KOBIさんの江戸前釣り雑記

2012年02月

昨日(2/26)は、磯子の「根岸丸」から、単身、シロギス釣行でした。


根岸丸でのシロギス釣りは、今年の初釣り(1/3)以来ですから、ちょっと間隔が開いちゃいましたね。

その間、小柴沖のシロギスは好調が続いていた様子でしたが、なかなか予定が合わせられずに行けず終いで・・・。

しかし、ワタシ的には、なぜか、シロギスではあんまり釣況が良いと、モチBが上がってこないというヘンテコな気分パターンもありまして・・・

これは、きっと、「シロギス大漁 → 食べ飽きてしまう → あまり行きたくなくなってしまう」というようなコトを未然に避けているんじゃないかと思ったりもしているんですが・・・・まぁ、この時期のシロギス釣りは、難易度もそれなりに高いので、心配するほど釣れないとは思うんですけどね。(ハハハ~)


さて、今回もちょっとノンビリ目の7時チョイ前に船宿に到着しますと・・・

な~んと・・・先着者は1名だけで、大ドモ(右舷)の釣り座をゲットしちゃいました・・・・先着のKT名人は、「他にお客が来ないんじゃないか」と心配していたようで、私の顔を見て、ホッとした様子でしたね。(笑)

その後、2名のお客が来て、中乗りのD君も乗り込んで、船上は、それなりに賑やかになりましたね。

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          社長船長のスミイカ船が先に出船です。

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出船前、KT名人と若坊主船長が何やら密談中・・・「数はいらないから、なるべく型が良いところに行ってくれよ」・・・「いや~、頑張りますけど、この時期はなかなか難しいッス」・・・なんて会話かな?(笑)


定刻8時に出船して、航程20分程で、釣り場の小柴沖に到着です。

まずは、天秤仕掛け(55&30cmの振り分け2本針仕掛け)で始めてみます。


水深は30mチョイです。

第1投目・・・投入して、誘い&待ちを何度か繰り返していると、ゆっくりと聞き上げた竿先にクククッと小気味良いアタリが出て、18cm級のシロギスをキャッチ。


2投目では、一回り大きい20cm級の良型が釣れて、ニンマリ・・・・でも、アタリが出方はちょっと間が空いちゃう感じかなぁ~。

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朝のうちは、東~北東の風が強めに吹いていましたが、段々と風も収まってきて、しばらく後には、海も良いコンディションになりましたね。

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シロギスです。この時期ですから、魚の引きは、もう少し弱々しいかと思っていたけど、予想以上に強かったですね。


その後も、ポツリポツリとアタリは出ますが、ちょっと渋めかな・・・。

2流ししたところで、6尾の釣果は、ちょっと物足りない気がします。

左舷の胴の間で、胴突き仕掛けで釣るD君は私の倍くらいのペースで釣っているとか・・・私が座る右舷トモは潮先で有利なポジションなのに、この釣果差になってしまうのは、天秤よりも胴突きが優位な状況なのかな??


それでも、今回は、「できれば天秤で釣りたい」と思っていたこともあって、しばらくは天秤仕掛けで釣り続けていましたが・・・

やはり天秤派のKT名人も調子が上がらない様子なので、ここは胴突きにチェンジ~

勇樹船長から、「アレ、KOBIさん、いつの間に胴突きに替えたんですか~」なんて冷やかしが飛んできますが、「臨機応変に対応しているんだ」と、テキト~に聞き流しておきます。

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          良型のイシモチ(32cm)が釣れました~!


胴突き仕掛け(捨て糸15cm、ハリス長40cmの1本針)に替えて、すぐに1尾釣れたんで、「やっぱり、胴突きだったか~」と思ったりもしたけど、その後は、ポツリポツリのペースに落ち着いてしまいます。

勇樹船長から、「胴突きは、誘った後の待ちを長めにした方がイイようです。」とのアドバイスを貰って、それを実践してみたりもしますが、なかなかペースアップは図れませんね。


仕掛けの優劣の検証を兼ねて、たまに天秤仕掛けに戻してみたりもして、それで釣れたりもしますが、やはり、6:4か、7:3くらいで、胴突き優位の感触かなぁ~。

魚がいるところに仕掛けが入れば、アタリが出るような感触もあったので、何とも言えない気もしましたが・・・。

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おおっ・・・12時になったら、ホットコーヒーが出されました。今年から始めた新サービスだそうな・・・良いサービスだけど、海が悪い時はできないね。(笑)


