KOBIさんの江戸前釣り雑記

2009年08月

昨日は、LTアジの午前船に乗ってこようと思っていたのですが、前日に千葉マリンスタジアムのナイターに行ったら(私、マリーンズファンなんです・・・ジャイアンツファンでもあるんですが…)、帰宅も遅くなっちゃったし、天気も危ないかなぁ~と思って、前夜のうちに、釣行取り止めを決めちゃいました。

結果的には、東京湾では北東強風が午前中から吹き始めたようですから、海のコンディションを考えると、取り止めは正解だったかな・・・・でも、出船した午前アジ船は好釣果だったようですけど…


そんなワケで、アジ釣りには行かなかったで、代わりに、秋刀魚を食べました・・・

午前中から、ちょっと良い品物が置いてあるスーパーの鮮魚売場に出向いて、特別サービス品なる1本150円也の秋刀魚を6本購入・・・・もっと高いものも、安いものもあったけど、店員さん曰く「このサンマはイイですよ~・・・お買い得ですよ~!」とのことなので、150円のモノにしちゃいました。

当初は夕食の食材にしようと思っていたのですが、秋刀魚の現物を見たら、すぐにでも食べたくなったので、買い物は簡単に済ませて、急いで帰宅・・・・早速、昼食のオカズ用に調理開始!

昼食のメニューは、秋刀魚の「刺身」と「なめろう」にしました。

自宅で、秋刀魚の刺身を作るのは久しぶりですねぇ~

そして、その食味は・・・・・美味い!!・・・・鮮度も良好で、もちろん脂もノリノリです。


夕食は、定番の秋刀魚の塩焼きでいただいて・・・・これも美味かったなぁ~


昼、夜と秋刀魚を食べて、LTアジ釣りに行けずに満たされなかった、脂ノリノリの魚を食べたい感は充足されたような・・・


もし、アジが釣れなかった時は、魚屋で秋刀魚を買って帰ることをオススメします!(笑)


昨日(8/28)は、浦安「吉野屋」から、単身、フグ釣行でした。

産卵期を終えた東京湾のショウサイフグも、徐々に体力を回復してきているのか、ここ最近は釣況も上昇傾向のようです。おまけに今期はトラフグの回遊も多い様子で、毎日のように、各船宿でトラフグの釣果が報告されています。

そんな近況から、今回は、ショウサイフグだけじゃなくて、トラフグもちょっと期待しちゃおうかな~ってところの釣行でしたが、潮回りが小さくなってきた数日前から、釣況はちょっと↓傾向の様相で、過度の期待は禁物・・・・まずは、ツ抜け目標って気持ちでの釣行でした。


今回は、金曜日の平日釣行でしたが、人気の吉野屋フグ船は14名の乗船で、なかなかの盛況でした・・・・私は、5:40頃に船宿に到着しましたが、受付番号は11番・・・・釣り座は、空いていた左舷胴の間(前から3番目)に取りました。

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吉野屋の船着場は、旧江戸川の地下鉄東西線の鉄橋下にあります・・・・平日の朝に、いつも通勤で利用している電車を釣り船の上から眺めるのは、イイ気分ですね(笑)

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          第一海堡です。ここを過ぎると、フグ釣り場の大貫沖ですね。


今回は、富津岬南側のちょっと沖目のポイントからスタートです・・・・「お待たせしました。どうぞ始めて下さい。水深は10mです。」との丁寧なアナウンスで釣り開始です。

船中では早々にフグの型を見たようで、釣り開始のアナウンスに続く、船上での基本マナーや、キープするフグのサイズ(18cm以上とのことでした)についてのアナウンスの途中で、「型は出ましたので…」とのアナウンスが挟まります。

そして、私にも・・・・船下の投入した第1投目、微かなアタリでアワせると、掛かりました!・・・・22cm級のショウサイフグをゲットです!・・・・船中第2号・・・船長から「もう1尾、出ましたね」とのアナウンスがあります。

さらに、3投目、ちょっとキャストすると、アタリを感知・・・・2回目のアタリでヒット!・・・・これも同級のショウサイで、早くも2尾目です。


その後は、20分くらい間が空いてしまいましたが、程なく3尾目をゲット・・・・さらに4尾目も釣れて、順調なスタートです。

ここまで、約40分で4尾の釣果・・・・周りの方々が、まだほとんど型を見れていない状況で、アタリを出せているし、アタリもすべて取れて、掛け損じはありませんので(1回目のアタリで、すべて掛けているというわけではありませんが…)、けっこう手が合っているって感じですね・・・。

