ちが判らない者もいますからねぇ~


川崎「中山丸」出船のキス&アナゴリレー釣行記の続編・・・・後半のアナゴ釣り編です。

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私のアナゴ釣りタックルです。竿は1.3mの硬調子のアオリイカ竿を使っています(穂持ちもしっかりしていて、ソコソコに使えます)。リールはフリッピング機能付きのチヌ用リールで、手持ち2本竿で船下狙いですよ。

アナゴ釣りの結果は、簡潔に・・・・あんまり釣れなかったですしねぇ~

釣り場は、中の瀬の水深16、17mでしたが、船中アタリが少なくて、大苦戦の釣りになっちゃいました。夕まずめの頃合いはアタリ皆無で、陽が落ちてから、たまにポツリポツリ程度の食い。

私は、途中まで2本の経過でしたが、最後のイカリで3本釣れてくれて、何とか5本の釣果でした。サイズも中の下サイズ主体で、ボリューム感のない釣果でしたね。

船中釣果は、0~6尾・・・・竿頭は左舷大ドモの者でしたから、アナゴ釣りに関しては、私が座ったトモの方が良かったようで、コレはラッキーでした。

船長も「今日は、アナゴはイイ場所に当てられなくて、ゴメンナサイです」って言っていたけど、こればかりはショウガナイですね。

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シロギスの釣果です。大型は入りませんでしたが、型揃いの釣果ではありました。半日で50尾の釣果で、1日船なら束ペースですから、食いが悪いとは言えませんよね。

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こちらは、アナゴの釣果です。ツ抜けを目標にしていたんで、こちらはちょっと物足りない結果だったかも。あーそれと、中山丸の若船長、アナゴの裂き方も丁寧でしたね。

そんなワケで、今年のキス&アナゴリレー仕立釣行も無事に終わりました。天気予報では、午後は雷雨みたいなこと言っていましたが、そんなコトもなく、天候には恵まれました。

アナゴはハズレちゃいましたが、今年初の東京湾東側でのシロギス釣りは、まぁまぁの手応えしたし、
近々にまたキス専門船で狙ってみようかと思っています。


6月8日(月)、川崎の「中山丸」出船(職場メンバー11名での仕立船)のシロギス&夜アナゴのリレー釣行記の詳細編です。

この時期のキス&アナゴリレー仕立釣行は、ここ数年、恒例の釣行になっています・・・・以前は、私が幹事役だったのですが、数年前から後輩某君が幹事役を担ってくれているので、今では、私は参加するだけのお気楽な身分になっています。

幹事役をやってみると、その苦労がいろいろと判ります。

貸切の仕立船ですから、まずは参加者集めですよね・・・・仕立船の最低人数(普通は10名以上)を集めるために、アッチコッチに声を掛けるのも大変です。今はメールがありますから、それほどの手間ではありませんが、以前は電話や案内書を送ったりとか、けっこう面倒でした。迷惑なのは、ドタキャンや直前まで参加表明しない者がいることかな・・・・天気が悪いからなどと勝手にドタキャンするような輩は、次回から誘いませんよねぇ~。もちろん、あまりに天気予報が悪い時には、前日に船宿と相談して、場合によっては中止の英断をするのも幹事の役割です。極力、参加者に時間とお金を浪費させないということですね。

それと、ビギナーさんが参加する場合は、貸し竿や仕掛けの手配・・・・船宿常備の竿や仕掛けではイマイチかなぁ~と思う場合は、my予備竿を貸し出したりとか、事前に仕掛けを買い求めていってあげたりとか・・・・釣り座の差配のこともありますね・・・・私は、「仕立船では皆、平等」が原則だと考えて、基本はクジ引きにしていましたが、ビギナーさんが四隅に座るというのもちょっとなぁ~とか、ビギナーさんが固まって座るのは避けたいという時とかもあって、そんな場合はメンバーから不平が出ないことを前提に事前に席決めをしていったりとか・・・

こんな幹事役の頼りになるのは、信頼できる船宿ですね・・・・当日に人数が少し欠けて、最低仕立人数を下回っても乗合料金でやってくれるような船宿とかは有難いですね。こんな船宿は、また次回も利用したいと思っちゃいます。

