KOBIさんの江戸前釣り雑記

2009年12月

今日で2009年も終わりです。

最後に、今年1年の釣りを振り返ってみようと思います。


まずは、釣行回数です。

今年の釣行回数は、な~んと!・・・・「62回」でした!

もちろん、今までで最多の釣行数で、年間釣行回数の自己記録を更新です。

今年1年を通して、私も家族も心身ともに健康だった故に、こんなに釣りに行けたんでしょうね。私の釣りに対する気力も充実していましたし、天候にも比較的恵まれたかなという気もしています。

今年の年当初に、「たくさん釣りに行きたい!」ということを、第一の目標としていたように記憶していますから、まずは今年の一番の目標は達成できたということですね!!


62回の釣行の内訳は以下のとおりです。

フグ   28回 (すべて東京湾。カットウ釣り26回、食わせ釣り2回)

シロギス 13回 (東京湾11回、波崎1回、瀬戸内家島1回)

スミイカ  4回 (テンヤ1回、エギ・スッテ3回)

シマアジ  3回 (すべて小湊出船)

LTアジ  3回

アオリイカ 2回

マダイ   2回 (すべて関西での釣行)

カワハギ  1回

アカムツ  1回

LT五目  1回

キス・アナゴのリレー 1回

ビシアジ  1回

ハゼの桟橋釣り 2回 


やっぱり、フグがダントツの釣行回数で、次いでシロギス・・・・これは予想通りかな・・・

もう少し他の釣り物にも行きたかったような気もしますが、釣り物はその時の気分次第で決めていますので、これはショウガナイですね。

新しい釣り物も特にやらなかったですね。あえて言えば、エギのスミイカ釣りくらいですかねぇ・・・・最近、新しい釣り物に、あまり手を出さなくなっちゃいました。私の場合、タックルとか仕掛けとかをある程度は準備周到にしていかないと気が済まないタチなので、ブログ記事とかでそっちに時間を取られちゃうと、新しい釣り物や珍しい釣り物に行く準備する時間もなくて、それで気が向かなくなっちゃうってこともあるかもしれません。それと、年齢的に新しいことは、ちょっとキツいってこともあるかもしれませんね~(笑)


今年、印象に残っている釣行は・・・

やっぱり、7月に私が幹事役で企画した「フグ仕立釣行」が一番かな~

それまでブログを通じて知り合った方々にも声を掛けたら、快く参加を了解していただいて、皆さんと顔見知りになれる貴重な釣行になりました。私も含め、釣果の方も良かったですしね。

また、来年、こんな企画ができればイイなぁ~と思っています。その時は、是非皆さん、参加して下さい!・・・・釣果は約束できませんが・・・(笑)


ほかには・・・・フグ釣りにはたくさん行きましたが、特に大釣りをしたということもなく、釣果的に特筆する釣行はなかったかな・・・

逆に、貧果のフグ釣りの方が記憶に残っているような・・・・3月には、釣果僅か1尾の釣行があったり、さらに5月には初めてボウズを喫するという貴重な?釣行もあって、これには凹まされましたね。

この2回の釣行は、フグの食いも渋くて、釣り座とかの条件も厳しかったんですが、それでも、0尾、1尾ですからねぇ~・・・・これを機に、キャスト釣法に真剣に取り組んだり、厳しい条件でも何とか結果が出せるような釣りを目指し始めたって感じかな・・・・そんな経験が、今の時期の厳しい条件でのフグ釣りで活きてきているように思っているんですけど・・・・でも、なかなか思い通りにはいかないフグ釣りですから、そのうちにまた、どうにもできない大撃沈の釣行があるとは思いますが・・・(笑)


フグ以外の釣り物では・・・

釣果的には、3月の小湊シマアジ釣行で、2.5キロ、2.7キロの2枚を釣ったことですかねぇ~・・・・その前週に行ってボウズを食らってしまってのリベンジ釣行で、2枚釣れたのは嬉しかったですね。小湊のシマアジ釣りは、今は小物釣りメインとなっている私に、僅かに残る大物?狙いの釣りですが、また来年も行きたいと思っていますよ。

4月に、3週連続で関西出張した時(一応、仕事ですよ…)の関西での釣行も楽しかったですね。2年前までの関西単身赴任時に通った船宿を訪れることができたのが嬉しかったです・・・・釣果は大したコトはありませんでしたが…。今年もまた、関西出張がありそうなので、その時がまた楽しみですよ~!・・・・伝助君、よろしくね!!