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最初の釣り場です・・・・ちょっと離れたところに見える船は野毛屋船です。前半は、海が悪くならない程度の南西風がそよそよと吹いていて、気持ち良かったです。

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          最初のイカリで4尾の釣果は、予想以上に快調なスタートでした。


4尾まで釣ったところで、アタリが止まってしまいました・・・・船中でもアタリが出なくなったようで、ここでポイント移動です。

そして、その後は・・・

アタリがバッタリと出なくなっちゃいました~

船長も、丹念にポイント移動をしてくれますが、船中では、たまに型が出る程度・・・・私はまったくアタリを出せなくなってしまいました・・・

1時間・・・2時間・・・3時間・・・・沈黙です・・・・気分転換に、仕事中のマッチョシゲさんにメールでも送りましょ~(笑)


小潮回りで、潮の流れが緩いのが良くないのかなぁ~?・・・・潮回りが大きかった数日前は、潮は速かったようですが、魚の活性もあったようですしねぇ~。

潮が濁り気味なのも、ちょっと気になりますねぇ~・・・・フグは潮濁りでまったく釣れなくなるってコトはないと思っていますが、あんまり良いこともないでしょうしね。

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                     こちらは、富士丸船です。


アタリを出せないまま、午後になっちゃいました~

キャストしてもダメ~・・・・胴の間釣り座なので、広範囲にはキャストできませんしねぇ~

船下狙いもダメ~・・・・待ち短め、待ち長め等々、誘いのパターンを変えてみたりもしましたが、ダメな時はダメですね。

船長も、各所のポイントを探索してくれますが、どこも船中単発程度の食いのようで、私にはフグは釣れません・・・・まぁ、私一人だけが釣れていないというワケではないで、心中穏やかでいられなくなるってコトはなく、「フグ、居ないなぁ~」なんて思っていましたが…。

久々にフグのようなアタリが出て、ズシッとした手応えで良型ヒット!と思ったら・・・良型のアナゴで、ガッカリです(苦笑)

小型のフグのアタリが出るポイントもありましたが、私は餌を齧られるだけで、掛けられませんねぇ~・・・・まぁ、リリース級の小型は掛からなくてもイイんですが…

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      東京湾観音前のポイントも探索しましたが、あんまり気配は良くなかったですね。


段々と南西風が強くなってきて、海も少し悪くなって、幾らかアタリも取り辛い状況になってきました。

このまま終わっちゃうのかねぇ~?!?・・・なんてコトを考えたりもしていましたが・・・

久々に掛かりました~!・・・・5尾目のフグが釣れました~!

時計を見ると、13:10・・・・4時間振りのフグですよ~

さらに、6尾目も釣れました・・・・それでも、アタリは多くない感触なので、頻繁にキャストを繰り返して、なるべく広いエリアに仕掛けを入れることを繰り返すイメージで釣ってみることにします。

そんな釣り方が、まぁまぁ功を奏しているのか、ポツリポツリとアタリを出せるようになってきたような・・・


そして、期待のトラフグが・・・!?!

掛かりました!!・・・・・・・・お隣の方に・・・(笑)

私の右隣の方が、30cmチョイ級のトラフグをゲットです・・・・チラっと、魚体を拝見しましたが、タグは付いていなかったような…

トラフグが釣れる時は、何尾かまとまって釣れるとの話もありますので、私もトラフグ期待です・・・・できれば、もう少し大きいヤツを・・・・と、言ってもトラフグを釣る秘策は無く、今まで通りの釣りですが、まぁ、気持ちだけは高揚しているっていうコトで・・・(笑)

・・・しかし、私には、トラフグは釣れませんでした・・・・結局、お隣の方が釣ったトラフグが船中唯一だったようですね~

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私のカットウ仕掛けです。今回も食わせ仕掛けは付けずに、カットウ仕掛けオンリーで通しちゃいました。


