KOBIさんの江戸前釣り雑記

2014年01月

1/27(月)は、新潟東港の陸っぱりの釣りに行ってきました。


今回の狙いは、サヨリです。

先々週の釣行で、短時間の釣りながらも、20~25cmのサヨリが好漁だったので、今回も好釣果を期待して、再チャレンジしてきました。

今回は、ブログ上で花王迷人劇場さんからのサヨリ釣りについてのアドバイスを頂いたので、それを参考に仕掛けを改良して、また、付け餌用に『はんぺん』も持参して、準備万端&ヤル気満々での釣行でしたが・・・

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釣り場は、東港の航路西側の岸壁です。前夜に雪が降って、釣り場も3cmくらい雪が積もっていて、雪上での釣りになりましたよ。


当日は割と穏やかな天気になるという天気予報でしたが、積雪もあったので、朝はノンビリと出発して、釣り場に着いたのは11時近くでした。

サヨリが釣れ盛っていることを期待していたのですが、釣り場には誰もいません・・・

釣り人がいないということは・・・・・釣れない??・・・・新潟の陸っぱりで、釣り人がいないところで魚が釣れた試しがありません。

確かに、水面にサヨリの姿は全く見えませんし、釣れそうな気配を感じませんねぇ~。


「う~ん・・・サヨリは釣れそうにないなぁ~」

そう思って、まずは、サヨリ狙いではなく、フグを狙うことにします。

フグを狙いながら、サヨリの気配があれば、サヨリ釣りに切り替えようという魂胆です。

まあ、フグが釣れるかどうかもワカラナイのですが・・・。


フグ狙いは、竿はいつもの湾フグ竿ですが、仕掛けは胴突き仕掛け(2本針)で釣ってみることにします・・・・初めての釣り場で、底に根掛かりがあるかもしれないということなんですけど。


餌の甘エビを付けて、足元に仕掛けを投入すると、水深は7mくらいあります・・・・思っていたよりも水深があるので、フグが釣れる可能性はありそうです。

釣り場には私一人だけなので、少しずつ横に移動しながら、転々と探っていくと・・・

微妙なアタリが出て、掛かりました~・・・ ↓ ↓

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20cm級のコモンフグが釣れました。ちょっと小型ではありますが、OKなサイズですね。思惑通りにフグは釣れてくれて、嬉しかったですね。


さらに、同級のコモンフグが釣れて、ニンマリです。

「ひょっとしたら、ここはフグの好ポイントかも・・・」


そして、程なく、3尾目が釣れましたよ~・・・ ↓ ↓

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これは、マフグでした。サイズはやはり20cm級でしたよ。これまで、新潟の陸っぱりで釣ったフグは、コモンフグ、マフグ、ヒガンフグ、クサフグの4種で、ショウサイフグは釣ったことがないですね。ショウサイは沖にいるのかな?


15分くらいの間に、3尾のフグが釣れてくれて、予想以上の釣れ方ですね。

この調子で釣れてくれれば・・・と思ったのですが、そうは問屋が卸さず、その後はバッタリと釣れなくなってしまいました。

たまに釣れてくるのは、10cm級の小型のフグばかりで、これじゃダメですね。

根掛かりが少なそうなので、カットウ仕掛けに替えてみますが、アタリは出ませんね。


コモンフグやヒガンフグは根に着くフグなので、釣り切ってしまうと、それでお終いですもんね。


釣り場が狭いので、これ以上粘ってもダメだろうと、この釣り場でのフグ狙いは終了~・・・・・他の釣り場に行ってみることにします。


そうそう・・・フグを釣っている途中、地元の方が釣りの様子を見に来たので、サヨリ釣りの状況を聞いてみたところ、ここ1週間くらい、サヨリは全く釣れていないとのことでした。

サヨリの群れは、どこかに行ってしまったのでしょうね。(残念~)

