KOBIさんの江戸前釣り雑記

2010年02月

皆さん、こんばんは~

マッチョシゲだす。『マッチョンゲ』ではおまへん、『マッチョシゲ』でっせ。

いや~、東京湾の深場のフグ釣りは、オモシロおまんなぁ~

この3週間連続で、無理やりに師匠に連れられて、丸長さんから深場のフグ釣りに行ってきましたが、結果は、師匠に2勝1分け。何だか、師匠に申し訳なくて、もう少し謙虚に釣れば良かったと反省をしている毎日でおます。


3週間前の初釣行では、どうなることかと心配しておりましたが、日頃の行いが良いのか、ジャンケンでオオドモをゲットして、苦戦する師匠やY江さんを尻目に、快進撃の釣りでおました。

後半は、オオドモの釣り座を前半ボウズにY江さんに譲って差し上げまして、そんな良い行いにフグさんもご褒美を下さったのか、ドウノマの釣り座に移っても、空アワセにダブルで掛かっちゃうし、ちょっと置き竿にしておいた竿を手に持った途端に良型をゲットしちゃうしで、快進撃は止まることなく続いてしまいもうした。

師匠は、「ゼロテンション」とかいう難しい釣り方で釣っておりましたが、私は、そんな釣り方はワカリマヘンので、普通に釣っておりました。難しいコトは考えずに、自然体の釣りが良かったのではおまへんか~。まぁ、釣りは頭でするんじゃのうて、腕でするってことでんな。


2回目の釣行は、師匠、KON-CHAN、塩ちゃんとご一緒しましたが、これまた、ジャンケンでオオドモをゲット~!

しかし、前半は、アタリはあるものの、全く掛けれなくて、ワケがワカラナクなってしまいもうした。そこで、船長のところに出向いて、釣り方を教わりまして、それからは絶好調の釣りでやんした。

釣り方がワカラナイ時は、船長に聞く。こういう謙虚な気持ちが大事でんな。

しかし、この時は、隣に師匠がいなくて、ホント良かった。師匠がいたら、師匠を差し置いて、船長に教わりに行くなんてコトはできなかったですもんね~。

「師匠、ミヨシで留守がイイ」・・・・な~んちゃって(笑)

釣果は、ツ抜けまで、あと一歩でしたが、そこまで釣ってしまったら、もう師匠が一緒に釣りに行ってくれなくなってしまうかもしれませんので、そこで止めておいて良かったでっせ。これが謙虚な気持ちというものでんな。


そして、前回の3回目の釣行。師匠と仲良く二人での釣行でやんした。

師匠から、「今回は、オオドモ、ミヨシには座るべからず」との厳命が下り、ドウノマに追いやられてしまいましたが、ナンのナンの、デカいアカメは2尾釣れちゃうし、釣果もトップタイの成績で、さりげなく、実力を見せてもうたかな~。

師匠も同じ釣果でしたが、さすがは師匠! 掛けるのが難しい小型を多く釣っておりました。

1回、スゴい手応えの引きがあった魚をバラしてしまって、これは悔しかった。ひょっとしたら、トラフグだったかも~。師匠は「あそこにトラフグはいない!」と言っていますが、そんなのワカリマへンがな。

最後に1尾釣って、師匠の釣果に追い付いてしまいましたが、これは反省しています。ホントは釣る気はなかったのですが、船長が、「アワせて、アワせて!」って言うもんだから、つい釣ってしまいもうした。

でも、さすがに師匠は上手い! 私が釣れなかったトラハゼは何尾も釣り上げていましたからねぇ~。


もう、今年の深場の食わせ釣りは終わってしまったようなのは残念ですが、また来年、楽しみにしてまっせ。

3月は、土曜、日曜が仕事で、丸長さんには行けないので、しばらくはフグ釣りはお休みにしようかと思っています。こんなに好釣果が続くことは滅多にないので、その余韻に浸る日々を送るのも、これまた良いかもしれまへんな。

では、皆さんも、頑張って下さい。ついでに、師匠も頑張って下さいまし・・・

これからも、ヨロピクお願いします。

  深場の食わせ釣りマスターより


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                           「ナニ言ってんだ、コノヤロ~!」


