KOBIさんの江戸前釣り雑記

2013年06月

6/24(月)は、KON-CHANとの同行で、浦安の「吉野屋」から、フグ釣行でした。


東京湾のフグも、白子盛期のこの時期になって、ツ抜け釣果も出たりで、幾らかは上向き状況になってきたようです。

ただ、日によって釣果のムラはあるようで、好釣果の翌日は貧果だったり、その逆もあったりで、なかなか安定して好調が持続するというレベルではないよう様子。

その好釣果が出る日を選んで行きたいところですが、これを予測するのは不可能っ!・・・こればかりは、出たとこ勝負というところですね。


果たして、この日は・・・

潮周りも大潮ですし、天気も曇天予報ですし、平日で乗船者も多くはないでしょうし、釣れそうな条件は揃っているように思っていたんですが・・・

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吉野屋さんです。自宅から一番近いフグ船を出している船宿ですが、火曜日が定休日なので、現在は月・火曜日が休日の私には、月曜日しか訪れるチャンスがないのが残念ですね。


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KON-CHANとともに、5時半過ぎに船宿に到着すると、両大ドモ以外の釣り座は空いていたので、両ミヨシに座ることにしました。私が左ミヨシ、KON-CHANが右ミヨシです。この日は、風向きが読み難い予報なので、釣り座の有利不利も予測困難・・・・「折角、四隅が空いているので、そこに座っちゃおう」って感じだったかな。


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 最終的に、乗船者は10名になりました。大型船なので、片舷5名なら、釣り座間隔は広々ですね。


さあ、実釣です・・・釣り場は、いつもの大貫沖です。

今回も、外道のアタリを避けるため、胴突きの枝針は付けずに、カットウ仕掛けオンリーで始めてみます。

風向きは北寄りです・・・11時過ぎ頃までは下げ潮なので、それまでは、ミヨシの釣り座は潮尻になってしまいますね。


船首からアンカーが入れられ、船を落ち着かせてから、投入合図が出されます。

仕掛けを投入すると、ラインはトモ寄りに出されていきます・・・それでも、8号オモリで止められるような状況かな。

潮はかなり濁っていますね・・・これが吉と出るのか、凶と出るかは、ワカリマセン。

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KON-CHANです。先日は、出張で新潟に来てくれました。でも、アッチコッチと出張も多くて、忙しいようで、釣行は約2ヶ月振りとか。


しばらくは、船中はアタリなく、モーニングサービスはないようです。


私は、船下狙いをメインに始めてみましたが、フグらしきアタリは到来しません。

時たま、微かなプルプルっというアタリが出ますが、餌を点検しても齧られていることはなく、たまに掛かってくるのはメゴチですから、これはメゴチのアタリということですね。


しばらくして、左トモでショウサイフグが取り込まれて、これが船中第1号のようです。

その後、ポツリポツリとフグが釣れ始めますが、船中全員に行き渡るような勢いはないですね。

「今日は、ちょっと渋めの日かも・・・」

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スカシカシパンが掛かってきました。この小さな穴にカットウ針を掛けるのは神業ですなぁ~。(笑)


船下でアタらないので、キャストして、広めに探ってみます。

潮は船前方からトモ方向に流れていて、ラインも船とほぼ平行にトモ寄りに出されていきますが、こんな状況下で潮上の船前方に仕掛けをキャストすると、その後はラインの弛みを取るだけになって、アタリも取れない状況にしてしまいます・・・そこで、やや潮上にキャストする程度にして、正面でオモリを着底させ、その後、正面~左40°くらいまでの扇型のエリアをラインが弛まないようにリールで巻取りながら探るようなイメージで釣っています。


エラそうな能書きを書きましたが、実際は、釣れませんなぁ・・・

たまに餌が無くなるようなことがありますが、魚に齧られて餌が無くなるのか、痛んだ餌が外れてしまったのか、さっぱりワカリマセン。

魚に齧られたとしても、フグだという確信を持てるような感触は皆無で、何とも情けない釣りをしているような感じです。


そのうちに、ズシっと掛かったと思ったら、嫌~な感触の重みが伝わってきます・・・・アカエイを掛けてしまったようです。

大したサイズではなく、難なく水面まで上げてきたところで、公大船長がタモ取りして、針を外してくれました。

公大船長は、アカエイなどの危険な外道が掛かった時は、すぐに釣り座に来てくれて、適切に処理してくれますので、本当に助かりますね。

この後も、ちょっと大きめのアカエイを掛けてしまったのですが、その時もフォローしてもらいましたよ。

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       「オオッ、フグかな・・・」と思ったら、キュウセンでした。ガクッ。


下げ潮はイイ感じで流れているように感じますが、フグのご機嫌はイマイチのようで、船中では、たまに誰かがポツリと型を見る程度ですね。

公大船長も、点々でポイントを替えてくれますが、どこもパッとしませんなぁ・・・。


う~ん・・・・何だか、釣れる気がしないんですよねぇ~・・・・な~んか、そういう感じなんですよ・・・


今回、新しいカットウ針を試しているんですが、これが釣れない原因かと思って、いつものカットウ針に替えてみたりもしますが、ダメですなぁ・・・



結局、午前中の下げ潮では、私はフグの型を見れずに終わってしまいました。

ここまで、船中で型を見たのは半分くらいの方々だと思うので、まぁ、ショウガナイかな。

後半の上げ潮に期待しましょ~

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          午前中は、フグは釣れませんでした。トホホ~。


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KON-CHANも、午前中は型を見れませんでした。このまま、風向きが変わらなければ、ミヨシ有利の潮向きなると思うので、後半は頑張りましょ。


昼前に、ちょっと釣り場を移動です。

そして、正午を過ぎて、そろそろ上げ潮が流れ始めてきた頃合いに・・・

船下で、アタリを感知して、アワせると・・・・掛かりましたっ!