イワシもそうでしたが、回遊魚というのは、ある日突然釣れ始めたり、あるいは釣れなくなったりとか、その動きというのは、予測できませんね。

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フグの釣果は、コモンフグ2尾、マフグ1尾の計3尾でした。雪の上に釣ったフグを並べるなんて、ちょっとイイ感じですね。釣っている時は寒いけど・・・(笑)


次に、鈴木釣具店の常連さんに教えてもらった初めての釣り場に行って、フグを狙ってみましたが、アタリはなく、移動です。


その次は、一時、小イワシが釣れ盛った新発田川放水路河口で、やはりフグを狙ってみましたが、ミニサイズのフグが2尾釣れただけで、その後は続きません。

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新発田川放水路の河口では、何人かがサビキ仕掛けで釣っていましたが、釣れている気配はありませんでしたね。


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車で移動している時に、偶然、くしろ丸の船長に会いました。サワラの試し釣りに行くところだとのこと。そろそろサワラ釣りが始まるので、先日、船を南浜漁港から東港に移動してきたそうな。「サワラ釣りも面白いから、やってみたら」って勧められたけど、ルアーの釣りだからなぁ・・・。


どこに行っても、フグも釣れないので、しばし休憩ですなぁ・・・

冷えた体を温めるために、温泉にでも行きましょ~・・・ ↓ ↓

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そんなワケで、釣りを中断して、日帰り温泉に行きましたよ。行ったのは、新発田市の「紫雲の郷」です。東港からは車で10分くらいのところにありますよ。


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露天風呂が気持ち良かったです。この周辺にある温泉は、塩分が強い温泉が多いですね。でも、ベトベトするような湯質ではなく、よく温まって、気持ちイイですよ。極楽、極楽・・・。


さて、温泉に浸かったあとは、もう少し、釣りをして帰りましょう。

この日、最初に行った、サヨリの釣り場にもう1回行ってみることにします。


最初の釣り場には相変わらずサヨリの気配はありませんが、ダメもとで、コマセを水面に撒いてみます。

しかし、サヨリが寄ってくるような気配はありませんねぇ・・・・やっぱり、サヨリはいなくなってしまったんでしょうね。


ショウガナイので、再度、フグを狙うことにします。

何時間か釣り場を寝かしたので、フグも来ているかも・・・とか考えながら釣っていると・・・

釣れたのは、フグではなく、この魚でした~・・・ ↓ ↓

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フグの胴突き仕掛けに掛かってきたのは、10cm級の豆アジでした。撒いたコマセに寄ってきたのかな?


豆アジは唐揚げにして食べると美味しいので、オカズ調達には歓迎の魚です・・・・これを狙わないワケにはいきませんね。


すぐに、サビキ仕掛けに替えて、釣り始めますと、すぐにアタリが出て、釣れました~!

次投でも、すぐにアタって、イイ感じです。

しかし、追い食いを待ってもダメで、釣れてくるのは1尾だけですね。

そんなに大きな群れじゃないのかな?


それでも、投入毎にアタリが出てくれますから、この調子で釣れ続いてくれれば、結構釣れちゃうでしょ~・・・・これから、アジが好む夕マヅメの時間帯になれば、さらにペースアップできるかな・・・。

とか、お気楽なコトを考えていたら、アタリが止まってしまいました~。

でも、すぐにアタリが戻るでしょ~・・・・と、楽観していたんですが、なかなかアタリが戻ってくれません。


10分、20分・・・と、アタリは訪れず・・・・何だか、怪しい気配です。

で・・・・・結局、再びアタリが訪れることなく、豆アジの時間はほんの一時で終了~です。ガクッ。

こんなコトになるなら、もっと丁寧に釣ればよかったなぁ~などと思っても、あとの祭りですなぁ~。トホホ~。

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結局、豆アジは8尾しか釣れませんでした~。これでは、唐揚げ1人前にしかなりませんなぁ~。ア~ァ。


寒くなってきたので、陽が落ちてくる前に納竿です。

温泉で温まった体も、大分冷えてしまいましたねぇ~・・・帰って、また温かい風呂に入ろうっと。


豆アジ料理はコチラです ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11760848366.html



