昨日(10/23)は、先週に引き続き、磯子の「根岸丸」から、単身、餌木スミイカ釣行でした。

まずは、中ノ瀬で実釣開始です。
昨日は、他船で爆釣果も出たそうですし、勇樹船長船でもまずまずの釣果が出て、感触も良好だったということなので、ちょっと期待しちゃいましょ~
竿は、前回同様に、精鋭観テンヤ真鯛180を使いました。
この竿、釣具のポイントのオリジナル竿なんですが、もう廃盤品ですね。以前、シロギス用にと買って、ガイドをSICに替え、リールシートをトリガーシートに改造(伝助君にやってもらいました)してあります。
穂先は細く鋭敏ですが、穂持ちは割りとしっかりしていてアワセも利くので、餌木スミイカには良さそうに感じています。シロギス釣りでは使い慣れたメイン竿があるので、ほとんど出番が回ってきませんが、富津の食わせフグでは結構使っている竿です。
餌木スミイカ用には、定番竿?のAトリガー・ライトフグも持っていて、昨年はソレをメインに使ったのですが、今期はテンヤ真鯛竿を使っています。その理由は・・・テンヤ真鯛竿の方がイカを乗せた時の竿の曲がりが綺麗に思えるからかな…。
ちなみに、竿の名称に「テンヤ真鯛」とありますが、これは今流行の一つテンヤのマダイ釣り用の竿ということではなく、九州天草での伝統的なテンヤ真鯛釣り用の竿ということなのだそうです。
さて、実釣・・・
今回も、潮は澄み気味ですが、前回と比べると、やや透明度は低いかな・・・
前回、前々回と感触が良かったスケルトン地に背グリーンの餌木で始めてみますが、不発です。
それならばと、澄み潮に良さそうな餌木をチョイスしてみますが、なかなかイカの乗りは訪れませんねぇ~
船中では、型は見たようですが、乗りは単発で続かないようです。
勇樹船長は、頻繁に筋を変えながら、スミイカの寄り場を探ってくれますが、どこも気配はイマイチです。
広い中ノ瀬ですから、何処かにスミイカが固まっている場所があるはず・・・とか思っていたら、今回の勇樹船長、あっさりと中ノ瀬を見切って、東側(木更津沖)への移動を決断しちゃいました~!
今回は、操舵室下で勇樹船長と、その都度、いろいろと会話しながらの釣りでしたが、釣り場選択の考え方というか、判断の根拠というか、そんなコトも覗い知ることができて、フムフムってところでしたね。

木更津沖では、船中、早々に型が出ると、その後もポツポツと乗りが続いて、まずは順調なスタートです。
しかし、私には乗ってくれません・・・
周りではポツリポツリと釣れていて、良い方は連チャンでイカを乗せているのに、私は沈黙です。
イカの乗せている方の餌木を覗き見ると、マーブル地のピンクやオレンジの餌木が圧倒的なようです。
一方、私はスケルトン地やレッド地を主体にローテーションしていますが、イカは気に入ってくれません。
こんな時は、素直に釣れているカラーの餌木を使うのが定石ですが、とりあえず、もう少しワタシなりの餌木チョイスでやってみましょうかねぇ~・・・・素直じゃないね(笑)
それでも、しばらくして、1杯目が乗ってくれました~!
無事に取り込んで、ボウズ脱出~
この時点で、好調な方はすでに5杯くらい釣っていたので、完全に出遅れって感じですね。それでも、とりあえず1杯釣れて、ホッと一息ですね。

1杯は釣れたものの、その後はまた間隔が空いてしまいます。
ポツリポツリと追釣して、4杯まで釣果は伸びたものの、どうも感触は今一歩です。
その間、勇樹船長の状況分析はと言いますと・・・
「今回もマーブル地の餌木によく乗っていますが、木更津沖はマーブル地の餌木が効果的なことが多いです。」
「曇天なので、やっぱり、ピンクやオレンジなどの明るいカラーの餌木がイイですね。」
フムフム・・・・ここは、素直な気持ちで餌木を選択しましょ
と、この日の当たり配色の餌木を使ってみますと・・・
おおっ、いきなり乗りました~!
また乗りました~・・・・またまた乗りました~・・・・またまたまた乗りました~・・・・またまたまたまた乗りました~!!
って感じで、アレヨアレヨと僅かな時間で、5杯も釣っちゃいました~
人間、素直になると良いコトがありますね(ハハハ~)

