KOBIさんの江戸前釣り雑記

2012年03月

昨日(3/4)は、品川港南の「丸長」から、単身、フグ釣行でした。


最近、東京湾のショウサイフグが不調ということもあって、フグ釣りの頻度もめっきりと減ってしまい、昨年の12月以来、2ヶ月以上振りのフグ釣行ということになりました。

今回は、直前に、大貫沖でショウサイフグ好釣!の朗報が飛び込んできて、「こりゃ、行かなくちゃ」と、早速行ってきましたよ!

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      ショウサイフグ復活の情報を聞き付けて、丸長には大勢のフグ釣りファンが集まりました。


出船の1時間前の6時過ぎ頃に船宿に到着しますと、すでに10名以上のお客さんが来られています。

丸長さんを訪れるのは、昨年10月のスミイカ釣行以来ということもあって、船長や女将さん、顔馴染みの常連さんから、「おっ、KOBIさん、久し振り~」と挨拶されて、恐縮しながら、「いや~、ご無沙汰してま~す」と挨拶を返します。


最終的には、16名の乗船者が集まり、定刻7:15に出船です。

私は、左舷の胴の間に釣り座を取りましたよ。

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        久々の大貫沖です・・・やっぱり、大貫沖でのフグ釣りはイイですなぁ~(嬉!)

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        大貫沖には、湾奥のフグ船全船が来ていました・・・これも、嬉しい光景でしたね。


さて、船首からイカリが入れられて、実釣開始。

もちろん、根掛かりの無い、ショウサイフグ狙いのポイントです。


開始直後は、船中、沈黙でしたが、しばらくして、右舷で初物のショウサイフグが釣れたようです。

さらに、左舷前方に座る常連のOさんにもアタリが到来・・・これはヒットに至らなかったようですが、船中ではフグの気配が出て、期待が高まります!


しかし・・・

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竿は伝助君作のフグ竿、リールはアルデバランMg7、ラインはXワイヤー14Lbs・・・私のベストタックルです。


船中、型は見たものの、その後はアタリが続きません。

船長も、何箇所かイカリを入れ直してくれて、さらにはエンジン流しでの操船に切り替えたりしてくれていますが、どこもアタリが遠いです・・・


大貫沖のショウサイフグ復活と言っても、この週の月曜日に、パイオニアの野毛屋さんが好釣果を叩き出したものの、段々と釣果は下降気味・・・前日は全船が撃沈釣果だったようで、当日もあまり期待してはいけないという気がしていたんです。

ショウサイフグの生態は正確には知りませんが、他のエリアから、大きな群れが一気に入り込んでくるということは無さそうですしね。

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船中では、たまに誰かにフグがヒットするようで、その都度、船長がアナウンスを入れてくれますが、その頻度は、かなり間が空いちゃっています。

フグがいる気配もあまり感じませんが、上げ潮が全然流れていないので、フグの回遊もなく、活性が上がらないような気がします。


私は、朝から、アタリも無く、餌も齧られません。

キャストしたり、船下を狙ったり・・・オモリやカットウの色を替えたり、誘いもいろんなパターンを試したり、餌も替えたりと、いろいろやっていますが、何をやってもダメですねぇ~。

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          11:30になって、カップラーメンが配られました。

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     この時点での私のバケツはこの状態です。まだ、1回も餌を齧られていません・・・(トホホ~)


カップラーメンを食べ終えて、いよいよ後半戦です。


後半は、盛り上がって欲しいなぁ・・・なんてコトを思っていると・・・

船下狙いでの誘い(空アワセ)に、ガツンという手応えが伝わって・・・・掛かりました~!

でも、ちょっと感触が違うかなぁ~


すると・・・・やっぱり・・・・水面下に姿を見せたのは、フグではなく、やや小振りのマゴチでした~

ヒョイっと抜き上げて、本日初の魚ゲット~!(笑)・・・・小振りながらも、十分に食べられるサイズなので、一応、オカズゲット~です。

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          マゴチ(37cm)をゲット~


マゴチを釣った後は、また沈黙が続きます・・・・相変わらず、潮も全く流れていません。

しっかし、アタリませんね~

誰かがポツリと釣っても、単発か、精々1,2尾続くだけで終わっちゃうパターンが続いて、私には、まったくフグが回ってきません。

この日、乗船のメンバーは、フグ釣りの経験も豊かな常連の方ばかりなので、ある意味、釣れるかどうかは運の要素もあるって感じかなぁ~


船長は、ちょっと底がゴツゴツとしたポイントも探索してくれて、アカメ混じりでポツリポツリと型は出ますが、やはり長続きしないですね。

そろそろ潮止まりで、動かない潮がさらに動かない時間帯に入っちゃっていますしねぇ・・・

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そんな頃合いに、キャストして、誘った瞬間にガツン!

