KOBIさんの江戸前釣り雑記

2013年09月

9/24(火)は、8回目の新潟釣行・・・今回もまた、新潟東港の 鈴木釣具店 の手配で、南浜漁港の「くしろ丸」から、シロギス釣行でした。

今回は、単身釣行で、お客は私一人でしたよ。


新潟での釣行は、毎回毎回、シロギス釣りばかりで、釣行記も完全マンネリ気味ですなぁ~。

新鮮味がなくて、書いている私もあまりウキウキしないですし、読んでいる方も面白くないでしょうねぇ~。


何で、新潟でシロギス釣りばかりやっているのか・・・

シロギス釣りが一番気楽に楽しめるし、くしろ丸は近いし、くしろ丸の船長は好人物だし、同じシロギス釣りでも釣り場も魚の気配とかも毎回同じじゃないし、他の釣り物はタックルや仕掛けの準備が面倒だし、200号とか重いオモリの釣りは気が進まないし、大きな魚がたくさん釣れちゃうと食べきれないし、他の釣り物を指南してくれる人もいないし、夏の新潟の釣りは夜釣りが多いけどそれはあまり気乗りしないし・・・そんなところかなぁ~。

まぁ、関東でも、最近は同じような釣り物、決まった船宿に行くことが多いから、同じようなコトかぁ~。ハハハ~。


さて、言い訳がましい能書きを並べてないで、釣行記を書こうっと。


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お馴染みの南浜漁港です・・・早朝から、豆アジ釣りの方がいましたが、夜中の3時から釣り始めて、2時間でもう十分に釣ったとのことで、竿を仕舞って、魚の下処理をしていましたよ。


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日の出時刻も遅くなってきたので、出船は6時になりました。沖あがりは13時頃ですが、釣り場がすぐ近くなので、実釣時間はたっぷりありますね。


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そろそろ新潟のシロギス釣りも終盤ですね。でも、この時期に、ほんの数日間だけ、「落ちギス」 (浅場に魚が固まると聞いたので、東京湾での落ちギスとはちょっと違いますね)といって、良型揃いで好釣果が出ることがあるとのこと・・・「今回、そんな日に当らないかなぁ~」という期待を抱いての釣行でしたが・・・。


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いつもの島見沖(12mダチ)から実釣をスタートしましたが、第1投目からフグにハリスを切られて、即移動・・・次のポイントでも、またフグの速攻で、浅場に移動することになりました。


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水深5mくらいの浅場に移動して、シロギスの型を見ましたが、10cmチョイ級のピンギスでガックリ・・・冴えませんなぁ~。


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前回の釣行でポツリポツリとアタリがあった、石油備蓄タンクが見える東港に近いエリアも探ってみましたが、この日は魚の気配がなかったですね。


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その後、浅場各所を回って、15~18cm級のサイズも釣れましたが、やはりピン級も多くて、おまけにアタリも少なめで、浅場はイマイチの気配です・・・船長談 「魚の固まりが小さいようだなぁ~」・・・同感っ。

前半は苦戦の釣りになってしまって、今回はかなりキビしい結果になっちゃうかも・・・。

そんな気がしていましたが・・・


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船長は島見方面はダメと判断して、港の反対側の松浜寄りのポイントに移動・・・・すると・・・・こちらではピン級は入らず、アタリも幾らか多くなって、いい感じかなっ・・・船長、流石~!


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船長、ワタリガニをヒットっ!・・・・船長は、釣った魚をほとんど持ち帰らないので、この獲物も私が頂きましたよ。ウシシ~。


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ハリスを噛み切っていく魚の正体は小型のサバフグでした・・・私が釣ったサバフグを海に戻そうとすると・・・船長 「逃がさないで、取っておいて・・・唐揚げにして食べるから」 だって・・・シロギスは持って帰らないけど、サバフグは持って帰るというのも珍しいよね。そういえば、前に、船長が持ち帰った魚はエソだったな・・・エソは塩焼きで食べるのだとか・・・船長、ゲテモノ好きなのかな?(笑)