今日(2/20)は、品川・港南の「丸長」から、マッチョシゲさんとの同行で、フグ釣行でした。

東京湾のフグ釣りの“厳寒の風物詩”深場の食わせ釣りも開幕して丸3週間・・・・今期は「終わりそうで終わらない」って感じですかねぇ~

先週、先々週と、この深場のフグに釣行してきましたが、どうもスカっとしない釣りの連続で、気分はモヤモヤ・・・・と言っても、この釣りは経験も少なく、引き出しの中身もスカスカというところなので、「ここは、もう一押し、経験を踏んできましょう!」という気持ちで、今期3回目の深場の釣りに行ってきましたよ。

今回も、マッチョシゲさんとの同行でしたが、モヤモヤ気分の私とは正反対に、マッチョシゲさんは深場の釣りでは好釣果連発でバリバリモードです。今回も、特に誘ったワケではないのに、「3週連続になってしまいますが、師匠が行くなら、何とか奥様の了解を取り付けます…」などと言いながら、ニコニコ笑顔での参戦でありました。

さて、今回の「丸長」船、天気予報の良い土曜日にもかかわらず、乗船者は6名だけでした。われわれ2名は左舷前の1番、2番(私がミヨシ)に釣り座をキープ・・・・マッチョシゲさんは、前回、前々回と好釣果を出したトモに座りたい気持ちもあったでしょうが、丸長ではまだまだ新参者のわれわれが、毎度毎度、大ドモの特等席に座ろうなどとは、もっての外!と、「早い時間に船宿に行くのは厳禁!」と厳命しておきましたよ。

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釣り場に到着後のマッチョシゲさんです。深場の食わせ釣りには自信満々!?・・・・余裕の雰囲気ですねぇ~


今回も、大貫沖の30mダチでの釣りでした。

今回は、前回の釣行でマッチョシゲさんが船長から指南を受けた「小さなアタリで即アワセせずに、十分に餌を食い込ますイメージの釣り」を実践してみるのが楽しみです。それと、仕掛けは、エダス間隔を変則的に詰めた6本針仕掛けを試してみることにしました。これは、前回の釣行で、エダス間隔が狭い仕掛け(25~30cmくらい)の方がアタリの出方が良さそうに感じたからなんですが…。

こんな作戦で釣り始めましたが、どうもフグの気配が怪しい??

船中では、フグの型が出ませんし、船団の他の船を見ても、フグが釣れている気配がありません。もちろん、私にもフグらしきアタリは訪れません・・・

そして、30分程過ぎた頃に、船長から、浅場への移動を告げるアナウンスが出されました~・・・・魚探に出る反応も薄いようで、昨日も前半は深場は模様が良くなかったとのことで、船長も早々に決断したようです。

ちょっと残念な気もしますが、フグが釣れる気配がありませんもんね~

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深場のフグ船団です。朝イチは、どの船もダメだったようです・・・・フグはどっかに行っちゃっていたのか?・・・それとも、食い気がなかったのかな?


さて、富津岬南側の海苔網周りの浅場に移動です。もちろん、浅場ではカットウ釣りなので、タックルもカットウ釣り用に変更します。

オモリ6号のカットウ仕掛けを投入すると・・・・「仕掛けがメチャ軽い!」(笑)

船長からは「根掛かりしますので・・・」との注意があったので、船下狙いで釣ることにしますが、しばらくすると、微妙なアタリを感知!・・・・ヒョイっと即アワセを入れると、グッと竿に重みが乗りましたよ~・・・・何だか、カットウで魚を掛ける感触は久々のような気がします・・・・そして、水面に姿を見せたのは、20cm弱級の小型のアカメ(ヒガンフグ)なり~・・・・これで、とりあえずはボウズ脱出ですね~

その後、船中ではポツポツとフグが釣れ始めたようですが、釣れるフグはほとんどがアカメのようです。

マッチョシゲさんは、なかなか型を見れずに苦戦の様子かな?・・・・と、思いきや・・・・「うわっ、デカい!」との声に振り向くと、30cm超級の大型のアカメをゲットして、ニンマリ笑顔です。

そして、さらに、マッチョシゲさんは同サイズの大型アカメを連釣して、「ヤッタ~、ヤッタ~!」と大喜びしております・・・・今回もまた、マッチョシゲさんのペースかも~!?!(ヤバイ…)

