KOBIさんの江戸前釣り雑記

2009年11月

今日(11/30)は、浦安の吉野屋から、職場メンバー12名でのフグ仕立釣行でした。

この仕立企画、当初は11月2日に予定していたのですが、天気予報が悪く中止となり、今日に順延されたものなんです。

私の職場には、釣り部なるものが一応ありまして、年2回、例会を催すのが恒例になっていますが、ここ2年くらいは、春はキス&アナゴリレー、秋はフグを釣り物にしています。以前は、秋はカワハギで開催していたんですが、最近は「カワハギよりもフグ」って感じのメンバーが多くなって(私がその典型ですが…)、秋の釣り物はフグに変っちゃいましたね。

メンバーには、当ブログではお馴染みの“不肖の弟子”マッチョシゲさんも入っておりまして・・・・昨年のこの仕立企画では、1.4キロのトラフグをマグレで釣り上げ、鼻高々のマッチョシゲさんでありましたが、今回もその再来を期して気合満々での参戦でしたよ・・・・まぁ、そう簡単には物事は上手くいきませんけどね(笑)


さて、恒例のくじ引きでの釣り座決めで、私の釣り座は右トモ3番(=胴の間)になりました・・・・コレ、正直なところ、ガックリでした・・・・当日は、北風予報で、干潮が9:10頃、満潮が14:50頃ですから、ほぼ終日、上げ潮の潮時ですから、右の胴の間~トモ寄りの釣り座には最も当たりたくないって思ってましたから・・・

一方、マッチョシゲさんの釣り座は左ミヨシ2番・・・・絶好位です!・・・・「コレは、今日はヤラレちゃうだろうなぁ~」と、正直、覚悟しましたよ~

イメージ 1
釣り場に向かう船上でのマッチョシゲさんです・・・・気合い満々で、船が第一海堡を回り込む前から、早々に準備を始めています。幸運な釣り座にニコニコ?・・・・ホントは、釣り座よりも、お隣にうら若き女性が座ることに喜んでいたような・・・・バカスカと釣って、イイところを見せようという魂胆だったのでしょうね(ジロッ)


さて、今回は、大貫沖の南寄りの釣り場からスタートとなりました。

釣り場に到着したのが、8:30頃ですから、9時過ぎの干潮時刻までの下げ潮が残っていれば、僅かながらのチャンスがありそうだと考えていましたが・・・

開始早々、右隣のメンバーが船中第1号をゲット!・・・・そして、直後、私にもアタリが出て、初物のショウサイフグをゲットです!

そして、2尾目も釣れて、さらに、ちょっと間が空いて3尾目も釣れて、快調なスタートです・・・・トモ寄りが好調の様子ですから、まだ下げ潮が残っていたということなんでしょう。

しかし、アタリが続いたのは、ここまで・・・・潮が止まって、アタリも遠くなっちゃいました・・・・モーニングサービスは3尾止まりでしたね~

イメージ 2
最初のポイントでは、鴨居の一郎丸が近くで操業していました。一郎丸はここ数日、好釣果を出していたので、「ここで釣っていたのか~」って感じでしたね。

イメージ 3
モヤに埋もれて東京湾観音が見えません・・・・出船前は雨模様の天気でしたが、釣り開始の頃には雨も上がってくれて良かったです。風は北方向からの風が少々吹いていましたが、風陰になる釣り場なので、海のコンディションも悪くはなかったです。


その後は、船中ポツリポツリの食いになっちゃいましたね~・・・・それでも、私は、10時頃までに2尾追釣できて、ここまで5尾の釣果はまずまず順調ってところですね。

5尾まで釣ったところで、フグの気配を感じなくなってしまったので、反対左舷で釣るマッチョシゲさんの様子を覗いに行くことにします・・・・竿を持って、ちょっとの間、マッチョシゲさんの隣で釣らせてもらうことにしますよ。

マッチョシゲさんのイケスバケツを覗くと、釣果は2尾・・・・17cm級のキープスレスレのサイズも1尾入っていたので、「こんな小さいのはリリースじゃないんですか~」と言ったら、「ウルサイことを言わないで下さい!」と、ムッとしておりました(へへへ)・・・・しばらく、マッチョシゲさんの隣で竿を出していましたが、アタリも無いので、自席に戻ることにして、「お邪魔しました~。また後で来ま~す」って言ったら、「もう来なくてイイですよ~ダ」って言われちゃいました(笑)。

イメージ 4
                         前半は5尾の釣果でした。

イメージ 5
ホカロンを両手に持つマッチョシゲさんです・・・・冷え性のマッチョシゲさんは冬場の釣りではホカロンは必需品だそうです・・・・確かに、ちょっと寒い日でしたね~