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松浜寄りのポイントでは、シロギスのアタリはポツリポツリと続いてくれましたが、船長としてはまだ多少不満だったようで、港寄りのポイントへの移動が告げられました。


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南浜漁港のすぐ近くのポイントです・・・こちらに来て、さらにアタリが多くなった感触かな・・・船長談 「ここは、さっきまで近くで大きな船が作業をしていたんで来れなかったけど、良いポイントなんだ」 とのことでした。


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船長が釣った25.5cmのシロギスです!・・・新潟で見た最大サイズのシロギスですね・・・その後しばらくして、私も25cmの大型シロギスを釣りましたよ!(ニンマリ)・・・新潟でも、デカギスの可能性がありますね。


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この餌はアカイソメです。初めて見ました。姿や形はアオイソメに似ていますが、色が赤っぽいですね。アオイソメよりも少し軟らかい感触かな。鈴木釣具店の社長から、「試しに使ってみて」と頂いたので、少し使ってみましたが、シロギスの食いはアオイソメとほとんど同じように感じましたね。


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後半は晴れて、気温も30℃近くまで上がったようですが、海上はそよそよと北風が吹いていたので、船上は過ごしやすい陽気でしたね。


後半は潮の流れも良く、シロギスの食いは順調に続いて、釣果もかなり増えました。

船長の的確な釣り場選択に救われたってところですかねぇ~。

船長もホッとしていたような・・・。


定刻の13時に沖あがりとなって、満足気分で納竿となりましたよ。


今回の釣果は、11~25cmのシロギスを68尾でした。

他に、リリースしたピンギス10尾くらい、チビマダイ、メゴチ、小型ヒメジ、小型サバフグがそれぞれ少し混じりました。

船長の釣果は、シロギス52尾と、ワタリガニ、小型マゴチ等でしたね。


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今回は、万が一の大漁に備えて、大きめのクーラーボックスを持参したのですが、残念ながら、釣果で一杯にすることはできなかったです・・・大概、そんなモンですよね。ハハハ~。


新潟のシロギス釣りはそろそろ終幕の予感もありますので、今回がラストの釣行になってしまうかもしれません。

くしろ丸での次のターゲットは、ティップラン釣法でのアオリイカかな?

ただ、今期の新潟のアオリイカは湧きが少ないかもしれないという情報もあるので、次回は、シロギスとアオリイカの両狙いでお願いしようかとも思っていますよ。


今回のシロギス料理は、「しんじょ揚げ」です ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11622574183.html


〈釣行メモ〉 (2013年9月24日(火) シロギス釣り 於:新潟南浜漁港「くしろ丸」

【潮 汐】 満潮4:39、干潮11:57 (中潮)
【潮 色】 澄み ⇒ 薄濁り
【天 候】 〔天気〕曇りのち晴れ 〔風〕南寄り弱風 ⇒ 北寄り5~7mくらい
【釣り場】 島見沖各所 ⇒ 南浜漁港周辺各所(水深3~12mくらい)
【釣り座】 右舷胴の間 (乗船者1名)
【タックル】〔竿〕精鋭観さぐり小船180、〔リール〕スコーピオンMg1001(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】天秤仕掛け(エダス式2本針仕掛け全長80cm、ハリス1号、針キススペシャル8号)他、オモリ12号。
【釣 果】 シロギス 68尾(11~25cm)


マッチョシゲさんとご一緒した浦安「吉野屋」からのフグ釣行の後編です。


前編はコチラです ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/kobisan2go/37859562.html


マッチョシゲさんが朝イチの第1投目でトラフグを釣ってしまうという快挙(暴挙)で始まった今回のフグ釣りですが、その後、肝心のショウサイフグはなかなか型を見れず、苦戦の展開です。

トラフグを釣ってしまったマッチョシゲさんだけが、ニコニコと余裕の笑みを浮かべながらの余裕の釣りになっちゃっているような・・・憎たらしいっス。

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「トラフグが釣れない師匠のために、メゴチを釣ってあげましたよ~」・・・ホント、憎たらしいですねぇ~。