P.S. 翌日も休日だったので、再び、サヨリ釣り場に行ってみたんですが、サヨリの気配もなく、豆アジも、フグも釣れずに、1時間ほどで退散でした~・・・ ↓ ↓

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古タイヤを使って置き竿にして、魚の回遊を待つのが新潟の陸っぱりの釣りの流儀?・・・・まあ、魚が釣れないからなんですけどね。ハハハ~。


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この日も、釣りのあとに、温泉に行きましたよ。新発田市の郊外にある「あやめの湯」です。ここも良いところでした。



〈釣行メモ〉 (2014年1月27日(月) フグ ~ 豆アジ釣り 於:新潟東港

【潮 汐】 干潮6:07、満潮14:40 (中潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕曇り 〔風〕南寄り弱風
【釣り場】 新潟東港内各所
【タックル】〔竿〕Aトリガー・ライトフグ175
【仕掛け】≪フグ≫胴突き仕掛け or カットウ仕掛け、餌は甘エビ or アルゼンチン赤エビ。≪豆アジ≫スキンサビキ仕掛け(ピンク、針3号)、オモリ3号。アミコマセ使用。
【釣 果】 コモンフグ2尾(20cm級)、マフグ1尾(20cm級)、豆アジ8尾(10cm級)



1月20日(月)は、鴨居の「きよし丸」から、単身、餌木イカ釣行でした。


年明け初の「きよし丸」からの餌木イカ釣行です・・・・・ここ数年は、新年の釣行は馴染みの船宿を回るのが恒例になっています。

きよし丸の餌木イカもそろそろ終盤の気配で、これが終わってしまうと、私のジャンル外の釣り物になってしまう可能性が高いので、他の釣り物は差し置いて行ってきましたよ。

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この日の乗船者は私を含め、2人だけでした。私一人じゃなくて、良かったです。先着の方が右トモに、私が右ミヨシに釣り座を取りましたよ。


出船前、船長から、「今日は剣崎に行きます。近場は小さいのが多いのですが、剣崎では型の良いアオリが釣れることがありますから・・・」と告げられて、大型の期待感も高まります。

ただ、アオリが釣れるかどうかは、潮次第ということなので、良い潮が流れることを願うのみです。

それにしても、乗船者が2名だけなのに、剣崎沖まで行ってくれる船長には感謝しなくてはいけませんね。

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今回は、新餌木を使ってみます。ヤマシタの「エギ王K HF」という新製品です。サイズは4号ですよ。


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この餌木は、後方の下部に舵のようなモノが付いています。これで、フォール時の体勢が安定するのだそうな・・・・・そうすることによって、低活性のイカでも乗るようになるとか。フムフム・・・メーカーの能書きをただ信ずるのみ・・・(笑)


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剣崎沖に到着しました。北寄りの風が少し吹いていましたが、まずまずの凪です。剣崎沖は大型の期待感があって、イイですね。


さあ、新餌木を装着して、実釣スタートです。


期待感を込めて、シャープにシャクりますが、1流し目は乗らず・・・


餌木をチェンジして、2流し目・・・・・イカは乗らず・・・


3本目の新餌木で、3流し目・・・・・やっぱり、乗らず・・・


新餌木4本目の流しも、乗りません・・・


そして、新餌木のラスト、5本目での5流し目・・・・・・・乗りませんでした~。


結局、朝イチの新餌木でのチャレンジは不発に終わっちゃいました~。(残念~)

しかし、まだ時間はたっぷりとありますので、このあとに期待しましょ~。

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伊豆大島が見えました。富士山は微かに見えたり、雲に隠れたりでしたね。剣崎沖はロケーションもイイですね。


剣崎沖では、指示ダナが40~50m台のポイントを攻めることが多かったです。

そのくらいの水深があるところで、良型のアオリを掛けたら、取り込むまでのヤリトリが楽しいでしょうね。

そんな時間が訪れないかなぁ・・・


とか思いながら、シャクり続けること、約1時間半・・・・・・ようやく、乗りました~!