「これはフグかな・・・」・・・・100%の確信はなかったけど、無事キャッチしたのは、30cm弱級のショウサイフグっ!

ようやく釣れました~・・・・12:10、ボウズ脱出っ!・・・ホッ。

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     やっと、本命ショウサイフグが釣れました。今回は、ここまでが長かったですよ~。


そして、しばらくして・・・

KON-CHANも、同級のショウサイフグを釣って、ボウズ脱出~!

「いや~、良かった~。安心した~。」との安堵の声が聞こえてきます・・・・良かったですねぇ~。


さらに・・・KON-CHANにヒット!

かなりの引きのようで、公大船長も思わず、タモを持って駆けつけてきます。

ショウサイフグなら、かなりの大型ですが、ひょっとしたら、トラフグ?・・・それとも、違う魚??


その正体は・・・ ↓ ↓

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 KON-CHANが釣ったのは、デカいカワハギでした。パッと見、楽々で尺超え・・・実寸は?

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サイズは32cmオーバーでした。カワハギ釣りでこのサイズが釣れれば、生涯の記録モノですが、フグ釣りの外道ですからねぇ・・・。


さて、上げ潮に変わってから、ミヨシ寄りが潮先になって、有利なポジションになったものの、1尾目を釣ったあとは、アタリを出せず、苦戦が続いています。

そのうちに、風が止まってしまって、船の向きが180度回転して、また潮尻に・・・うわぁ~。

しかし、公大船長がエンジン流しに切り替えてくれたこともあって、また潮先ポジションに戻って、一安心・・・頑張って、釣らなくちゃいけませんね。


上げ潮に変わってからは、フグの活性も幾らかは上向いたようで、船中のペースも少しアップしたように思えます。

しかし・・・釣れないんですよねぇ・・・

たまに餌を取られるようなこともあるんですが、やはり、フグだとの確信に至らず、半信半疑の釣りになっちゃっています。

手が合わないというか、何というか・・・何か、しっくりいかない感触なんですよね。


お隣の方はポツリポツリと型を出しているので、その釣り方を参考に釣ってみたりもするんですが、すぐには結果が出ず、結局は我流の釣り方に戻してしまいます。

ベストポジションの釣り座で、チャンスがあるはずなのに・・・・情けないですなぁ~。



結局、その後も追釣できないまま、沖あがりの時刻が到来しちゃいました。

残念~、無念~


そんなワケで、私の釣果は、ショウサイフグ 1尾(29cm)なり。

外道に、アカエイ2尾、シリヤケイカ1杯、キュウセン2尾、メゴチ8尾くらい、スカシカシパン1個、ヒトデ5個くらい・・・でした。


KON-CHANも、追釣できずに、ショウサイフグ1尾(28cm)で終了~。

船中釣果は、1~5尾ということですから、私共々、仲良くスソ釣果ということになりました。トホホ~。

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今回の釣果・・・ボウズ逃れの貴重な1尾です。残念ながら、白子は貰えなかったので、メスだったのでしょう。ガクッ。


今回は、撃沈の結果になっちゃいました。

チャンスはもっとあったと思うし、決して、釣れない条件じゃなかったと思う(後半は有利な条件でした)ので、不出来な釣りをしてしまったということでしょうね。

釣れていた方の釣り方を思い出すと、もう少し、じっくりと釣った方が良かったのかと思ったりもしますが、果たしてどうだったのか?

ただ、竿頭で5尾くらいの渋い状況だと、微妙な展開のアヤで、竿頭もスソも紙一重というようなコトはありますね。


ま、こういう日もあるでしょ。

今回はダメでしたが、次回は、結果を出したいと思いますっ!


P.S. 帰港後の船宿で、声を掛けていただいた方、ありがとうございました。嬉しかったです。マダコ船で、竿頭釣果だったとのことで、おめでとうございました!


〈釣行メモ〉 (2013年6月24日(月) フグ釣行 於:浦安「吉野屋」)

【潮 汐】 干潮11:20 (大潮)
【潮 色】 濁り
【天 候】 〔天気〕曇のち小雨 〔風〕北 5mくらい ⇒ ほぼ無風
【釣り場】 大貫沖(水深8m前後)
【釣り座】 左舷ミヨシ (乗船者10名)
【タックル】〔竿〕メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】 カットウ仕掛けオンリー。オモリ8号 or 6号。
【釣 果】 ショウサイフグ 1尾(29cm)
【船中釣果】 1~5尾


6/18(火)は、2回目の新潟釣行に行ってきましたよ~。


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今回も、前回同様に、新潟東港の 鈴木釣具店 の手配で、南浜漁港(南浜船溜り)の「くしろ丸」に乗船しました。釣り物は、前回はマコガレイ&シロギスの両狙いでしたが、今回はシロギス専門です・・・・なぜなら・・・・マコガレイが釣れなくなったからです。ハハハ~。


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今回は、“新潟の釣り仲間”A野さんと、“イエローレインウェアを着た”謎のフィッシャーマンとの同行です・・・お二人とも、よく食べます。(笑)


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A野さんは、くしろ丸にはサワラ釣りで何度も乗船しているので、船長とは顔馴染みですよ。ちなみに、元?ルアーマンのA野さんは、今回がシロギス釣り初経験なのだとか。


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謎のイエロー・フィッシャーマンです。釣りの経歴等は一切明らかにされていませんが、シロギス釣りには自信を持っているとか・・・。


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出船は朝5時・・・・目指す釣り場は、前回と同じ、島見沖の40mダチです。出船直後から、ポツポツと雨が落ちてきて、その後も雨が降ったり止んだりの生憎の天気になっちゃいましたね。


さて、実釣開始です。

今回は、シロギス専門狙いなので、仕掛けもノーマルなシロギスの天秤仕掛け(針はキスSP8号、ハリス1号、全長80cmのエダス式2本針仕掛け)を使います。

オモリは30号で始めてみましたが、船や潮の動きがそれ程速くはなかったので、しばらくして、20号に替えました。


開始早々は、なかなかアタリが訪れずに、ちょっと期待外れのスタートです。

う~む・・・・食いが渋いのか、魚がいないのか・・・??