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公大船長もアチラコチラとポイントを探索してくれています。近くに野毛屋さんの船の姿も見えるところも多かったのですが、この日、こちらの船にはフグ釣り仲間のfu-goo-logさんが乗船していたとか・・・。


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きよし丸と遭遇!・・・こちらはカワハギ狙いですね。当日は平日でしたが、きよし船長はアユ釣りに行かずに仕事をしていたようです(笑)。もう少しすれば、餌木イカの季節ですね・・・早く、きよし丸でアオリイカ狙いの釣りをしたいですなぁ~。


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イナダに近いワカシ(38cm)が釣れました・・・強烈な引きで、一瞬、「トラフグ?」と期待しちゃったのですが、姿を見て、ちょっとガックリでしたね。


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東京湾観音が近くに見えるポイントです・・・マッチョシゲさんが観音様に手を合わせて何か祈っているので、「何をお願いしているの?」 って聞いたら・・・「師匠が、これからサバフグだけを釣って、トラフグやショウサイフグを釣らないこと」 だって・・・まったくもう、頭にくるなぁ~。怒っ!


釣り開始して約2時間、外道は釣れるものの、本命ショウサイフグは型を見れず・・・サバフグやカワハギがいるポイントもあって、ちょっと期待感があるアタリが出ることもありますが、結果、外道でちょっとガックリというパターンが多いですかねぇ~。

そんなこんなで、フグらしきアタリが出て、ヒットっ・・・大した手応えではないので、あまり期待せずにリーリングしていたら、ありゃま~・・・20cmチョイ級の小型のショウサイフグが釣れちゃいました~。ハハハ~。


マッチョシゲさん 「あっ、やられた~」

私 「ウシシ~。本命はショウサイフグですからねぇ~。トラフグは外道みたいなモンですよ~」

マッチョシゲさん 「ガクッ・・・」

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マッチョシゲさんの不純な祈りは通じず、本命のショウサイフグが釣れました~!・・・時刻は10時半、ようやくボウズ脱出です。ホッ。


しばらくして、2尾目のショウサイフグが釣れましたが、これは18cm級の小型・・・キープするかどうか少し迷いましたが、大切に食べさせてもらおうと、キープさせてもらいました。

まぁ、イイよね。


その後、マッチョシゲさんも、ショウサイフグを1尾釣って(これも18cm級の小型でしたけどね)、本命ボウズを脱出・・・う~ん、残念。


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ニヤニヤした顔で釣り続けているマッチョシゲさんです・・・釣りにおける座右の銘は 「他人の貧果は蜜の味」 だそうな。


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少し根掛かりのあるポイントを攻めたりもして、船中ではアカメ(ヒガンフグ)の型が見れたりもしましたが、ショウサイフグの良い群れにはなかなか遭遇できませんでしたね。


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私が外道のベラを釣ったのを見て、マッチョシゲさん・・・「おっ、ハリー・ベラフォンテ!」 だって・・・あ~、疲れるなぁ~・・・馬鹿馬鹿し過ぎて、ホント疲れます・・・そんな歌手を知っているのは我々の世代だけだよ。


その後は、ショウサイフグ、トラフグは追釣できずで、13時半頃になって、公大船長から、サバフグ狙いに行くとのアナウンスが出されました。

船長からは、サバフグの釣り方についての簡単なアドバイスもあって(基本的にはショウサイ狙いと同じ釣り方で構わないが、底での待ち時間を短くした方が良いとのことでした)、サバフグのポイントへ移動です。


果たして、サバフグ狙いの釣りはどんな感じなのかな?・・・正直、食味的にサバフグ狙いはあまり気乗りがしないところもありましたが、専門に狙う釣りには多少の興味はありましたね。

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サバフグのポイントは、ショウサイのポイントに程近いところでしたね。水深はショウサイのポイントよりも少し深かったですね。


