KOBIさんの江戸前釣り雑記

2013年07月

7/16(火)は、4回目の新潟釣行・・・今回も、新潟東港の 鈴木釣具店 の手配で、南浜漁港の「くしろ丸」から、シロギス釣行でした。


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今回は、職場メンバー二人との同行でした。二人とも釣りはビギナーですが、初めてではないとのことなので、何とかなるでしょう。


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今のところ、新潟での釣行は「くしろ丸」オンリーですね。船長の人柄も良いですし、住まいからも近いし、釣り物も好きなシロギスですからねぇ~。


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定刻の5時に出船です。今回は浅場のポイントに直行してもらいました・・・船長は深場~浅場の定番コースを推奨していたのですが…。結果は『吉』と出たかな・・・。深場を狙った船は釣果が上がらなかったとのことですからねぇ~。ニヒヒ~。


さて、釣り場に到着して、まずは同行の二人にシロギス釣りのレクチャーです。

仕掛けをセットして、餌の付け方の見本を示して、仕掛けを船下に投入し・・・「底を小さくトントンと叩くように誘ってから、しっかり止めて、そのあと、ゆっくりと聞き上げて・・・アタリが出たら・・・」なんて言っていたら、早速アタリが出て、ヒット~!

いきなりの強烈な手応えで釣れたのは、23cm級の良型シロギスでした・・・幸先良しですっ!


1投目で良型が釣れたので、一気に期待感が高まりましたが、その後は、なぜか外道のオンパレード・・・小アジ、メゴチ、クロダイ・・・・まぁ、最初に良いコトがあると、得てして、こんなモンですね。(笑)

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「何だか、良く引くなぁ~」と思ったら、手のひら級のクロダイでした。シロギス釣りでクロダイを釣ったのは初めてかも・・・。船長が刺身で食べると旨いというので、キープしましたよ。


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職場でのパートナーのTomoちゃんです。私と同様に単身赴任で、寮住まいです。釣りはビギナーですが、船舶免許を持っていて、マイボートを所有していた時もあったそうですよ。


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Wさんは新潟の住人。釣りは何回か経験があるようですが、シロギスは初めてだとか・・・今回のために購入した仕掛けの一つに胴突き仕掛けが入っていたようで、それを天秤の先に付けて、「この仕掛け、何かオカシイんですよね」とか言っていたのには笑っちゃいました。ハハハ~。


最初のポイントはシロギスのアタリは続かず、小移動です。

すると、ポツリポツリとシロギスのアタリが出始めます。

水深は5m前後の浅場なので、私はキャストして釣っていますが、前日までの雨で川の濁り水が入って、水色は土色っぽく濁っているので、船下でもまずまずアタリは出るようで、ビギナーの二人もポツポツと型を見れています。

シロギスのサイズは、ピン級~20cm級くらいまでの混じりで、第1投目で釣れた良型は何だったんだろうって感じかな・・・・朝イチのモーニングサービスだったということでしょうね。

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風はほとんどなく、海はベタナギです。ただ、まだ新潟は夏の一歩手前という気候で、最高気温も30℃に達しないので、船上は暑過ぎるということはないですね。


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Tomoちゃんが一荷釣りです・・・嬉しそうですね。アタリも明確で、引きも小気味良く、ビギナーでも楽しい釣りになってしまうのが、シロギス釣りの良いところですね。


船長は、浅場のポイントを転々と探ってくれて、シロギスの食いもステディに続いてくれます。

外道で釣れるメゴチも、十分に食べれるサイズなので、大事にキープしていますよ。

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陽が高くなってきてからは、船長はパラソルを広げて、日蔭を作っていました・・・・良い光景でしたね。


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後半は、Tomoちゃんの釣り姿も、何となく様になってきたような・・・何しろ、師匠が良いからねっ。ハハハ~。


沖あがりの定刻は12時ですが、11時前には、すでにクーラーボックスはほぼ満杯・・・私と、Tomoちゃんと、船長の3人分の釣果ですけどね。へへへ。

これ以上釣っても、帰ってから、魚を下すのが大変・・・同行の二人も期待以上の釣りになったようで、満足感を漂わせていたので、船長に1時間早あがりをお願いして、11時に納竿。