しばらくして、A野さんにアタリが訪れて、針掛かりしたようです!・・・何が釣れたのかな??

で、取り込んだのは、18cm級のシロギスっ!・・・・シロギス初釣行で、船中第1号の本命ゲットはお見事!(パチパチパチ)


その後、ポツリポツリとアタリが出始めて、私もシロギスの型を見て、ホッと一息です。

ただ、魚の食いは渋いようで、アタリが出ても容易には針掛かりしないような感触もあります。

餌の青イソメの太い部分では食い込まず、かと言って、細めの餌を小さく付けるのではアピール度が足りなくて、見向きもされないような感触もあるので、どのような餌付けがベストなのかの見極めも大切でしょうね。

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A野さんの釣り姿です。竿はアジングロッド・・・アオリイカのティップランにも使っている竿とのことですが、適度な先調子でシロギスにも十分使える竿でしたね。


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謎のイエロー・フィッシャーマンは、序盤こそ、赤い魚(小型マダイやカナガシラ)に好かれて苦戦していたようですが、後半、盛り返してきたのは流石でしたね。


船長は、転々とポイントを探索してくれますが、どこも気配は薄い感じですね。

パラシュートアンカーで流している船がシロギスのいる筋に入ると、ポツポツとアタリが出るような感触ですが、それもあまり長くは続きません。

メゴチ、カナガシラ、ムシガレイ、小型のマダイなどの外道もポツリポツリと混じりますが、外道のアタリもそれ程に多くはないので、魚自体が少なめに感じます・・・後で聞いた話では、底曳きの職漁船も操業しているエリアということなので、ちょっと場荒れ気味ということなのかもしれません。

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船上は、ノンビリモードですねぇ~。

10時を過ぎて、もう5時間くらい釣りをして、釣れたシロギスは10尾チョイくらいですから、釣果的には全く大したことはないですね。

アタリは多くなくても、ほのぼのとした雰囲気の釣りで、これはこれで楽しいかな・・・他のメンバーも、それなりに楽しんでいる感じだったのは幸いでしたが・・・。


船長も、朝から、「食わんなぁ~・・・釣れんなぁ~・・・」とのボヤキ連発・・・・潮が流れ始めれば、食いも上向くかとの思いもあったようですが、なかなか、そんな状況には至らず、後半は一か八かの勝負と、浅場への移動の決断です!


前回、2週間前の釣行では、浅場はアタリ皆無だったので、ワタシ的にはちょっと心配だったのですが、ここは、船長の判断に期待しましょ~。

まあ、残り時間も1時間チョイくらいですから、また各所のポイント巡りで終わっても、イイかなって気もしていましたが・・・。

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20分程の航程を要して、南浜漁港に近い、際寄りのポイントに移動です。

前回の浅場ポイントは水深20m前後でしたが、今回は、かなり岸に近く、水深も10mを切るような本当の浅場ですね。

「ここで釣れたら、面白い釣りになりそうだけど・・・」


船長からオモリを軽くするようにとの指示が出て、オモリを15号に替えて、釣り再開です。

釣り方も浅場スタイルで、キャスト釣法にチェンジしてみます。


しばらくして、謎のイエロー・フィッシャーマンがシロギスをゲット・・・さらに、船長も23cm級の大型をキャッチです。

さらに、A野さんと、私にも、シロギスが釣れて、ちょっとイイ気配かな。

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シロギス初釣行のA野さん・・・深場での繊細な釣りも経験できたし、浅場のシロギスのダイレクトなアタリにも遭遇できたし、今回は有意義な釣行だったのでことでしょう。


しかし、アタリは単発気味ですなぁ・・・。

食いも浅めで、大きな餌では食い込みが悪い印象かな。

まだ、浅場の最盛期という食いじゃないですね。

船長が筋を替えながら、シロギスの寄り場を探ってくれて、ポツリポツリとアタリが出ているような感じですかねぇ~。


それでも、謎のイエロー・フィッシャーマンは、浅場の釣りになって、なぜか生き生きしてきて、ペースもアップしているようです。

反対に、A野さんは、ちょっと苦戦気味かな・・・この辺は、経験値の差というところでしょうね。

私は、ポツリポツリ・・・船が結構速く動いているので、その動きを誘いにして、シロギスのアタリを出していくのが良さそうなように感じますが、ラインが抱え込み気味に入ってしまう状況なので、それも叶わず、ちょっと面倒な釣りを強いられているって感触かな。


そんなこんなで、12時を回って、そろそろ納竿の時間・・・・しかし、船長は、自ら竿を出して釣りをしながら、沖あがりする気配がありません・・・・渋い状況の中で、釣果が納得できないんでしょうね。

しかし、あんまり遅くなっても、午後のスケジュールがタイトになっちゃうし・・・ってところで、12時半になったところで、こちらから、沖あがりをお願いして、この日の釣りは終了~です。


私の最終釣果は、シロギスが20尾くらい(13~22cmくらい)に、外道にムシガレイ、メゴチ、カナガシラ少々。

船長を含む船中4名の釣果(キープ分)は、シロギス54尾、メゴチ5尾、カナガシラ5尾、小型マダイ3尾、ムシガレイ5尾でした。

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今回の釣果・・・これは船長を含む4名分です。シロギスのサイズは20cm前後級主体で、最大で23cm級でしたね。


今回のシロギス釣行・・・穏やかな船長の操船の下、釣り仲間3人で和気藹々の楽しい釣りになりました。

シロギスの食い自体はかなり渋かったのですが、それでも、前回よりも釣果はアップしましたし、水深7mくらいの浅場でもシロギスの型が見れて、確実に釣況が上向いている気配を感じましたね。

新潟のシロギス釣りの最盛期は7月、8月とのことですから、次回の釣行に向けて、期待感が膨らんだかな・・・。

「次回は爆釣!」と、爆釣宣言しちゃいましょ~!(ニヒヒ~)


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くしろ丸の船長、今回もお世話になりました。今回は、浅場への移動が正解でしたね。また、よろしくお願いします!