12時の時点で、釣果はちょうど30尾くらいです。

潮の動きも悪くはなかったように思えたので、上手く手を合わせられれば、もう少し釣れた状況だったようにも思えましたが、今回は、2ヶ月振りの実戦ですし、そう簡単には上手くはいきませんね。


13時過ぎ頃が干潮時刻なので、段々と潮の動きも緩くなってきて、船もあまり動かなくなっちゃったようです。

これから、さらに苦戦しちゃうかも・・・


潮が無くなったので、ここは迷わずに胴突きで釣って、ポツリポツリ・・・・「完全潮止まり前の一あがきか~」などと思ったりもしていましたが、ところがギッチョンチョン、アタリは止まることなく続いてくれます。

キャストして、あまり誘いを入れることなく、待ち長めのスローな釣りがイイ感触かなぁ~・・・・そんな釣り方で、午前中を遥かに上回るペースで釣れてくれます。

たまたま手が合ったのか、場所が良かったのか、何だかよくワカリマセンが、潮止まりの時間帯に釣れるとは、ちょっと望外なラッキーでしたね。

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午後に入って、14時頃までに30尾くらい追釣できて、釣果は約60尾になりました。

潮も動き始めてきたので、さらにもう少し釣果を増やせるでしょ~。


上げ潮になってしばらくすると、かなり潮が速めに流れ始めてきました。

胴突き仕掛けでも、イイ感じでアタリは出てくれていましたが、この潮流なら、天秤仕掛けの方が良いハズと、仕掛けをチェンジです。


しかし・・・

潮の流れに反比例するかのように、アタリが遠くなっちゃって、完全にペースダウンです。

う~ん???

釣れても良さそうな条件だと思ったけど、なぜかダメでしたね~

この状況で、私だけじゃなくて、船中全体がペースダウンしちゃったようだから、仕掛け云々の問題じゃないのでしょうが・・・


結局、このまま納竿となりました。

ラスト2流しで1尾しか釣れないとは、予想外の尻すぼみでしたが、その前に時合いがあったので、まぁOKということにしましょ・・・。


最終釣果は、14~22cmのシロギス 66尾。

外道は32cmのイシモチ1尾だけで、それ以外の魚は釣れませんでしたね。

船中釣果は、34~66尾とのことでした。

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          シロギスは、18cm前後のまぁまぁサイズ主体でした。


今回のシロギス釣り・・・潮止まりの時間帯が時合いになったという、ちょっと不思議な釣りになりましたが(前半は、私が手を合わせられなかっただけかも)、結果、まずまずの釣果にはなったように思います。

天秤と胴突きは、胴突きがやや優位の感触だったけど、アレやコレやと迷っていたんじゃダメですね。


ところで、“若坊主”勇樹船長は、この釣行日の翌日の2/27から3/16まで、ちょっと長めの休暇を取るそうな・・・

慶事?・・・・・違うみたい(笑)

何年かに1回のリフレッシュ休暇のようです。

まぁ、最近は頑張って仕事をしているみたいだから、それもイイでしょ。


休暇明けにまた、お邪魔しようっと・・・


勇樹船長のブログ ⇒ http://blog.ap.teacup.com/negishimaru/359.html


今回のシロギス料理はコチラ ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11176779543.html


〈釣行メモ〉 (2012年2月26日(日) シロギス釣り 於:根岸丸)

【潮 汐】 干潮13:13 (中潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕曇り 〔風〕東北東7m ⇒ 北東3mくらい
【釣り場】 小柴沖(水深30m前後)
【釣り座】 右舷大ドモ (乗船者6名)
【タックル】〔竿〕Aトリガー ライトフグ175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】〈天秤〉振り分け式2本針55cm&30cm ⇒ 80cm&55cm(ハリス0.8号、針はキスSP8号)、オモリ15号。
 〈胴突き1本針〉幹糸1.5号、捨て糸15cm、ハリス0.8号40cm、針はキスSP7号or8号、オモリ15号。
【釣 果】 シロギス 66尾 (14~22cm)
【船中釣果】 34~66尾


一昨日(2/19)は、KON-CHAN、A西さんとの同行で、鴨居の「きよし丸」から、餌木イカ釣行でした。

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今年のきよし丸初釣行です・・・もうそろそろ、きよし丸が餌木イカで出船するのも終盤でしょうから、終わっちゃう前に、もう一度行っておかなくちゃね。

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KON-CHAN(左)とA西さん。左上の囲みは私です。今回の乗船者は、我々3名を含めて5名だけでした。我々の釣り座は、左舷前にA西さん、右舷前から私とKON-CHANが並ぶことになりました。