逆に、こんなところは二度と使わないって船宿もありましたよ・・・・かなり前の話ですが、当日キャンセルが出て、少し人数が減ったのですが、それでも最低人数は十分に満たしていたのに、事前申込の人数での料金を吹っ掛けてきた某船宿・・・事前に餌の準備とかが必要な釣り物じゃなかったし、もちろん人数分の料金しか払わないことで決着させましたけどね。

仕立船なのに、何の断りもなく他の客を乗せた船宿もあったなぁ~・・・・最初は中乗りさんなのかと思ったら、四隅の釣り座で釣り始めて、「何?」って感じで・・・・どう見ても、お客だと思って、船長に抗議したら、そのお客に竿を仕舞わせちゃった。後で、そのお客には「どうぞ、釣って下さいよ」って言ったんですけどね・・・・事前に一言言ってくれれば、こっちも気持ちよく了解したのにね。いくら一見の客でも、バカにするな!って気持ちでしたね。

まぁ、いろいろとありました。嫌な思いをした船宿には、その後行っていませんね。そんな船宿の方が稀だったんですけど…。でも、そんなコトも貴重な経験・・・・今は、いい加減な船宿も少ないだろうから、幹事が苦労することも滅多にないと思いますが…。

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右の船が乗船した中山丸です。ここ何年かのリレー仕立釣行は、中山丸がお決まりの船宿になっています。不慣れな者には、船長自らが船上で釣り方の指導をしてたりとか、ビギナー含みのメンバーでも、とても安心できる船宿ですね。

さて、今回の仕立船ですが・・・私の釣り座は、幹事氏の配慮により、左舷の大ドモでした。ただし、お隣に座る釣り初挑戦の超ビギナー君の面倒をヨロシクとのこと・・・・了解!了解!・・・アナゴはともかく、シロギスなら超ビギナー君でも幾らかは釣れるでしょう。

13時過ぎに出船して、まずはシロギス釣り場の富津沖へ・・・航程40分の適度なクルージングの後、釣り場に到着。さっそく船首からパラシュートアンカーが入れられて、「水深は13mです。どうぞ始めて下さい。」との丁寧なアナウンスで釣り開始です・・・

ほぼ1年振りのパラシュートアンカーでの流し釣りです・・・昨年は、この時期の同宿からのリレー釣りの仕立船にて、同じ富津沖でのパラシュートの釣りで、シロギスは爆モードの釣りで束釣り達成!・・・さらに翌週も同宿からの乗合船で束釣り達成!・・・・半日釣りでの束釣りは初めての経験で、その食いの良さに驚かされたような・・・さて、今年はどうかなぁ~?・・・・お隣の超ビギナー君に簡単なレクチャーをしてから、ちょっと遅れて私も釣り始めます。

今回は、最近試している胴突き仕掛けではなく、天秤を介して普通の2本針仕掛けを使います・・・・その理由は・・・昨年、ソレで良く釣れたからってコトだけです(笑)。すでに船中ではポツポツと型を見ている様子なので、ちょっと期待感を持って、まずはチョイ投げで投入します・・・・ちょっと船の動きが速いのか、潮が速いのか、ラインがかなりトモ寄りに流されて、底ダチがちょっと取り辛い状況ですが、ほどなくアタリが出て、18cm級のシロギスが釣れました。

お隣の超ビギナー君も初物ゲット!・・・と思ったら、これはシロギスではなく、小アジでした。

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船上風景です。乗合船で釣る気満々の釣りも楽しいのですが、たまには和気藹々の仕立船もイイですね。和気藹々とは言っても、釣りをしている時はそれなりに真剣ですけどね。

その後も、ポツリポツリとアタリは出ますが、昨年の爆モードと比べるとかなり落ちるペースですね。
しばらくして、船の動きも落ち着いて、釣りやすい状況にはなってきましたが、すぐにアタリが出るような食いはなく、キャストして探りながら、誘いをしっかり入れないとキスを拾えないような感じの釣りかな。それと、小メゴチがけっこう居るようで、メリハリ付けて誘わないと、メゴチにいたずらされちゃう感触もあったような・・・爆モードの入れ食いの釣りも楽しいのですが、それなりに簡単ではない釣りも面白いですね。

小メゴチが多いってコトもあったので、しばらくして、仕掛けを55cm&30cmの振り分け仕掛けに変えてみます。普通の80cm長のエダス式の2本針よりも、幾らかは餌を浮かせやすいかなとか考えたんですけど・・・そんなに顕著な差はないかな?