〈釣行メモ〉 (2013年6月3日(月) マコガレイ・シロギス釣り 於:新潟南浜漁港「くしろ丸」

【潮 汐】 満潮9:19 (長潮)
【潮 色】 やや濁り
【天 候】 〔天気〕雨のち時々曇り 〔風〕南西3mくらい ⇒ 南西7mくらい
【釣り場】 島見沖(水深40m前後) ⇒ 松浜沖(水深7mくらい)
【釣り座】 右舷胴の間 (乗船者3名)
【タックル】〔竿〕精鋭観さぐり小舟180(硬調穂先)、〔リール〕スコーピオンMg1001(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】天秤仕掛け(ハリス1号、針キスSP8号、全長80cmのエダス式2本針仕掛け)、オモリ15~30号
【釣 果】 シロギス 20尾くらい(13~22cmくらい)
【船中釣果】船中 シロギス 54尾(船長を含む4名の合計)


6/10(月)は、磯子の「根岸丸」から、単身、シロギス釣行でした。


若坊主船は2月以来ですから、4ヶ月振りですねぇ~。

今年は、3月に新潟転勤になり、休日も平日になってしまったので、サンスポ大会への参加も叶わず、型狙いのシロギス釣りへのモチベーションもイマイチ上がらないこともあって、根岸丸を訪れるのも間隔が開いてしまいましたね。


“若坊主”勇樹船長は、サンスポ横羽大会で連覇を成就!・・・今回は、その祝福も兼ねて、行ってきましたよ。

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今回のシロギス船の乗船者は私だけでした・・・燃料代高騰の折、一人で出船してもらうのは申し訳ないようにも思いましたが、今回は久し振りの乗船なので、許してもらうことにしましょ~。そういえば、最近、燃料代だけじゃなく、青イソメの価格も高騰しているとか・・・お客も、餌をなるべく無駄にしないように使わなくちゃ、船宿に申し訳ありませんね。


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今回の使用竿は「えさ政SP」。仕掛けは、エダス式の天秤仕掛けオンリーで勝負ですっ!・・・なぜなら・・・胴突き仕掛けや、振り分け式の仕掛けは新潟に持っていっちゃって、コッチには置いていなかったんですよ~。(笑)


さて、出船です。

出船前、勇樹船長からは、「100%型狙いでいきますか、それとも、数も頭に入れていきますか?」と問われ、「少しは数も出して、カッコ付けようぜ」と返答・・・・まぁ、サンスポ大会も終わって、釣り場探索する必要もないでしょうし、私自身も最近は渋い釣りが続いているので、たまには、楽にアタリが出てくれる釣りを楽しみたいような気持ちもありましたしね。


「それなら、富岡方面に行ってみますか」ということでしたが、その航程の途中、まずは近場のポイントから仕掛けを入れていきます。

3、4ヶ所を流して、シロギスの型は見れましたが、20cmに満たないサイズで、勇樹船長のお目にはかなわず、長居はせずに富岡方面へ移動です。

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富岡沖では、早々にアタリが出て、気配は良さそうです。

釣れるシロギスのサイズも、20cm超級の良型が多く、その強い引きは気持ちが良いですね。

大型も期待できるということなので、餌は大きめ(細めの青イソメなら、頭を落とさずに1本付け)に付けています。


80cmの長めの仕掛けを使っていますが、潮の流れも適度にあるようで、下針に掛かる頻度も多いので、ジャストフィットかな。

ただ、ひったくるような強いアタリが出るようなことはなく、小さめなアタリを感知したら、一呼吸置いてから、ゆっくりと聞き上げていくと、明確な針掛かりのアタリが出るようなパターンが多いですね。


釣り開始直後は、「フツーに誘って、フツーに止めて」というような釣りをしていましたが、20cm超級は釣れるものの、23cmを超えるような大型が釣れないことにふと気付いて、ちょっと釣り方を修正してみます。

あまり忙しない誘いは入れずに、船の動きに合わせて、仕掛けをズラしてやる程度の動きに止めて、待ちも長めで、大型シロギスの警戒心を和らげるようなイメージで釣ってみます。


すると、そんな釣り方が功を奏したのか、23、24cm級の大型が混じるようになってきて、ちょっとニンマリです。

底潮もしっかりと流れているのか、ズル引きのようなスローな誘いに、反応が良いような感触もありましたね。

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今日は、お客も私だけでしたし、海も穏やかだったので、私の隣で勇樹船長も竿を出していましたよ。


勇樹船長は胴突き仕掛けですから、『天秤(私) VS 胴突き』の対決というところですね。

前半は、潮もイイ感じに流れていたこともあってか、型も、数も、私が優勢の展開だったかな・・・。ウシシ。


勇樹船長 「型狙いの餌の付け方で勝負していますが、今日はダメですよ~」

私 「そんな言い訳してもダメよ~ん。臨機応変に釣らないとねぇ~。ニヒヒ~。」


釣れるシロギスのサイズは大中小の混じりですが、20cm級の割合も多くて、たまに23cm超級の大型も釣れて、イイ感じですね。


11時頃に50尾をクリアして、その後、潮止まりの時間帯で、ペースが落ちましたが、12時の時点で釣果は約60尾・・・定刻まで釣れば、束釣りができちゃいそうです。

ただ、勇樹船長は、束超えの釣果を出すことには全く興味は無さそうでしたが・・・(笑)