船はエンジン流しでの釣りですが、開始早々から、トモ寄りでは良型のサバフグが取り込まれています。

しばらくして、船前方のわれわれにもアタリが出始めて、竿が絞り込まれます。

アタリは明確で、釣れるサバフグは30cm級の良型揃いなので、掛けた時のファイトも強烈です。

マッチョシゲさんも、サバフグの迫力に興奮しながら、釣っていますよ~。


仕掛けはショウサイフグ狙いのそのままにカットウオンリーで釣っていますが、かなりガツガツと餌を食ってくるようなので、餌のアルゼンチン赤エビは殻を剥かずに付けることにしました。


巻き上げ途中でバレることもあって、仕掛けを回収すると、カットウのハリスが噛み切られています・・・サバフグの歯は鋭いですからねぇ~(指とかを噛まれないように要注意です!)・・・結局、3回ハリスを噛み切られてしまいました。

マッチョシゲさんは、ソフトワイヤーを使ったオリジナル仕掛けを常時使っているので、ハリスを噛み切られることなく、ストレスなく釣りができているようです・・・これは参考になりましたね。

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サバフグです・・・サバフグ専門のポイントで釣れるのは、ほとんどが30cm級の良型でしたね。


しばらく釣っていると、何となく釣り方の感じも掴めてきました。

底でアタリを待つと、カワハギやトラギスのアタリが多い感触なので、底上50cmくらいの宙でアタリを待って、アタリが出たら、そのまま宙で掛けてしまう釣り方が良い感じかな。

もちろん、仕掛けを底に下げてから掛けてもイイんですが、底まで下ろす間に餌を食い尽くされてしまう感触なんですよね。


入れアタリというところまでの勢いはないものの、サバフグのアタリはポツポツ&バリバリと続いて、約1時間で15尾くらい釣れたところで、沖あがりのアナウンスが出されました。

サバフグ釣り、想像していた以上に迫力があって、楽しい釣りでしたねぇ~。


今回の釣果は、ショウサイフグ 2尾(18~21cm)、サバフグ 17尾(22~30cm超)。

他に、ワカシ1尾(38cm)、カワハギ3尾(15~25cm)、シロギス1尾(18cm)、メゴチ10尾くらいに、キュウセン、イイダコ、トラギス等が釣れました。

船中のフグの釣果(ショウサイ、トラフグ、アカメ)は、0~4尾だったとか。


マッチョシゲさんは、トラフグ1尾(35cm=痩せ型)、ショウサイフグ1尾(チビ)、サバフグ10尾くらいの釣果でしたが、今回はトラフグだけでも圧巻の結果でしたね。パチパチパチ。

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今回の釣果です・・・良型サバフグでボリュームたっぷりです。これが、全てショウサイだったらなぁ・・・とか言ってみても、ショウガナイですよねぇ~。


さて、サバフグの食味ですが・・・

唐揚げで食べてみましたが、思っていたよりも美味しかったですよ。

今まで、サバフグというだけで、敬遠していたところもありましたが、この食味なら、持ち帰ってもイイかなって思いましたね。

サバフグも船宿で下処理して身欠きで渡してもらえるんで、帰宅してからも楽チンですしね。


サバフグ料理について、詳しくはコチラを見て下さい ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11611963338.html

コチラはワカシ料理他です ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11610510097.html


〈釣行メモ〉 (2013年9月9日(月) フグ釣り 於:浦安「吉野屋」

【潮 汐】 満潮7:06、干潮12:58 (中潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕曇り後晴れ 〔風〕北東4~7mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 右舷ミヨシ (乗船者7名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ仕掛けオンリー、オモリ8号
【釣 果】 ショウサイフグ 2尾(18~21cm)、サバフグ 17尾
【船中釣果】0~4尾