ほかにも、シロギス釣りで、何度か束超えの釣りをさせてもらったのも嬉しかったですし、これは釣果的なことじゃありませんが、根岸丸の若坊主船長の船で南西強風の大シケの中ノ瀬でシロギスを釣ったのもインパクトがありましたね~・・・・ホント、最後は怖かったもん(笑)



さて、来年の釣りはどうなりますかねぇ~

来年のコトは年が明けてから書くことにします・・・



今年一年、ご一緒に釣りをさせていただいた方々、当ブログを読んで下さった皆さん、本当にありがとうございました!

また、来年も、“不肖”私、並びに拙ブログ「江戸前釣り師Kの釣り雑記」をよろしくお願いいたします。

それでは、来年の皆様の御釣運を祈念させていただいて、今年のブログの締めくくりとしたいと思います。

皆さん、良いお年をお迎え下さい!


2009年の竿納めフグ釣行記の「後編」です。


「前編」はこちらです ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/kobisan2go/30652011.html


フグの食いが止まってしまった大貫沖を見限った船長は、船を一路、神奈川県側に進めました・・・

私にとっては、久々の神奈川県側での釣りになりますが、果たして、釣れてくれますかね~

イメージ 1
               観音崎沖にはタチウオ船らしき大船団ができていました。


観音崎近くで船はスローダウン、まもなく投入のアナウンスが出ました。

しばらくアタリは訪れず、底に根掛かりも少なそうな感触なので、こちらでもキャストして、広めにポイントを探ってみるようなイメージで釣ってみます。待ちは短めで、仕掛けが船下に戻ってきたら、すぐに再投入して、頻繁に仕掛けを入れ替えます。

それでも、なかなかアタリは訪れず、「ここもダメかなぁ~」などと思い始めた頃合いに・・・・んん?微かな違和感?・・・・その直後の空アワセにグウッと重みが乗って、掛かりました!・・・・23cm級のショウサイフグが釣れて、これで7尾目です。

さらに、ちょっと間が空いた後、今度は割合と明確なアタリを感知して、ヒット!・・・・かなりの重量感がある手応えで、無事キャッチしたのは30cm級の大型コモンフグで、これはニンマリでしたよ~

直後、マッチョシゲさんもコモンフグを釣って、久々の4尾目・・・・これで、釣果は「8対4」となりました。

大苦戦だったKON-CHANも、ここで、ようやくキープサイズが釣れて、ボウズ脱出!・・・・KON-CHANが、ここまで釣れなかったとは(リリースサイズは2尾釣っていましたが…)、いかに食いが渋いということを証明しているような・・・

しかし、それ以降は、またアタリも出なくなって、船は鴨居沖に移動となりました。

イメージ 2
            神奈川県側に移動して、最初の釣り場は観音崎の近くでした。

イメージ 3
30cmのコモンフグです。コモンフグとしては最大級のサイズのように思います。私も、このサイズのコモンフグを釣ったのは初めてでしたね。


ツ抜け釣果まで、あと2尾・・・・何とか、区切りのツ抜けをクリアしたいところでしたが・・・

移動した鴨居沖のポイントは、下げ潮が速くて、ちょっと釣り辛かったですね。それと、底に藻のようなものが多くて、また根掛かりも多かったのが鬱陶しかったです。

マッチョシゲさんも、根掛かりでライン高切れ1回・・・・私も根掛かりでカットウロスト(自動ハリス止め仕掛けを使っていたんで、カットウだけのロストで済みましたが…)・・・・KON-CHANや塩ちゃんも根掛かりに苦労している様子です。


そして、この鴨居沖のポイントでは、船中、何尾かのフグが釣れていましたが、我々4名は型を見れずで・・・

根掛かりで2回目のカットウロストをしたところで、時計を見ると、まもなく15時で・・・・もうすぐ沖あがりだろうと思い、私は道具を仕舞うことにしました。(港前の釣り場に戻ってきたからなのか、結局15時20分頃まで釣っていたんで、まだ続けられましたね…)