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鴨居港を出船しました。前夜まで吹いていた強い北風も弱まって、海上のコンディションは良好でしたね。


きよし丸の餌木イカ釣りは、アオリイカ専門の釣りではなく、アオリ主体に狙うか、スミイカ主体に狙うかは、釣り人各自に任せられているスタイルです。

私は、いつもはアオリ狙いで釣ることが多いのですが、今回は、ちょっと考えるところがあって、スミイカ狙いで釣りたいと思っていました。


ちょっと考えるところとは・・・『スミイカの西京漬け』を作ろうというコトなんです。

先日、シマアジの西京漬けを作ったついでに、冷凍保存していたスミイカを西京漬けにしてみたんですが、コレが超美味でして、「これは、また必ず作らなくっちゃ!」と思ったんですよ。

今回は、事前に西京味噌も買い込んで、準備は万端・・・・あとは、スミイカを釣って、食材を調達して帰るだけ・・・・でも、事前に準備なんかしておくと、釣れないような気もしたりして・・・(笑)

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今回は、ロングロッド(A社の海人餌木シャクリ300)と、ミディアムロッド(フラフラ210ML)を準備・・・深場で釣るようなら、電動の釣りをやってみようと、ロングロッドには小型電動リール(シーボーグ150)を装着してあります。


さて、釣り場の竹岡沖に到着して、実釣開始です。

まずは、いつものフラフラ&赤スマックのタックルで始めてみます。

今の時期のハリス長は4mが標準ですが、今回はスミイカ狙いということで、3mにしてみました・・・餌木の動きよりも、タナ取り優先という意図です。


最初の流しは、割と平坦な場所のようなので、スミイカ狙いで、タナは底からハリス分+1m以上は上げないように意識します。(中オモリの位置が底上ハリス分+50cm~1m)

シャクリはアオリ狙いと同様にシャープに入れますが、これはシャクリで誘うというより、シャクリ=空アワセでシッカリとスミイカを掛けてしまおうという意図です。

それと、シャクリの間隔は少し長めにして、待ちの『間』を入れることをイメージしてみました。


1流し目、しばらくして、右トモの方が船中初物のスミイカを釣った直後、私にも、シャクった竿にズシっと重みが加わって、スミイカが釣れました~。

アオリ狙いの釣りでスミイカが釣れても、そんなに嬉しくないことが多いのですが、今回はスミイカ狙いですから、シテヤッタリ感もあって、嬉しいッスね~。


さらに、次投で、2杯目のスミイカが釣れて、快調なスタートですね~。

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      1流し目で、思惑通りにスミイカを2杯釣っちゃって、ウシシ~のスタートでしたね。

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餌木はコレ・・・ゴールド地にピンク背・濃緑松葉のヨーヅリの餌木(4号)です。流行の餌木じゃないと思うけど、好きな餌木ですよ。


2流し目は、ちょっと起伏がある根周りとのアナウンスがあります・・・・きよし丸は、アオリ専門船ではないので、水面からのタナ指示はありませんが、その都度、水深や底の状態(根周りとか、かけ上がり・かけ下がりとか)をアナウンスしてくれるので、これがとてもタナ取りの参考になりますね。

2流し目は、右トモの方がアオリをゲット・・・さらに、アオリをもう1杯追釣して、好調です。

9時半頃が干潮で、それまではトモ寄りが潮先で有利と予想していましたから、前半、トモの方が快調に釣るのは想定通りの展開ですね。


根周りのポイントのようですし、船中ではアオリの型も見ているので、ここは若干、タナを上げ気味(ハリス分+2mくらいまで)にして、アオリ狙いのイメージで釣ってみます。

しかし、アオリは釣れてくれません・・・

トモの方もアオリは2杯で止まってしまったようですし、船中でも乗りはないようです・・・・ちょっと渋い展開ですね。

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テコ式シャクリスタイルのKON-CHANです。肩の故障で、約2ヶ月ぶりの釣行だそうな・・・そういえば、船長も、「今、腕が痛くて、竿を持てないんです」とか言っていましたね。

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A西さんはロングロッド派です。アオリ釣りは経験も豊富、実績も十分で、得意なジャンルですね。