トラフグは釣れないものの、ショウサイの食いはポツポツと続いて、少しずつ釣果も増えていきます。

9尾まで釣れて、最後の流しです・・・・あと1尾で、区切りのツ抜け・・・何とか、釣りたいところですねぇ~

しかし、アタリが訪れずに、「それでは、この辺であがらせてもらいます…」とのアナウンスが・・・

ん?・・・アナウンスとほぼ同時に、アタリを感知!・・・アワセましたが不発・・・・さらに、もう1回アタリが・・・不発~・・・・そして、「船長、もう少しだけ待ってね~」と心の中で呟きながら、最後にもう1回・・・でも、アタリはなく・・・

・・・・最後の空アワセも不発~で、無念の回収です・・・やはり、餌は齧られていました・・・・間違いなく、フグの仕業です・・・・絶好のツ抜けのチャンスを逃しちゃいました~・・・ああ~(悲)


そんなワケで、今回の釣果は、ショウサイフグ「9尾」でした・・・・サイズは、20~27cmのまぁまぁサイズが揃いました。

外道は、アナゴの仲間1尾、ヒトデ約10尾だけでした。

船中釣果は、1~9尾・・・・ちょっと渋い日でしたね~

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私の釣果です。大型は釣れませんでしたが、食べ頃のサイズが揃いました・・・・実際、身もしっかりしていて、美味しかったですよ。


区切りのツ抜け釣果に一歩届かなかったのは残念ではありますが(ホント、最後のアタリで掛けられればね~)、渋いながらも、少しはアタリは出せたし、掛け損じも少なくて、まぁまぁ良い釣りができたかな~ってところですかねぇ~

結果的には、ちょっとニンマリの竿頭釣果で・・・・吉野屋さんでの竿頭は、特に達成感がありますね。

直近の釣況から、ある程度は渋い状況は覚悟していましたし、釣り座も含め、たまに、こんな厳しい条件で釣りをするのも、心技ともに修行になるというコトにしておきましょう。

また次回のフグ釣行が楽しみです・・・


最近、アジの食味に魅了されているらしい“不肖の弟子”マッチョシゲさん・・・・それまでは、東京湾のフグにドップリとハマって、釣りといえば、フグ釣りオンリー・・・・しばらくは、ショウサイフグの食味が家庭でも大好評だったらしく、奥様からも「フグ釣りはイイわねぇ~。美味しいし、生ゴミは出ないし…」なんて言われていたらしいのですが・・・

さすがに、毎度毎度、フグばかりじゃ、家族の皆さんもちょっと食傷気味になってきたようで・・・

そんなマッチョシゲさんを私がLTアジ釣りにお誘いして、その釣果を持ち帰ったところ・・・・奥様談「アジは美味しい~!!・・・今まで、言わなかったけど、最近、フグばかりでちょっと飽きちゃったかなぁ~って思っていたのよ~。アジ釣りだったら、また行ってきて頂戴ね~」とのことで・・・

フグ100%のモチベージョンから、アジ100%のモチベーションになっちゃったようで・・・


マッチョシゲさん「師匠~、LTアジのお薦めの竿はありませんか~?」

私・・・マサさんのブログ記事に浅草釣具のリーズナブルな竿のコトが書かれてあったので・・・「浅草釣具のオリジナル竿で5000円くらいで良い竿があるみたいですよ」

マッチョシゲさん「そんな安い竿はダメです。私は竿は高いモノを買うことに決めているんです!」

私「あーそうですか(自分の技量を考えたら・・・でも、まぁ…)・・・じゃ、込み根さんがイイと言っていた竿がありますけど…」

マッチョシゲさん「込み根さんがイイと言うなら、間違いないでしょう!・・・ソレ、教えて下さい」


で、その竿を伝えたところ、その日のうちに釣具屋に直行・・・・残念ながら、その釣具屋には在庫がなかったとのことで、取り寄せ注文したそうな・・・


その竿が納品になり、早速、昨日に葛西橋の某宿から単身、LTアジに釣行したマッチョシゲさん・・・

何だか、釣れたみたいです・・・・釣りをしているはずの時間からメールを寄越してきていたんで、恐らくは釣れているんだろうなぁ~と予想していましたが、良型含みで35尾の好釣果だったそうです!

それも、どうも竿頭釣果だったらしいのです!?!