しかししかし・・・・私もアカメを追釣して、これで「2対2」・・・・しかし・・・・私が釣ったのは、またしても20cm級の小型でして、数は同じでも、サイズは天と地ほどの差がありますよ~(悲)・・・・マッチョシゲさんはニヤニヤ笑っているし、船長にも冷やかされて、ガックリですよ~(笑)

それでも、しばらくして、私にも30cm弱級のアカメが釣れてくれて、ホッと一息です。これで、釣果の数では、「3対2」・・・・マッチョシゲさんのニヤニヤも少しは収まるでしょう・・・(笑)

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       浅場のカットウ釣りで釣れたアカメ3尾です。「中の大」1尾と「小」2尾ですね。

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こちらは、マッチョシゲさんが釣ったアカメ2尾です。「大」2尾です・・・・悔しいので、マッチョシゲさんには、「デカいアカメは美味しくない」と、テキトーなコトを言っておきました。(笑)


しばらく浅場の根周りでアカメ狙いの釣りって感じでしたが、その後は、同じ浅場でも、根掛かりのないポイントに移動して、ショウサイフグ狙いの釣りになりました。

船長からは、「昨日は潮止まり近くになってから、深場が良くなったようですから、今日も、それまで、ここで我慢してみましょう」とのアナウンスがあります。他のフグ船も何隻か近くに見えますので、同じような作戦なんでしょうね。

しかし、このポイントではアタリを出せなかったです。根掛かりのない場所だったので、キャスト釣法主体で釣ってみましたが、ダメでしたね~。マッチョシゲさんは何度かアタリが出て、餌も齧られたようですが、いずれも掛けられず・・・・船中では、2、3尾のショウサイが釣れていたみたいですけど・・・

ここは、船上で出されるカップラーメンを食べながら、ちょっとノンビリって感じでしたかねぇ~

そして、昼頃になって、いよいよ深場へ戻るとのアナウンスが出されましたよ~

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マッチョシゲさんの釣り姿です。最近、釣果がイイんで、釣っている時の姿もカッコ良く見えます。何となく、上手そうに見えますもんねぇ~(笑)


浅場に移動していた他船も、ほぼ同じタイミングで深場に戻ってきたようで、朝イチと同様に船団が作られました。

後半は、何とか、アタリが出て欲しいですねぇ~

タックルと仕掛けを食わせ釣り用に戻して、投入すると・・・・「仕掛けがメチャ重い!」(笑)


しばらくはアタリが訪れませんでしたが、すぐ近くを流している他船ではチラホラとフグを取り込むシーンが見られ始めて、ちょっと期待感が出てきた頃合いに・・・・ようやく、私にも、微かなアタリが到来しましたよ~!

即アワセを入れるような明確な強いアタリではないので、アワセずに我慢して、次のアタリで、ごくゆっくりと聞き上げていくと・・・・竿先がククッと震えるようなアタリが出て、そのまま聞きアワセを入れていくと、針掛りしたたようです!・・・・それ程のサイズではなさそうですが、段々とコンコンという引き込みが強くなってくるのはフグの感触ですねぇ~・・・・そして、無事に取り込んだのは20cm級のショウサイフグ!・・・・本日の深場での第1号ですよ~

程なく、マッチョシゲさんも、深場第1号を釣って、ニンマリ笑顔の様子です。


ふ~む・・・・こういう釣り方なんですか~・・・・・なかなか餌を食い込まず、小さなアタリしか出さないフグに、アワセを我慢して餌を食わせるイメージかなぁ~。ごくゆっくりと聞き上げることによって、本アタリを出してやるという感覚もあるかなぁ~。いずれにしても、今まで、ここまでジックリと我慢するような釣り方はしていませんでしたね~

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お馴染みの鶴見の「富士丸」です。富士丸には釣り仲間のA西さんが乗船していましたよ。苦戦の釣りだったようですが、竿頭釣果だったということで、とりあえずは何よりでしたね!


