KOBIさんの江戸前釣り雑記

2013年05月

5月14日(火)は、佐島の「海楽園」から、アオリイカ釣行でした。

今回もフグに行こうかと考えていたのですが、釣行が火曜日になったので常宿の吉野屋さんは休業日・・・それならばと、今期は2キロ級の大型も釣れている春アオリに行ってみようと、佐島釣行することにしました。

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海楽園は、私の相模湾での常宿的船宿です。ただ、以前はイワシメバルやカワハギ、LT五目などでよく訪れたのですが、最近は、そういう釣り物をあまりやらなくなってしまったので、かなりご無沙汰気味ですね。


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海楽園の駐車場からの眺望です。海は穏やか・・・天気予報も「南風弱風」とのことなので、良いコンディションで釣りができそうですね。


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この日は、平日にもかかわらず、お客さんが多かったです。天気予報が良かったからかな?・・・でも、たまたまのコトでしょうね。だって、HPにそう書いてあったもん。(笑)


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    船宿前の砂浜から、ハシケ(小船)に乗って、本船に向かいます。これは佐島独特の光景ですね。


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LT五目船は特にお客さんが多かったですね。イサキが釣れ始めたからかな?・・・イサキって聞くと、初夏って感じがしますね。


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オリ船の乗船者は11名でした。私は右舷の胴の間(前から3番目)に釣り座を取りました。盛況な日に、最後に到着した客だったので、他のお客からは、お邪魔虫的に思われちゃったかもなぁ・・・。(笑)


さて、出船・・・

釣り場は、航程10分くらいの近場、佐島沖です。


海楽園のアオリイカ釣りは、仕掛けは「中オモリ10号、ハリス長4m」で統一。指示ダナは水面から中オモリまででアナウンスされます。


最初の指示ダナは・・・「7m」っ!

浅いですねぇ~

その後も、10m前後の指示ダナが多かったですから、産卵期のこの時期のアオリ釣りは浅場狙いがメインということなんでしょうね。

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最初の流しは、船中、乗りがありませんでしたが、2流し目に・・・

シャクった竿に、抵抗感を感じて・・・・ん?乗った?・・・・でも、大した重量感じゃないなぁ~

ゆっくりリーリングしていくと、イカらしき引きが伝わってきます・・・・でも、弱々しいです。


そして、水面下に姿を見せたのは・・・・・アオリっ!・・・・でも、小さっ・・・

ひょいっと抜き上げたのは、200g弱級のアオリイカです。

一瞬、リリース?とか思いましたが、船長の「キープしてもイイよ」との視線を感じて、キープすることにします。


まぁ、船中初物のようですし、一応、ボウズ脱出ということで、OK!ということにしましょ~。へへへ。

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ドアップで撮影したので、それなりのサイズに見えますが、実際はかなりのミニサイズです・・・・大型狙いで釣り始めたのに、いきなりのミニアオリゲットはズッコケですね。(笑)


その後は・・・

私にはアオリの乗りは訪れませんが、船中ポツリポツリとアオリが釣れています。

しかし、期待の1キロオーバー級の大型はまだ姿は見せませんね。

でも、私のミニアオリよりは、大きい・・・(笑)


今回の私の使用竿は、アルバトロスフラフラの210MLです。

胴の間釣り座だったので、ロングロッドを使おうかとも思ったのですが、とりあえずは使い慣れた竿を使おうかと・・・

結局、ロングロッドじゃないと釣れないという雰囲気も感じなかったので、最後まで、この竿で通しちゃいました。

慣れない、ロングロッドは疲れますしねぇ~

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序盤、ポツポツとアオリの乗りがありましたが、しばらくすると、乗りが無くなって、船上もマッタリとした雰囲気になっちゃいましたね。

潮の流れもあまり感じないし、何だか、釣れる気がしませんなぁ~


胴の間釣り座ということもあって、周りの方々が使っていないような餌木をチョイスしたりもしていますが、ダメですね。

水深が浅いところでは、どんな餌木がイイのか?・・・・そんなことを考えながら、いろいろ試したりしていますが、なかなかイカが乗ってくれないでの、ワカラナイですねぇ・・・。

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近くには、ティップランでのアオリ船もいました。私はティップランは未経験ですが、今秋、新潟で経験することになるかも・・・ちょっと楽しみにしています。


9時頃になって、船中で、キロオーバーの大型アオリがヒット!

