4/1(月)は、浦安の「吉野屋」から、単身、フグ釣行でした。


新潟での単身赴任生活が始まって、早1ヶ月が経過・・・日々の生活のペースはいくらか掴めてきたものの、現地で釣りに行く余裕までは無く、今回も帰宅ついでに東京湾での釣行になりました。

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久々に浦安の吉野屋に来ました。吉野屋を訪れるのは、昨年の9月以来ですから、かなり久々ですね。


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釣り物は、モチのロン!河豚です。この日のフグ船は、お馴染みの公大船長が休暇中?ということで、代打の石原船長での出船でした。


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平日ということもあって、乗船者は私を含め4名だけでした。釣り座は右舷ミヨシにキープ・・・・右舷トモには、“平日の吉野屋フグ船の顔”スー名人が座られていましたよ。


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船宿近くの旧江戸川の堤防の桜が満開でした。新潟はまだ桜は開花していないので、今年、桜を見るのはこれが初めてですね。


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ここ最近の常用タックル・・・メタリア湾フグM-175とアルデバラMg7の組み合わせに、ラインはPE0.8号(Xワイアー(イエロー)の14Lbs.)です。仕掛けはカットウ+胴突き1本針でやってみます。


東京湾のフグ釣りは、アカメ狙いからショウサイフグ狙いに変わりましたが、釣果的には厳しい状況が続いていますね。

竿頭でもツ抜けするようなことはないようで、竿頭釣果のアベレージは3~5尾くらいというところでしょうか。

そんな状況なので、釣果目標は、「まずは『ボ』にならないこと」かな・・・。

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狙いはショウサイフグですから、釣り場は大貫沖です。まだ海苔網が残っていますね。この海苔網が撤去される頃には、白子シーズン盛期になることでしょう。


さて、実釣開始です。

まずは、船はイカリを入れずに、エンジン流しでのスタートです。


エンジン流しということもあって、キャストはせずに、船下狙いで釣っていると・・・

早速、微妙なアタリを感知して、アワせると・・・・ヒット!

しかし・・・・手応えは弱々しく、カットウ針に掛かってきたのは、メゴチでした~。カクツ。


しかししかし・・・・

その次に・・・微かな違和感に、確信なくアワセを入れると、ズシッ&ググーンとヒット!!

オオッ!・・・・青物のような横走りする引きを強引に巻き上げて、取り込んだのは・・・・良型のショウサイフグっ!!!

ウヒョ~!・・・・開始して20分足らず、早々に本命ショウサイフグを釣ってしまうとは、ちょっと意外な展開です。

正直なところ、嬉しいというより、驚いたという感じでしたね。

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31cmの良型のショウサイフグです。船中第1号のフグですよ。体型もデップリとしていて、美味しそうなフグですね。


最初の流しで本命を釣ってしまって、否応なしに期待感が高まっちゃいます。

ちょっと間が空いて、左トモの方が型を見て、イイ感じ??


しかし、その後は、アタリが遠くなってしまいます。

船長も、点々とポイントを替えて、フグの寄り場を探索してくれますが、なかなかアタリが出てくれませんね。


それでも、左トモの方がポツリポツリと2尾目、3尾目とフグを釣って、単発ながらもフグのアタリは出るようです。

私も、たまにエサが無くなったりしますが、アタリが出るワケでもなく、フグに食われたのか、エサが傷んで外れてしまったのかの区別も付きません。(情けない・・・)

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1時間振りにズシっと乗ったと思ったら、姿を見せたのは大型のスミイカでした。折角なのでキープしましたが、フグの外道でスミイカが釣れても嬉しくないですなぁ~。(笑)


釣果開始後2時間くらいが経過して、それまで沈黙だったスー名人が本命をゲット!・・・・スー名人から、「やっと釣れましたよ~」のジェスチャーサイン・・・・スー名人でも、型を見るとホッとするくらいに厳しい釣りですね。


私は、引き続き沈黙・・・・なかなか、アタリを出せません・・・・う~ん、やっぱりキビしいですね。

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これは、スー名人が釣ったシマフグ(20cm弱級)です。大貫沖でもシマフグはたまに釣れるようですが、こんな小型が釣れるのは珍しいようです。


しかし、釣れませんなぁ・・・

朝イチで1尾目を釣ってから、1時間、2時間、3時間・・・と、ゼーンゼン釣れません。

その間に、スー名人は2尾目のショウサイフグを釣って、逆転されてしまいました。トホホ~。


船下狙いだけでなく、キャストして広めに探ってみたりもしていますが、アタリは訪れず、さすがに集中力も無くなってきちゃいましたねぇ~。

船長も、エンジン流しから、イカリを入れての待ち伏せ作戦に切り替えたりと、いろいろと策を尽くしてくれますが、なかなかフグの群れは回ってきてくれませんね。


12時を回って、午後の部に突入・・・


「疲れたから、座って釣ろう」と、座布団用のマットを引き寄せながら、テキトーに空アワセを入れると・・・

ズシッ!・・・・掛かっちゃいました~!