その後も、間が空きながらも、ポツリポツリとアタリが出ますが、そう簡単には釣れてくれない難しい釣りですねぇ~

上手く針掛かりさせることができて釣れることもありますが、微細なアタリが出ても本アタリに至らなかったり、本アタリが出ても掛け損じたり、掛けても針のチモトのハリスを噛み切られてバラしたりで、なかなか釣果は伸びていきません。

アタリの出方も渋いというか、小さいというか・・・・即アワセができるような明確なアタリがいきなり到来するようなことは皆無で、ジックリ我慢しないと、アワせられるようなアタリが出ない感触です。前々回、前回、さらに今回と、アタリの出方は段々と難しくなっていますね。

今まで、渋難しい食いのカワハギ釣りで、こんな感じの釣りをやったことがあるような気もします・・・


そんなこんなで、あっという間に時間が過ぎて・・・・15時の沖あがりタイムが到来しました。

後半の深場の釣りで、ショウサイフグ4尾追釣して、最終釣果は「7尾」となりました。外道に、シロギス1尾、クラカケトラギス2尾、リュウグウハゼ約7尾でした。

マッチョシゲさんは、後半の深場で5尾追釣して、最終釣果は私と同数の7尾!・・・・終盤に1尾釣られて、追い付かれてしまいましたが、マッチョシゲさんは深場の食わせ釣りは、なぜか手が合うようですね。アタリも私より多く出していますしね・・・・でも、今回は負けなくて、良かったですよ~(ホッ)

船中釣果は、3~7尾(7尾は3名)とのことでした。

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                       まったく、何をやっているのやら・・・


今期は、深場のフグ釣りに、3週連続で釣行して、いろいろと会得することが多かったですね~

魚の活性によって、アタリの出方も違ってきますし、それに合わせた釣り方が必要だということも認識させられましたね。もし、今回の深場の釣りで即アワセの釣りをやったら、間違いなく、1尾も釣ることができなかったでしょうね。

恐らく、今期の深場のフグ釣行は今回がラストになるでしょう。また、来期の深場の釣りが、ホント楽しみですよ!


〈釣行メモ〉 (2010年2月20日(土) フグ釣り 於:丸長)

【潮 汐】 満潮7:46、干潮14:27 (小潮)
【潮 色】 澄み
【天 候】 〔天気〕曇り後晴、〔風〕北東5m→東北東2m
【釣り場】 大貫沖(水深約30m→8m→30m)
【釣り座】 左舷ミヨシ (乗船者6名)
【タックル】〔竿〕込み根さん作のフグ用和竿、〔リール〕スマックレッドチューン(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】 胴突き6本針の食わせ仕掛け。幹糸4号、エダス間隔13&35cm、エダス長7cm、ハリス3号、針は丸カイズ14号・15号併用、ステ糸は100cmメインで50cmも試行。オモリは25号or30号。
(カットウ釣りでは、伝助君作のフグ竿を使用。仕掛けはカットウ仕掛けオンリー)
【釣 果】 ショウサイフグ4尾 (20~23cm)、ヒガンフグ3尾(19~28cm)の計7尾
【船中釣果】 3~7尾(7尾は3名)

KON-CHAN、塩ちゃん、マッチョシゲさんと同行した「丸長」出船のフグ釣行(深場の食わせ釣り)の続編です。

本編で書いたとおり、私はイマイチ釣果を伸ばせず、6尾の釣果でした。

一方、マッチョシゲさんは、前半は1尾しか釣れずに撃沈モードまっしぐら!という雰囲気でしたが、船長に釣り方を伝授された後半は、船中、釣果があまり伸びない中、前半とは打って変わったような釣りで、一人急上昇の快進撃!・・・・後半は8尾を追釣して、計9尾の好釣果でした。


さて、マッチョシゲさんが船長に教わった釣法とは・・・


釣法と言っても、船長から伝授されたのはアワセ方だそうです。

アタリが出ても即座にアワせるのではなく、アタリを感知したら、ごくゆっくりと聞き上げていって、フグが餌を食い込んだ時の明確な本アタリが出てから、アワせるのだそうです。ゆっくりと仕掛けを上げていく中でフグに餌を追わせて、確実にエサを食うまでアワセを我慢するイメージだそうな。

先週のマッチョシゲさんは、アタリ即アワセの釣りで竿頭釣果を出しましたが、今回は、そういうアワセ方では全然掛けられずに、船長にアワセ方を聞きに行ったら、こういうアワセ方のアドバイスを貰ったそうです。