でも、あんまり重量感がないなぁ・・・ ↓ ↓

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釣れたのは、スミイカでした。『餌木イカ釣り』が看板のきよし丸では外道じゃないけど、今回は良型のアオリを期待していたので、ちょっと残念・・・。


スミイカが乗るということは、イカの活性が全くないワケではないということでしょうから、良型アオリが乗ることを期待して、頑張ってシャクります。


しかし、なかなか乗りが訪れてくれません。

船長はアチラコチラとポイントを探ってくれますが、1時間、2時間・・・と、沈黙が続きます。


潮は澄み気味ですが、やや暗めかな・・・天気は太陽が顔を出したり、雲に隠れたり・・・・・そんな状況で良さそうに思える餌木や、過去に剣崎沖で実績のあった餌木をアレやコレやとチョイスしてみますが、どれも不発で、何が何だかワカラナクなってきちゃいました~。トホホ~。

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剣崎沖では、マダイ船らしき船団ができていましたね。たまには、マダイでも釣りに行ってみますかねぇ・・・。


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マダイ船団の中に、かつての常宿の瀬戸丸の船を見つけました。以前は、マダイ、イサキ、クロメバル、カワハギ釣り等で年中通った船宿ですが、最近は釣り物が合わなくて、すっかりご無沙汰してしまっています。


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トモに座る常連の方も、たまにスミイカを釣っていますが、アオリの型は見れないままです。渋いっスねぇ・・・。


結局、午前中は、船中ではアオリは釣れないまま、後半に折り返しです。

ここまで、潮が流れなかったようです。

出船前、船長が、「釣れるかどうかは、潮が流れるかどうかです」って、言っていましたが、悪い方に潮況になってしまったようですね。


剣崎沖は海底地形が複雑ということで、潮の流れの大小や、潮向きは予測し難いんです。

潮回りが大きいからといって、必ずしも潮が流れるわけではなく、反対に、干満差が小さい時に潮が流れたりすることもあるとか。

潮向きも、上げ潮時に湾奥から湾口に向かって流れたりとか、逆方向に流れることがあったりで、これも予測し難いですね。

以前、カワハギ釣りに通っていた頃、釣り場が剣崎沖の時は、潮向きを逆に予想して、釣り座を選択していましたからね。

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昼前後は、ほぼ無風状態になって、ベタ凪に海になりました。船上の条件は最高なのですが、イカの活性は低いままですなぁ~。


午後になって、徐々に、北方面に釣り場を移動していきます。

タナ指示も水面からの指示ではなく、底から取るように指示が出ることが多くなりました。

これは、根掛かりの少ない、割と平坦なポイントを流しているのだろうということで、アオリ狙いではなく、スミイカ狙いをイメージした釣りをメインにやってみることにします。

ハリス長を短め(2.5m)、餌木も3.5号にして、釣り方も強くシャクり続けるのではなく、底からハリス分くらいのタナをキープして、アタリを取ってアワせるようなイメージの釣りに変更です。

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船は少しずつ北上して、下浦方面にやってきました。昼を過ぎると、段々と南西風が吹き始めてきました。


スミイカ狙いの釣りをしても、スミイカは釣れず、釣果は午前中に釣ったスミイカ1杯のみ・・・・・さすがに気力も萎えてきちゃいましたねぇ~。

時刻は14時半・・・・もうそろそろ沖あがりの時間だし、南西風も強めに吹いてきて、海は白波が立ち始めたし、イカは乗りそうもないしで、船長に、「そろそろ上がろうよ」と伝えますと・・・

船長 「ここは、先日、アオリが釣れた場所ですから、もう1回だけ流して上がりましょう」

船長の「アオリが釣れたと場所」という言葉に、少し元気をもらって、ラストは4mのハリスに戻してのアオリ狙いです。


タナは底から取っているので、何回かシャクっては、タナを取り直してという動作を繰り返していると・・・・・オオッ!・・・乗りました~!!