その後もアタリは乏しく、船は富津岬南側の海苔網周りのポイントへ移動しました・・・・しかし、こちらの釣り場もアタリは少なく、船中では、たまに誰かが単発で釣る程度の食いです・・・・上げ潮がほとんど流れていないようで、潮先のはずの左舷側でもアタリは少なく、皆、苦戦の様子ですね。

私は、海苔網の位置を確認しながら、根掛かりしない程度にキャスト釣法を織り交ぜながら釣っていますが、キャストしてもアタリは出せず、沈黙の時間が続きます。


2時間くらい間が空いてしまった後、正午頃に、ポツポツと2尾釣れてくれて、7尾の釣果になりました・・・・ここまで、船中平均で2、3尾の釣果というところでしょうから、7尾釣れているのは好調な方ですね。

こんな渋い日は・・・・忍耐強く、誘いを続けるしかないですねぇ~・・・・誘いを入れて餌を魚に見せて、できる限りフグを寄せるしかないでしょう。もちろん、竿先には神経を集中です。今回は、アタリも小さかったので、特に誘い下げる時に出るアタリを取り漏れないようにして、数少ないヒットチャンスを逃さないようにするのが肝心かなぁ~とか思っていましたが…。

イメージ 6
船上風景です。今回は快適な大型船で出船してくれたので、12名乗っても余裕十分の船上でしたね。12名のうち、フグ釣りの経験が何度もあるメンバーは、私やマッチョシゲさんを含め5名でしたね。

イメージ 7
船の移動時、お隣の女性に寄り添って、何やら話をしているマッチョシゲさんです・・・・恐らく、私が近くにいないと思って、フグ釣りの講釈でもしているんでしょう・・・・それとも、まさか下ネタじゃないでしょうね~・・・・あり得るかも(笑)


午後に入って、またアタリが出ない気配なので、マッチョシゲさんのところにお邪魔することにします・・・・もちろん、竿持参です(笑)

マッチョシゲさんは、その後1尾追釣しただけで、ここまでの釣果は3尾なり・・・・「今日は、も~ダメです…」と、出船前の気合いはどこへやらの弱気なコメントです。

お隣で竿を出して、しばらくすると・・・・んん?アタった?・・・・そして、次の誘いでヒット~!・・・・フグ、ゲットです!!・・・・マッチョシゲさん「ムッ!」

そしてさらに、もう1尾ゲット~!!・・・・ヒヒヒッと思っていたら、直後、マッチョシゲさんも久々にフグをゲット!

そしてそして、私がもう1尾ゲット~!!!・・・・「どうだ~!!」と思って、マッチョシゲさんをみたら、ヒョイとアワセが決まって、マッチョシゲさんもヒット~!・・・・ありゃま~


コレでアタリは終わってしまいましたが、約30分の間に私が3尾、マッチョシゲさんは2尾釣ってしまう、私とマッチョシゲさんの二人だけの一時の時合いでしたね~・・・・私は、得意の「仕立船限定・反則お邪魔虫作戦」が決まって、ツ抜けをクリア・・・・口笛を吹きながら、自分の釣り座に戻ることにしました~(笑)

イメージ 8
フグかと思ったら、ヒトデで苦笑いのマッチョシゲさんです。根掛かりも何回かあったようで、「穂先を折らないようにしないと…」などと独り言を言いながら、悪戦苦闘していましたね。

イメージ 9
中盤は吉野屋乗合船の近くで釣りました。今回の乗合船のお客さんは、たった2名だけ・・・・平日で天気予報がイマイチの日だったとは言え、人気の吉野屋フグ船でも、そんな日があります・・・・釣果は、我々の船とは比較にならない好釣果でしたね・・・・でも、竿頭の釣り手は超名人ですから、参考にならない釣果かもしれませんよ~(ニタッ)


終盤は、また南寄りのポイントに移動して、船中ポツリポツリ・・・

私は、2尾追加したところで、14:30の沖あがりタイムが到来しました。


私の釣果は、18~24cmのショウサイフグ「12尾」でした。

船中釣果は、0~12尾なり・・・・マッチョシゲさんの釣果は・・・・本人の名誉のためにマル秘にしておきますが、私がお邪魔した時に2尾釣った後は釣れなかったみたいです…(マル秘じゃないか~)

というコトで、今回は師匠の勝利~でした!(ホッ)

イメージ 10
今回の釣果です。20cmチョイ級のやや小型が多かったですね。船中では30cm級の大型ショウサイも釣れましたが、全般的に型も小さめだったかな・・・・食いが渋い時は、型も良サイズは少なくなっちゃいますかねぇ~


今回の仕立企画・・・・フグの食いは渋かったけど、何とか天気は良くなってくれて、無事終了しました・・・・幹事のY江君、お疲れ様!