そろそろ干潮時刻が近づいてきて、潮も動かなくなってきたようです。

ここまで、私がスミイカ2杯、A西さんはスミイカ1杯、KON-CHANは型見ずという途中経過です。

ちょっと苦戦の展開ですが、上げ潮に変われば、ミヨシ方向が潮先になって、条件も良くなるでしょう。


しかし・・・

干潮時刻の9:30頃を過ぎても、潮は淀んだままで、イカの活性は上がってくれませんなぁ~

船長も、アチラコチラとポイントを探索してくれますが、どこも、潮の流れは緩慢で、イカが乗る気配はありません。


時刻は11時頃になって、もう3時間くらいイカが釣れていません。

何だか退屈だなぁ~と、竿をロングロッド&電動リールに替えて気分転換です。

でも、左手で竿を持つと(リールが右手巻き)、シャクリがぎこちないです・・・・いろいろとスタイルを試してみましたが、やっぱり右手で竿を持つスタイルが一番シックリするので、シャクリ時は右手で竿を持って、リールを巻くときだけは左手に竿を持ち替える方法で釣ることにします。


そんなコトをやっていると、久々に乗りが到来しました・・・・でも、たまに、コンコンというような変な引きが伝わってきます。

何だろう??

水面に姿を見せたのは・・・・カサゴでした~(苦笑)

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29cmの大型のカサゴです。口元に餌木のカンナが掛かっていました・・・・餌木は、マリン!・・・・関係ないですね。(笑)


カサゴじゃねぇ~・・・とか思っていたら、ここから、イカの活性も一変することに・・・!


少し深めのポイントで、久々に、3杯目のスミイカを釣ると、その後も、4杯目、5杯目・・・と好調に釣れ始めました~!

深場では、ロングロッド&電動リールのタックルは巻き上げも楽チンで、使い勝手も悪くないですね。


KON-CHANも、スミイカを釣って、ボウズ脱出。さらに、アオリ、ヤリイカと続いて、イカ3種をゲットして、好調モードです。


一方、A西さんは、アオリを乗せましたが、足切れで水面バラシ~・・・・さらに、シャクリ動作で、愛用のロングロッドがボキッという音とともに、根元から折れてしまいました~(悲惨~!)

それでも、私がロングロッドを貸し出すと、また、アオリを乗せて、今度は無事に取り込み成功。さらに、スミイカも釣っています・・・・竿がイイんだな(笑)

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私はA西さんにロングロッドを貸したので、竿をフラフラに戻しましたが、潮先の絶好位で、スミイカが快調に乗ってくれます・・・・1時間チョイの間に、7杯のスミイカを追釣できて、あっという間に9杯の釣果になりました。

まだ12時を少し回った頃なので、この調子なら、ツ抜けは楽勝でしょ~(ヒヒヒッ)

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KON-CHANが何やら大物をヒットっ!・・・・正体は何でしょうか??・・・・デカアオリ?・・・マダコ?・・・・・船長談「恐らく、『石』でしょう」(笑)

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        釣り上げたのは、1キロ超級の『石』でした~・・・・船長、正解っ!(ハハハ~)


KON-CHANが『石』を釣ったのが、12時半頃・・・

そして、これを境にして、船中では、ピタっとイカの乗りが止まってしまいました。

潮も澄んできちゃったし、マッタリと動かないしで、ちょっと怪しい気配かな・・・


私は、餌木を取っ替え引っ替えしたりしてみますが、ダメですね。

1時間、1時間半と・・・船中、な~んにも釣れません。

も~2時だし、釣ったスミイカでも洗おうっと・・・(笑)


最後の流しで、左トモでスミイカが釣れたので、ツ抜けを狙う最後のチャンスっ!・・・と、もう一踏ん張り狙ってみましたが、イカの乗りはなく、終了~となっちゃいました。

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今回の使った餌木です。乗ったのは右の3本だけでした。中盤の高活性時はマリンが活躍してくれましたね。A西さんはリアルカラーの餌木が良かったとか・・・。


今回の釣果は、320~700gのスミイカ 9杯と、外道に29cmのカサゴ1尾でした。

KON-CHANは、アオリイカ(665g)、スミイカ、ヤリイカ各1杯と、石1個。

A西さんは、アオリ1杯(800g級)、スミイカ3杯と、竿全損。

船中釣果は、アオリイカ 0~2杯(船中4杯)、スミイカ 1~9杯(船中19杯)でした。

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       この時期ですから、スミイカは良~大型です。600g超の大型も3杯入りました。