私の釣果は、11~23cmのシロギスを90尾くらいかな・・・3人分の釣果が約190尾でしたから、まぁ、そんなところでしょう。

外道に、メゴチが20尾くらい、クロダイ1尾、小アジ4尾が釣れましたよ。

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シロギスのサイズは、大中小の混じりでしたが、15cm以下の小型が半数くらい入っちゃいましたね。


新潟のシロギス釣りも、100%浅場の釣りになって、数釣りが楽しめる時期になってきたようですね。

これから、さらに釣果も上昇確実!・・・・ただ、ワタシ的には、関東で乗合船に乗っている時のような釣果アップへのモチベーションは上がってこないかなぁ~。

何か、そんな感じなんですよ~。

でも、それも一興・・・・新潟では、新潟の趣きで釣りを楽しもうと思っていますよ。自然体でね。


今回のシロギス&メゴチ料理はコチラです ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11575992161.html


〈釣行メモ〉 (2013年7月16日(火) シロギス釣り 於:新潟南浜漁港「くしろ丸」

【潮 汐】 満潮7:40 (小潮)
【潮 色】 濁り
【天 候】 〔天気〕晴れ 〔風〕ほぼ無風 ⇒ 北東3mくらい
【釣り場】 松浜沖(水深3~8mくらい)
【釣り座】 右舷胴の間 (乗船者3名)
【タックル】〔竿〕A-トリガーライトフグ175、〔リール〕スコーピオンMg1001(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】天秤仕掛け(ハリス1号、針キスSP8号、全長80cmのエダス式2本針仕掛け)、オモリは12号。少しだけ全長55cmの仕掛け使用。
【 餌 】 青イソメ
【釣 果】 シロギス 約90尾(11~23cm)
【船中釣果】船長を含む4名で、約250尾


7/8(月)は、浦安の「吉野屋」から、単身、フグ釣行でした。


東京湾大貫沖のショウサイフグは、相変わらずのムラ模様ですね。

良い釣果が出る日もあれば、厳しい釣果の日もあって・・・でも、どちらかと言えば、厳しい日に当たる確率の方が大きいかな?

厳しい日は、ボウズの可能性も・・・

でも、釣りに行かなきゃ、良い日にも当たることはないですからね・・・ここは、いつかは良い釣果に遭遇することを信じて、ひたすら通い続けるのみ・・・・まさに、『東京湾ロマン』ですなぁ~。(ねっ、fu-goo-logさん)

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今回の吉野屋さんのフグ船、乗船者は9名でした。釣り座は、両ミヨシが空いていたので、右舷ミヨシに取りましたよ。


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第一海堡が見えてきて、まもなく釣り場の大貫沖に到着です。浦安から釣り場までの航程は1時間チョイを要しますが、吉野屋さんのフグ船は船室にはエアコンも効いていて快適に過ごせます・・・一眠りして、目が覚めたら、もう釣り場に着いていたって感じかな。


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風は穏やかで、海は良い凪です。気温はかなり高めで、陸の上では35℃近い猛暑のようですが、海の上は、そよそよと風が通っていて、それ程の暑さは感じませんでしたね。


さて、実釣開始です。

今回も仕掛けはカットウのみ・・・外道のアタリが多い時期は枝針を付けないのがマイパターンです。


風は北方向からの弱めに吹いています・・・船は北西方向を向いていて、潮は下げ潮なので、私が座る右ミヨシは完全に潮尻ということになりますね。

潮流は8号オモリで止められるくらいの速さですが、キャストしても仕掛けはすぐに船下に入り込んでしまうので、船下狙いの釣りに徹することにします。

こんな状況でキャストしても、大概は糸フケを取るだけになってしまって、その間はアタリも取り難くなってしまうので、マイナス効果の方が大きいと思います。

こういう時は、船下で上下の誘いを丹念に入れて、フグに餌を見つけてもらうことをイメージしながら釣っていますよ。


開始早々から、細かいアタリが出て、メゴチが掛かってきます。

ショウサイフグのアタリも小さいのですが、メゴチのアタリとは微妙に違いますね・・・・メゴチは『プルプルッ』って感じ、フグは『クン』とか『ファファ』って感じかなぁ~。


しばらくして、メゴチとは違うアタリに反射的にアワせると、ガツっと竿が止められました!