食い渋りの要因は、やっぱり潮ですかねぇ~・・・・上げ潮がほとんど動かなかったようなので、魚の活性も上がらなかったのでしょう・・・・乗合船の公大船長も、帰港後に、「最初の下げ潮が残っている時間帯は良くアタりましたが、その後はポツポツでした」というようなことを言ってましたしね。

私は、竿頭でニコニコ・・・・上げ潮が利かなかったのが、私の勝因です(笑)・・・・ホント、海の状況は行ってみないとワカリマセンね…


昨日(11/28)は、磯子の「根岸丸」から、単身、シロギス釣行でした。

前回(先々週)は、南西強風のシケで昼前に早あがりになってしまった根岸丸のシロギス釣り・・・・それでも、中の瀬のシロギスは感触も良好。今回は、潮周りも良いと読んで、束釣り期待で釣行してきました。

イメージ 1
出船前の根岸丸シロギス船です。今回の乗船者は8名・・・・最近、ちょっとお客さんが少なめですねぇ~。キス船担当の若坊主船長は「このくらいがイイっス」などと欲の無いことを言っていますが…(笑)

イメージ 2
こちらは社長が舵を握るスミイカ船。こちらは相変わらずの盛況です。社長の誠実な人間性に惹かれて通う常連さんも多いのでしょうね。船上での社長節もイイですしね。


釣り座は、北風予報と上げ潮(満潮13:40頃)期待で、左ミヨシに取りました。

今回はちょっと早起きしましたよ~!・・・・夜明け前には船宿に到着!・・・・夜明け前と言っても、6時なんですけど(笑)

束釣りを狙うからには、それなりの釣り座に座らないとね・・・・3番目の到着で、無事、希望のミヨシの釣り座がキープできました・・・・先着の方のお一人がトモで良かった~(ホッ)


定刻8時に出船して、一路、釣り場の中の瀬へ・・・

しかし、今回も海が悪いっス・・・・出船時は、本牧計測で北風13mの強風で船はドタンバタン・・・・それでも、前回の大シケの海と比べれば、まだ相当にマシなんですが・・・

しかし、10m以上の強風が吹いていたのは朝方だけで、その後は段々と風も弱くなって、日中は6mくらいまで収まってくれたので助かりました。

イメージ 3
私のシロギス釣りタックルです・・・・竿は「えさ政きすスペシャル」、リールはアルデバランMg7、道糸はPE0.8号です・・・・竿は1本竿。リールはベイトリールを使ってます・・・・ベイトリールはあまりオススメできませんが…。


海が悪いので、30分程を要して釣り場の中の瀬に到着・・・・「はい、どうぞ。水深は30m。ちょっと深いっスよ~」とのアナウンスで、釣り開始です。

ちょっと期待感を持っての投入です・・・・しっかし、最初の魚はお馴染みのパックンチョ1号・・・・「また君ですか~。君はお馴染みにならなくてもヨロシイ!」(笑)

2投目、3投目もお馴染み君で、もうガッカリですね~(笑)・・・・若坊主船長が操舵室から顔を出して、「パックンチョばかりですか~。右の後ろでは、続けてキスが釣れてるんですけどね~」

4尾目の魚で、ようやくシロギス君になってくれましたが、ここで移動のアナウンス・・・・期待の1流し目は1尾だけで、ズッコケました~(笑)


しかし・・・・移動後の2流し目は絶好調モードに突入ですよ~!

1投目からシロギスをゲット~!・・・・その後も投入毎にアタリが続いてくれます。

北風&上げ潮で、私の釣り座は潮先の絶好位になっているハズと、途中から船下狙いで、ほぼ入れ食いの爆釣モードです。

約1時間、船は潮回りすることなく、この流しで27尾釣れました。


そして、次の流しも引き続き好調な食いが続きます!

しかし・・・・ここで邪念が・・・・「この食いなら、一荷狙いの方が効率がイイかも…」

それまで、1投1尾で手返し優先で釣っていたのを、1尾掛けてから仕掛けを戻して、次のアタリでアワセに行ったりの一荷狙いの釣りをしてみます・・・・そして、思惑通りにダブルでゲット~!・・・も、最初だけで・・・

その後は、何だか冴えません・・・・ダブル連発なんていう釣りからは程遠く、釣りのリズムが悪くなってしまって、明らかにペースダウンです。それでも、その内にハマルかも~なんて思いながら、一荷狙いの釣りを続けてみるものの、全然ハマりません・・・・たまの一荷はキス&パックンチョ1号。挙句の果てには、根掛かりでの仕掛けロスト連発で、ハマったのはドツボの方でした~(苦笑)・・・・大体、船下で一荷狙いの釣りって何かシックリこないんだよなぁ~(ブツブツ)

そんなこんなで、完全に失速モード突入・・・・しばらくして、さすがに一荷狙いの釣りは見切ったけど、船長談「潮もちょっとカッタルクなってきてますね~」とのことで、1時間15尾くらいのペースになっちゃいました~(ヘタ!)