KON-CHAN、塩ちゃんも、早仕舞いです・・・・悪アガキで釣り続けているのはマッチョシゲさんだけですね。

しかし、その後、マッチョシゲさんも型を出すことができずに、納竿のアナウンスが到来しました・・・


私の最終釣果は、17~24cmのショウサイフグ7尾と、30cmのコモンフグ1尾の計「8尾」。

外道は、トラギス2尾、ナマコ1個、ヒトデ数個。他に、リリースした15cm級のショウサイフグが1尾でした。

我がメンバーの釣果は、マッチョシゲさんが4尾、KON-CHAN、塩ちゃんが各1尾と、かなり厳しい結果でしたね。

船中釣果は、0~9尾とのことでした。

イメージ 4
                私の釣果です。一番大きいのが、コモンフグです。


今回のフグ釣行も食いが渋くて、釣果的には厳しいものとなっちゃいましたね・・・・マッチョシゲさんはともかくとして、竿頭級の腕前を持つKON-CHAN、塩ちゃんがこの結果ですからね~・・・・まぁ、お二人とも今回は全く手が合わなかったということなんでしょうが・・・

ワタシ的には、渋いなりも、それなりの良い釣果を出せたし、満足しなくちゃいけませんね・・・・ただ、気配的には、もう少しアタリを出せたようにも思えるんですが・・・・ど~なんでしょうね?

そうそう・・・マッチョシゲさんとの勝負は、「8対4」で圧勝でしたよ~!(ガハハ~)

今回のマッチョシゲさんの釣りは、あらためて釣行記番外編として、詳しく書こうと思っています・・・・面白い出来事もありましたしねぇ~(笑)


2009年の竿納め釣行は、12月29日、鴨居大室港の一郎丸からのフグ釣行。KON-CHAN、塩ちゃん、マッチョシゲさんとの同行でしたよ。


今回の釣行で、今年のフグ釣行は28回になりました。昨年の36回には少し及びませんでしたが、今年もかなり通っちゃいましたね。

今年の竿納め釣行は、根岸丸からシロギス釣りに行こうかと考えていたのですが、KON-CHAN、塩ちゃん&マッチョシゲさんがフグに行くとのことで、お誘いを頂いちゃったので、ご一緒させてもらうことにしました。

竿納めは、馴染みの船宿に行こうと思ったりもしていたのですが、折角の釣り仲間からのお誘いですし、今年の最後の釣りをフグ釣りで締めるのもイイかなぁ~と・・・・気心知れたメンバーと一緒の方が楽しい釣りになりそうですしね・・・・根岸丸の若坊主船長のところには、年明け早々に行くことにしましょ・・・

イメージ 1
今回のメンバーですよ。左から、マッチョシゲさん、私、塩ちゃん、KON-CHANです・・・・久々に私も顔出ししちゃいました。


6時前に船宿に着きますと、すでに、KON-CHAN、塩ちゃんが早くから来て、船前方に4人分の釣り座をキープしてくれています・・・・ありがとうございます!

四人の釣り座は、左舷前2番、3番にKON-CHAN、塩ちゃん、右前1番、2番に私とマッチョシゲさんが座ることで確定・・・・私は唯一の四隅の席まで頂いてしまって恐縮です。

私は、奇しくも?マッチョシゲさんの隣で釣ることに・・・・マッチョシゲさん得意の『しゃべり』には、ちょっと集中力は削がれますが、今回は、前回のフグ釣行で爆釣果を出して鼻高々のマッチョシゲさんをギャフンと言わせてやろうという魂胆もありますから、これは申し分ない舞台設定ですね~(ヒヒッ)

イメージ 2
出船前の一郎丸です。6時前に到着しても、すでに船宿前の駐車場は満車の盛況。フグ船の乗船者は16名で、こちらも賑わっていました。


今回の釣り場は大貫沖からスタートしました。下浦沖などの神奈川県側の釣り場を攻めることも多いという一郎丸ですが、前日に大貫沖で釣って、好釣果が出たということで、今回も大貫沖を選択したようです。


定刻7:20に出船し、30分程で釣り場に到着して、早速、投入のアナウンスが出ます。

そして、いきなり・・・・お隣のマッチョシゲさんの竿が曲がります!・・・・第1投目の最初の誘いで掛けたようです!!