9/9(月)は、マッチョシゲさんとの同行で、浦安の「吉野屋」から、フグ釣行でした。


今回の釣行記は、画像が多く、画像容量オーバーで一つの記事には収まらないので、前・後編に分けていますよ。

まぁ、内容的には大したモンじゃないんですけどね。

でも、マッチョシゲさんがサプライズを起こしてくれたりとか、初めてのサバフグ狙いの釣りとか、ちょっと面白いコトはあった釣行だったような・・・。

乞うご期待ということで・・・。

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関東での釣行は、7月8日の吉野屋さんからのフグ釣行以来、2ヶ月振りです。相変わらず、東京湾のショウサイフグ釣りは厳しい釣況が続いているようで、最近はお土産作りで最後にサバフグを専門に狙うことも多いとか・・・サバフグ釣りなんて、『??』って気もしますが、一度やってみないことには何とも言えませんね。


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マッチョシゲさんが到着しました。師匠に釣り座を取らせて、自分はノンビリと船宿に到着するとは不届千万っ!・・・本人談 「久し振りの釣りなんで、早くから目が覚めてしまって、自宅でくつろいでいましたよ~」・・・それなら、早く来いって~の。


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最近のマッチョシゲさん、愛する娘さんが初めての子供さんの出産のために家に戻ってきていたりで、なかなか釣りに行く気分にならなかったようです。娘さんは無事出産して、これでマッチョシゲさんは二人の孫を持つお爺ちゃんになりました・・・普段の素行の悪さは相変わらずですが、とりあえずは、おめでとうございます。


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出船前、大常連のスー名人に、「ショウサイはあまり釣れないけど、サバフグは釣れるよ~。サバフグは刺身には向かないけど、唐揚げや味噌汁に入れると旨いよ。あ~それと、サバフグが釣れるところではトラフグもいるからね。」などと指南されて、「よ~し、今日はサバフグを釣るぞ~」と、変なヤル気を出していました。


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乗船者は7名でした。私たちは右舷前から並んで釣り座を取ることにしましたよ・・・マッチョシゲさん談 「最近の私のモットーは 『釣果にコダワラナイ』 ですから、釣り座はどこでもイイですよ」・・・そもそも、釣果に拘れるほどの腕前じゃないでしょ~。


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まもなく、大貫沖の釣り場に到着です。久々の釣りで、マッチョシゲさんも嬉しそうです・・・「もう、白子を持ったショウサイは釣れないんでしょうね・・・私みたいに枯れたフグばかりなんでしょう」・・・まだゼーンゼン枯れる気配もないのに、よく言うわ。


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私が日焼け止めクリームを塗っているのを知って、釣り直前になって、日焼け止めを塗り始めたマッチョシゲさんです・・・「船長~、まだ釣り開始のアナウンスを出しちゃダメですよ~」・・・そんなコト知るかっ!


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天気は曇りで(のちに晴れてきましたが)、北寄りの風がそよそよと吹いていて、それほど気温も上がらずに過ごしやすい日でしたね。


さて、実釣スタートです。

釣り場に着いて、船長は魚探反応を探しているような様子でしたが(この時期、魚探に反応が出ることがあるそうです)、結局、反応は見つけられなかったようで、ここぞというところでイカリを下ろしての釣りで始めることになりました。


第1投目・・・小さなアタリが出て、掛かってきたのは、メゴチです。

今日は、ショウサイフグはあまり釣れなさそうなので、食べられそうなサイズのメゴチは、貴重な食材としてキープすることにします。


マッチョシゲさんは・・・

アタリは出るものの、やはりメゴチのアタリのようで、「アタるけど、フグじゃなさそう」とか言いながら、空アワセの誘いを繰り返して船下を釣っています。


すると、マッチョシゲさんが、「オオッ!」という声とともに、竿を大きく曲げましたっ!・・・フグなら、かなりの大型の気配です。

水面近くまで上がってきて、横走りするのは、ひょっとして・・・

水面下に魚が見えて・・・その姿は・・・


マッチョシゲさん 「何?、何?!?」

私 「トラフグだ~!」


その瞬間、迷いなく引き抜いて、無事に取り込み成功~!!