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今回は、型狙いの釣りがハマらず、ヤケクソのⅤサインを出している勇樹船長です。今回は、天秤の圧勝かな・・・ヒヒヒッ。


さて、後半戦です。

12時を過ぎて、段々と上げ潮気配となってきましたが、二枚潮気味の潮型で、ちょっと釣り難い状況ですね。

アタリも段々と増えてきましたが、午前中程のペースにはならない感じかな。

潮が緩くなってきた時間帯から、全長55cmの短仕掛けを使っていますが、なかなか長仕掛けに戻せるような状況にはならない感触ですね。


14時になって、釣果は98尾・・・・「これで、束釣りは確定だな」とか思っていたら、勇樹船長から悪魔の声が・・・

勇樹船長 「KOBIさ~ん、最後に、一発狙いに行ってみましょうよ~」

私 「いいけどさ~、このまま釣れなかったら、98尾で終わっちゃうぞ」

勇樹船長 「ヒャヒャヒャ、それもイイっすね~」

私 「アホっ!」

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そんなワケで、ラストは、勇樹船長得意のエリアに船を進めて、一発、特大サイズ狙いです。

ただ、今期は、昨年まで実績があったポイントも気配が薄いところが多いとのことで、今回もそれらのポイントの再確認という感じでしたが・・・。


最初のポイントは・・・・実績のあるところでしたが、魚の気配がありません・・・。


次のポイントは・・・・スカっ!


その次は・・・・ドドドーンと来たけど、お決まりの良型キュウセンです・・・次投もキュウセンでガクッ。


さらに、その次は・・・・パックンチョ2連発っ。ガクガクッ。


そして、ラストのポイントは・・・・ヒイラギ~。


これにて、ジ・エンドでした~。


うひゃ~・・・ラストの特大狙いは、ことごとく不発の終わってしまい、追釣できませんでした~。

完全に、勇樹船長の「束釣りなんかしちゃダメよ作戦」にハメられちゃいましたね~。ジロッ。

まぁ、仮に束釣りしていたとしても、「小型の分は差し引いてイイですか~」とか言って、3桁釣果にはしないで公表していたかもしれませんけどね。

勇樹船長は、型狙いを看板にしているからには、数を釣らせるようなイメージは持ってもらわないほうがよいという考えのようですから・・・。


そんなんで、今回の釣果は、10~24cmのシロギス 98尾でした。

外道は、イシモチ1尾、他にメゴチ、キュウセン、ヒイラギ、パックンチョを各3尾くらいでしたね。

勇樹船長の釣果は・・・本人の名誉のために、内緒にしておきます。ニヒヒ~。

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20cm級以上のサイズが半数くらいは入って、釣果はボリュームたっぷりでしたね。23、24cm級の大型が10尾くらい釣れましたが、小型の12cm以下級(リリース)も1割くらい釣れちゃいましたね。


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最大5尾の重量は570gでしたよ・・・ゼーンゼン、大したことはありませんねぇ~。まぁ、特大サイズは釣れなかったので、23、24cm級だけでしたからね。


久々の若坊主船でのシロギス釣り・・・楽しかったですよ~。

束釣りできなかったのが残念?・・・ノンっ・・・型狙いに数は関係ないですからねぇ~。


根岸丸・勇樹船長のシロギス船・・・夏一杯は型狙いで出船すると思いますので、「数より型」という方は是非行ってみて下さいまし。


今回は、たくさん釣れたので、「シロギスのさつま揚げ」を作りました ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11550073154.html


勇樹船長のブログ記事です ⇒ http://blog.ap.teacup.com/negishimaru/639.html


〈釣行メモ〉 (2013年6月10日(月) シロギス釣り 於:根岸丸)

【潮 汐】 干潮11:50 (大潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕曇り 〔風〕南3~7mくらい
【釣り場】 富岡沖周辺(水深10m前後)他
【釣り座】 左舷ミヨシ (乗船者1名)
【タックル】〔竿〕えさ政きすスペシャル180、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】枝ス式2本針仕掛け 全長80cm or 55cm(ハリス0.8号、針はキスSP8号)、オモリ15号。
【釣 果】 シロギス 98尾 (10~24cm)
【船中釣果】 一人 98尾


6/3(月)は、新潟転勤後の現地での初釣行・・・南浜漁港(南浜船溜り)の「くしろ丸」から、マコガレイ、シロギス狙いの釣行に行ってきました。

新潟に転勤して丸3ヶ月が過ぎましたが、その間、天候が不順であったり、釣り物が合わなかったりで、現地で釣りには行かないままでしたが、今回、ようやく釣行が叶いました。

新潟の釣りは、過去、出張のついでに3回くらい経験があるので、新潟初釣行ということにはなりませんが、今回は久々の新潟釣行ということで、ちょっとウキウキ気分でしたね。

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今回は、新潟東港の 鈴木釣具店 に、釣船を手配してもらいました。鈴木釣具店は、様々な釣り物で釣船を予約することができます。スタッフは現地の最新情報に精通しているので、釣り人も店を訪れて、その情報を聞いて釣り物を決めたりしているようです。情報だけでなく、各釣り物のオリジナル仕掛けも秀逸の出来映えで、実績も高いようですよ。


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出船場所の南浜漁港は、私の住まいから車で5分程の近所です。普段から、月に1回開かれるミニ朝市に行ったり、仕事の昼休みにふらりと海を見に行ったりしている港ですよ。


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「くしろ丸」です。船室も、座席も、トイレもない、小型の遊漁船です。こういう船で釣りをするのは久しぶりですね。新潟では、近場の釣りはこういう小さな船で出船するのは珍しくないようです。


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朝5時に出船しました。お客は私一人でした。風は弱く、海は穏やかでしたが、少しウネリがあって、走行時は船首では結構上下動がありましたね。


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釣り場は、航程20分くらいの島見沖の40mダチでした。この時期、マコガレイもシロギスも深場狙いとのことでした。