ちょっと引くので、「ひょっとしたら、アオリかも?」とか思いながら、リーリング・・・

ハリスを手繰って、水面下に見えたのは・・・ ↓ ↓

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アオリイカではなく、スミイカでした~。でも、最後の流しで、2杯目のスミイカが釣れたのは嬉しかったですね。でも、最後はアオリ狙いでしたが・・・(笑)。もう1流ししてくれた船長の判断に感服っ!・・・・釣りは諦めちゃいけませんね。


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今回の釣果は、スミイカ 2杯(350、300g)。船中釣果は、スミイカ 2~3杯で、残念ながら、最後までアオリイカは釣れませんでしたね。


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これは、アオリイカを締めるために使うハンマーです。アオリの目の間あたりをこのハンマーで叩くと、アオリの色がサッと白くなって、締まるんです。きよし丸の船に置いてあります。でも、今回は出番なしでしたね。そういえば、このハンマーが船に置かれてから、2回連続でアオリ坊主だなぁ~。(苦笑)


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「敗軍の将、兵を語らず」・・・・でも、最後のスミイカが新餌木の1本に乗ってくれたのは、ホッとしたような・・・。


今回は厳しい釣りになっちゃいましたねぇ~。

でも、東京湾のアオリ狙いも終盤になってきて、安定した釣果が出るというより、キロオーバーの良型の一発狙いという釣りになってきていることもあるでしょうから、こういうこともありますね。


今回の激渋の原因は、潮が動かなかったことに尽きると思います。

恐らく、アオリはいるんだろうけど、潮が気に入らなくて、乗ってこなかったということだと思います。

でも、何とかできなかったのかなぁ・・・ちょっと悔しさもありますね。


もう1回くらいチャレンジしたいと思ったけど、残念ながら、この週末を待たずに、きよし丸の今期の餌木イカでの出船は終了してしまいました。

きよし船長、今シーズンも餌木イカ釣りを楽しませてもらいました。また、来シーズン、よろしくお願いしますね!


デカアオリも来シーズンまで待ってろよ!・・・って、来シーズンは世代も替っちゃうね。(笑)


きよし丸船長のブログ ⇒ http://blog.kiyoshimaru.com/archives/20140120-1.html


アオリイカは釣れなかったけど、アオリイカの料理です ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11755949424.html


〈釣行メモ〉 (2014年1月20日(月) 餌木イカ釣り 於:鴨居「きよし丸」)

【潮 汐】 満潮7:22、干潮12:59 (中潮)
【潮 色】 やや澄み(やや暗め)
【天 候】 〔天気〕曇り時々晴れ 〔風〕北東6m ⇒ 北東3m ⇒ 風弱く ⇒ 南西3m ⇒ 南西8mくらい
【釣り場】 剣崎沖~下浦沖(水深40~60mくらい)
【釣り座】 右舷ミヨシ (乗船者2名)
【タックル】〔竿〕アルバトロス・フラフラ210ML、〔リール〕ベイゲーム301HG TypeG 〔道糸〕PE2.5号 
【仕掛け】 ハリス5号4m (途中、スミイカ狙いで4号2.5m)、中オモリ10号、餌木3.5~4号各種。
【釣 果】 スミイカ 2杯(300~350g) 
【船中釣果】 スミイカ 2~3杯 ※アオリイカは型見ず


1/15(水)は、新潟東港へ陸釣りに・・・・って、最近、新潟での釣りはこればかりですなぁ~。

でも、冬の新潟で陸釣りに行けるだけでも幸せかも・・・・天気が荒れてしまうと、ちょっと外に出るのも嫌なくらいですからねぇ~。

この日も、気温は低めでしたが、太陽も覗く好天で、風も弱くて、とても穏やかな天気でした。

先週に続いて、休日に天気が良いというのは、とてもラッキーですっ!