今まで、あまり振り分けの仕掛けは使っていなかったんです。1本のハリスをチチワで振り分ける仕掛けだと、ハリス同士の絡みがちょっと気になっていましたし、状況に応じて、普通の2本針仕掛けの長短(全長80cmと55cm)を使い分ければイイかなと・・・ところが、ちょっと前に、胴突き仕掛けを試そうと仕掛けの仕様を考えていたら、ふと振り分け仕掛けのある仕様が頭に浮かんで、これも試してみたいと思ったんですよね・・・・その仕様とは・・・・天秤の腕の先に極小の親子サルカンを付けて、それぞれに1本ずつ長短のハリスを出して振り分け仕様にするってだけのコトなんですけど。

コレの方が絡みが少ないだろうと思ったんですよ。ハリス交換も1本ずつできるから、胴突き用の予備ハリスをそのまま使うこともできますしね。前回の根岸丸釣行でちょっと試してみて、感触は悪くなかったので、今回もこれを試してみることにしましたよ・・・・結果、使い勝手は悪くないと思いましたね。ただし、それで余計に釣れるかどうかは「?」ですね。普通の仕掛けと比較できなかったですし・・・・また、次の機会に試してみたいと思っています。

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28cm級の良型のショウサイフグが釣れました!・・・・カットウ仕掛けを持ち込んだワケではありませんよ(笑)。重量感ある手応えで「何が掛かったんだろう?」と思ってヤリトリしていたら、姿を見せたのが良型のショウサイフグでビックリ!同船者にタモ取りしてもらって無事に取り込めました。針が背びれに掛かっていたんで、ハリスを噛み切られることなくキャッチできましたよ。船長も「小さいショウサイフグはたまに釣れるけど、ここまでデカイのは珍しい」って言ってましたね。

その後も、キスの食いは上向かずに、探って&誘って、何とかアタリを出せるような釣りが続きます・・・・「こんな時こそ、日頃鍛錬している腕の差が出るもんだよなぁ~(ヒヒヒ)」なんて、勝手に思っていましたが・・・船中、それなりには釣れているようで、たまにビギナーさん達の歓声も聞こえてきていましたが、しばらくして、右舷前で釣る幹事氏が様子を覗いに私のところにやってきたので、そっちの状況を聞くと・・・「食いがイイですねぇ~。船下の置き竿でも、すぐにアタリが出ちゃいますよ~」だって・・・私「???」・・・・

船は右前方向に突っ込み気味に動いていて、私の釣り座が潮尻だと状況は判っていましたが、潮先ではそんな活況を呈しているとまでは思わなかったなぁ~・・・・結果的に、私の隣の超ビギナー君が10尾ちょっとの釣果。一方、幹事氏の隣の超ビギナーさん(女性の方です・・・私にはオトコの初心者を押し付けやがって、コノヤロー。笑)が20尾超えの釣果でしたから、その差は歴然としていたかな・・・・私の指導が悪かったという意見もあったような…(笑)

でも、潮先と潮尻では、そのくらいの釣果差は出ちゃうのは、当たり前といえばそうなんですけどね。

潮周りから、そんな状況は変わることなく続いてしまって・・・前半のシロギス釣りは17時半にて終了~・・・・私のシロギス釣果は、50尾ジャストでした。

サイズは14~19.5cm・・・・20cm超の良型は入りませんでしたが、ピンギスも入らず、17、18cm前後級の中型主体で平均的には悪くなかったかな・・・・釣れるキスのサイズも、やっぱり潮先の方が良かったようで、そちらでは20cm超の良型も結構入ったみたいですね。

船中釣果は、10尾チョイ~50尾というのが、船宿HP公式釣果・・・・ということは、ナンダカンダと言っても私が竿頭!・・・と言いたいところなんですが、正確な釣果を申告しなかった者で50尾以上釣っていた者もみたいですし、前出の幹事氏は、私が30尾チョイの途中経過の頃までに40尾まで釣って、もうコレで打ち止め~と、あとはお隣の女性とイチャついていたみたいですからねぇ~(ケシカラン!怒!)

まぁ、キビしい状況下で目一杯頑張って、それなりには釣れたので、満足感はあったような・・・

さて、後半は夜アナゴ釣りですよ~!

・・・続編へ続く


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