今回の私のタックルは、竿はシロギス竿の精鋭観さぐり小舟180(硬調穂先)、リールはスコーピオンMg1001(レフトハンドル)、道糸はPE0.8号。

船長からは、2本竿使用を勧められましたが、いつも通りに、手持ち1本竿で釣ることにします。

仕掛けは、カレイ・シロギス兼用をイメージした自作の天秤仕掛けで、ハリス1.2号80cm、針キススペシャル9号の全長80cmのエダス式2本針仕掛けを使ってみることにしました。

オモリは、標準は40号とのことでしたが、細い道糸を使っているので、30号から始めてみて、その後は状況を見ながら、20号まで軽くさせてもらいました。

ちなみに、自らも竿を出していた船長の仕掛けは、地元標準の全長2mのカレイ仕掛けでしたね。


さあ、船首からパラシュートアンカーが入れられて、釣り開始です。

餌のアオイソメは、カレイをイメージして、1本付け or 房掛けで装着します。


釣り方は、昔の東京湾のカレイの小突き釣りのイメージでやってみました・・・・と言っても、そういう釣りは、もう30年くらい前に2、3回やったことがあるくらいなんですが・・・。

オモリを底で10回くらい小突いてから、少し間を入れて、ゆっくりとハリス分聞きあげる・・・・底でアタリを感知したら、二呼吸くらい間を置いてから、ゆっくりと聞きアワせる・・・・そんな釣り方です。


第1投目、何回か、小突き&止めを繰り返していると、底でアタリを感知・・・・少し間を入れてから、ゆっくりと聞き上げていくと、掛かりました~!

無事取り込んだのは、17cm級の小型のマコガレイでした。

型は小振りですが、身は厚くて、美味しそうなカレイです。


そして、第2投目もアタリが出て、今度は20cmチョイ級の良型シロギスが釣れました。(嬉!)

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開始早々、本命の両魚が釣れて、好調なスタートです。カレイのサイズは小振りですが、釣行前から、小振りサイズ主体との情報を聞いていたので、がっかり感はなかったですね。


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        3投目もアタリが出ましたが、これはミニサイズのマダイで、リリースです。


投入毎に何かしらのアタリは出ていますが、アタリの間隔は空き気味で、そんなに活発な食いがあるという印象はないですね。

食いが渋いのか? それとも魚影が薄いのか?・・・・船が魚にいるエリアに船が入ると、アタリが出るような感じもあるので、魚が散り気味なのかも?


船は大流し気味ですが、馬の背のような起伏がある場所を流しているとのことで、アタリが出ないエリアに船が入ると、流し替えになります。

水深的には、40mを超えるところの方が魚は多いようで、40mより浅くなるとアタリが遠くなるような感じでしたね。

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穏やかで、好人物の船長です。釣りが好きなようで、終日、竿を出していましたよ・・・・シロギス釣りが一番好きな釣りだとか。


その後も、アタリはポツリポツリと訪れて、小型のマコガレイ、シロギス、カナガシラ、ムシガレイ等が釣れてくれます。

潮はあまり流れていないようですが、近くに浮かんでいる職漁のブイを基に船の動きを確認すると、結構速く船は動いていますね。


船長も、置き竿でポツリポツリのペースで釣っていますね。

仕掛けや釣り方は私とは全く違いますが、前半は私のペースの方が優勢、途中は船長のペースが上回ることもあって、優劣ははっきり出ていないというところでしょうか。

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船首でも操舵できる仕組みになっていて、小移動やパラシュートアンカー投入後はこちらで操舵していましたね。


船長は、微妙に筋を変えながら、船を流してくれていますが、段々とアタリの頻度は減ってきたような・・・・潮が気に入らないか、それとも、水温が気に入らないのかなぁ~?

船長も、「朝のうちは食ったんだけどなぁ~」と、少々ボヤキ気味ですね。


「う~ん、まだ浅場にはシロギスは入ってきていないかなぁ~?」・・・・何となく、そんな邪念が頭をよぎって、船長に浅場狙いを提案してみますと・・・

船長 「まだ早いと思うけどなぁ・・・。浅場は離れたところなので、そっちに行ったら、もうここには戻ってこれんしなぁ・・・。それでも良ければ、行ってみるけど・・・。」

私 「行ってみましょ~」

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浅場のポイントは、島見の沖合からはちょっと離れた南浜前~松浜方面でした。船長が「行ったら、戻ってこれない」と言った意味が分かりましたよ。


さぁ、浅場のポイントに到着して、釣り再開です。

浅場といっても、水深は20~30mくらい。

定置網や刺し網のブイが点在するエリアで、船を流していきます。


ちょっと期待して、釣り始めましたが、アタリはなかなか訪れてくれません。

アタリが出ないと、船長が違うポイントを探索してくれますが、どこも魚の気配をほとんど感じませんなぁ・・・。

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  ようやくアタリが出て、結構良い引きをするなぁ~と思ったら、外道のカナガシラでした。ガクッ。


船長は、アチラコチラと実績あるポイントを巡ってくれますが、どこもアタりませんねぇ・・・。

やっぱり、浅場ではシロギスには時期が少し早いんでしょう。

潮もあまり動いていないようですしね。

良型のマコガレイが釣れる可能性があると船長が言ってくれましたが、それも不発です。

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結局、浅場狙いでは、カナガシラを2尾追加しただけで、本命のシロギス、マコガレイからのアタリは皆無でした。

船長の厚意で、最後に、漁礁周りも攻めてくれたけど、こちらもダメでしたね。


まぁ、浅場に行きたいなどと言って、あまり気乗りしない船長に無理やりお願いしたのは私ですからねぇ・・・後半の撃沈はすべて私の自己責任ということで、船長には申し訳なかったような。

でも、このエリアの釣り場を各所巡ることができたのは良かったかな・・・船長も、各所で「ここは、こういうポイント」という話をしてくれましたからね。

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  後半は盛り上がりのないまま帰港です。でも、初乗船の私の希望を聞いてくれた船長には感謝ですね。


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今回の釣果は、20cm前後級のシロギス6尾、17cm級のマコガレイ2枚、20cm級のカナガシラ4尾、小型のムシガレイ1枚、小型のマダイ1尾でした。船長も、シロギス5尾他で同じような結果でしたね。


新潟のシロギス釣りは、6月下旬から盛期に入り、8月一杯くらいまで楽しめるとのこと。

まだまだ、盛期はこれから・・・・そのうちに、ドカーンと釣っちゃいますよ~!