しかし・・・・姿を見せたのは、フグではなく、小型のマダコ・・・・しかししかし・・・・水面でバレちゃいました~!・・・・マッチョシゲさん「あ、あ~っ!・・・・せっかくのタコだったのに~」・・・・残念でした~・・・・でも、何で、バレちゃったんだろう~(ヒヒッ)


開始早々から、私にもアタリが出ますが、空振り連発でなかなか掛けれません・・・・しかし、これはフグのアタリではないようで、しばらくして掛けた魚はトラギスでした。

しかし、フグもいるようで、船中ではフグの型も見れている様子・・・・そして、マッチョシゲさんに、アタリが!・・・・何回かフグらしきアタリが出たようですが、掛けられずに仕掛けを回収すると、餌はバッチリと食われています・・・・これはフグの仕業ですね・・・・しかし、何で掛けられなかったんだろう~(ヒヒヒッ)

開始早々から、マダコは水面でバラすやら、貴重なフグのアタリを掛けられないやらで、少々ガックリの様子のマッチョシゲさんでしたが、これには面白い裏話があるんですよねぇ~(へへへ~)・・・・この話は、あらためて書くことにしますので、乞うご期待!(笑)

イメージ 3
大貫沖の釣り場風景です。前半は、北風がちょっと強めに吹いていて、ちょっと釣り辛い状況でしたが、風は段々と収まってきて、中盤以降はまずまずのコンディションになりましたね。


底がちょっとゴツゴツとするところでしたので、船下狙いで釣っていますが、たまに出るアタリもトラベラーズの外道のアタリばかりのようで、仕掛けを回収しても餌は残っていますね。

トラギスを1尾追釣した後、小さなアタリでアワせると・・・・1本だけ付けている枝針に掛かってきたのは、20cm級のショウサイフグ!・・・・ボウズ脱出でホッと一息です。

しかし、その後はフグのアタリは訪れず、しばらくして、移動のアナウンスが告げられました。

ここまで、私と塩ちゃんが1尾ずつ、KON-CHANとマッチョシゲさんは型見ずでしたね。

イメージ 4
私が釣ったショウサイフグです。マッチョシゲさんの新品のクーラーボックス(シマノ社の最高グレードの品物らしいです…)の上にフグを乗っけて写真を撮っていたら、マッチョシゲさん「私の高級クーラーが汚れますので、魚を乗せないで下さい」ですって(笑)


移動後のポイントも、ちょっとアタリが遠いですね~

船下狙いではアタリが出ませんし、ここは根掛かりの無いところでしたので、キャスト釣法主体で釣ってみることにします。

すると、しばらくして、誘いの空アワセに乗りました~・・・・17cm級の小型のショウサイですが、何とかキープサイズで、2尾目をゲット!

さらに、今度はアタリでアワせて、3尾目が釣れましたよ~!

そして、その後もポツリポツリと2尾追釣して、5尾まで釣果が伸びました・・・・まだ、時刻は10時前ですから、良いペースになってきましたね。

一方、お隣のマッチョシゲさんは・・・・・・・・型を見れずに、沈黙です・・・・ここまでの釣果は「5対0」・・・・さすがのマッチョシゲさんもすっかり無口になってしまって、ションボリの様子ですね~(元気出してね~)

イメージ 5
吉野屋船です・・・・今年は吉野屋の公大船長にもお世話になりました。また、来年もよろしくお願いします!


「今日は私には釣れません。今日はきっとボウズです…」などと、ちょっと意気消沈気味のマッチョシゲさんでしたが・・・・「おっ!来た!」と掛け声一発、竿を絞っています!・・・・無事に取り込んだのは28cm級の良型のフグ・・・・10時20分、マッチョシゲさん、ボウズ脱出です(オメデトウ!)。

さらに、しばらくして、マッチョシゲさん、2尾目をゲット!・・・・そして、3尾目も釣って、絶好調モードに突入です!・・・・いや~、釣れ始めた途端に、得意の『喋り』が復活して、ウルサイこと、ウルサイこと・・・・さっきまでの静寂の時間が恋しいです(笑)

その間、私はアタリも出せずに、「5対3」と肉薄されてきちゃいましたね~(頑張らないと・・・)


しかし、その後は、またアタリが遠くなっちゃって、マッチョシゲさんも、私も、そしてKON-CHANも、塩ちゃんも、釣れません・・・

イメージ 6
          前半はまったく釣れずに、ついに船上でダウンのKON-CHANです(笑)