イメージ 4
シロギスとパックンチョ1号のツーショット・・・・一荷狙いで、2尾目に食い付いてくるのがパックンチョだと、も~ガッカリです(苦笑)


それでも、序盤の貯金が利いて、正午までにちょうど60尾の釣果で、束釣りペースの途中経過にはなっていますが、これから潮止まりの時間が来ますし、その後の下げ潮は潮尻になって、苦戦の釣りが予想されますから、束超えへの道のりはキビしそうですねぇ~

実際、その後は潮も動かなくなって、シロギスの食いも渋くなっちゃいました。

誘ってもアタリはなかなか出なくなっちゃいましたし、明らかに食いが止まってしまった感触です。たまに釣れるシロギスもサイズが小さいのが多いですね・・・・良サイズのシロギスは口を使わなくなっちゃったんでしょう。

こんな時は・・・・「誘って釣れないなら、誘わない」・・・・誘いを入れても、すぐにシロギスが食ってくる感触はないので、待ちは長め。あるいは、細かい誘いは入れずに、聞き上げ&フォール&待ちだけの釣り・・・・そんな釣りで、何とかポツリポツリと拾っているような感じですね。こんな釣り方だと、パックンチョも多くなっちゃいますが、これはショウガナイかな~・・・・まぁ、この時の釣りは、それなりに対応できていたように思いますけど…。


14時の時点で、釣果は78尾・・・・この調子じゃ、束釣りは到底無理ですねぇ~・・・・「前半の時合いにもっと釣っておかなくちゃなぁ~」と思ってみても、後の祭りですね。

イメージ 5
天気は快晴。朝の内は強めに吹いていた北風も次第に収まって、途中からは海のコンディションも良くなりました。


残り1時間・・・・下げ潮が流れ始めたようです。ちょっと二枚潮気味に上っ潮が速いように感じます。

シロギスの食いも潮止まりの時間帯よりも上向いたようで、誘いへの反応も早くなってきました。

しかし、風は北東風で、私の釣り座は潮尻・・・・やっぱり、ちょっとアタリの出方はイマイチですね~。

「これで最後の流しになりますので、頑張って下さい」とのアナウンスが出て、若坊主船長から釣果を聞かれましたので、「85」と答えます。

そして、ラストの流し・・・・とても15尾追釣できる食いではなく・・・・目標の束釣りに至らず終了~・・・



と思いきや、「スイマセ~ン。もう1回、ちょっと入れ直します。」とのアナウンス・・・・この時点で94尾・・・・若坊主船長の束釣りさせようという気持ちは感じていたましたが、もう定刻は過ぎていたし、「あがってイイぞ~。今日、束釣りしちゃうと、年内の目標がなくなっちゃうからなぁ~」と伝えましたが、「いや、折角だから、3桁釣って下さい」との返答で・・・・ここは頑張るしかないですね~!

そして、20分近くも要して、何とか6尾釣って、アップアップの100尾到達~!!

あ~、疲れた~・・・・ホント、もう少し前半に釣っておけば、最後は楽々の3桁だったのにねぇ~・・・・情けないというか、何というか・・・・今日は、船長に助けられての束釣り達成でしたね。残業にお付き合いいただいた同船者の方々にも感謝です。


そんなワケで、今回の釣果は13~20cmのシロギス「100尾」でした。

外道は、パックンチョ1号30尾くらい、ホシザメ1尾、小カレイ1枚。

船中釣果は、43~100尾でした。

イメージ 6
今回の釣果です。16、17cmが主体で、前回、前々回と比べると、20cm近いサイズが少なくて、ちょっと迫力不足の感はありましたが、これだけ数が釣れれば、文句は付けられませんね。


今回は、何とか期待通りに束釣りができて、満足の釣行でした!