終盤、尻すぼみになっちゃったけど、途中に釣果を稼いだので、「スミイカの西京漬け」の食材調達のミッションは十分に達成した釣行になりました。

東京湾のアオリ&スミイカ狙いの釣りは、そろそろ終盤戦だとは思いますが、潮さえ動けば、まだまだ良い釣りができそうな感触もありますね。

もう1回くらい行きたいけど、他にも行きたい釣り物がありますしねぇ・・・迷うところですなぁ~


〈釣行メモ〉 (2012年2月19日(日) 餌木イカ釣り 於:鴨居「きよし丸」)

【潮 汐】 干潮9:22、満潮14:27 (中潮)
【潮 色】 やや澄み → 澄み
【天 候】 〔天気〕晴れ 〔風〕北東5m → 8m → 2mくらい
【釣り場】 竹岡沖~久里浜沖(水深30~70mくらい)
【釣り座】 右舷ミヨシ (乗船者5名)
【タックル】〔竿〕アルバトロス・フラフラ210ML、〔リール〕スマックレッドチューン100L、〔道糸〕PE2号 (途中の約1時間、海人・餌木シャクリ300+シーボーグ150+PE2号) 
【仕掛け】 ハリス4号3m → ハリス5号4m、中オモリ15号 → 20号、餌木3.5~4.5号各種
【釣 果】 スミイカ 9杯(320~700g) 
【船中釣果】 アオリイカ 0~2杯、スミイカ 1~9杯


剣崎松輪港「あまさけや丸」出船のマダイ仕立釣行の後編です。


前編はコチラです ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/kobisan2go/35985948.html


前編での予告どおり、後半の釣りでは、驚愕のドラマが・・・!?

果たして、どんなドラマが起きたのか・・・

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私の剣崎松輪港での常宿「瀬戸丸」のマダイ船です・・・・瀬戸丸は、最近、釣り物が合わなくて、かなりご無沙汰しちゃっています。


タイのアタリが遠い中、アジが釣れるポイントでお土産を確保した後、11時過ぎ頃に、再び、マダイのポイントに戻ってきました。


前半は、アジ1尾の貧果にて、沈黙を続けていたマッチョシゲさん・・・得意の『喋り』も出ず、前編では名前も出なかったのですが・・・

後半のマダイポイントに移動してから、いきなりヤッてくれましたよ~!


マダイポイントに戻って、しばらくした後・・・

マッチョシゲさんに、竿先が水面に突っ込む大きなアタリが到来しました~!

ドラグから道糸が引き出されて、止まらないとか・・・・かなりの大物を掛けたようです・・・・「何だ、何だ~!?」

私も、こういう状況に不慣れな愛弟子に、的確なアドバイスを送るべく、マッチョシゲさんが座る右トモに駆けつけます!

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真剣な顔付きで、魚とヤリトリするマッチョシゲさんです・・・・こんな真剣な表情は普段は見られませんっ!


私がマッチョシゲさんのところに駆けつけた時は、すでに強烈な最初の引き込みは収まった頃合・・・

それでも、かなりの重量感があるようで、必死の形相でヤリトリをしています。

しかし、ドラグを緩めすぎて、魚が上がってこない様子で、何だかギコチナイです。

魚の抵抗がない時は巻き上げができるくらいに、少しずつドラグを締めるようにアドバイスして、段々と魚が上がってくるようになりました。


その引き具合は、良型のマダイの気配かな!?

マッチョシゲさん、やったかも・・・

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タモ取りのアシストに、Brookさんも来てくれています・・・・頑張れっ! マッチョシゲさんっ!!


水面下にビシが見えてきて・・・・ハリスを手繰ります。

少しずつ、魚の影が見えてきましたっ!


んん?


赤くない?・・・ちょっと長い??


そして、姿を見せたのは・・・


デカ~い・・・・・・・・・シャーク・・・・鮫でした~


ヒャヒャヒャ、残念でしたね~

途中でバラしておけば、「大ダイをバラした」って言いふらせたのにね~(ガハハ~)

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自席に戻り、淡々と釣りを再開するBrookさん(手前)と、ガックリと首を垂れるマッチョシゲさんです・・・お二人、同じ合羽??(笑)


さて、マッチョシゲさんのサメ騒動も終わり、私も釣りを再開します。

「タイはあんまり釣れる気がしないなぁ~」なんて思っていたら、しゃちょうが40cm級の大型ハナダイをゲット~・・・・ようやく鯛が釣れて、おめでと~!

次に、Brookさんも、マダイの型を見て、赤い魚ボウズを脱出~!