本アタリが出ないで終わってしまうこともあったようですが、ごくゆっくりと聞き上げていくと、微妙なアタリが続いた後に掛けられる本アタリが出るパターンが多かったとのことで、マッチョシゲさん談「まるで、カワハギ釣りのようなアワセ方でしたよ」とのことでした。


なるほどなぁ~・・・・確かに、私も、今回は先週とはアタリの出方が違うように感じていましたが(今回は、「ピン」とか「ツン」という瞬間的なアタリが出なかったような…)、そんなアワセ方が良かったんですね~!・・・・マッチョシゲさんが船長に教えを乞うたのは、まさにファインプレイですね!・・・・変態プレイじゃありません(笑)

今回は、私自身、上手くアタリが出せなかったように感じているのですが、こんなアワセ方をイメージした釣り方をしていれば、もっと違った釣りになっていたかもしれませんね。


前回の釣行は即アワセの釣りでOKの日でしたが、今回は本アタリを出すような釣り方をしないと釣れない日・・・・深場の食わせ釣りも、いろんなパターンがあるんですね。勉強になりました・・・

次回は、そんなイメージも引き出しに入れていきましょ・・・・でも、次の深場のフグ釣行は、来年になっちゃうだろうなぁ~・・・・その時は、忘れないで、この釣行記を読み返さなくちゃ!

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帰りの船上での同行メンバーです。マッチョシゲさんは、「今日も師匠をギャフンとは言わせてしまって、何だか、師匠に申し訳ないですねぇ~。ヒヒヒッ~」なんて言っているでしょうね~(まったくね~)


「本編」はこちらです ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/kobisan2go/31159304.html


昨日(2/14)は、品川・港南の「丸長」から、KON-CHAN、塩ちゃん、マッチョシゲさんとの同行で、フグ釣行でした。

深場のフグ釣りも開幕してから丸2週間となりましたが、開幕当初の爆釣果こそ出ないものの、まだまだ魚影はあるようで、東京湾フグ船は全船が深場狙いです。そろそろ深場の釣りも終幕かなという気もしますが、浅場はさらに難しい状況のようなので、浅場をカットウで釣るよりも深場での食わせ釣りの方が幾らかは釣果になるだろうということもあるのでしょうね。

今回の丸長は14名の乗船と、まずまずの盛況でした。今回は少し早目に船宿に到着したので、左舷のトモから2席とミヨシから2席をキープできました。結局、左舷は我々4名を含めて5名、右舷は9名とちょっと偏った人数配置になりましたが、冬場の北風時の左舷は寒いですから、右舷に人気が集まるのは当然かな。しかし、深場の釣りはオマツリも多くなりやすいので、釣り座間隔が広い方が釣りやすいということはありますね。

さて、我々4名の釣り座はジャンケンで決めましたが、またもや、ジャンケンで勝ったのはマッチョシゲさん!・・・・ジャンケン、強いっス・・・・もちろん、前回、好釣果を出した左大ドモをチョイスして、今回もニコニコです。その隣の左トモ2番にKON-CHAN、左ミヨシに私、ミヨシ2番に塩ちゃんの配置で釣り座が確定です。終日、北寄りの風の予報で、11時過ぎ頃が干潮ですから、前寄りの私と塩ちゃんは後半の上げ潮に期待ですかねぇ~。でも、昨日は下げ潮時しか食わなかったようなので、今回もそういう展開だと、ちょっとキビしい釣りになっちゃうかもしれませんね…。

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マッチョシゲさんと塩ちゃんです。塩ちゃんは関西への転勤が決まったそうです。単身赴任になるとのことですが、休日が平日になるようなので、しばらくは丸長には来れなくなっちゃいますねぇ~。マッチョシゲさんは・・・・背が低いです(笑)


航程1時間程で釣り場に到着です。すでに、深場のポイントには、10隻以上のフグ釣り船団が出来上がっています。

今回も5本針の食わせ仕掛けを使うことにしましたが、前回と異なるのは、針を一回り大きくして、丸カイズの14号&15号したこと。それと、ちょっとお試しで、ワイヤーハリス(3号)で結んだ針を2本混ぜてみたことです。ワイヤーハリスはD社のグレ用のもの(たまたま、以前に買ってあったものです)ですが、ちょっと針結びが緩みそうなので、瞬間接着剤で補強してあります。でも、恐らく、ダメだろうなぁ~・・・・この手の細工は、大概、魚に嫌われてボツになっちゃうことが多いんですよね~(笑)