ただ、釣り技には、前半の高活性時にバタバタした釣りをしちゃって、ちょっと反省・・・・今日は前半勝負だと思って、釣り方をイジったのが裏目に出ましたね・・・・やっぱり、良い感じで釣れている時に釣りを変えちゃいけません。

中の瀬もパックンチョ1号が煩くなければ、もっと釣果が伸びると思いますが、自然相手の釣りですから、これも条件の一つということですね。

とりあえずは、束釣りはクリアしましたが、次はもう少し楽に束釣りすることを目指して、今冬はもう何回か根岸丸に行ってみたいと思っています。


3連休の2日目、11/22(日)は、私が所属している釣り会「江戸前会」の例会で、佐島の志平丸からカワハギ仕立釣行でした。

カワハギ釣行は、昨年11月以来、ちょうど丸1年振りです。1年前の釣行も江戸前会の例会での佐島釣行で、昨年はその釣行が唯一のカワハギ釣行でした。

確か、一昨年も、カワハギ釣行は江戸前会の例会で2回、佐島釣行しただけだと記憶していますから、ここ最近のカワハギ釣行は、会の例会での佐島オンリーということになります。

その前は、関西に単身赴任していて、その2年間は、和歌山の栖原から何回かカワハギ釣行していましたが、やはり、関東では、ほとんどカワハギには行かなかったですから、ここ5年くらいは、すっかりカワハギ釣りはご無沙汰って感じになっちゃってますね・・・・それ以前は、秋から冬は、もうカワハギ釣りオンリーってくらいに夢中になっていたんですけどねぇ~

イメージ 1
    船宿前の砂浜から、本船へ乗り移る小船(ハシケ)に乗り込む江戸前会のメンバー達です。


今回の参加メンバーは14名でした・・・・毎度のことながら、和気藹々の親睦モードの例会で、競技モードは皆無でして(もちろん、競技会ではありません)、出船前から、メンバーの個性そのままに毒舌の飛ばし合いが始まっております(笑)。

釣り座もテキト~に決めるのが恒例となっていますが、最も若輩の私は(会員の平均年齢は還暦超えです)、いつも通りに、最後に残った釣り座の右舷胴の間に座ることになりました。

乗合船にちょっと遅れて、本船は8時に出船・・・・いつ雨が降り始めてもおかしくないような曇天で、気温も上がりそうにない陽気なので、恐らくは今回も早あがりでしょうね・・・・「遅く出て、早く揚がる」のは毎度のコトでありまして、それでも、船長にはチップもハズみますから、きっと、江戸前会の例会は船長からも人気があるでしょうね(笑)。


さて、実釣です・・・・まずは、佐島前の浅場の根周りから流し始めることになりました・・・・船長から「水深は14mです。どうぞ始めて下さい」とのアナウンスが出て、釣り開始となりました。

イメージ 2
佐島前の釣り場風景です。曇天&北風で寒かったのですが、雨はほとんど降らなかったのは幸運でした。


最初の浅場は、かなりゴツゴツした根周りのポイントでした・・・・佐島のカワハギ船は、最初は浅場の根周りから釣り始めるパターンが多いので、これも毎度のコトって感じでしたが・・・

仕掛けが着底すると、すぐにアタリが出ます・・・・しかし、アタリのほとんどはトラベラーズ(トラギスやベラとかのカワハギ釣りの定番外道の総称です・・・・命名はシロギスさん(笑))のようですね。

それでも、カワハギもいるようで、船長から「カワハギが上がりましたよ~」とのアナウンスが出ます。

私も、しばらくして、15cm級の小型ながらも本命カワハギをゲット~・・・・今回は、前日のフグ釣行でオカズをゲットしているので、魚を持ち帰るつもりはなく、キープするかどうか迷いましたが、メンバーの誰かが貰ってくれるだろうと思って、とりあえずはキープすることにしました。

イメージ 3
今回のフグはキタマクラです(笑)。根周りでの釣りは、このキタマクラやベラ等の外道が相当に煩かったですね。


仕掛けを止めたり、緩めたりしてしまうと、即座に外道のアタリが出てしまうので、縦糸の釣りで、上下の誘いを入れて、カワハギらしき触りを感じたら仕掛けを止めて食わせるイメージの釣りをしてみます・・・・カワハギらしき触りと言っても、そんなにカワハギがいる気配もないので、実際は外道のアタリであることも多いです・・・・そんなに上手くはいきませんよね~・・・・まぁ、イメージ程度ということですね(笑)。

外道を避けるために、上のタナも狙ってみましたが、上のタナはカワハギの気配もなかったですね~・・・・上でアタることはあったけど、それもほとんど外道って感じでしたね。

そんなこんなで、外道を釣りながら、カワハギもポツポツと釣れて、小型主体ながらも、約1時間で5枚釣れてくれまして、まずまず快調なスタートです・・・・周りの方々は、なかなかカワハギ釣れないモードの様子なので、心無いメンバーから、「一人で釣るなよ!コノヤロ~」とのヤジが飛んできます(笑)。

イメージ 4
私のタックルです・・・・極鋭カワハギ・レッドチューン&赤スマは、一昔前のオノボリさんタックルかな?(笑)