ゴンゴンゴンという強い手応えは、良型のフグの口に近いところにカットウ針が刺さった時の感触・・・とか、都合の良いコトを考えながら、リーリングしてくると・・・

うひゃ~、本当に良型のショウサイフグ~!・・・・早々に、本命ゲット~!・・・・ボウズ脱出ですっ!(嬉!)

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船中第1号の32cmの良型のショウサイフグです・・・最初のイカリで釣れちゃうとは嬉しかったですねぇ~。何しろ、前回の釣果は1尾ですからねぇ~。ハハハ~。


釣れる時は、釣り座の有利不利に関係なく釣れちゃうんですよねぇ~。ヒャヒャヒャ。

早々に1尾釣れてしまって、今回は期待できるかなぁ~・・・な~んてコトを考えると、すぐに期待を裏切るのが大貫沖のフグでして・・・。

その後は、釣れません・・・

アタリはあるんですが、ほとんどがメゴチのアタリっぽいですなぁ~。

でも、たまにフグらしき気配もあるような・・・・しかし、釣れません。トホホ~。


釣れそうで、釣れないまま、1時間、2時間・・・と時間が経過して・・・

お隣さんが、マダコをゲット~・・・そのあとに・・・ ↓ ↓

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          私は、重~い石をゲット~。


しばらくして、かなり明確なアタリだけどフグっぽいアタリが出て、掛けたのは・・・

30cm超級の良型フグっ!・・・・・・・・でも、サバフグで、ガクッ。

やっぱり、サバフグのアタリは品が無いですなぁ~。


ちなみに、釣ったサバフグですが・・・・私は、サバフグは食べません。

普段は、食べない魚は、なるべく優しくリリースしてあげることを心掛けているつもりですが、最近、サバフグだけは生かしたまま海に戻すことはしないようにしています。

その理由は、サバフグやトラフグといったショウサイフグよりも獰猛な(恐らく)種類のフグは、ショウサイフグを駆逐している可能性があるのではないかと考えているからなんです。

これは、何人かの釣船関係者から聞いた話とかから、私が勝手に推測しているだけのことですから、実際はどうなのかは分かりませんが、東京湾のショウサイフグが明らかに少なくなっている状況を見るにつけ、そういうようなことがあるのではないかと思えてしまうのです。

少なくとも、サバフグやトラフグによって、ショウサイフグが駆逐されるようなことは無いとも言い切れないのではないかと思っています。

そういう点で、最近になって、神奈川県水産技術センターが行っているトラフグの種苗放流(現在も行っているかどうかは知りません)とかにも賛成できないと考えるようになりましたね。

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閑話休題。

時刻は11時過ぎ・・・潮止まりの頃合いで、キャストして広めに探っていた時に、微妙なアタリをアワせると、ヒットっ!

久々に、ショウサイフグをゲット~!(ホッ)

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          2尾目のショウサイフグは28cmでした。


さぁ~、これから上げ潮が流れ始めれば、食いも良くなるかな・・・

とりあえず、午前中に2尾釣れたし、後半期待しましょ~

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変な感触で、何が掛かったのかと思ったら、マルイカでした・・・東京湾に、マルイカがいるんですねぇ~。


少しずつではありますが、徐々に上げ潮が効いてきたような感触もあって、フグの食いも上向いても良さそうな気もしますが、実際はなかなか・・・

公大船長も、かなり広範囲にポイントを探索してくれていますが、船中でフグの型を見ても単発で終わってしまい、連発モードには入りませんね。

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フグの食いは上向かず、船上もマッタリした雰囲気が漂っていましたが、それでも、皆、諦めずに釣っていましたね。


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少し底がゴツゴツとしたところで、29cmのカワハギが釣れました・・・でも、本命のフグは釣れませんね。