左舷でも、はまちゃんが小型ながらもタイを追釣、A西さんも2枚目のタイを釣ったみたい。


それで、私はと言いますと・・・全く釣れませ~ん。

う~ん・・・何だか、釣ってやろうという気持ちもあまり湧いてこなくて、マッタリとしちゃっている感じですねぇ・・・

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          Brookさんも、マダイを釣りました。


そんなこんなで、午後に入って魚の活性も上がってきている気配かな・・・・私は、釣れてないけど・・・。


そんな時に・・・

しゃちょうが、何やら、良さそうな魚を食わせたようです!

かなり道糸も引き出されているようなので、かなりの大物のようですよ・・・・でも、さっきのマッチョシゲさんのコトもあるから、本命のタイかどうかは半信半疑だなぁ~(笑)

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          かなりの手応えのようで、しゃちょうの顔も真剣です。

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竿をしっかりと立てて、イイ感じでヤリトリしています・・・・こういう対応法だと、バレそうな気配がしませんね。

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水面まで残りもあと僅か、Brookさんがタモを持ってスタンバイしています・・・・頑張れ、しゃちょ~!


そして、水面下に姿を見せたのは・・・

シャ~ク・・・・


じゃないぞっ!


うひゃ~・・・大ダイだ!!!


Brookさんのタモ取りも決まって、無事ゲット~!!

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後検量で、3.1kgの立派なマダイでした・・・・いや~、デカい、デカい!・・・スゴいですね~。しゃちょ~、やりましたね~!


後半のドラマは、マッチョシゲさんがサメを釣ったコトではなく、しゃちょうが大ダイを仕留めたコトでありました・・・ハイ

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しゃちょうも、シテヤッタリの顔で、嬉しそうですね。(下の小さいマダイはBrookさんが釣ったモノです・・・笑)


船長も船宿ブログに、「久しぶりに3kgのマダイを見ました。やっぱり、いるんだなぁ~」と書いていましたが、ここ剣崎沖では、最近なかなか釣れなかったサイズのマダイだと思います。

しゃちょう、お見事!・・・・快挙ですねっ!・・・・おめでと~!!



その後は、同じポイントで、船中、アジがポツポツと釣れて、定刻13:45に沖あがりとなりました。

私は、後半は、な~んにも釣れずに、終わっちゃいました~(トホホ~)


そんなワケで、私の釣果は、ハナダイ2枚(32cm・520g、31cm・480g)、イシダイ1尾(21cm)、マアジ6尾(21~35cm)でした。

船中釣果は、マダイ 0~2枚、ハナダイ 0~2枚、マアジ 1~10尾他でしたね。

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          My釣果・・・ハナダイも立派なタイである!(笑)


終わってみれば、しゃちょうのためだけにあったような仕立釣行でしたね~

何で、しゃちょうに大ダイが釣れたのか・・・

これは、しゃちょうが、「マダイを釣ってやろう」という気持ちをメンバーの中で一番持っていたからだと思いますよ。

マダイ釣りは運の要素も多分にあるけど、やっぱり気持ちが強い者が釣るような気がしますもん。

そういう点で、今回の私はダメでしたね~(反省)


でも、年間100回以上釣行する“超人釣り師”しゃちょうですから、まぁ、いろいろな釣行がありますわなぁ~(笑)

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         あまさけや丸・・・良い船宿でした。


今回は、久々にご一緒できたメンバーも含め、皆さんと楽しく釣りができて、楽しい仕立釣行になりましたね。

やっぱり、仕立釣行は楽しいッス。


しゃちょうのブログはコチラです・・・・http://debusyatyo.blog.fc2.com/blog-entry-322.html




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          最後に、あまさけや丸のHPの表紙を飾るしゃちょうの写真です。


〈釣行メモ〉 (2012年2月12日(日) マダイ仕立釣行 剣崎松輪港「あまさけや丸」)

【潮 汐】 満潮7:27、干潮13:36 (中潮)
【潮 色】 やや濁り ⇒ やや澄み
【天 候】 〔天気〕晴れ 〔風〕北東3~7mくらい
【釣り場】 剣崎沖(水深55~95mくらい)
【釣り座】 左舷ミヨシ(乗船者7名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社手持ちヒラメ265、〔リール〕ダイワ社レオブリッツ270MM、〔道糸〕PE4号
【仕掛け】 2本針仕掛け(全長8m)、ハリス3号 or 2.5号、針はマダイ針8号、7号、グレ針9号他。クッショゴム1.5mm1m。サニービシL80号。
【釣 果】 ハナダイ 2枚(520g、480g)、イシダイ 1尾(21cm)、マアジ6尾(21~35cm)
【船中釣果】マダイ 0~2尾、ハナダイ 0~2尾