「この調子で釣れれば、20枚くらい釣れちゃうかなぁ~」なんて、思ったのが甘チャンもイイところでありまして・・・

その後は、カワハギからのアタリも出なくなっちゃいました・・・・船長も、浅場各所から、40mダチの深場、定置網周りのポイントなど、アチラコチラとポイントを探ってくれますが、どこもカワハギの気配は少なくて、沈滞モードです。

たまに、カワハギらしきアタリが出たりもしますが、掛けられなかったり、掛けても巻き上げ途中のバラシがあったりで、全く釣果は増えません・・・

船中では、良型混じりで、ポツリポツリとカワハギは釣れていますが、どれも単発モードで、とても全員にまで魚が回るって感じの食いじゃないですね~

イメージ 5
近くを流している佐島のカワハギ乗合船です。当日は、乗合船もちょっと苦戦のようだったですね・・・・乗合船が釣れないんじゃ、ノンビリモードの本船は釣れるハズがありません…(笑)


ホ~ント、釣れなくて、も~参りました~!

砂地のポイントでは、中オモリを付けて仕掛けをタルマセたりの釣りもしてみますが、釣れてくるのはトラギスばかり・・・・もうヤケクソで、底上2m、3mの宙層を狙ったりをしてみますが、やはり釣れません・・・

5枚目のカワハギを釣ったのは、9時過ぎ頃だったはずですが、そこから、ゼーンゼン釣れなくて、もう正午を過ぎちゃってます・・・

船中では、相変わらずポツリポツリ・・・・それでも、前半よりはカワハギのアタリもいくらかは多いようで、全く釣れていないのは私だけって感じです・・・・もう、完全にカワハギから見放されています。


「もう頭に来た!」・・・・!?!?!・・・


イメージ 6
トラギスの3尾掛けです(左の魚はマトウトラギスです)・・・・カワハギが全く釣れないので、このトラギスをキープして、悪ダクミを・・・!?!


昼を過ぎて、もうカワハギを釣るのは諦めました・・・・今日のカワハギは私には釣れません・・・・ギブアップです・・・

そして、釣りバッグの中をゴソゴソ・・・・そして、取り出したのは・・・・アオリイカ仕掛け~!!・・・・アオリの仕掛けといっても餌木ではありませんよ~

活餌を使うアオリイカ仕掛けです・・・・コレは紀伊半島での船のアオリイカ釣りで使われている仕掛けなんですぞ~・・・・こんな時のために、バッグに忍ばせていたのじゃ・・・・もちろん、関西のアオリイカ釣りで試用して、自ら成果は実証済なのです(ハッハハハ~!)

その時は、餌は活アジだったけど、今回はアジは無いので、餌は活トラギスと活ベラです。活スズメダイもイケスにキープしてありまっせ!

こんなコトもあろうかと、軟調子の竿も持参してきましたが、面倒なので、カワハギタックルのまま(お手抜き~)、仕掛けだけをアオリ仕掛けに取り替えて、いざアオリイカ狙いですぞ~!!

             ↓

             ↓

しかし・・・・アオリイカは釣れませんでした~

最後まで、意地で狙い続けたけど、アタリ無し・・・・こんな日は何をやってもダメです・・・


想定通りに、どこからともなく「そろそろ揚がろうよ~」との声があがって、14時に早あがりとなって、今回の江戸前会例会は無事終了で~す。

私は、序盤に釣ったカワハギ5枚で終了となりました・・・(トホホ~)

イメージ 7
今回の釣果です。15~18cmのカワハギ5枚だけです・・・・この写真は途中経過の釣果画像とするつもりでしたが、そのまま最終釣果の画像となりました(笑)

あ~、釣れませんでした・・・・撃沈です・・・・でも、ショックは皆無です・・・・昔からの釣り仲間の親睦釣行ですからね~・・・・たまに行って、釣れてくれるほどにカワハギ釣りは甘くないでしょうしね。

次回の例会は来年の1月です・・・・私の提案で、釣り物は東京湾のシロギスになりそうです・・・・次回は、釣るぞ~!!

今回の船中釣果は、?~12枚でした。


一昨日(11/21)は、浦安の「吉野屋」から、単身、フグ釣行でした。

この週末は、祝日含みの3連休・・・・中日にカワハギの仕立釣行の予定が入っていますが、折角の3連休ですから、もう1回くらい釣りに行きたいと思い、自宅から近い浦安からフグ釣行に行ってきました。

当日はこの3連休で唯一の晴天予報の日でしたし、前日までの釣果も良かったので、お客さんの出足も早いだろうと思いましたが・・・・とは言っても、最近、朝は寒くて、あんまり早起きする気力もなく、それでも、1号船が満杯になる前の時間帯には間に合うようにと、5:45頃に船宿に到着しますと、受付順は21番・・・・何とか、1号船乗船はOKの番号札でした。