う~ん・・・釣れませんねぇ~。

午後は南西風に変わって、潮向きは上げ潮ですから、右舷は有利なポジションになっているんですが・・・釣れない時は、釣り座は関係ないですね。ハハハ~。


相変わらず、メゴチのアタリは多いのですが、フグのアタリはなかなか出てくれません。

フグが全くいないという感じではないので、きっと、フグのご機嫌が悪いってことなんでしょうねぇ~。

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結局、午後は、追釣できないまま、終了~となってしまいました~。残念~。


私の釣果は、ショウサイフグ 2尾(32cm、28cm)。

外道は多彩で、カワハギ3尾(うち2尾は29cm)、マルイカ1杯、イイダコ1杯、シロギス1尾、メゴチ20尾超、キュウセン1尾に、ヒトデ3個くらい、大きな石1個、お隣の方が落とした竿一式。

ガックリきたのは、一瞬のうちに、ライン(先糸)をスパっと切られて、仕掛けをロストしたこと・・・・恐らく、タチウオの仕業でしょうね。

ちなみに、船中釣果は0~2尾だったとか・・・・渋々の日でしたねぇ~。

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今回の釣果です・・・・残念ながら、2尾ともメスだったのか、白子の持ち帰りはありませんでした。ガクッ。


そんなワケで、今回は、メチャ厳しい日に当ってしまいましたね。

他船もキビしい釣果だったので、フグのご機嫌が悪い日だったということでしょう。

翌々日からは釣況も上向いて、竿頭でツ抜けするような釣果も出ていますから、フグはいるんですよねぇ~。

次は良い日に当たることを願って、また行かなくちゃいけませんなぁ・・・・東京湾のフグ釣りはロマンですっ!


〈釣行メモ〉 (2013年7月8日(月) フグ釣行 於:浦安「吉野屋」)

【潮 汐】 干潮10:56(大潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕晴れ 〔風〕北東2mくらい ⇒ ほぼ無風 ⇒ 南西3~6mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深9m前後)
【釣り座】 右舷ミヨシ (乗船者9名)
【タックル】〔竿〕メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】 カットウ仕掛けオンリー。オモリ8号。
【釣 果】 ショウサイフグ 2尾(28~32cm)
【船中釣果】 0~2尾


7/1(月)は、3回目の新潟釣行・・・今回も、新潟東港の 鈴木釣具店 の手配で、南浜漁港の「くしろ丸」から、シロギス釣行でした。


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南浜漁港(南浜船溜り)は、新潟の住まいから車で5分くらいのチョ~近場です。こんな近くから釣り船に乗れるなんて、幸せですなぁ~。ニヒヒ…。


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船長が船揚場から船を下して、岸壁に着けてくれます。今回は、お客は私だけ・・・何だか、申し訳ないですなぁ~・・・次回は、メンバー揃えますよ~。


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定刻の5時に出船しました。前回(6/18)、浅場でボチボチと釣れたので、さらに2週間が過ぎた今回は浅場狙いオンリーかと思ったら・・・船長談 「浅場は、昨日は一度もアタらんかったんで、深いところから行ってみる」とのことで、今回も深場狙いからスタートです。


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釣り場は、東港の沖合いです。水深は40mチョイですね。最初の釣行(6/3)ではマコガレイの気配もあったのですが、今はマコガレイはいなくなってしまったようです。


さあ、実釣開始です。

今回も、全長80cmのエダス式の2本針の天秤仕掛け、オモリは20号でやらせてもらいます。(※:標準オモリは40号ですが、細いライン(PE0.8号)を使っているので、軽めのオモリを使わせてもらっています。20号オモリで仕掛けが止まらないようなら、30号オモリを使います。40号オモリも準備はしていますが、今まで、そこまで重くするような状況は未経験ですね。)

今回の餌は、青イソメとジャリメです・・・今までは青イソメだけを使っていましたが、ジャリメも試してみようという魂胆です。


船は、いつも通りにパラシューアンカー(船長は『落下傘』と呼んでいます)を投入して、流していきます。


そして・・・第1投目から、明確なアタリが出て、掛かりました~!  ↓ ↓

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シロギスにしては引き過ぎるなぁ~と思ったら、20cm級の小型のマダイでした。十分に食べれるサイズなのでキープしちゃいます。