帰宅後に電話を掛けてきて、「いや~、師匠が乗っていたら、70尾は釣ったでしょう~」なんてオトボケなコトを言っていましたが、ニコニコ気分の口調だったような・・・・まぁ、平日釣行で乗船者も少なくて、他のお客さんも貸し竿のビギナーさんが多かったなんて言っていましたけど・・・・実際、そうだったんでしょう。


あまり嬉しそうにしているんで、本日の午後、マッチョシゲに意地悪メールを送ってやりました・・・・「95尾でした。残念ながら、1束にちょっと届きませんでした…」って・・・

そしたら、マッチョシゲさんから電話が来て・・・・「何ですか~。今日行ったんですか~。それで95尾も釣っちゃったんですか~。折角、35尾釣って、竿頭になって喜んでいたのに…」

私「へへへ・・・・今日は釣りになんか行っていませんよ~。95尾っていうのは、昨日仕入れたアルゼンチン赤エビの数・・・・1箱に入っていた数ですよ~ダ」

マッチョシゲさん「なーんだ、そ~でしたか・・・・てっきり、アジを95尾も釣ったんだろうと思っちゃいましたよ~・・・でも、安心しました~」

私「ヒヒヒッ~」


一昨日の波崎アカムツ釣行で釣った3尾のアカムツ・・・・いずれも波崎では小型クラスでしたが、3尾釣れたのでOK牧場!・・・・とりあえずはアカムツの味覚を楽しめますからね。

その3尾のうち、2尾は、アカムツを釣ったら是非やってみようと思っていた一品に料理してみました。

その一品は、「アカムツの塩茹で」です。

この料理・・・・この夏に出張で札幌に行った際に、知人の馴染みの小料理屋で出された「キンキの塩茹で」がヒントになっています。

キンキは塩焼きや煮付けでも、とても美味しい魚ですが、この「キンキの塩茹で」が抜群に美味かったんです!

キンキとアカムツは肉質や味覚に近いものがあるかなぁ~と思いまして、もしアカムツが釣れたらなら、この料理をやってみようと思っていたんです。


「キンキの塩茹で」がどんな一品だったかと言いますと・・・・椎茸、長葱、豆腐を添えて、昆布のだしが効いた塩水で茹でた(煮た)ぶつ切りのキンキをポン酢で食べるだけの料理なんです。

これが、実に美味かったんです・・・


で、今回、私がやってみた「アカムツの塩茹で」は・・・・これを真似て、昆布でだしを取り、酒と塩だけで味を調えて、ぶつ切りにしたアカムツと、椎茸、えのき茸、葱、豆腐を入れただけ・・・・ただ、土鍋で鍋風にしてみたんで、塩茹でと言うより、塩鍋っていうのが正確かもしれませんが…

これをポン酢で頂くと・・・・美味いです!

アカムツの味覚そのものを損なうことなく味わえるってところでしょうか・・・


仕上げの雑炊も美味しかったです。


アカムツは、一夜干しの焼き物、煮付け、寝かした身の霜造りの刺身・・・どれも美味しい一品ですが、この「塩茹で」もすこぶる美味ですね。

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出来上がりはこんな感じです・・・・鍋風にしたんで、ちょっと野菜や茸の添え物が多いですね。添え物が少ないのが本来の「塩茹で」かもしれません・・・


昨日(8/22)は、波崎の浜茄子丸から、単身、アカムツ釣行でした。

当初は東京湾のLTアジに行くつもりでいたのですが、南西風がちょっと強く吹く予報でしたので、前夜に波崎のアカムツに変更・・・・波崎は南西風に強いところなので、多少吹いても釣りには支障がないだろうと読みです・・・・アカムツは時期的にちょっと早いかなと思っていたんですけど…。

波崎のアカムツ釣りに行くのは、3年振りくらいでしたかねぇ~

それまで、波崎には、アカムツ、シロギス、ヒラメ釣りなどで、毎年何回か通っていたのですが、ここ最近はちょっと足が遠ざかっていました・・・・その理由は・・・フグに夢中になっていたからかな…


アカムツは人気の釣り物ですし、土曜日の釣行でしたので、乗船者も多いかなと思っていましたが、意外にも乗船者は私を含めて5名だけ・・・・他船はそれ以上に乗っていたようですから、たまたまだったのかな?・・・浜茄子丸では、今の時期、シロギス主体で出船していますから、常連のお客さんも、まだアカムツモードに入っていないということもあるんでしょうね。