あと1杯で、区切りの10杯目です。
ツ抜けするまでは、同じ餌木を使い続けようと思っていたんですが、ちょっと間が空いてしまったので、違う餌木を使ってみることにします。
すると、しばらくして1杯釣れて、これで10杯目・・・・時刻は11:50。船中、1番でツ抜けをクリアです。
「ガハハ~・・・・ツ抜けしたことだし、あとは、いろんな餌木を試しちゃおうっと・・・・それで、乗ってくれれば・・・ウシシ~」なんて邪念を抱いてしまったのが転落の始まりでして・・・

その後、当たり餌木を封印して、いろんな餌木を使ってみるものの、イカは乗ってくれません。
最初のうちこそ、余裕のヨッちゃんでしたが、1時間、1時間半と、全くイカを乗せられない時間が続くと、段々と迷いが出てきて・・・挙句の果てには、何がなんだかワケが分らなくなってきちゃいました~(トホホ~)
その間、乗りが渋くなった時間帯もあったんだけど、それにしても、釣れなさ過ぎっ!


ナンダカンダで、11:50分に10杯目を釣ってから、その後は1杯も釣れないまま、時刻は14:00です(あ~ぁ)
ラストは、中ノ瀬に戻るということなので、気分を入れ替えて、頑張りましょ
中ノ瀬に戻って、船の前方ではポツポツとイカが乗ってます。
でも、私は相変わらずダメっ・・・・午後は1杯も追釣できないまま終わっちゃうかもしれませんなぁ~。
「もう、これが最後の餌木」と、餌木ケースから取り出したのは、夜光オレンジの3号の餌木・・・
実は、朝、コンビニで買った昼食を船に持ち込むのを忘れて、お腹空き空き状態だったし、釣れないしで、も~、ほとんど餌木を選択する思考能力がありません・・・(バテバテ)
そしたら・・・・乗・り・ま・し・た~
久々の1杯です。
さらに、もう1杯乗りました~
そして、もう1杯乗っちゃいました~
これで、終わってしまったけど、最後に何とか3杯追釣して、午後ボウズは逃れて、ヤレヤレの沖あがりとなりました・・・・疲れた~&お腹空いた~

そんなワケで、今回の釣果は、スミイカ 13杯(125~300g)でした。
船中釣果は、0~14杯とか。
ツ抜けはしたし、次頭釣果だしで、悪くはない結果だとは思いますが、序盤、中盤と、釣れない時間を作り過ぎてしまった感もあって、ちょっと不出来な釣りだったような気もしますねぇ~。
今回は、マーブルピンクやマーブルオレンジとかの定番餌木が当たった日で、へそ曲り的に餌木をチョイスしてはダメな日でしたから、ワタシ的にはショウガナイかな・・・
「いつかは、爆乗り餌木を見つけて、若坊主船長に爆釣果のプレゼントを・・・」とも思っていますが、まだまだダメですなぁ~
次回、また頑張りますっ!

若坊主船長のブログはコチラです ⇒ http://blog.ap.teacup.com/negishimaru/288.html
〈釣行メモ〉 (2011年10月23日(日) 餌木スミイカ釣り 於:磯子「根岸丸」
【潮 汐】 干潮7:42、満潮14:09 (中潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕曇り 〔風〕南西6m → 10mくらい
【釣り場】 中ノ瀬~木更津沖~中ノ瀬(水深15~20mくらい)
【釣り座】 左舷胴の間(前から3番目) (乗船者11名)
【タックル】〔竿〕マスタック精鋭観テンヤ真鯛180(改造) 〔リール〕スコーピオンMg(レフトハンドル) 〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】 ≪中オモリ式≫ハリス3号1m、中オモリ10号、餌木2.5号or3号各種
【釣 果】 スミイカ 13杯(125~300g)
【船中釣果】 スミイカ 0~14杯(竿頭は左舷ミヨシ)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕曇り 〔風〕南西6m → 10mくらい
【釣り場】 中ノ瀬~木更津沖~中ノ瀬(水深15~20mくらい)
【釣り座】 左舷胴の間(前から3番目) (乗船者11名)
【タックル】〔竿〕マスタック精鋭観テンヤ真鯛180(改造) 〔リール〕スコーピオンMg(レフトハンドル) 〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】 ≪中オモリ式≫ハリス3号1m、中オモリ10号、餌木2.5号or3号各種
【釣 果】 スミイカ 13杯(125~300g)
【船中釣果】 スミイカ 0~14杯(竿頭は左舷ミヨシ)