釣り座は、右前2番でした。最初は、右トモ5番をキープしていたのですが、出船のちょっと前に右前の釣り座がポツリと空いていたので、そちらに移動することにしたんです・・・・風向きと潮時から、トモ寄り有利と予想していたんで、ちょっと迷ったのですが、トモ寄りは釣り座間隔も狭くなっていましたし、後から釣り座を取った私が移動して、間隔を均等にするのが筋かな~と思いまして・・・・結果、移って正解だったかなぁ~(へへ)

イメージ 1
今回は予想通りの盛況で、出船前のフグ釣りレクチャーを受ける人数も多かったですね。フグ船は2隻出しで、私が乗った1号船も25名の乗船で、ほぼ満船でした。


釣り場は、富津岬南側の海苔網周りでした。富津の食わせ船も含め、他船も同じエリアに集結していましたので、フグは海苔網の周りに寄っているってコトなんでしょう。

今回は、カットウ仕掛け+食わせ1本針仕掛けを使用。最初は、船下狙いで始めてみますが、アタリが出ないので、キャスト釣法に切り替えてみます・・・・海苔網周りの釣りでは、釣り座によっては、キャストすると海中の海苔網ロープに仕掛けが引っ掛かってしまうことがありますが、吉野屋の公大船長は、ポイント移動のたびに釣り座によるキャストの可否をアナウンスしてくれますし、自分で海苔網の位置を確認しながら、キャストできる範囲を想定しながら釣ることによって、ロープへの掛かりはほとんど防げますね。

キャスト釣法に切り替えてから、しばらくして、20cmチョイ級のショウサイフグが釣れました。

さらに、ポツリポツリと型が見れて、約1時間で5尾釣れて、快調なスタートです。

キャストして、仕掛けが船下に戻るまで誘って、さらに船下で何回か誘いを入れて、アタリが出ないようなら、投入し直すような釣りをしていますが、フグを掛けたのは、いずれも船下に戻るまでの間ですから、この時間はキャスト釣法が有効な感触でしたね。

イメージ 2
                  海苔網周り各所に散らばっているフグ船です。


5尾まで釣ったところで、アタリが遠くなって、ポイント移動です。

しかし、他のポイントはアタリも少なく、しばらくして、また朝のポイントにUターンです。海苔網周りの釣り場でも、フグが寄っているところと、寄っていないところがあるようです。そのポイントも日によって違うようですから、船長もポイント選択には骨が折れますね。

私は、他のポイントではアタリを出せず、1回だけ明確なアタリが出ましたが、これは良型のホウボウ・・・・しかし、水面バラシでゲットに至らずでした…(ガクッ)


朝のポイントに戻って、船中、アタリはポツリポツリってところです。今回は、フグの反応に当てているという感じではなく、フグの群れが回ってくるところで、ある程度我慢して、回ってきたフグを拾っていくような感じですかねぇ~。

そんな釣りなので、アタリが出るペースもちょっと間が空いてしまいますが、ポツポツとはアタリも出て、11時頃まで9尾まで釣れて、区切りのツ抜け釣果が見えてきましたね・・・


しかし・・・・9尾目を釣ってから、アタリが出なくなっちゃいました。

船中でもフグはほとんど釣れていないようですから、フグが回ってきていないのでしょう・・・

ここでまた、他ポイント各所を転戦して、何箇所目かで、ようやくツ抜けの10尾目が釣れました(ホッ)・・・・時計を見たら、12:50なり・・・・約2時間の沈黙の時間帯でしたね。

10尾目が釣れてから、さらに2尾追釣できて、イイ感じになってきました。


そして・・・・ここで出来事が・・・・キャスト直後に、アタリを感知してアワセると掛かりました・・・・かなりの重量感!・・・・ちょっとヤリトリすると、魚は一気に走り始めました・・・・「これはエイとかじゃないな・・・ひょっとしたら・・・・トラフグかも??」・・・・船長が操舵室から出て、駆け寄ってきてくれます・・・・直後・・・・バレちゃいました~(残念~)

仕掛けを回収すると、食わせ針のチモトからハリスが切れています。そして、カットウの餌がザックリと噛み千切られています・・・・その引きの感触から、トラフグかも?と思いましたが、仕掛けと餌の状況から、その可能性がかなり高かったような・・・・それも、かなりのサイズの・・・・姿も見れずにバレてしまったので、何とも言えないところですが、そんな気がします・・・・食わせ針ではなく、カットウ針に掛かってくれたらなぁ~・・・・と言うより、カットウの餌は食われていたのですから、そのタイミングでアワセていたら、カットウ針に掛けられていたってコトなんですよね~・・・・ホント、無念・・・ガックリでした~