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私のアカムツタックルです。竿はサンスイオリジナルの2mの鬼カサゴ竿(ちょっと硬めかな…)、リールはちょっと古いダイワの500番台を使いました。


釣り座は左ミヨシにキープ。船は4時半に出船して、釣り場までの航程は1時間弱です。

釣り場は、波崎沖の寒猫根(カンネコ根)で、水深は120m前後でした。

使用オモリは150号・・・・私の釣りでは最重量級のヘビータックルの釣りですね。

仕掛けは、天秤仕掛け(120cm&60cmの振り分け)+胴突き1本針仕掛けで始めてみました。針は太字ムツ17号、ハリスは4号です。


さて、実釣です・・・

天秤仕掛けですから、底上1~2mくらいのタナで、上下の誘いや仕掛けを揺するような誘いを入れて釣ってみます。

2投目でアタリが出て、何か掛かりました・・・・途中、引き込みがないので、アカムツじゃないだろうなぁ~と思っていましたが・・・コレは30cmチョイ級のウスメバルでした…

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今回の最初の魚はウスメバルでした。外道ではありますが、アカムツとは違う味覚で美味しく食べれる魚なので、まぁOK牧場!ですね。

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餌はホタルイカです。船宿で2パック支給されます。以前はサバの短冊も配られることもあったのですが、今回は配られませんでしたね。

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ホタルイカは、胴体部は使わずに、ゲソと腹わたの部分だけを使います。装着方法は目の間に針を刺すだけです。もう1本の針には、持参したアナゴの短冊も付けてみましたが、良い結果は出せなかったかな…。


ウスメバルを釣った後は、しばし沈黙・・・・しかし、反対右舷では、順調にアカムツの型が見れているようです。

アタリが出ないので、ちょっと速めの誘いを入れたりもしてみましたが、これを見ていた親父船長が私のところにやってきて、「KOBIさん、誘いはスローの方がイイよ。ゆっくり仕掛けを上下させて、誘い上げた時や下げた時にアタリが出ることが多いから…」とのアドバイスをくれます。

さらに、しばらくすると、息子船長も私のところにやってきて、仕掛けについてアドバイスをくれました・・・・仕掛けは天秤よりも胴突きの方が良いそうで、それも1本針が良いとのこと。これは2本針以上だと、アカムツを掛けても巻き上げ途中でサバが掛かって、アカムツがバレてしまうことが多いからだそうな・・・・そんな内容のことを自分が使っている仕掛けを見せてくれながら説明してくれました・・・・型を見れない私に、船長親子で、さりげなく気を遣ってくれて、嬉しかったですね~。

波崎のアカムツは胴突き仕掛けが標準なのですが、私は天秤仕掛けを使うことが多かったんです・・・・その理由は・・・シロギス釣りの誘い感覚で釣れるかなぁ~って考えていたところもあったし、今まで、それでけっこう釣れていたってこともありましたしねぇ~・・・・でも、前回の釣行時は胴突き優位な感触があって、今回はどっちを使うか、ちょっと迷っていたところもあったんです。

特に今回は、船の動きがちょっと速くて、ラインの出入りも頻繁にあったので、オモリを浮かせて釣る天秤仕掛けだと、棚ボケしちゃうかなぁ~って、釣りながら、気になっていたんですよねぇ~

そんな感覚もあったので、仕掛けを胴突き仕掛け(捨て糸、ハリス間隔とも90cm、ハリス長50cmの2本針仕掛け)に替えることにしました。

ここまで約2時間、右舷ではすでに4尾のアカムツを釣っている方がいるとのことですから、ここから頑張らなくていけません!

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左舷には私一人!?・・・・右舷好調の状況を見て、左舷大ドモの方が早々に右舷に移動してしまったので、左舷で釣るのは私一人になっちゃいました。


胴突き仕掛けに替えたので、ゆっくりとした上下の誘いを入れて、オモリが底に着いた状態で少し間を入れるような釣り方で釣ってみます。

・・・すると、久々にアタリが訪れました。

弱々しい手応えながらも、巻き上げ途中で時たまクンクンという引き込みをみせるのはアカムツかも~!?・・・・そして、水面下に姿を見せたのは、25cm級の小型ながらも本命アカムツです・・・・無事に取り込んで、ボウズ脱出です!(ホッ)

さらに、ちょっと後に、2尾目を追釣して上昇モードです・・・・親父船長「二つ釣れたんですね…」、息子船長も「やりましたね。おめでとうございます!」・・・私「へへへ・・・」

やっぱり、胴突き仕掛けの効果なのかなぁ?・・・・うーん??