8時過ぎ頃に住まいの寮を出発して、まずは、馴染みの 鈴木釣具店 に立ち寄って、コマセや仕掛けを調達しつつ、社長から東港の釣り情報を聞いてみます。

すると・・・・・先週、釣れ盛っていた小イワシは下降気味とか・・・

鈴木釣具店には、店の馴染みの方々から、周辺の釣り場のタイムリーな釣況が入ってくるので、その情報は信頼度が高いです。

と、いうことは・・・・「今日は、釣れない?」・・・・まあ、あまり期待せずに、良さそうな釣り場に行ってみましょ~。

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この日も、食味が楽しみな小イワシ狙いで、先週、入れ食いの釣りができた東港内の釣り場に行ってみました。


先週はたくさんの釣り人で賑わっていたのに、この日は数人の釣り人しかいなくて、嫌な予感・・・

それでも、単発で小イワシが釣れているのが見えるので、早速、釣り始めることにします。


渓流竿にアミコマセ&サビキ仕掛けのスタイルはいつも通りですが、実は、この釣り場は水深が5mくらいあるので、4mくらいの渓流竿では底立ちが取れないのです。

でも、小イワシは宙層で釣れるし、これでイイかと・・・・この辺はテキトーです。(笑)


コマセを振り出して魚を寄せる投入を何度か繰り返しますが、アタリは出ませんねぇ~。

周りの方々も全くと言っていいほどに釣れていないので、どうやら、小イワシはいないようです。


「ダメかなぁ~」・・・・・回遊魚のイワシですから、急に群れが回ってくるようなこともあるかもしれませんが、すぐにそんな状況になるような気配は感じません。


では・・・・・ターゲットを変更~っ!?


新たなターゲットは・・・・・・・・・フグっ!

先週、この釣り場に来た時に、フグが釣れる可能性がありそうな雰囲気を感じたので、今回はフグ釣りの用意をしてきたんです。へへへ~。

湾フグ竿に、カットウ仕掛け(+胴突きの枝針2本)、餌はアルゼンチン赤エビで、まさに東京湾のフグ釣りスタイルですね・・・・・ここは、船の上じゃないけど。(笑)


根掛かりが無いことを願いつつ、投入すると・・・・底には牡蠣殻が少し転がっているものの、基本的には根掛かりは少ないようです。

上下の誘いを入れながら、少しずつ、投入地点を変えながら、探っていると・・・

ん?・・・アタった?・・・反射的にアワセを入れると、掛かりました~・・・ ↓ ↓

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釣れたのは、コモンフグ(16cm)でした。狙い通りにフグが釣れて、してやったり!・・・エヘッ。


さらに、しばらくして・・・ ↓ ↓

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ヒガンフグ(21cm)も釣れました!・・・・イイ感じですねぇ~。この調子でフグが釣れ続いてくれれば・・・。


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相変わらず、イワシは釣れていませんが、釣り日和の天気からなのか、段々と釣り人の数が多くなってきました。


サイズは小さめながらも、2尾のフグが釣れて、さらに、アタリを掛け損じたのも1回あって(餌を齧られていたので、フグだと思う)、期待感も高まります。


しかし・・・・・釣り人の数が増えてきて、思い通りに釣り場を探れなくなってしまい、その後はなかなかアタリが出てくれません。

さらに、底のデカいゴミを引っ掛けてしまい、ラインブレイクで仕掛けをロスト。ガクッ。

久しぶりに、アタリが出て、掛けたと思ったら・・・ ↓ ↓

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マハゼでした。東港ではハゼが釣れるポイントもあるようです。そういえば、昨秋、新潟でハゼ釣りに行こうと思って、仕掛けの準備をしていたんだけど、結局、行かなかったですねぇ~。渓流竿もハゼ釣り用に自宅から持ってきたモノなんですけどね。


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ナマコも釣れちゃいました。イワシ釣りの方々はイワシが釣れないので、時間を持て余しておりまして、私の釣りを見ては、「何を釣っとるん?」、「フグ?・・・珍しいなぁ~。でも確かに、ここで、たまにデカいフグが釣れることがあるわぁ~」などと話しかけてくれます。気さくな方々が多くて、感じイイですよ。