イメージ 7
ポイント移動の最中に作戦会議です・・・・フグの食いは渋くて、会話も「今日はダメですね~」、「餌も全然取られませんよ~」、「何で、食わないのかなぁ~」と、ボヤキばかりですかねぇ~(笑)


その後も、何箇所かのポイントを回りましたが、どこもアタリが出ません・・・・ホント、渋いですねぇ~

昼前頃に、2時間振りの6尾目が釣れましたが、これも単発で終わってしまいます。他のお三方はアタリも出ないようです。

そして、13時頃になって、船長も大貫沖を見限り、神奈川県側へ移動の決断です・・・



・・・・ここで、文字数オーバーにて、この続きは「続編」にて・・・

「続編」はこちらです ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/kobisan2go/30652176.html


明日は、今年の竿納めになるであろう釣りにいってきます・・・・「なるであろう…」と書いたのは、ひょっとしたら、もう1回行っちゃう可能性もあるからなんですが・・・(笑)

竿納めは、常宿からの釣行のつもりでいましたが、KON-CHANと塩ちゃんが、某宿からフグ釣行に行くとの情報をキャッチ・・・・さらに、マッチョシゲさんが、その釣行に合流するとか・・・

マッチョシゲさんからは、「師匠、一緒に行きましょうよ~」との有難いお誘いを頂戴し・・・・う~ん、正直、迷いました・・・


天気予報を見れば、明日はちょっと北風が吹きそうな予報で・・・・当初に予定していた釣り物は北風があまり強いと、ちょっとイヤな感じがして・・・

結局、お誘いに乗らせてもらって、今年の竿納めになるであろう釣行は、釣り仲間のお三方と一緒にフグ釣りに行くことにしちゃいました!

今年最後の釣行をフグ釣りで締めるのも、これまたOK!でしょう・・・


さーて、今年ラストのフグ釣行は、どんな釣りになるかなぁ~

前回、爆釣して鼻高々のマッチョシゲさんをギャフンと言わせるつもりで、頑張ってきますよ~!!(笑)


昨日(12/26)は、鶴見の「富士丸」から、単身、フグ釣行でした。

前回の品川「丸長」からのフグ釣行で、竿を船宿に置き忘れてしまったため、次のフグ釣行は必然的に丸長さんに行くしかないハズで・・・・この日も、丸長さんのフグ船に乗るつもりで、朝、丸長さんを訪れたのですが、残念ながら、私以外に予約が入っておらず、出船は見送りの様子で・・・(丸長では、乗合船は3名からの出船です)

しかし、これは前夜に丸長さんに電話を入れた時に想定済みのコトでして・・・・「他に予約の電話が入らなかったです。スイマセン…」と、恐縮の様子の船長から竿を受け取り(早朝から待っていただいていたようで、こちらこそ、スイマセン…)、挨拶だけを交わして、他の船宿へGO!

せっかく、船橋から品川まで来たんですから、浦安には戻る気にはならず、そのまま、再度、首都高速に乗って、鶴見へGO!GO!と相成りました。


鶴見の富士丸に到着したのは、6時過ぎ・・・・お客さんが多いかと思ったら、予想外に空いていて、先着の方は3名のグループさんだけのようで、釣り座は右トモ以外はすべて空いている状況・・・・「これはラッキ~!」と、左舷の大ドモに釣り座をキープ・・・・その後、ボチボチとお客さんが集まり、最終的には8名の乗船者となりましたね。

イメージ 1
カワハギ船の第7富士丸が一足先に出船していきました。カワハギは好調の近況でしたので、賑わっているかな?と思ったら、こちらも比較的余裕の船上でしたね。午前中に雨が降るという天気予報を見て、皆さん、釣行を控えちゃったのかな?・・・・実際は雨は全く降らず、風も穏やかで、絶好の釣り日和だったんですけどね。


定刻に出船して、1時間弱の航程で、釣り場の大貫沖に到着です。

ここ最近、ちょっと渋めの釣果の日が多い大貫沖のフグですが、前日は浦安吉野屋さんや野毛屋さんで、かなりの好釣果が出ていたので、今回はちょっと期待できるかな?・・・なんて思っていましたが、大貫沖に到着した本船富士丸は、先着していた吉野屋船、野毛屋船には脇目も触れず、かなり離れたポイントへ向かい、ちょっと不安になっちゃいました~(笑)