おおっ!・・・・ちょっと、デカそうな魚です・・・・隣で竿を出していた中乗り兼務のお兄ちゃんが、すかさずタモを構えてくれます!

でも、手応えが良すぎない?・・・・何だろう??・・・・そして、魚の姿が見えましたっ!・・・・お兄ちゃんのタモ取りが決まって、無事キャッチ!


その魚の正体は・・・


また・・・・マゴチ・・・・でした・・・

2本目のマゴチは、49cmの良型っ!・・・・でも、外道なんですよねぇ~

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これでマゴチを2本釣ってしまいましたが、船中で、マゴチがたくさん釣れているってコトじゃなくて、マゴチを釣っているのは私だけなんですよ~・・・・マゴチ釣果を独り占めっ!・・・・何でなんだろう~??(苦笑)


時刻は14時近くになり、ラストは底が平坦なショウサイのポイントに戻ります。


マゴチを2本釣って、オカズは十分に確保・・・・も~、フグは釣れなくてもイイかなぁ~・・・なんてコトも考え始めていた頃合いに・・・

船下をテキト~に誘っていたら・・・・空アワセの誘いの途中で竿が押えられて、掛かりました~・・・・コンコンという動きは小型フグの感触!?


そして・・・・・・20cmチョイ級のショウサイフグをゲット~!

ボ・ウ・ズ・脱・出・・・!!


時刻は14:10

沖あがり30分前のボウズ逃れでありました~(ホッ)

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          ショウサイフグ(21cm)・・・・君はエライ!


ラストは、幾らかはフグの活性も感じて、船中ポツポツと型を見ましたが、私は追釣できずに納竿となりました。


私の釣果は、ショウサイフグ 1尾(21cm)と、外道に、マゴチ 2本(49cm、37cm)でした。

船中のフグの釣果は、0~3尾とのことで、キビしい結果になっちゃいましたね。

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          今回は、この魚に助けられましたね~


久々のフグ釣行は、超渋の釣りになっちゃいましたね~。

他船もキビしい釣果だったようです。

原因は、潮が動かなかったことかなぁ~?・・・・潮さえ流れれば、もう少しアタリが出そうな感触があったんですけど、どうなんでしょうかね?


それでも、大貫沖でのフグ釣り・・・とりわけ、ショウサイ狙いの釣りができたというのは嬉しかったですね。

今後、爆釣果は望むべくもありませんが、そこそこの釣果で釣れ続いてくれれば、イイと思います。


釣果云々ではなく、終日、大貫沖でショウサイ狙いの釣りができたのですから、「復活!!大貫沖のショウサイフグ!」というコトですねっ!


今回の料理はコチラです ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11183489079.html


〈釣行メモ〉 (2012年3月4日(日) フグ釣り 於:品川港南「丸長」

【潮 汐】 干潮8:42、満潮13:51(中潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕曇り 〔風〕北東~東北東 5~9mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10mくらい)
【釣り座】 左舷胴の間 (乗船者16名)
【タックル】〔竿〕伝助君作のフグ竿、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ+胴突き1本針仕掛け、オモリ8~10号
【釣 果】 ショウサイフグ 1尾(21cm)
【船中釣果】0~3尾


スミイカの西京漬けを作りました。


スミイカの西京漬け・・・私の思いつき料理です。

ちょっと前に、小湊釣行で釣ったシマアジの西京漬けを作ったんですが、シマアジを漬けただけで味噌床を捨てるのがモッタイナイと思って、冷凍保存してあったスミイカ1杯を漬けてみたんです。

丸2日間漬け込んで、コレを焼いて食べてみたら・・・

これが、メチャ旨くて、も~ビックリ!