イメージ 3
2隻出しの吉野屋フグ船です。当日は、風も弱く、海上のコンディションは最高でした。先週のシケの海と比べたら、今回は天国のようでしたね(笑)


その後もボチボチとフグの型は見れまして・・・・特に、終盤のラストのポイントは良い群れに当たったようで、アタリもイイ感じに出てくれて、ラストスパート!・・・と思いきや、まさかの隠れロープに根掛かりしてしまって、仕掛けロストの失策~(涙)

もう残り時間も僅かだったけど、「ここは時合い!」と、気を取り直し、仕掛けを付けなおして・・・・ラスト15分で、2尾追加したところで、沖あがりのアナウンスが訪れました・・・


最終釣果は、19~25cmのショウサイフグ「17尾」なり。

外道は、前記のホウボウと、(トラフグらしき)正体不明の大型魚のバラシがあっただけで、釣り上げた他魚は「0」。17cm級の小型ショウサイが1尾釣れたけど、これはリリースしました。

そういえば、お隣の方が、30cm級のマコガレイを一人で2枚釣っていましたね。

船中釣果は、0~21尾。竿頭は左前2番の方で、私は次頭釣果でした。

イメージ 4
今回の釣果です。私には大型は入りませんでしたが、20cmチョイ級の食べ頃サイズ主体で、型もまぁまぁでしたね。


前回のブログ記事で、「最近、アタリがイマイチ出せずにスランプ気味・・・」なんて書きましたが、今回は、アタリもけっこう出せた感触で、まぁまぁ良い釣りができたかな・・・・キャスト釣法でアタリを出せたので、釣り方にあまり迷いもなかったですしね。掛け損じは何回かありましたが、これはショウガナイないかな・・・ヒット率100%はあり得ませんからねぇ~

それと、今回は、アタリが小さかったです。ナギのコンディションだったので、何とか感知できる範囲内でしたが、これまでの時期と比べると、明らかにアタリは小さかったですね・・・・食いが渋い印象だったので、たまたまアタリが小さい日だったのか、それとも、そろそろ水温も下がってきて、冬のフグ釣りって感じになってきたのかな?

いずれにしても、これからが、冬のフグ釣りの本番ですね・・・・アタリも繊細になってきて、渋難しい釣りが楽しみです!


明日から、3連休です。

この3連休は、仕事も入らず、カレンダー通りの休日が取れます。

天気は、明日は最高の天気。明日、明後日は雨マークが付いているものの、何とか大丈夫そうな気がしますが、どうでしょうか?


釣行の予定は、中日の日曜日にカワハギ釣行の予定が入っています。

佐島から釣り会の仕立釣行です。

ここ数年、すっかりカワハギには行かなくなっちゃいました。ここ2年間は、釣り会の仕立釣行だけが唯一のカワハギ釣りの機会です。

何で、カワハギに行かなくなっちゃったのか・・・・フグ釣りに夢中になっちゃっているというのが一番の理由かな・・・・食味も近いものがありますしね。私は、カワハギの肝は苦手なので、食味的には「フグ>カワハギ」という感じですね。フグは船宿で下処理をしてくれるんで、帰宅してから、楽チンだということもありますしね。

ただ、カワハギ釣りは面白いです・・・・たまにカワハギをやると、やっぱり面白いなぁ~と思っちゃいます。

でも、ワタシ的には、この手の釣りは「ヤリ込んでナンボ」という感覚なので、中途半端にやろうという気にはならないというところですかねぇ~。

ここ数日、佐島のカワハギも、けっこう釣れているようなので、日曜日はアタリが多い楽しい釣りになればイイなぁ~と思っています。


折角の3連休なので、もう1回くらい釣りに行ければと考えていたのですが、明日、天気が良さそうなので、フグ釣りに行くことにしました。

釣り物は、富津のイイダコにしようかとも思ったのですが、今日の夕方まで迷って、結局、フグに決めました。

イイダコは毎年1回は釣行している釣り物ですが、今年は1回も行かないで終わっちゃいそうです。

今年は、湧きの良い年のようだったので、1回くらいは行きたかったのですが・・・

来シーズンこそは、行きたいと思っています。


明日のフグ釣り・・・・海のコンディションは良さそうなので、あとはフグのご機嫌次第かな・・・・それと・・・

ここ2回くらいの釣行では、アタリを上手く出せずに、ちょっとスランプ気味な感触もあるので、明日は上手く釣れればイイなぁ~と思っています・・・・「スランプも3回続けば実力」という言葉もありますしね。


そんなワケで、今週末は久々の連チャン釣行の予定です。

朝は寒いけど、頑張って早起きしよ~っと!(笑)


このページのトップヘ