  ↓  ↓

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マッチョシゲさん、トラフグをゲット~!!!・・・朝イチの第1投目に起こった、予期せぬサプライズに、釣った本人はしばし呆然、周りは唖然でしたね。


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マッチョシゲさんは、過去にも、吉野屋さんで1.4キロ(だったかな?)のトラフグを釣ったことがあるんですよね。吉野屋さんと相性がイイのかな?・・・ちなみに、私は吉野屋さんでは未だトラフグを釣っていません・・・。トホホ~。


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トラフグは35cmありました。でも、頭でっかちで、少し痩せている体型をしていたので、きっと美味しくないでしょ~・・・マッチョシゲさん談 「このスリムな体型は、きっと、年齢もわきまえず、2Rやってしまって、ヘトヘトになってしまったトラフグだな」・・・それは、マッチョシゲさんでしょ。


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ガッツポーズのマッチョシゲさんです・・も~、ニコニコ、ニヤニヤと、私に視線を送ってきて、ホント憎たらしいコト・・・「トラフグはいつ釣るんですか~」、「今でしょ」などと一人ではしゃいでいましたよ。


マッチョシゲさんが朝イチでトラフグを釣ったあと、マッチョシゲさんのお隣の方も同サイズのトラフグを釣り上げて、船上は一瞬盛り上がりましたが、その後は沈黙・・・

私も、サバフグが少し釣れただけで、トラフグも、本命ショウサイフグも釣れません。

公大船長も、点々と各所を回ってくれますが、なかなかショウサイの群れには遭遇しませんねぇ~。

う~ん、やっぱり、厳しい釣りですねぇ・・・



さて、この続きは、後編にて・・・







9/3(火)は、7回目の新潟釣行・・・今回も、新潟東港の 鈴木釣具店 の手配で、南浜漁港の「くしろ丸」から、シロギス釣行でした。


くしろ丸のシロギス釣りですが、ここ1、2週、今まで釣れていたポイントで全く釣れなくなってしまったとのこと。

極端な食い渋りなのか、魚が移動してしまったのか・・・この辺は定かではありませんが、全く釣れないということは魚が移動してしまったと考えた方がイイかも。

船長は、「シロギスがダメなら、ウマヅラ狙いでも」という考えもあったようですが、ここはシロギス狙い一本で、シロギスの群れを探索してもらうことをお願いしました。

鈴木釣具店の店長も情報収集してくれて、狙い場の候補地を船長に示唆してくれましたので、これが当れば、新たなポイントで爆釣!?・・・そんな期待感と撃沈の不安感、半々の気持ちでの釣行になりましたよ。


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今回はA野さんとご一緒しました。最近のA野さんはエギングでアオリイカ狙いの釣りをしているとか・・・でも、まだ釣れていないらしい・・・(笑)


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くしろ丸が接岸しました・・・日の出時刻も遅くなったので、今回から5時半出船になりましたよ。


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出船しました・・・A野さんは上物の気配があるようなら、ルアーで狙いたいということだったので、船の前方に座ってもらいました。


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前日の天気予報では朝の内は雨とのことでしたが、雨は未明のうちに上がって、曇りの天気になりました。風も穏やかだったのですが、沖の方で風が吹いているのか、少しウネリがありましたね。


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鈴木釣具店の店長が収集してくれた情報では、浅場にシロギスの気配があるとのことだったので、いつもよりも岸寄りの浅場狙い(水深3~5mくらい)でスタートしました。


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1投目からアタリが出て、「シロギスは浅場にいるじゃ~ん」とか思ったら、釣れてきたのは小型のカマスでした~。ガクッ。


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海の家や浜茶屋が見える岸に近いポイントを点々と攻めていきますが、シロギスは何とか型を見た程度で、魚の気配はほとんどありません・・・う~ん。


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東港寄りのポイントで、ちょっと気配があって、数尾釣れたけど、狭いところに小さな群れがある程度の感触です・・・1時間半くらい、浅場の各所を回ったけど、ここまでの私の釣果は9尾・・・どこも、パッとしませんなぁ~・・・・ここで、船長は浅場を見切って、いつものポイントへの移動を選択です。


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いつものポイントは、ちょっと沖目の12~15mダチです。A野さんも、ここまで型を見た程度の釣りで意気消沈気味ですので、これから釣れてもらいたいですね。