これを皮切りに、大型主体に、ポツポツと乗り始めました~

船長からは、「潮がトロトロと流れ始めたので、乗り始めたよ~」とのアナウンスも出て、ちょっと活気が出てきました。


そんな頃、左ミヨシの方がかなりの大型をキャッチ・・・2キロオーバーかと思ったら、ちょっとだけ足りなくて、1.9キロだったそうな。それでも、羨ましい大型でしたね。


そして、私にも・・・・ズシっ!

乗りました~!・・・・・・でも、そんなに大きくないなぁ~

船長が来て、タモ入れしてくれたけど、サイズは周りで釣れているサイズより、小さいです・・・トホホ~

でもまぁ、これで2杯目ゲット・・・・次に、大きいのを狙いましょ~

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2杯目のアオリ(大きい方)は、300gチョイ級でした。1杯目よりはサイズアップしたので、次に期待しましょう!


ここはチャンスタイムと、集中してシャクリを入れますが、しばらくして、乗りは止まってしまいました。

なかなか、時合いは長くは続いてくれませんね。


その後は、まったり・・・


と、思ったら、しばらくして、シャクった竿に違和感が・・・・触り?

次のシャクリでは、明らかにチップのような感触が・・・

乗れ~!・・・・祈りを込めて、シャクリを入れると・・・・・空振り・・・・・次は・・・・・乗りません・・・・・その次は・・・・・やっぱり、乗りません・・・


何度かシャクって乗らないので、仕掛けを上げて見ると・・・ ↓ ↓

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ギャ~、餌木のカンナにイカの足が付いていました~。折角のチャンスだったのになぁ~・・・・タイミングが悪かったと、諦めるしかないですねぇ・・・。ガクッ。


そして、その後は・・・

ゼーンゼン、イカが乗る気配がなくなってしまいました。

船中では、1時間、2時間・・・イカの乗りはありません。

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結局、後半はイカの乗りはなく、沖あがりになっちゃいました。


私の釣果は、アオリイカ 2杯(320g、160g)なり。

船中釣果は、0~2杯とのことでした。(2杯が4名)

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数的には竿頭の一人なんですが、サイズがねぇ・・・・船中最小のアオリを含めての2杯ですから、気分的にはちょっとガックリだったかなぁ~。ブツブツ。


今回は、大型を期待しての釣行でしたが、そんな期待は叶えられませんでしたねぇ~。

ビッグワンを釣るには、運も必要?・・・・運だけじゃなくて、早起きして、四隅の釣り座をキープするくらいの努力も必要?・・・・運を引き込む努力ということね。

たまに行って、期待通りに釣れてくれるほど、甘くはないか~


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今回使った餌木・・・下の2本がアオリが乗ってくれた餌木です。リアルカラーの餌木をメインに使ってみたけど、どうだったのかな?・・・船中では、ピンクとか、オレンジとか、定番餌木に良く乗っているように見えましたが…。


海楽園のブログです ⇒ http://blog.livedoor.jp/kangoo913/archives/4455402.html


〈釣行メモ〉 (2013年5月14日(火) アオリイカ釣り 於:海楽園)

【潮 汐】 満潮6:05 干潮13:04 (中潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕晴 〔風〕南寄り2~5mくらい
【釣り場】 佐島沖 (水深は12~25mくらい)
【釣り座】 右舷胴の間 (乗船者11名)
【タックル】〔竿〕アルバトロス・フラフラ210ML 〔リール〕ベイゲーム301HG TypeG 〔道糸〕PE2.5号
【仕掛け】 中オモリ10号、リーダーはフロロ5号4m、餌木は3.5~4.5号各種
【釣 果】 アオリイカ 2杯 (320g、160g)
【船中釣果】アオリイカ 0~2杯(2杯は4名、船中11杯)