「くしろ丸」にも、また乗船したいですねぇ~・・・って、もう次回の乗船予約をお願いしちゃったんですけどね。ハハハ~。


〈釣行メモ〉 (2013年6月3日(月) マコガレイ・シロギス釣り 於:新潟南浜漁港「くしろ丸」

【潮 汐】 満潮10:41 (長潮)
【潮 色】 やや濁り
【天 候】 〔天気〕曇り後晴れ 〔風〕風速2~4mくらい
【釣り場】 島見沖(水深40m前後) ⇒ 南浜漁港前~松浜沖(水深20~30mくらい)
【釣り座】 右舷前 (乗船者1名)
【タックル】〔竿〕精鋭観さぐり小舟180(硬調穂先)、〔リール〕スコーピオンMg1001(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】天秤仕掛け(ハリス1.2号、針キスSP9号、全長80cmのエダス式2本針仕掛け)、オモリ15~30号
【釣 果】 シロギス6尾(20cm前後)、マコガレイ2枚(17cm級)他
【船中釣果】シロギス5~6尾、マコガレイ0~2尾


5/28(火)は、金沢八景の「野毛屋」から、単身、フグ釣行でした。


今週は東京湾でフグ釣り・・・昨年11月、偶然、fu-goo-logさんと遭遇した釣行以来、久々に野毛屋さんにお邪魔してきました。


ホントは、サンスポ横羽大会を連覇(船頭賞)したらしい若坊主船長を冷やかしにシロギス釣りに行こうかとも思ったのですが、臨時休業日ということで、NGでしたしね・・・。

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この日は、朝早くに目が覚めてしまったので、まだ店が開いていない5時過ぎ頃には野毛屋さんに到着しちゃいました。


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フグ船では一番の到着だったので、左舷トモの19番の札を取りました。結局、フグ船は5名の乗船者になりましたね。


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健船長のフグ船、第一忠丸です。新しい船で、綺麗に掃除もされています。とても几帳面な?船長です。


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野毛屋さんでは、最近になって、船宿支給餌が甘エビからアルゼンチン赤エビに変わりましたね。私は100%アルゼンチン派なので、有難い変更ですが、甘エビ餌に慣れてしまっている常連さんには少し抵抗感があるかも・・・。


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湾奥の船宿から出漁することが多い私には、金沢八景から大貫沖までの航程はとても近く感じます。まぁ、金沢八景まで来るのには少し余計に時間と費用が掛かるので、±0ってところかな。


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釣り場の大貫沖です。風は南風そよそよ程度で海は凪、水色は幾らか濁り気味、下げ潮が少し速めに流れていて、8号オモリでは若干オモリが止め難い感触がありましたね。


さて、実釣開始です。

今回は、外道が多いことを想定して、カットウ仕掛けオンリーでやってみます。


開始早々の2投目・・・割と明確なアタリを察知して、アワせると・・・・・ズシっ!

グン、グン、グウィーン!・・・・・うひゃ~、コレはエイだわぁ~!・・・・それも、結構デカそう・・・。

そして、最初の引き込みで少しラインを出されてしまった直後・・・このエイ君、海底でビクとも動かなくなっていまいました!?

様子を見にきてくれた健船長曰く 「エイが底に張り付いちゃったみたいだなぁ~。デカそうだった?・・・じゃ、道糸引っ張って、切っちゃうしかないかもなぁ~」

ショウガナイので、根掛かり処置用ライン巻き器(コレ、役にたちます)にラインを巻き付けて引っ張ると、ラインが切れる前に、エイ君が動き始めて・・・結局、何とかヤリトリして、水面まで引き上げて、健船長にタモ取りしてもらって、ラインブレイクは免れました~。(ホッ)

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アカエイです。何とかギリギリ取り込めるサイズでした。アカエイは尻尾の毒針が危険なので、船長にアシストをお願いすべきですね。毒針に刺されたら、出血が止まらなくなって、大変な事態になってしまうとか・・・実際、お客がアカエイに刺されて、船を一旦帰港させて病院直行になった事例もあるそうですよ。もし、船長が対処不能と判断したら、ラインを切っちゃうしかないですね。


健船長のアシストで、仕掛けロストは回避できたのを喜んでいたら・・・

その次投・・・・またもや、明確なアタリが出て、ズシッ!!

今度は、いきなり、ピュ~っと走られて、キツ目に締めていたはずのドラグからもラインが引き出されていきますっ!