一昨日(2/12)は、剣崎松輪港の「あまさけや丸」から、マダイ仕立釣行でした。


先月某日、釣り仲間のしゃちょうから、「仕立で剣崎のマダイに行きませんか~」のお誘いを頂き、二つ返事で了解~!・・・・久し振りのマダイ釣りに行くことになりましたよ~。

今回の参加メンバーは、しゃちょう、Brookさん、はまちゃん、招き猫さん、マッチョシゲさん、A西さん、私の7名でした。

「誰かお仲間がいたら誘って下さいね~」という、幹事しゃちょうの依頼もあって、私の釣り仲間のマッチョシゲさんとA西さんも参加することになりましたよ。

Brookさん、はまちゃんは、今回、有名人の?マッチョシゲさんと初めて同船するのをとても楽しみにしていたとか・・・それを聞いたマッチョシゲさんは、嬉しそうに、朝イチから下ネタを連発しておりました。(笑)

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あまさけや丸は仕立専門の船宿ですね。あまさけや丸には、もう20年以上前に1回訪れたことがあって、今回がそれ以来2度目の乗船です。

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釣り座は、しゃちょう特製のクジ引きで決めました・・・・右舷はミヨシから、しゃちょう、Brookさん、マッチョシゲさん。左舷は、私、招き猫さん、はまちゃん、A西さんの並びとなりました。

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今の時期は、出船時刻は7時と定められています。船は7時チョイ前に岸壁から離れて、港近くで待機の後、7時の時報とともに一斉に釣り場へ向かいます。


ここ数年は、すっかりマダイ釣りはご無沙汰ですが(釣行記録を調べてみたら、前回の松輪マダイ釣行は2004年でした)、昔は結構マダイ釣りをやっていたんですよ。

船釣りを始めたのは、もう30年くらい前になりますが、その後しばらくして、最初に夢中になった釣り物がコマセマダイで、幾度となく松輪港に通いました。

当時は、マダイのコマセ釣りの創成期というような時代で、ハリス長も最初は3mで、その後4.5m、胴調子の軟調のコマセロッド(アリゲーターとか)が使われ始めた頃で、コマセはアミだけでしたよ。

その頃、松輪港で常宿になったのは「瀬戸丸」で、瀬戸丸にはマダイ釣りだけではなく、イサキ釣りやクロメバル釣り(当時は活シコイワシ餌でした)、その後はカワハギ釣りで、足繁く通いましたね。

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今回のタックルです。竿はダイワの手持ちヒラメ265、リールはレオブリッツ270、道糸はPE4号です。ヒラメ竿を使ったのは、コダワリとかがあるってワケじゃなくて、単に適当なコマセマダイ竿を持っていないからです。(笑)

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釣り場は剣崎沖の松輪瀬でした。水深は70m前後でしたね。他の松輪港のマダイ船も同じエリアに散見されましたよ。


今回は、仕立船ということで、ハリス長は8m(+クッションゴム1m)に統一して、船長からは水面からのタナを指示してもらうことになりました。


釣り場に到着して、船長から、タナ指示のアナウンスが出て、釣り開始です。


まず、驚いたのは、船長のアナウンスの丁寧さ・・・・年齢も若くて、ルックスもソフトな船長なんですが、そのアナウンスのスマートさというか、ソフトさというか・・・・まるで、観光バスのガイドさんのマイクアナウンスみたいなんです・・・・もちろん、この船長は男性なんですが…。(笑)

とにかく、今まで乗った釣り船のなかで、一番、丁寧口調のアナウンスだったのは間違いないです。

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          船長のアナウンスを聞きに、カモメもやって来ました。(笑)


最初は、自作のハリス3号の2本針仕掛けで始めてみます。

マダイには1本針仕掛けの方がイイような気もしていたのですが、最近の釣況は小振りなサイズのマダイが多いようなので、今回はちょっと欲張って、2本針仕掛けを使うことにしました。


開始して、15分くらいを過ぎた頃・・

置き竿にしていた竿先に小さなアタリが出ました・・・・竿先が水面に突っ込むようなアタリが続くことを期待していましたが、小さなアタリが続くばかりなので、恐らく外道のアタリでしょう。

そんな予測で、竿をロッドキーパーから外して、ゆっくりと竿を立てていくと、竿先が止められて、魚が掛かったようです。

大したサイズの魚じゃないようなので、電動巻きで巻き上げて、姿を見せたのは・・・


30cm級のタイ!・・・・しゃちょうがタモ取りしてくれて、ゲット~!

