今日(11/30)は、浦安の吉野屋から、職場メンバー12名でのフグ仕立釣行でした。
この仕立企画、当初は11月2日に予定していたのですが、天気予報が悪く中止となり、今日に順延されたものなんです。
私の職場には、釣り部なるものが一応ありまして、年2回、例会を催すのが恒例になっていますが、ここ2年くらいは、春はキス&アナゴリレー、秋はフグを釣り物にしています。以前は、秋はカワハギで開催していたんですが、最近は「カワハギよりもフグ」って感じのメンバーが多くなって(私がその典型ですが…)、秋の釣り物はフグに変っちゃいましたね。
メンバーには、当ブログではお馴染みの“不肖の弟子”マッチョシゲさんも入っておりまして・・・・昨年のこの仕立企画では、1.4キロのトラフグをマグレで釣り上げ、鼻高々のマッチョシゲさんでありましたが、今回もその再来を期して気合満々での参戦でしたよ・・・・まぁ、そう簡単には物事は上手くいきませんけどね(笑)
さて、恒例のくじ引きでの釣り座決めで、私の釣り座は右トモ3番(=胴の間)になりました・・・・コレ、正直なところ、ガックリでした・・・・当日は、北風予報で、干潮が9:10頃、満潮が14:50頃ですから、ほぼ終日、上げ潮の潮時ですから、右の胴の間~トモ寄りの釣り座には最も当たりたくないって思ってましたから・・・
一方、マッチョシゲさんの釣り座は左ミヨシ2番・・・・絶好位です!・・・・「コレは、今日はヤラレちゃうだろうなぁ~」と、正直、覚悟しましたよ~
釣り場に向かう船上でのマッチョシゲさんです・・・・気合い満々で、船が第一海堡を回り込む前から、早々に準備を始めています。幸運な釣り座にニコニコ?・・・・ホントは、釣り座よりも、お隣にうら若き女性が座ることに喜んでいたような・・・・バカスカと釣って、イイところを見せようという魂胆だったのでしょうね(ジロッ)
さて、今回は、大貫沖の南寄りの釣り場からスタートとなりました。
釣り場に到着したのが、8:30頃ですから、9時過ぎの干潮時刻までの下げ潮が残っていれば、僅かながらのチャンスがありそうだと考えていましたが・・・
開始早々、右隣のメンバーが船中第1号をゲット!・・・・そして、直後、私にもアタリが出て、初物のショウサイフグをゲットです!
そして、2尾目も釣れて、さらに、ちょっと間が空いて3尾目も釣れて、快調なスタートです・・・・トモ寄りが好調の様子ですから、まだ下げ潮が残っていたということなんでしょう。
しかし、アタリが続いたのは、ここまで・・・・潮が止まって、アタリも遠くなっちゃいました・・・・モーニングサービスは3尾止まりでしたね~
最初のポイントでは、鴨居の一郎丸が近くで操業していました。一郎丸はここ数日、好釣果を出していたので、「ここで釣っていたのか~」って感じでしたね。
モヤに埋もれて東京湾観音が見えません・・・・出船前は雨模様の天気でしたが、釣り開始の頃には雨も上がってくれて良かったです。風は北方向からの風が少々吹いていましたが、風陰になる釣り場なので、海のコンディションも悪くはなかったです。
その後は、船中ポツリポツリの食いになっちゃいましたね~・・・・それでも、私は、10時頃までに2尾追釣できて、ここまで5尾の釣果はまずまず順調ってところですね。
5尾まで釣ったところで、フグの気配を感じなくなってしまったので、反対左舷で釣るマッチョシゲさんの様子を覗いに行くことにします・・・・竿を持って、ちょっとの間、マッチョシゲさんの隣で釣らせてもらうことにしますよ。
マッチョシゲさんのイケスバケツを覗くと、釣果は2尾・・・・17cm級のキープスレスレのサイズも1尾入っていたので、「こんな小さいのはリリースじゃないんですか~」と言ったら、「ウルサイことを言わないで下さい!」と、ムッとしておりました(へへへ)・・・・しばらく、マッチョシゲさんの隣で竿を出していましたが、アタリも無いので、自席に戻ることにして、「お邪魔しました~。また後で来ま~す」って言ったら、「もう来なくてイイですよ~ダ」って言われちゃいました(笑)。
前半は5尾の釣果でした。
ホカロンを両手に持つマッチョシゲさんです・・・・冷え性のマッチョシゲさんは冬場の釣りではホカロンは必需品だそうです・・・・確かに、ちょっと寒い日でしたね~
その後もアタリは乏しく、船は富津岬南側の海苔網周りのポイントへ移動しました・・・・しかし、こちらの釣り場もアタリは少なく、船中では、たまに誰かが単発で釣る程度の食いです・・・・上げ潮がほとんど流れていないようで、潮先のはずの左舷側でもアタリは少なく、皆、苦戦の様子ですね。