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    アカムツです。25cm級の小型でしたが、とりあえずは本命が釣れて嬉しかったですね。


2尾の本命アカムツを釣って、ホッと一息でしたが、右舷ではそれ以上に釣れている様子なので、もっと頑張らなくてはいけませんね。

しかし、その後はアタリが出なくなってしました・・・・1時間、2時間・・・外道のアタリもなくて、何だか眠くなっちゃいます・・・

船長も、アッチコッチとポイントを探索してくれますが、どこもアタリが出ませんねぇ~

ハリスを3号に落としてみたりもしますが、餌の回転によるハリスのヨリが出やすくなって、逆効果のようです。

たまに竿を振るわせるのは、空巻きで巻き上げてくる途中、宙層で食ってくるサバだけです・・・

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釣り場風景です。釣り場の寒猫根は大きな根で、ポイントはアチラコチラにありますね。どのポイントも水深は120~130mくらいで、アカムツ釣り場としては浅い方だと思います。


残り1時間くらいかなぁ~・・・・ラインが立つような状況になってきたし、お土産確保で底の外道でも釣りますかねぇ~・・・と、天秤仕掛け(60cmの1本針)に替えてみます。

すると、狙いどおりに・・・・ユメカサゴをゲット~!・・・さらにドンコをゲット~!(苦笑)

それまで、外道もアタらない状況だったので、外道がアタるだけ、魚の活性が出てきたのかな?

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ユメカサゴです。普段はリリースしちゃうこともある魚ですが、今回はキープしました・・・・皮を湯引きして霜造りの刺身で食べましたが、なかなか美味かったですよ。

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ドンコです。これも、いつもリリースすることが多いのですが、今回はキープ・・・・ドンコと言えば、肝も入れたドンコ汁が有名ですが、私は魚の肝はちょっと苦手なので、今晩、塩焼きで食べてみようかと思っています。


船長から「この流しであがりますので…」とのアナウンスが出て、最後の流しになりました。

ユメカサゴはアタるので、魚の活性はあるようです。

最後にドカーンとアカムツが釣れないかなぁ~と思っていたりもしていましたが・・・・もうこれが、最後の投入と思った頃合に・・・アタリが出て、掛かりました~・・・・ユメカサゴとはちょっと違う引きので、ひょっとしてアカムツかも~と思って、巻き上げてくると・・・・ウヒョ~!アカムツです!・・・これも小型でしたが、3尾目です!

魚を取り込んだところで、ちょうど沖あがりタイムが到来・・・・最後に本命アカムツを釣っちゃって、ニコニコ気分で竿を納められましたね・・・ラッキ~!


そんなワケで、今回の釣果は、アカムツ3尾(25、25、23cm)でした。

外道は、ウスメバル1尾(31cm)、ユメカサゴ4尾(20cm前後)、ゴマサバ数尾(35cm級の3本だけキープ)、ドンコ1尾でした。

船中のアカムツ釣果は、1~6尾・・・・25cm級の小型が主体でしたが、30cm超級の良サイズも船中では3尾釣れたそうです(竿頭の方が一人で独占とか…)。

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アカムツの釣果です・・・・小型だけだったのは残念ですが、3尾釣れたので、OKということにしましょ…


急遽釣行した波崎のアカムツ釣行でしたが、とりあえず3尾釣れて、良かったです。

今回は、船長のアドバイスで釣らせてもらったってところかな・・・・まだまだ、アカムツ釣りはワカラナイことだらけですからね。たまにしか行かないと、前に憶えたコトも忘れちゃうし…(笑)

船長談「まだ時期が早いので、小さいのが多いね。次に来る時は、もっと型がよくなっていますよ。」とのことですので、また来月にでも釣行してみようかと思っています。

次回は、天秤仕掛けではなく、最初から胴突き仕掛けでやってみるつもりです・・・


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