釣り方は、今回は少しスローな釣りを心掛けてみようかと・・・・聞き上げもゆっくり、仕掛けを下げるのもゆっくりというイメージです。それと、今回は海もナギなので、前回イマイチ感触が掴めなかったゼロテンションでの釣りをしっかりとやってみようとも思っていましたよ。

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フグ船船団です。野毛屋の船と接近遭遇しましたが、今回はfu-goo-logさんは乗っていなかったようですね。

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今回も込み根さん作の和竿を使いました。ワタシ的には、この竿は深場の食わせ釣りには最良の竿だと思います。調子もピッタリですし、魚を掛けた後にスムースに曲がり込んでくれるので、魚とのヤリトリも安心感があります。本来はカットウ用に作ってもらったんですが、竿ケースへの収納時に誤って穂先を折ってしまって、少し穂先を詰めることになっちゃったんです・・・・その時は、ホント悲しかったのですが、今となって思えば、カットウの釣りでは外道が怖くて使い難いので、こうして深場の釣りで活躍してくれるのは良かったかなと思ったりもします。


さて、実釣です。

下げ潮が速いようで、ラインはトモ方向へ抱え込み気味にキツ目に出されていきます。私は完全に潮尻の釣り座なので、オマツリ防止のため、オモリを25号から30号に替えることにします。

なかなかアタリは訪れませんでしたが、しばらくして、船中で型が出たとのアナウンスがあった直後に、私にも初アタリが出て、スーっと竿を立てるようにアワせると、クンクンと魚が乗った感触が到来しました・・・・無事、20cmチョイ級のショウサイフグを取り込んで、針を外そうとすると、何と!ワイヤーハリスの針に掛かっていて、ちょっと意外&嬉しい~!・・・・それよりも、今回は厳しい釣りを覚悟していましたので、まずはボウズを脱して、ホッとしたってところかなぁ~

その後、塩ちゃんも初物をゲット・・・・さらに2尾目も釣って、これは30cm級の大型で羨ましいですねぇ~

私は、1尾目が釣れてからは、アタリを出せずにちょっと苦戦の釣りです。・・・・私だけではなく、左舷の面々は皆、苦戦の様子で、KON-CHANは型を見たようですが、マッチョシゲさんは、なかなか型を見れないようです。一方、右舷はポツポツと釣れているみたいで・・・

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KON-CHANの釣り姿です。その後ろのマッチョシゲさんは、何をやっているんですかねぇ~?


その後は、ポツリポツリですねぇ~。

たまに出るアタリは割合と掛けやすいアタリで、掛け損じは少ないのですが、肝心のアタリをなかなか出せません。

それでも、11時くらいまでに5尾釣れて、まぁまぁのペースですかねぇ~・・・・近況から、「とりあえずは5尾くらいは釣りたい」と思っていましたから・・・

塩ちゃんも、ほぼ私の同じような経過。KON-CHANは、型は見たけど、ちょっと伸び悩み気味かな。そして、マッチョシゲさんは・・・何とか、1尾釣れて、ボウズは脱したみたいです。

ここで、マッチョシゲさんが操舵室の船長のところに出向いて、何やら話しをしているのが見えます・・・・まさか、あまりに釣れないので下ネタを話しに行っているワケではないでしょうね?(笑)・・・・実際は・・・・アタリはあるものの、先週と同じ即アワセでは掛けられないので、釣り方の教えを請いに行ったのだそうな。この辺はエライですねぇ~。釣り方が判らなかったら、船長に聞くのが一番ですからねぇ~。

そして、マッチョシゲさんは・・・・この後、驚異的な釣りを見せ始めるのです!・・・・もちろん、船長から伝授された釣法の効果でしょう!・・・・その釣法の詳細は後ほど書きますが、セコい性格のマッチョシゲさんですから、船上では我々には内緒にして、コソっと一人で実践しておりました(笑)。

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昼食中のマッチョシゲさんです。前半は釣れなくて、今回はもう諦めの境地に達しているのかと思ったら、後半は、船長直伝の釣法で快進撃の釣りでありました。