小型のマダイが釣れたあとは、アタリが訪れず、小移動です。


2流し目・・・アタリは出ましたが、釣れるのはリリースサイズのチビマダイだけで、早くも、「釣れんのぉ・・・」と、船長のボヤキが聞こえてきます。


3流し目・・・しばらく流していると、アタリが出て、本命シロギスをゲット~!(ニコっ)

船がシロギスのいるエリアに入ったのか、次投で2尾目も釣れて、船長も型を見ました。

しかし、ここでアタリはバッタリと止まってしまいます・・・・船がシロギスのエリアを通り過ぎちゃったかな・・・。

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新潟のシロギスです。40mダチで釣れるシロギスも抱卵しています・・・これから浅場に乗っ込んでくるのかと思ったら、船長曰く 「ココにいる魚は、浅場には行かずに、ココの少し浅いところで産卵するんじゃないか」とのことでした。シロギスの生態も神秘的ですね。


アタリが遠くなると、船長は流し替えてくれますが、どの流しも、シロギスのアタリが出るところで、集中的にアタリが出て、それ以外では、シロギスの気配はなく、たまに外道が釣れるだけというパターンです。

シロギスのアタリも長くは続かず、私と船長で5尾くらい釣ってしまうと、それでオシマイという感じですね。

そういう状況から推測すると、シロギスは何尾かで特定の場所に固まっているけど、そんなに大きな固まりじゃないってことなんでしょうね。

そんな釣りなので、思うように数は増えていきませんが、釣れるシロギスのサイズはほとんど20cm超の良型(最大で24cm)なのは良いですね。

それと、たまに釣れる外道も、食材的には楽しみなのにも救われています。

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釣り場は、遠くに新潟東港が望めますが、それ以外の風景は割と単調かな・・・視界が良いと、佐渡や新潟の山々まで見れるんですけどね。


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新潟で『フナベタ』と呼ばれる魚です。正式名は、タマガンゾウビラメですね。小型で身が薄いのですが、新潟では刺身で食べます。唐揚げにしても美味しいですよ。


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これは、カナガシラです。新潟のシロギス釣りでの定番外道ですね。新潟では、ブツ切りにして味噌汁に入れて食べることが多いそうです。


食いは渋めで、同じパターンの釣りが続いて、船上もマッタリモードになっちゃています。

それでも、船長は浅場に自信が持てないようで、しばらくは深場で粘る考えのようです・・・・まずは深場で最低限のお土産を確保してから、後半のイチかバチかで浅場に行ってみようという思惑かな。


そして、時刻も9時近くになり、シロギスの釣果も、船長と私の分を合わせれば、20尾くらいにはなり、ようやく船長も浅場への移動を決断です。

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釣り好きの船長も、常に一緒に釣りをしています。全長2mのオリジナル仕掛けを使っていますが、深場では、船長ばかりにアタリが出ることもあって、そういう時は感覚が狂わされちゃう気がします。もちろん、私の短仕掛けにアタリが多く出る時もありますよ。


さて、20分程の航程で、際寄りの浅場ポイントに到着して、釣り再開です。

水深8mくらいの浅場なので、軽くキャストして釣ることにします。


最初の流しは、1回だけアタリが出ましたが、掛けられずに、アタリはそれっきり。


小移動しての2流し目もスカで、ちょっと嫌な雰囲気が漂います。


しかし・・・3流し目に、シロギスが釣れると、その後は、ポツリポツリとアタリが出始めました。

ラインが払い出しになるような方向にキャストして、船の動きを使いながら誘いを入れつつ、適当な間隔で『止め』を入れるような釣り方をメインに釣っていますが、アタリも明確に出て、魚の引きもダイレクトで力強く、浅場ならではの釣りが楽しめていますね。

ただ、浅場も食いは渋めで、太い餌や鮮度が落ちた餌では極端に食いが悪くなるような気がします。

それと、船長の長仕掛けは気に入らないようで、船長はなかなか型を見れません・・・・しばらくして、私の仕掛けを使ってもらったら、それで船長にもアタリが出るようになって、船長も「この仕掛けは良いなぁ」と言ってくれましたよ・・・・でも、フツーの仕掛けなんですけど。(笑)