5/1(水)は、浦安の「吉野屋」から、単身、フグ釣行でした。


先週は自宅に帰って、月・火・水曜の3連休・・・・火曜日に釣行するつもりでしたが、強風予報で断念・・・・水曜日は、その日のうちに新潟に戻らなくてはいけないので、釣りに行くのはキツいと思っていたのですが、釣った魚を下処理してくれるフグ釣りならOKかと、吉野屋さんに行ってきました。

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この日は、早朝は小雨模様でお客さんも少なめでしたね・・・・この雨はすぐに止みそうですが、午前中は北東風が強く吹くとの予報でした。


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フグ船の乗船者は3名だけでした。先着のお二方は両ドモに釣り座を取られていたので、私は右舷前に座ることにしました。船長は、主戦の公大船長ですよ。


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  ガラガラ船なので、船室に持参の折り畳みマットを敷いて、釣り場までグッスリと寝ていきますよ~


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釣り場は大貫沖でした。思っていた以上に北東風が強くて、釣り場に着いた頃は風速15m近くはあったと思います。ただ、北東風は風影になるところなので、波はそれ程には高くなかったですね。


さて、実釣開始です。

生憎の強風で、アタリを取って釣るのは難しい状況なので、誘いを兼ねた空アワセで掛けるイメージの釣りになってしまいますね。


そんなイメージの釣りで、私が考えているコトは・・・

◎ オモリを底に着けた状態でアタリを取ることは諦めて、テキトーな間隔での空アワセでフグを掛ける。

◎ オモリを底に着けている時は極力オモリが動かないようにする。

◎ オモリを底に着けている時間は『短め=2、3秒』メインで、フグに餌を見せるイメージで餌を宙に浮かせておく時間を『長め=4、5秒』にする。

◎ 誘い下げていく時のアタリは察知できることが多いので、ゆっくりと誘い下げて、その時はアタリ感知に集中。

これらは船下狙いの釣りでのイメージですが、他に、誘いに変化を付けたりとか、キャストしたりとか、いろいろやってます。

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誘い下げている途中に割と明確なアタリが出て、底でズシッとヒットっ!・・・してやったり!・・・と、思ったら、ギマでした~。ガクッ。


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これも誘い下げの途中で明確なアタリが出て、そのまま向うアワセで掛かったマルアジです。結構引いたけど、向うアワセで掛かったので、フグじゃないと思いましたよ。


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底で、何かアタるなぁ~・・・と、思ったら、メゴチでした。メゴチもアタるよねぇ~。ヒトデもアタるような気がする・・・。


最初は、たまに外道がヒットするだけでしたが、しばらくして、気配もなく、餌が齧られていることがあって・・・・コレは、きっとフグの仕業・・・

ちょっと集中力を持って上下の誘いを入れ続けていると・・・・

ズシッ!・・・・ヒット~!!・・・・すぐにリールを高速で巻き上げると、青物のように横走りします・・・・これは、間違いなく、ショウサイフグっ!!

無事キャッチしたのは、33cm級の大型のショウサイフグで、ボウズ脱出~!・・・・空アワセで掛けたフグだけど、いや~、ホッとしました~。(嬉)

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1尾目のフグを釣ったのは開始後1時間後頃・・・・丸々としたガマガエル体型の大型ショウサイフグで、コレがオスなら、白子ゲットは確実かな??


前回の釣行記でも書きましたが、竿頭でも5尾前後の釣果の厳しい状況が続いている中で、1尾釣れると、本当にホッとしますね・・・ホント、1尾のフグが貴重です。


そんな安心感から少し余裕の心持ちで誘いを入れ続けていると、5分も経たないうちに、またヒットっ!