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いつものポイントでは、ポツリポツリとシロギスのアタリが出て、浅場よりは感触は良好です。船長もシロギスのアタリが多い筋を集中して流してくれて、段々とペースも上がってきました・・・船長談 「やっぱり、ここにいたなぁ~。それにしても、この前まで、ここで全く釣れなかったのは何だったんだろうなぁ~?」・・・魚の動きというのは、経験豊富な船長も予測ができないコトなんですなぁ・・・。


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安定してアタリが続いて、A野さんも順調に釣果を増やしています。ただ、途中、水面にサワラらしき魚の気配があって、ルアーを投げてみたけど、これは不発でしたね。それと、30cmチョイ級のマゴチを水面でバラしたのは残念でした。


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途中から晴れ間も出てきて、良い天気になりました。でも、少し北寄りの風が吹いてきて、少し波も出てきたかな。それでも、シロギスの食いは順調ですね。


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船長も竿を出して、快調に釣っています・・・でも、船長は魚をほとんど持って帰らないので、その釣果は全て私のクーラーの中に・・・たくさん釣れるような日は二人分の釣果を処理をするのが大変です。トホホ~。


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昼を過ぎると、北寄りの風も大分強まって、ウネリも高くなってきました。13時を過ぎて、最後の流し・・・・すると、A野さんの様子が・・・・終盤になって、船酔いしちゃったみたいです・・・・「座っているより、立っていた方がイイよ」とアドバイスして、大事には至らなかったものの、釣りを続ける気力は戻って来ないようで、流しの途中で、沖あがりすることに・・・。


今回の釣果は、14~23cmのシロギス 95尾でした。

外道に、15cm級のマアジ5尾と、小型カマス2尾、小型コモンフグ1尾、チビマダイ数尾・・・今回は、メゴチやフナベタは全く釣れませんでしたね。

船中釣果は、船長が80尾、A野さんが48尾かな。


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シロギスのサイズは16~18cm級の中型が主体で、20cm級は2割くらいでしたね。シロギスはまだ抱卵していましたが、さすがにもう産卵は終期でしょうねぇ~。


今回は、貧果の心配をしていましたが、結果、好釣果になりましたね。

束釣りまで、あと一歩・・・今回はカウンターで釣果をカウントしていたので、束釣りができそうなのは分かっていたのですが、苦悶するA野さんの姿を見たら(そんな大事じゃなかったですね・・・笑)、最後まで流してくれとは言えませんでした・・・ヒャヒャヒャ。


新潟のシロギス釣りは、産卵期が終って、もう一盛り上がりがあるのが、例年のパターンということなので、もう1回くらいは行けそうかな・・・その機会を期待していましょう!


今回のシロギス&小アジ料理です ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11607051536.html


〈釣行メモ〉 (2013年9月3日(火) シロギス釣り 於:新潟南浜漁港「くしろ丸」

【潮 汐】 干潮7:11、満潮12:45 (中潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕曇り後時々晴れ 〔風〕南寄り微風 ⇒ 北寄り5~7mくらい
【釣り場】 島見沖各所(水深3~8m ⇒ 12~15mくらい)
【釣り座】 右舷胴の間 (乗船者2名)
【タックル】〔竿〕精鋭観さぐり小船180、〔リール〕スコーピオンMg1001(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】天秤仕掛け(エダス式2本針仕掛け全長80cm、ハリス1号、針キススペシャル8号)、オモリ12号。
【釣 果】 シロギス 95尾(14~23cm)
【船中釣果】48~95尾



追記

釣り仲間のブログで、ケンケンさんが亡くなられたことを知りました。

ケンケンさんとは、フグ釣りなどで何度かご一緒したことがありますが、常に向上心を持って真剣に釣りをされていました。

ブログも読み応えがあって、とても参考になる内容でしたね。


才能に秀でた者は早く逝ってしまうのでしょうか・・


安らかに・・・


合掌



◎ 記憶に残るケンケンさんと初めてご一緒したフグ釣りの釣行記です







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