私は、海苔網の位置を確認しながら、根掛かりしない程度にキャスト釣法を織り交ぜながら釣っていますが、キャストしてもアタリは出せず、沈黙の時間が続きます。
2時間くらい間が空いてしまった後、正午頃に、ポツポツと2尾釣れてくれて、7尾の釣果になりました・・・・ここまで、船中平均で2、3尾の釣果というところでしょうから、7尾釣れているのは好調な方ですね。
こんな渋い日は・・・・忍耐強く、誘いを続けるしかないですねぇ~・・・・誘いを入れて餌を魚に見せて、できる限りフグを寄せるしかないでしょう。もちろん、竿先には神経を集中です。今回は、アタリも小さかったので、特に誘い下げる時に出るアタリを取り漏れないようにして、数少ないヒットチャンスを逃さないようにするのが肝心かなぁ~とか思っていましたが…。
船上風景です。今回は快適な大型船で出船してくれたので、12名乗っても余裕十分の船上でしたね。12名のうち、フグ釣りの経験が何度もあるメンバーは、私やマッチョシゲさんを含め5名でしたね。
船の移動時、お隣の女性に寄り添って、何やら話をしているマッチョシゲさんです・・・・恐らく、私が近くにいないと思って、フグ釣りの講釈でもしているんでしょう・・・・それとも、まさか下ネタじゃないでしょうね~・・・・あり得るかも(笑)
午後に入って、またアタリが出ない気配なので、マッチョシゲさんのところにお邪魔することにします・・・・もちろん、竿持参です(笑)
マッチョシゲさんは、その後1尾追釣しただけで、ここまでの釣果は3尾なり・・・・「今日は、も~ダメです…」と、出船前の気合いはどこへやらの弱気なコメントです。
お隣で竿を出して、しばらくすると・・・・んん?アタった?・・・・そして、次の誘いでヒット~!・・・・フグ、ゲットです!!・・・・マッチョシゲさん「ムッ!」
そしてさらに、もう1尾ゲット~!!・・・・ヒヒヒッと思っていたら、直後、マッチョシゲさんも久々にフグをゲット!
そしてそして、私がもう1尾ゲット~!!!・・・・「どうだ~!!」と思って、マッチョシゲさんをみたら、ヒョイとアワセが決まって、マッチョシゲさんもヒット~!・・・・ありゃま~
コレでアタリは終わってしまいましたが、約30分の間に私が3尾、マッチョシゲさんは2尾釣ってしまう、私とマッチョシゲさんの二人だけの一時の時合いでしたね~・・・・私は、得意の「仕立船限定・反則お邪魔虫作戦」が決まって、ツ抜けをクリア・・・・口笛を吹きながら、自分の釣り座に戻ることにしました~(笑)
フグかと思ったら、ヒトデで苦笑いのマッチョシゲさんです。根掛かりも何回かあったようで、「穂先を折らないようにしないと…」などと独り言を言いながら、悪戦苦闘していましたね。
中盤は吉野屋乗合船の近くで釣りました。今回の乗合船のお客さんは、たった2名だけ・・・・平日で天気予報がイマイチの日だったとは言え、人気の吉野屋フグ船でも、そんな日があります・・・・釣果は、我々の船とは比較にならない好釣果でしたね・・・・でも、竿頭の釣り手は超名人ですから、参考にならない釣果かもしれませんよ~(ニタッ)
終盤は、また南寄りのポイントに移動して、船中ポツリポツリ・・・
私は、2尾追加したところで、14:30の沖あがりタイムが到来しました。
私の釣果は、18~24cmのショウサイフグ「12尾」でした。
船中釣果は、0~12尾なり・・・・マッチョシゲさんの釣果は・・・・本人の名誉のためにマル秘にしておきますが、私がお邪魔した時に2尾釣った後は釣れなかったみたいです…(マル秘じゃないか~)
というコトで、今回は師匠の勝利~でした!(ホッ)
今回の釣果です。20cmチョイ級のやや小型が多かったですね。船中では30cm級の大型ショウサイも釣れましたが、全般的に型も小さめだったかな・・・・食いが渋い時は、型も良サイズは少なくなっちゃいますかねぇ~
今回の仕立企画・・・・フグの食いは渋かったけど、何とか天気は良くなってくれて、無事終了しました・・・・幹事のY江君、お疲れ様!
食い渋りの要因は、やっぱり潮ですかねぇ~・・・・上げ潮がほとんど動かなかったようなので、魚の活性も上がらなかったのでしょう・・・・乗合船の公大船長も、帰港後に、「最初の下げ潮が残っている時間帯は良くアタりましたが、その後はポツポツでした」というようなことを言ってましたしね。
私は、竿頭でニコニコ・・・・上げ潮が利かなかったのが、私の勝因です(笑)・・・・ホント、海の状況は行ってみないとワカリマセンね…