これは、28cm級の良型ショウサイフグで、続けざまでの2尾の本命をゲットは望外の嬉しさですねぇ~。ニンマリ。

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2尾目も空アワセ気味に掛けたものですが、何となく、フグの気配のようなものを感じていたような・・・。


2尾目を釣ってからは、しばらく沈黙が続いてしまいました。

たまに釣れるのも、外道ばかりで・・・

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久しぶりにフグを掛けたと思ったら、サバフグでした。この日釣ったサバフグはコレだけでしたから、まだ、サバフグは多くないようです。


1時間半くらい間が空いた11時頃・・・・この頃は、いくらか風も弱まってきて、アタリを感知できるような状況になってきたのですが・・・・フグらしい微小なアタリでアワせると、掛かりました~。

これもショウサイフグで、3尾目です。ウシシ。


さらに、11時半頃、キャストしての空アワセにヒットして、これで4尾目。

なかなか良いペースですね。

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午前中は4尾の釣果で後半に折り返しです。4尾のうち3尾は空アワセで掛けたものですが、そういう釣りをしているんですから、ショウガナイですね。


午後に入って、公大船長は、ちょっとアタリが遠くなってきたとの判断で、根周りのポイントに移動を決断です。

それ程に根がキツいところではありませんが、少しゴツゴツします。


微妙なアタリが出ますが、掛からないし、餌も齧られないので、これはフグではないですね。


しばらくして、ガッチリとした根掛かりに遭ってしまって、ラインブレイク・・・ガクッ。

船上で、ビミニツイストでラインシステムを組もうと思ったら、ビミニツイストの結び方をなかなか思い出せず・・・・結局、思い出せたんだけど、情けない健忘に、しばし呆然としちゃいました。

あ~、歳は取りたくないなぁ・・・トホホ~。


結局、根周りではフグは釣れず、再び平坦なポイントに戻ることになりました。

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午前中のエリアに戻って、残す時間は約1時間・・・・後半は追釣できていないので、最後にもう一踏ん張りしたいですね。


この時間帯は、もう風も収まって、海はナギと言ってもよい状況です。

しばらくして、小さなアタリを感知して、24cm級のショウサイフグが釣れました。

後半初のフグだったので、これはちょっと嬉しかったですね。

それにしても、アタリは小さめですね・・・・この時期のフグのアタリって、こんなに小さかったっけ?


そして、少し間隔が空いて、もう1尾追加っ!

並びの右トモの方も、ここでポツポツとフグの型を見ているので、ちょっとイイ感じかな。


さらに、もう1尾追釣できて、これで後半3尾目になりました。


そして、これにて、ジ・エンド・・・・ラスト1時間は、海も穏やかになって、アタリもポツリポツリと出てくれて、楽しい釣りができましたね。

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           終盤に3尾追加できて、良い気分で納竿できました。


最終釣果は、24~33cmのショウサイフグ 7尾でした。

外道は多彩で、サバフグ1尾、マルアジ1尾、ギマ2尾、メゴチ7尾くらい、アカエイ(小型)1尾、シリヤケイカ1杯、イイダコ2杯etc.

船中釣果は、2~7尾とのことでした。


今回は、前半、強風で海況が良くない中でもポツポツと型が見れて、終盤に追釣もできて、結果、満足な釣果になりました。

7尾中、3尾は「釣れちゃった」系の釣りでの釣果ですが、それはそれでOKでしょう。

潮がやや濁り気味だったせいか、船下でもアタリが出るような感触で、キャストして釣ったのは1尾だけでしたね。

ちょっと煩わしかったのは、場所と時間によって、赤クラゲが多かったことかな。

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     フグは丸々とした体型のものばかりで、すべて身質も良くて、美味しいフグでしたね。


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今期初白子もゲット~!!・・・・1尾分だけでしたが、結構大きなサイズの白子が持ち帰れましたよ。ニコッ。


今期初の白子料理はコチラ ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11522067817.html


〈釣行メモ〉 (2013年5月1日(水) フグ釣り 於:浦安「吉野屋」

【潮 汐】 満潮7:19、干潮14:25 (小潮)
【潮 色】 やや濁り
【天 候】 〔天気〕小雨後曇り 〔風〕北東 13m ⇒ 7m ⇒ 10m ⇒ 4mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 右舷ミヨシ (乗船者3名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ仕掛け+食わせ1本針、オモリ8号
【釣 果】 ショウサイフグ 7尾(24~33cm)
【船中釣果】2~7尾


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