コレは、アカエイにあらずっ!・・・・すわっ、デカいトラフグか~?!・・・・この勢いで走るトラフグなら、5キロ超級だ~!・・・・などと、淡い期待を抱きつつ、何とか獲物を取り込もうとヤリトリします。

今回、新しいPEラインに巻き替えてきたので、そう簡単にはラインブレイクはせず、見えぬ獲物と一進一退の攻防・・・・そして、水面下に姿を見せたのは・・・・やっぱりっ!・・・・巨大シャ~ク(目測、体長1.5m)・・・・ガクッ。

その鮫の姿を一目見た健船長曰く・・・「そりゃ、タモに入らないから、糸を切っちゃいなよ~」・・・・ガクガクッ。

ラインを掴むのも怖いので、ハサミでラインを切っちゃおうかと思った瞬間・・・・先糸が切れて、ジ・エンドなり。

お気に入りカラーのタングステンオモリのロストは悲しかったけど、ショウガナイよねぇ~。

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デカザメは恐らくドチザメだった思います。シロギス釣りとかの外道でよく釣れるホシザメの兄貴分みたいなサメですね。


開始早々、アカエイ、デカザメの連続攻撃に遭い、腕には乳酸が溜まって、も~ヘトヘト~・・・・しばし休憩です。トホホ~。


新しい仕掛けをセットしつつ、一休みしたのち、再開です。

お気に入りのレモンイエローのオモリは迷惑な軟骨魚類に好かれているようなので、違うカラーのオモリにチェンジですよ。


再開して、しばらくすると、微かなアタリを感知・・・最初のアタリは空振りでしたが、次のアタリでヒットっ!

これは、エイやサメではなさそうです(笑)

キャッチしたのは、25cm弱級の本命ショウサイフグ!!

早々に、ボウズを脱出できて、ホッと一安心ですねぇ~。

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     船中第1号のショウサイフグをゲットっ!・・・ガハハ~、ウシシ~、ヒャヒャヒャ~。


余計な外道も釣れるけど、本命も釣れて、魚の活性自体はイイのかな?

潮は左トモ方面に流れていて、私の釣り座は断然有利な完全潮先・・・ココはチャンスだな。(ニヤニヤ)


しか~し・・・・・その後は、釣れません。

右トモのお客さんが1尾釣っただけで、船中、沈黙です。


船長も、アタリが出ないと見るや、新たなポイントを探索してくれますが、なかなかフグの群れには遭遇できません。

船下を基本どおりに上下の誘いで釣ったり、キャストして広範囲に探ってみたり、いろいろとやってはみますが、フグのアタリは出ませんねぇ・・・

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場所によっては、頻繁にメゴチがカットウ針に掛かってきましたね。底で誘いを入れると細かいアタリが出るのは、ほとんどメゴチだったかな。


1尾目のフグを釣ってから、2時間以上経過した頃・・・

メゴチのアタリが煩わしいので、底上でフグに餌を見せることをイメージしながら、餌の滞宙時間を長めにするような誘いで船下を釣っていると、誘い上げた底上で明確なアタリが到来しました~

「これは間違いなくフグのアタリ」と、底に仕掛けを下ろして、次のアタリでアワせると、掛かりました~・・・・確かな手応えのあと、ピュ~と横走りするのは、本命ショウサイフグでしょ~。

無事キャッチしたのは、丸々と太った30cm超級の良型ショウサイフグでした!(ニコッ)


さらに、30分くらい後・・・

再び、底上で明確なアタリが出て、同様に底で掛けたのは、25cm級のショウサイフグっ!

これで、3尾目・・・良い感じになってきましたね~。ハハハ~。

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11時頃に3尾目を釣って、後半に折り返しです。目標釣果は「5尾」に設定していましたので、このペースで釣れてくれれば、目標クリアは有望ですね。


さらに、やはり底上でアタリが出て、底でヒット!

してやったり!・・・と、思ったら・・・・・これは、外道のサバフグでガクッ。

そう上手くはいきませんよねぇ~。ベ~。


その後は、しばし沈黙・・・

そのうちに、潮止まりの頃合いになって、魚の活性も一休みというところかな?

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午後に入って、上げ潮に替わって、潮尻ポジションになってしまいましたが、大ドモ釣り座の特権で、真後ろにも仕掛けを入れられるので、100%不利な条件にはなっていません。

段々と上げ潮は流れてくると、魚の活性も上がってきたのか、反対右舷では、フグの型も出たようです。


しかし、私にはアタリが来てくれませんね。

前半に上手くハマった船下狙いではアタリが出せないので、なるべく潮先になるような方向へキャストしたりもしていますが、アタリは出てくれません。

船中でも、たまにアタリが出る程度の状況なので、とても全員にまでアタリが回らないというところでしょうかねぇ・・・。


1時間、2時間・・・さらに、3時間とフグのアタリを出せないまま、時間が過ぎていって・・・


あ~~、釣れません・・・


結局、後半はフグを釣ることができないまま、15時の沖あがりタイムになってしまいました~。トホホ~。


そんなワケで、私の最終釣果は、ショウサイフグ 3尾(24~31cm)でした。

外道に、サバフグ1尾、16cm級のシロギス4尾、イイダコ1杯、ヒイラギ1尾、メゴチ15尾くらいに、アカエイ、サメ。

船中釣果は、0~3尾(3尾は2人)とのことでした。

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     ショウサイフグのサイズは、31、24、24cmでした。さて、このうち、白子持ちは??


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   持ち帰りの白子は2尾分でした。31cmの唯一の良型がオスだったのは幸運でしたね。ニンマリ。


今回は、後半バッタリで、目標の5尾に届かず、ちょっと悔しい結果になってしまいました。

それでも、ボウズの可能性も多分にある、現状の湾フグですから、3尾釣れたのは、OKな結果でしょう。

白子も持ち帰れましたしね・・・。


まだまだ、白子盛期はこれからですから、さらにチャレンジですっ!


今回の白子料理はコチラ ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11540412436.html


健船長のブログ記事 ⇒ http://ameblo.jp/ken-yu0107/entry-11539822294.html


〈釣行メモ〉 (2013年5月28日(火) フグ釣り 於:金沢八景「野毛屋」

【潮 汐】 干潮12:45 (中潮)
【潮 色】 やや濁り
【天 候】 〔天気〕曇り 〔風〕南5m ⇒ 南西7mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 左舷大ドモ (乗船者5名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ仕掛けオンリー、オモリ8~12号
【釣 果】 ショウサイフグ 3尾(24~31cm)
【船中釣果】0~3尾


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