シマアジの西京漬けよりも美味しかったような・・・(ハハハ~)


「これは、またスミイカを釣ってきて、西京漬けを作らにゃいかんなぁ~」と思って、先日、鴨居の「きよし丸」に餌木イカ釣行。

狙いダナを下げてのスミイカ狙いが上手くハマって、良~大型のスミイカを9杯ゲット~!・・・・無事、西京漬けの素材を確保することができました~(ハッハッハ~)

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          きよし丸釣行は、狙いどおりにスミイカが釣れてニンマリでした~


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スミイカは一旦、冷凍してから使うことにしました。その方が、足の吸盤の殻を取りやすいとか、薄皮が剥きやすくなりというメリットがあります。イカは冷凍しても身質が落ちないと思いますからね。


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  スミイカは350~700g級を7杯使いました・・・良~大型なので、かなりのボリュームです。


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スミイカは解体して漬け込みます。左は、身とエンペラです。右は、足(ゲソ)、カラストンビと肝の周りの身です。

身は、薄皮を剥いで (表側の薄皮は剥ぎ難いので、そんなに丁寧には剥いでいません) 、表裏に包丁で浅く切り込みを入れておきます。

こうすると、味噌の漬かりも良いでしょうし、焼いた時に身が反り返ることも少ないと思います。


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味噌床です・・・西京味噌1kgに、味醂200cc、酒100ccを加えました。味醂や酒の分量は、いろいろな加減があるようですね。


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今回は、直漬けせずに、イカをキッチンペーパーに挟んで漬け込むことにしました・・・・まずは、バットの底に味噌床を敷きます。


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その上にキッチンペーパー (「うちの板前さん」という優れ物のキッチンペーパーです) を敷きます。


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          キッチンペーパーの上に、イカを並べます。


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イカの上にキッチンペーパーは被せて、味噌床を塗ります・・・・これ以降、「キッチンペーパー ⇒ イカ ⇒ キッチンペーパー ⇒ 味噌床 ⇒ キッチンペーパー ⇒ イカ ・・・」の順に重ねていきます。


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          ゲソや肝の周りの身も、同様に漬けていきます。


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漬け込み完了~です・・・・スミイカの量が多かったので、一つのバットには収まりきらず、もう一つバットを追加しました。


さ~て、これで数日間、冷蔵庫に入れて、漬かるのを待つことになります・・・・出来上がるのが待ち遠しいですね~



前回、シマアジを漬けた後の味噌床で作った時は、丸2日間漬け込んでから食べてみたんですが、十分に漬かっていて、美味しく食べれました・・・・そこで、今回も、まずは2日間漬け込んだものを食べてみたんです。

そしたら・・・

今回は、前回と比べて、漬かりが浅くて、イマイチ旨みに欠けたんです。


何で??

これはきっと、イカの量に対して味噌床の分量が少なかったからでしょうね。

前回は、たっぷりの味噌床に、漬けたスミイカは1杯だけでしたもんね~


そんなワケで、今回は、丸4日間漬け込んでみましたが、それでも、前回の美味しさには少し届かなかったかなぁ~(ちょっとガッカリ…)

「味噌床はたっぷりと使う!」・・・・今回の学習ですね。


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        漬け込んだスミイカです・・・・薄っすらと、西京味噌の色が付いていますね。


早速、焼いてみましょ~


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          焼き上がりです。


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食べやすい大きさに切ってから、盛り付けます・・・・盛り付けは、あまり美しくありませんが、イカは美味しそうでしょ。(笑)


前回作ったものと比べると、味覚は多少劣るとはいえ、それでも、十分に美味しいです!・・・・次回は、たっぷりの味噌床で作りますよ~(へへっ)

特に、ゲソや肝周りの身は、すこぶる美味ですね~


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  たくさん作ったので、脱気密封して、冷凍保存します。半分くらいはお裾分けしちゃいますよ~。


スミイカの西京漬け・・・・かなりお薦めの料理です。

もうスミイカ釣りも最終盤ですので、次回作るのは来シーズンになっちゃうかなぁ~

それとも、もう1回行って、今度はたっぷりの味噌床で作るかなぁ~(ハハハ~)



オマケに、スミイカの塩麹漬けも・・・コチラです ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11179591252.html



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