さぁ、後半戦です。

後半は上げ潮に変わって、私の釣り座は潮先になるハズですから、アタリが増えることを期待していましたが・・・

これが、まったくダメ~なんですよ~。周りはポツリポツリと釣っている様子なのですが、私はまったくアタリを出せずに大苦戦です。お隣の塩ちゃんは、たまに釣っているから、私にもチャンスはあるはずなんですが、これがダメなんだぁ~(悲しい…)

たまに出るアタリも、トラギスらしきアタリばかりのような・・・・そんなアタリを何とか食い込ませて掛けると、やっぱりトラギスです・・・

ゆっくりと仕掛けを上げ下ろしして誘ってもダメ。小さく速めに誘ってみてもダメ。仕掛けのハリス長を少し長くしてみてもダメ。ワイヤーハリスを外してみてもダメ(結局、ワイヤーハリスの針で掛けたのは最初の1尾だけでした)。ステ糸の長さを伸ばしたり、縮めてみたりしてもダメ。挙句の果てには、禁断の中オモリを付けて緩ませ気味に誘ってみても、ほとんどトラギスの餌食です・・・・もう何をやってもダメって感じです(涙)。

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今回は風も弱く、海上は良いコンディションでした。フグの食いもまずまずの日だったかな・・・・私にはあまり釣れてくれませんでしたが・・・


前半に釣った5尾のままで1尾も追釣できずに、1時間、2時間、3時間・・・・「もう、今日はダメっ!」・・・・そして、船長から「あと10分であがっていきます」とのアナウンス・・・・テキトーにゆっくりと聞き上げた竿先に少し重みが乗ったかな?と思った直後に、ゴンゴンゴン!と竿先が叩かれて、久々にフグの感触ですよ~・・・・それも良型の手応えです!・・・・「頼むから、バレないでよ~」と祈りつつ、リールを巻いて、無事に取り込んだのは、30cmジャストの大型のショウサイフグでありました~!

最後に大型が釣れてくれて、良かった~(ホッ)


そんなワケで、私の最終釣果はショウサイフグ「6尾」でありました。

外道に、クラカケトラギス5尾くらい、リュウグウハゼ1尾。

船中釣果は、3~14尾とのことですが、トータル的には右舷の方が好釣果だったようです。


われわれメンバーの結果は、KON-CHANが5尾、塩ちゃんが8尾(30cm級の大型2尾含み)。そして、マッチョシゲさんは後半、快調に8尾を追釣して、最終釣果は9尾!・・・・また、マッチョシゲさんにヤラれてしまいました~(私は、もうダメです・・・しばらくは立ち直れません・・・)

もちろん、マッチョシゲさんは、満面の笑みでの帰港です・・・・しばらく、語られまくりで、大変ですよ~

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私の釣果です。フグのサイズは17~30cm。深場では珍しい17cmの小型も1尾釣れて、キープしちゃいましたよ。深場で釣れるフグは、すぐに腹を上にしてしまいますが、常に海水が補給されているイケスの中では最後まで活きていますので、途中でクーラーボックスに仕舞う必要はなさそうですね。


さて、後半のマッチョシゲさんの快進撃を生んだ「船長直伝の釣法」とは・・・・これは、続編で書くことにします。


〈釣行メモ〉 (2010年2月14日(日) フグ釣り 於:丸長)

【潮 汐】 干潮11:23 (大潮)
【潮 色】 薄濁り→澄み
【天 候】 〔天気〕晴れ後曇り、〔風〕北東4m→北北西3m
【釣り場】 大貫沖(水深30mくらい)
【釣り座】 左舷ミヨシ (乗船者14名)
【タックル】〔竿〕込み根さん作のフグ用和竿、〔リール〕スマックレッドチューン(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】 胴突き5本針の食わせ仕掛け。幹糸4号、エダス間隔35cm、エダス長6cm~8cm、ハリス3号。
  針は丸カイズ14号・15号併用。ステ糸は80cmメインで50cmと180cmも試行。オモリは30号→25号。
【釣 果】 ショウサイフグ6尾 (17~30cm)
【船中釣果】 3~14尾


「続編」はこちらです ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/kobisan2go/31159474.html


明日はフグに行ってきます・・・「明日は…」って、これで3週連続のフグ釣行になりますから、「明日も…」ですね。

今日は、各船出船したようですが、船中トップでもツ抜けしている船宿はほとんどなくて、渋かったようです。

今日は、曇りの予報でしたが、実際は、小雪模様の天気で寒かったようですから、厳しい釣りだったでしょうね。湾奥の船は寒さで1時間くらい早あがりした船宿がほとんどだったようです。

まだ深場の食わせ釣りメインのようですが、フグの食いは前半の下げ潮だけだったとか・・・・明日も、そんな感じなのかなぁ~?