取り込んだのは、30cm級のアカメっ!・・・・何だか情けないラッキーヒットではありましたが、4時間振りに2尾目のフグが釣れて、とりあえずはホッとしたような・・・へへへ。

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アカメ(ヒガンフグ)でしたが、何とか、2尾になりました。「朝イチの1尾だけで終わっちゃったらどうしよう」なんて思い始めていた頃合いだったので、この2尾目は嬉しかったですね。


久々の2尾目が釣れて、元気復活!・・・・集中力も戻ってきました。


しかし・・・アタリは続きません。

釣れたのはアカメでしたから、たまたまの単発ヒットだったということなんでしょうね。

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アタリの間隔が空いてしまうので、船上もマッタリとしている時間が長かったような・・・。でも、誰かがフグを釣ると、船中に期待感が漂います。


しばらくして、右舷トモ2番の方がフグをゲット!

その直後、私もヒット!・・・3尾目のフグは、30cm級のショウサイフグでした。

いや~、久々のアタリで掛けられて良かった~。(嬉)


さらに、同じ流しで、右トモ2番の方が2尾目をゲット!

すると、私にもアタリが到来して、ヒット!・・・・これは、27cm級のショウサイでした。(嬉々)

これで、4尾の釣果になって、お土産は確保しましたね~。

キビしい釣りなので、1尾の価値が高くて、1尾釣れると本当に嬉しいです。

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前半は北東風がやや強めに吹いていたのですが、段々と収まってきて、中盤以降は良い凪になりましたね。


さらにアタリが続くことを期待しましたが、やっぱり、そんなに甘い状況じゃないです。

それでも、良型ショウサイを2尾追釣できただけでも御の字というところでしょうね。


時刻は14時を回って、そろそろ終盤戦です。

石原船長も、最後まで諦めずに、各所を回ってくれます。


14時半を過ぎて、これが最後の流し・・・

あまり期待感は無かったのですが、微妙なアタリを出て、アワせると、掛かりました!

キャッチしたのは、28cm級のアカメで、これで望外の5尾目ですっ。

ウヒャヒャっ!・・・何だか、この日は運もあるような気もしましたね~。(幸!)


これで納竿になって、今回の釣果は、ショウサイフグ 3尾(31、30、27cm)、アカメ 2尾(30、28cm)の計5尾となりました。

外道に、スミイカ1杯(635g)、メゴチ5尾くらい。

船中釣果は、2~5尾ということでした。

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今回の釣果です。フグは良型揃いで、ボリューム十分の釣果になりましたね。ショウサイフグは3尾ともデップリとした身が良さそうな体型でしたよ。


今回のフグ釣行・・・・ボウズの可能性さえもある“危ない”釣行でしたが、早い時間に型を見ることができて、プレッシャーもなく釣りができたのは良かったです。

それでも、午前中はアタリを出せずに大苦戦の展開で、「スミ1」の1尾で終わっちゃうのかとも思ってしまうくらいでしたが、後半、ポツポツと追釣できて、最終的に、5尾まで釣れてくれたのは期待以上の結果でしたね。


これから白子シーズンに向かって、尻上がりに好模様になっていくのが例年のパターンですから、今後の展開はちょっと期待しちゃいましょ~!

数年前のような爆釣果が出るような状況ではないとは思いますが、ツ抜け釣果くらいは期待できるかな・・・・東京湾のブランドショウサイフグですから、釣っても、食べても、1尾の価値は高いですから、ツ抜けできたら万歳ですねっ!


今回のフグ料理はコチラです ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11503137012.html


〈釣行メモ〉 (2013年4月1日(火) フグ釣行 於:浦安「吉野屋」)

【潮 汐】 満潮7:07、干潮14:01 (中潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕曇 〔風〕北東 9m⇒4mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 右舷ミヨシ (乗船者4名)
【タックル】〔竿〕メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】 カットウ+胴突き1本針仕掛け。オモリ8号。
【釣 果】 ショウサイフグ 3尾(27~31cm)、アカメ 2尾(28~30cm)の計5尾
【船中釣果】 2~5尾