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浅場のポイントには、網籠が仕掛けられていて、その目印のブイの間を流していくような感じでした。船長は、網籠の近くに魚が付いていると言っていましたが、網籠の近くにキャストするのはNGですね。


前半の深場と比べると圧倒的にアタリは多くなりましたが、それでも、それ程には魚影は濃くないようで、アタリが出るところと、出ないところがハッキリとしています。

なるべくアタリが出たエリアに仕掛けを投入するようなイメージで釣っていますが、船が動いて、そのエリアを外れてしまうと、アタリが遠くなってしまいます。

それと、船の動きが悪いと食いが止まってしまうことが多く、後半は風も弱くなってきたこともあって、アンカーを入れずにブン流しで流すと、これで適度に船が動いて、それでアタリの出方が良くなってきたようにも感じましたね。

でも、アタリの数はかなり控えめかな・・・・まだ水温が低めなので、もう少しすれば、バリ食いモードの釣りになると思うのですが・・・。

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船長は、アタリが出る筋を探りながら、小まめに流し替えしてくれて、安定してアタリも続きます。

ただ、浅場のシロギスのサイズは13~20cmチョイ級くらいまでの混じりで、20cm超級主体の深場と比べると、見劣りしてしまいますね。


餌の青イソメとジャリメは、どちらも食いは変わらないように思えましたが、太い青イソメの頭の方は明らかに食いが悪くなってしまうので、その部分は使えません。

潮の流れはあまり感じられないので、途中、胴突き仕掛けも試してみましたが、可もなく不可もなくというところでしたね。


浅場に来て、2時間以上が過ぎて、釣果もかなり増えました。

船長には、延長なしで12時に沖あがりすることをお願いして、ラストスパート。


そして、最後までアタリはボチボチと続いて、ナンヤカンヤで、満足気分での納竿になりましたよ~。

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終盤に、30cm級のホウボウが釣れました。刺身で食べようと、血抜きしてから、クーラーに入れましたよ。


今回の釣果は、13~24cmのシロギス 45尾の釣果でした。

前半の深場で10尾、後半の浅場で35尾くらいの内訳でしたね。

外道に、ホウボウ1尾、カナガシラ1尾、小型マダイ3尾、メゴチ1尾、フナベタ(タマガンゾウビラメ)5尾。

船長は、25尾くらいの釣果でしたね。

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今回の釣果です。船長が釣った魚も入っています。今回も船長の釣果を頂いてしまったので、お土産はたっぷりになっちゃいました。


前回の新潟釣行記で、「次回は爆釣!」と宣言しちゃいましたが、それ程には釣れなかったですね・・・でも、前回以上の釣果にはなって、まずまずの釣りになりましたね。

今回も浅場で釣れましたが、船長の話では、「まだ水温が低めで、全盛期の活性には程遠い」とのことなので、新潟のシロギス釣りは、まだまだこれからということでしょう。

とりあえず、次回の釣行は再来週の予定ですが、その時は浅場オンリーで釣れるハズ・・・釣りビギナーも同行の予定なので、活発な食いを期待しちゃいます。


今回の釣魚料理はコチラです ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11564863938.html


〈釣行メモ〉 (2013年7月1日(月) シロギス釣り 於:新潟南浜漁港「くしろ丸」

【潮 汐】 満潮8:59 (小潮)
【潮 色】 深場は澄み、浅場は濁り
【天 候】 〔天気〕曇り後晴れ 〔風〕東寄り4mくらい ⇒ 北寄り4mくらい ⇒ ほぼ無風
【釣り場】 東港沖(水深40m前後) ⇒ 松浜沖(水深8mくらい)
【釣り座】 左舷胴の間 (乗船者1名)
【タックル】≪深場≫〔竿〕精鋭観さぐり小舟180(硬調穂先)、〔リール〕アルファス103L(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
≪浅場≫〔竿〕A-トリガーライトフグ175、〔リール〕スコーピオンMg1001(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】天秤仕掛け(ハリス1号、針キスSP8号、全長80cmのエダス式2本針仕掛け)、オモリは深場では20号、浅場では12号。少しだけ胴突き仕掛け使用。
【釣 果】 シロギス 45尾(13~24cm)


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