だとすれば、明日は苦戦は確実でしょうね・・・・早く1尾釣って、『ボ』を脱出しないといけませんね(笑)


明日は、KON-CHAN、塩ちゃん、そして、マッチョシゲさんとご一緒します。

愛妻家(恐妻家?)のマッチョシゲさんは2週連続で釣行するのは珍しいのですが、先週の竿頭釣果に気を良くしたようで、私が「今週も、KON-CHAN、塩ちゃんとフグに行きますよ」って言ったら、「2週続けていくのは、ちょっとなぁ~・・・でも、少し考えます・・・」なんて、もったいつけたコトを言いながら、結局は参加することになりました・・・・特に、誘ったワケではないんですけどね(笑)

せっかく、良い釣果を出して、珍しく竿頭にもなったんだから、今週は行かない方がイイと思うんだけどなぁ~(ヒヒッ)


塩ちゃんは、近々、関西に転勤になることが決まったようなので、今回は最後のフグ釣行?・・・・単身赴任だそうですから、そんなコトはないでしょうね。でも、今までのように、頻繁にはフグ釣りには行けなくなるかな?・・・・私は、単身赴任時も行ってましたけどね・・・・私は家族に諦められていますから・・・(笑)


関西にもフグ狙いで出船している釣船があるんですよ。淡路島の「郡家丸」という釣船です。私は行ったことはありませんが、釣れるフグはショウサイフグだそうです。

でも、釣り方がスゴイんです。オモリは50~180号!?!で、天秤を介してのワイヤーハリスの3~4本針仕掛けだそうな。餌は海エビとか。

そんなゴツイ仕掛けでも、ちゃんとアタリは出るそうです。食いが良い時は、2連、3連(ダブル、トリプルのことを関西ではこう言います)で掛かってくることもあるとか。

昨シーズンあたりから、この郡家丸でも、関東流(外房流)のカットウの釣りが試されているらしいのですが(関西のカワハギ名人の村田満さんが、カットウ仕掛けで釣っている記事を読みました)、主流の釣り方にはなっていないようです。

釣り場の潮が速過ぎるので、軽いオモリは使えないということなんでしょうかねぇ~?・・・・まぁ、関西の釣りは、同じ釣り物でも関東とは釣り方が全く違うというのは珍しいことではないですからね。

私も、3月に関西出張の予定があるんで、その時に伝助君に頼んで行ってみますか~!?・・・・でもやっぱり、行かないと思います・・・・オモリ100号以上じゃ、引いちゃいます(笑)


東海地区でもフグ狙いの釣船が出ているようですね。同じ船でカワハギと両狙いもできるのかな?・・・・釣れるフグは、コモンフグやヒガンフグ(アカメ)が多いのかな?

こちらはカットウ&食わせ釣りのようですから、1回くらい行ってみたいような・・・・そんなコトを考えたりもしますが、私は関東のフグ釣りでも東京湾オンリーで、外房にも行っていないんですからねぇ~


瀬戸内海でもフグ船があるようですが、こちらで釣れるフグはナシフグというフグが多いような・・・・私も、瀬戸内家島のキス釣りで、何度かナシフグを釣ったことがあります。模様はコモンフグに似ていますが、目の下に模様が無いのと、体表に小棘がないのが特徴ですね。身を食したこともありますが、身質はコモンフグの方が良いと思った記憶があります。関東では、見かけないフグですね。

そういえば。私は、関西で2年間、釣りをやりましたが、カワハギ釣りやシロギス釣りの外道で釣ったフグは、コモンフグとナシフグだけで、ショウサイフグは1尾も釣れなかったです。


各地には、いろんなフグ釣りもあったり、そこで釣れるフグも様々だったりで、面白いですねぇ~


さて、明日のフグ釣り・・・・釣果は期待しないほうが良さそうですが、まずは、楽しいメンバーと一緒に、ナギの海で釣りができればイイかなぁ~と思っています。


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