結局、その後は、フグは追釣できず、2回目の仕掛けロストのタイミングでフグ釣りは終了することにしました。

時刻は昼過ぎ・・・イワシが釣れる見込みはなさそうなので、住まい近くの南浜漁港に行って、ダメなら、帰ることにしましょ~。

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南浜漁港です。この日も小物狙いの釣り人の姿は無く、恐らく釣れないだろうと思いましたが、コマセも残っているので、ちょっとだけ釣りをしてみることにしました。


南浜漁港では、何ヶ所で仕掛けを下ろしてみましたが、結局、アタリは皆無でした。

浅い港ですから、冬場はダメなんでしょうね。


この日の釣りは、これで終わりですなぁ・・・


道具を仕舞って駐車場に向かうと、南浜漁港の釣りの様子を見に来たらしい方に状況を聞かれたので、「全くダメです」と答えながら、この日の東港内での釣りの様子などを話していると・・・「東港内の●●で、サヨリが釣れたよ」 (●●というのは伏せているのではなく、忘れてしまったのです) と、釣果(やや小型ですが、30尾くらい?)を見せてくれました。

「サヨリか~。コマセと仕掛けはあるけど、付け餌は持っていないから、釣りはできないなぁ~」と思いましたが、まだ時間には余裕があるので、釣りの様子だけでも見てみようと、その釣り場への行き方を聞いて、行ってみることに・・・。(丁寧に、道順を教えていただき、ありがとうございました)

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サヨリの釣り場はこんなところでした。水面には、撒かれたコマセに寄っているサヨリの姿が見えて、見ているそばから、良いペースでサヨリが釣れていましたね。


サビキ仕掛けでも釣れていたので、イワシ用の道具のままでも釣れるかと思ったりもしたのですが、釣り場が狭いので、そこに入っていくのもちょっと遠慮していたところ・・・・・ちょっと離れたスペースで釣りができそうな場所を見つけて、そこで釣ることにしました。

東港でサヨリが釣れることは知っていたので、道具ケースの中に、シモリ浮きの仕掛けは入れていたんですが(マブナ釣りの仕掛けなんですけどね)、今回は、付け餌が無かったので、そのまま、サビキ仕掛けで釣ることにしちゃいました。

とりあえず釣り始めてみると・・・・・すぐに、コマセにサヨリが寄ってきて・・・・ありゃ~、釣れちゃいました~!

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サヨリです。サヨリを釣るのは、生涯で初めてです!・・・20cmチョイ級の小型ですが、何だか嬉しかったですね。


その後も、20~25cmくらいのサヨリがポツリポツリと釣れてくれます。

やっぱり、スキンサビキの釣りよりも、サヨリ専門の浮き釣りの方が良いようで、そんな釣りをしている先着の方々と比べると、釣れるペースは劣りますが、思った以上には釣れるかな。

それでも、コマセに寄ってくるサヨリの数が多い割には、針掛かりする確率はかなり低いように感じます・・・魚がサビキ仕掛けの擬似針を見切ってしまっているんでしょうね。

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少しずつですが、魚が貯まっていくのは嬉しいです。寮のメンバーと一緒に食べるためには、20尾くらいは釣らなくちゃいけませんね。


掛け損じが多いながらも、何とか釣れ続いてくれて、それなりの釣りになっています。

サビキ仕掛けだと、アタリを感知するのが結構難しくて、これがモドカシクもあり、面白くもありって感じかな。

でも、専門の浮き釣りで、シモリ浮きのアタリで釣る方が楽しいだろうなぁ・・・でも、寒いので、付け餌を付けるのが大変かも・・・その点、サビキ釣りは楽チンということもありますね。


そんなこんなで、約1時間でサヨリ釣りはタイムアップです。

この日は、夜に新年会の予定が入っていたので、寮に戻ってから魚を下ろす時間を考えると、そんなに遅い時間までは釣りはしていられません。(残念~)