それでも、最初のポイントに到着し、期待の第1投・・・・まずは船下狙いで釣り始めます・・・・フグに餌を見せることをイメージしながら、誘いを入れ続けましたが、アタリが出ないので、2投目はキャストしてみます。

しかし、アタリは出ません・・・・船中でもアタリが出ないようで、すぐに移動のアナウンスが出ました。


次のポイントでの投入も、まずは船下狙いです。

何回か誘いを入れていると、誘いの空アワセに微かな重量感を感じます・・・・一瞬の重量感だけだったので、巻き上げずに次の誘いを入れようかと思ったら、竿先にオモリの重みが戻りません・・・・んん?・・・・これは、カットウに掛かったフグが、すぐに上へ泳いでいった状況に違いありません!・・・・即座に、素早くリールを巻くと、魚の感触が加わって、やっぱり~・・・・バレずに、無事に取り込んだ初物は、20cm級のショウサイフグでありました~!!(ホッ)

そして、次投では、ゆっくりと誘い下げた時に微かなアタリを感知して、そのまま底まで仕掛けを下ろし、次のアタリでアワせると・・・・掛かりません!(笑)・・・・しかし、そのまま誘い下げていくと、またアタリが出て、再び底まで仕掛けを下ろして、そこでアタリでアワせると・・・・また、掛かりません!(ヘタ!)・・・・しかししかし、再度そのまま誘い下げていくと、まだアタリが出てくれて・・・・またまた底まで仕掛けを下ろして・・・・今度はアタリが出る前に空アワセ気味にアワせると・・・・ようやく掛かりました~!・・・・25cm級の良型ゲットですよ~!


さらに、ちょっと間が空いた後、また誘い下げで微かなアタリが出て、今度は1回目のアワセで掛けることができて、3尾目ゲット。

続いて、同様な感じで、4尾目も釣れて、好調モードです・・・・アタリは微妙ですが、上手いこと掛かってくれて、イイ感じですね~


しかし、その後はアタリが続かず、2流し目は終了です・・・・しかし、この流しで4尾釣れて、快調なスタートになりましたね。

イメージ 2
釣り場風景(その1)・・・・午前中は、どんよりとした曇り空でしたが、雨は降らず、風も穏やかで、まずまずのコンディションでしたね。近くに見える船は浦安の吉久さんです。


最近にないような好調なスタートで、それ以降の流しでも期待感は高まりましたが、その後はボチボチって感じになっちゃいましたね~

船長は、フグの反応を探しながら、アッチコッチとポイントを巡ってくれますが、アタリが出ない流しが多くて、たまに釣れても、単発で終わってしまって、釣果がグングンと伸びるには至りません・・・

ポイントを移動する度に、まずは船下狙いで始めて、アタリが出なければ、キャストして広めにアタリを探るような釣りをしてみますが(海苔網に近いところや、根掛かりがあるようなところでは、キャストはできませんが…)、なかなかアタリは出せません。

他の乗船者の方々も苦戦の様子で、船中では、フグが釣れている気配もほとんど無かったですね~


それでも、10時半頃までに、8尾まで釣れて、ペースとしてはまぁまぁですね・・・・何しろ、前回、前々回の釣行とも最終釣果が7尾ですから、この時点で、その釣果を上回ったということですから・・・

イメージ 3
前半の途中経過です。とりあえずの釣果目標は「ツ抜け」ですから、前半で8尾釣れれば、目標達成は確実!って感じでしたが・・・


11時頃が満潮の時刻ですから、しばらくは潮止まりの時間帯ですね・・・・フグは潮止まりの時間帯に食いが立つこともありますが、潮が動いている時に食う日は潮が止まる時間には食わないような気がします。

アタリが止まってしまって、しばらく、反応探しのクルージングです。

船は、あちらこちらと移動や旋回を繰り返して、30分以上も投入のアナウンスが出ません・・・・ちょっと、じれったい時間ですね。

今、富士丸フグ船の舵を握っているK船長は、自らが納得できないポイントでは仕掛けを下ろさせないタイプの船長のように感じます。フグの反応が出なくて、アタリも出ないような日は、ポイント探索の時間が長くなるようなこともあるようですが、上手いこと、良い反応に当てて、他船を寄せ付けない大釣りをさせてくれる期待感もある船長かな?・・・・この辺は、たまにしか乗船しない私ごときが断言できることではありませんが、何となく、そんなふうに感じます。