しかし、鯛は鯛でも、マダイではなくハナダイで、ちょっとだけガッカリかな・・・

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   ハナダイでしたが、船中初物の魚で、赤い鯛と名が付く魚でしたから、とりあえずOKですね。


次投でも、同じような小さなアタリが出て、またヒット~

これも、30cm級のハナダイ・・・・マダイではありませんが、赤い鯛の連続ヒットでニンマリです。


さらに、しばらくして、また何か掛かりました・・・・弱々しい引きで上がってきたのは、20cmチョイ級のイシダイでした。

また、マダイじゃなかったけど、船中沈黙の中、私だけ魚が釣れているんですから、文句は言ったら、怒られちゃいますね。(へへへ~)


直後、はまちゃんが竿を曲げています!

無事、取り込んだのは、30cm級のマダイっ!・・・・ヨッシャ~、おめでと~!!

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        マダイ釣り初挑戦のはまちゃん・・・・まずは型を見て、ホッとした笑顔ですね。


その後、A西さんが小型マダイを釣って、ボウズを脱出。

これで赤い魚を釣ったのは3人となりましたが、すべて左舷の者で、右舷は沈黙です。


そして、その後は、船中アタリが出なくなってしまって、9時半頃に大きくポイント移動です。

移動したポイントは、水深が90mチョイある深場です。


しばらくして、右ミヨシのしゃちょうが竿を曲げて・・・・キャッチしたのは、35cm級の大型アジです。

直後、私にもアタリが出て、同級のアジをゲット。

さらに、しゃちょうがアジを連釣・・・・私もアタリが続いて、どうやら、大アジの群れが回ってきたようです。


しばらくして、全員にアジは行き渡ったようで、船中、とりあえずは安堵の雰囲気が漂いました。

恐らく、ここはアジ狙いの場所だったと思うのですが、私を含め、マダイ釣りに関してはライトな感覚なメンバーばかりですから、マダイじゃなくても、何かしらの魚が釣れれば、とりあえずはOK・・・・そんな感じなので、船長のこの釣り場チョイスは良かったですね。

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          アジはボチボチと釣れてくれましたね。

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          アジ釣り得意の?しゃちょうは、順調にアジの数を伸ばしていきます。

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          左は釣る人、右はスクう人(ハハハ~)

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          左舷の招き猫さん(手前)、はまちゃん、A西さんです。


11時を回って、アジのお土産もできたということで、またマダイのポイントに戻ることになりました。

ここまでの私の釣果は、ハナダイ2枚、イシダイ1枚、アジ6尾というところです。

船中でタイのアタリが少ない中、ハナダイ2枚の釣果は、まずまずというところかな・・・



さて、前半の釣りだけで、ちょっと長文になってしまったので、この続きは後編にて・・・


後編では、ビックリ仰天のドラマが!?!?・・・・乞うご期待!


後編はコチラです ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/kobisan2go/35986005.html


小湊「小沢丸」釣行で釣ったシマアジ・・

ワタシ的には定番の料理ばかりですが、美味しく頂きました。

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          フツーに「お造り」

シマアジは、2、3日寝かした方が、脂が回って、美味しく頂けますね。

釣った当日は、身も硬いですし、薄造りくらいしかダメかな・・・翌日はかなりイイ感じになりますね。


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          「漬け丼」・・・美味しいッスね~


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          「兜焼き」・・・脂も十分に乗っていたので、美味な塩焼きになりました

今回釣ったシマアジは、2キロと、1.4キロの2尾でしたが、大きい方が脂の乗りが良かったですね。

シマアジの脂の乗りは、結構、個体差があるように感じていますが、総じてサイズが大きくなるほど、脂の乗りが良くなってくることは間違いないですね。


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           「胃袋の湯引きポン酢」・・・珍味最高~!


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          「あら煮」


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          「煮こごり」・・・あら煮の煮汁で作りました

シマアジはコラーゲンが少なめのようで、煮こごりは、ちょっと緩めの出来栄えでしたね。


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          「西京漬け」です

西京漬けは、まず、漬け込んで3日目に食べてみましたが、もう少し漬け込んだ方が良さそうな感触でしたね。

西京漬けは、多めに作ったので、しばらく食べれそうです。



2年振りに釣ったシマアジ・・・やっぱり、美味しいです。

この食味のために、釣行しているってところですからねぇ~


一人で、美味しい、美味しい・・ってばかりのネタで、スイマセン(へへへ~)


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