イメージ 4
富士丸フグ船(第3富士丸)の座席です・・・・何の変哲もない座席に見えますが、実は、有難い機能が備え付けられているんですよ~・・・・それは、座席下に見えるパイプなんです。このパイプに熱水だか熱気だかが通っていて、暖かいんです。釣りながら、パイプに足を付けるのもよし、かじかんだ手を温めるのもよし、冬場の寒い船上では有難い設備ですよ。


その後も、何箇所ものポイントを回るものの、どこもアタリが出ずに、沈黙の時間が続いてしまいます。

満潮時刻を過ぎて、下げ潮の時間帯に入りましたが、潮はあまり動いていない様子で、フグも食い気が出ないのかなぁ~??

1時間、2時間とアタリが出ずに、ポイント探索の時間も長くて、ちょっと怪しい雰囲気ですねぇ~


そして、ようやく久々のアタリが・・・・反射的にアワせると、掛かってくれました!

時計を見ると、12時30分・・・・2時間振りに釣れた9尾目のフグでした~(ニコッ)


しかし、その後は、また沈黙で・・・

イメージ 5
釣り場風景(その2)・・・・海苔の収穫作業が盛んな海苔網周りです。海苔網周りで釣っていると、たまにカットウ針に海苔が掛かってきますが、これを口にすると生の海苔の味覚が味わえます・・・・たまに、ジャリっという嫌な歯触りがすることもありますし、そんなにオススメすることではありませんが…(笑)


後半は、大貫沖の北寄りのポイントに移動しました。

海苔網からはちょっと離れたところを流すことが多いので、キャスト釣法主体で、広くフグの寄り場を探すイメージで釣ってみますが、やはりアタリは遠いです・・・・あと1尾でツ抜けなんだけど・・・

前日、好調だった吉野屋船、野毛屋船も遠目に確認できますが、釣れているのかなぁ~?・・・・ちょっと気になりますね。


すると、また久々にアタリが訪れて・・・・掛かりました~!・・・・でも、手応えが弱弱しいです。

取り込んだのは、16cm級のフグ・・・・いつもなら、リリースするサイズかなぁ~・・・・でも、「今日は、オカズが少ないんで、キープさせてね~」と、セコくキープ!(笑)・・・・これで、ツ抜けクリアです!(ちょっと、インチキっぽいけど・・・苦笑)

時刻はまだ13時半、まだ1時間くらいは実釣時間が残っていますから、もう1尾釣って、文句なしのツ抜けクリアと行きましょう~


しかし・・・・その後は、釣れませんでした・・・・アタリも出ませんでした~・・・・エイッ!勝負!と海苔網ロープが隠れているリスクがありそうなところにキャストして、やっぱり根掛かり~なんて、おバカなコトもやっちゃったし・・・


14時半過ぎに納竿となって、最終釣果は、16cm!~28cmのショウサイフグ10尾なり・・・

今回は、こんなセコいツ抜け達成を許して下さいませ!・・・・最近、ツ抜けしていないので…(笑)

外道は、ヒトデだけ・・・

船中釣果は、0~10尾でありました。


前日、好釣果だった他船も当日は苦戦だったとのことで(ちょっとホッとしたような・・・笑)、全般的に食いが渋かった日だったようですね。

イメージ 6
最終釣果です・・・・途中経過の釣果とほとんど変ってないですね(笑)。10尾のうち、良型は4尾で、サイズも少しサビしかったような・・・


今回も食いが渋い時間帯が長くて、苦戦のフグ釣りでありましたが、渋いながらも、ツ抜けの釣果は上出来だったかな・・・

フグの気配があるところでは、それなりにアタリも出せたように思えますし、掛け損じもなくて、アタリは全て掛けられたので、釣り自体は手が合っていた方だと思いますね。

とりあえずは、少々疑惑のツ抜け達成ながらも、目標をクリアできて、満足感のある釣行だったということにしましょ・・・

次回は、すっきりとツ抜けしたいです・・・・無理かなぁ~(笑)


このページのトップヘ