でも、結構釣れましたね。


今回は釣り場に来るのが遅かったので、短時間の釣りになっちゃいましたが、次回はもっと長い時間、釣っていたいですね・・・・・でも、また釣りに来れるかどうかは、ワカリマセンけど・・・何しろ、冬の新潟ですから…。

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サヨリの釣果は27尾(19~25cm)でした。ちょっと小さめですが、刺身で食べれそうなサイズでしょう。


いや~・・・・何だか、面白い1日でしたねぇ~。

先週は入れ食いで釣れた小イワシが全く釣れなくて(フグは釣れましたが・・・)、まさか、サヨリ釣りをするとは思わなかったです。

釣りは自然相手ですから、釣り人の想定通りにはならないですね。

でも、たまたま、サヨリ釣りの情報をもらうことができたのは、ラッキーでした。

新潟の釣り人に感謝ですっ!


サヨリ料理 (美味っ!) はコチラです ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11751691923.html


〈釣行メモ〉 (2014年1月15日(水) イワシ ~ フグ ~ サヨリ釣り 於:新潟東港 ~ 南浜漁港

【潮 汐】 干潮9:01 (大潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕晴れ後曇り 〔風〕南寄り弱風
【釣り場】 新潟東港(新発田川放水路河口) ⇒ 南浜漁港(釣果なし) ⇒ 新潟東港(航路西側)
【タックル】〔竿〕4.5mの渓流竿 ※フグ狙いの竿はAトリガーライトフグ175
【仕掛け】スキンサビキ仕掛け(ピンク、針2号)、オモリ3号。アミコマセ使用。※フグはカットウ仕掛け+胴突き2本針
【釣 果】 コモンフグ1尾(16cm)、ヒガンフグ1尾(21cm)、サヨリ27尾(19~25cm)



1/7(火)は、今年の新潟での初めての休日・・・・穏やかな天気だったので、住まい近くの港に、陸っぱりの釣りに行ってきましたよ。

お手軽な陸釣りですが、まずは、新潟での初釣りということですね。

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住まいから車で5分くらいのところにある南浜漁港です。昨年末、コノシロが釣れて、それがかなり美味だったので、今回もコノシロ狙いで行ってみましたが・・・。


それにしても、この日は良い天気でした。

この時期の新潟の天気は、たまに晴れ間が覗くことがあっても、急に鉛色の雲がやってきて、霰(あられ)が降ったりとか、不安定な気候の日が多いのですが、この日はそんな雲も一切なく、風も弱く、穏やかな晴天でしたね。

新年早々、こういう日が休日とは、超ラッキーですねっ!


ちなみに、今冬の新潟市内は、まだ積雪らしい積雪はありません。

気温が高めのようで、未だに、雨が降ったりしています。

11月半ばに替えたスタッドレスタイヤも全く機能していませんね。ハハハ~。

でも、この週末に寒波が到来するようですから、いよいよ雪が積もるかな?

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南浜漁港は足場も良く安全な釣り場なのですが(危険な防波堤は立ち入り禁止です)、港内へ車の乗り入れができないのが残念ですね。一昨年くらいまでは車の乗り入れもできたそうですが、釣り人がゴミを持ち帰らないこと等が問題になって、車両乗り入れ禁止の措置が取られてしまったとか。そういうのって、ちょっと残念ですよね。


南浜漁港の岸壁には、釣り人が一人もいませんでした~。

ということは、釣果独占!?・・・・なんてコトも少し考えてしまいましたが、実際は・・・・甘かったですね。(苦笑)



今回も、3.6mの渓流竿に、アミコマセ&サビキ仕掛けという、いつも通りのスタイルで釣ることにします。

良さそうなポイントをチョイスして、早速、釣り始めましたが・・・・・3投、4投と、コマセを撒いても、魚が寄ってくるような気配はありません。


では、ポイント変更・・・・でも、釣れません・・・


さらに、ポイントを替えてみますが・・・・やっぱり、魚の気配は全くありません。


「こりゃ、ダメだ~!」


誰も釣っていないということは、魚が釣れないというコトなんですね。

地元の方々は、そういう状況や情報に敏感ですから・・・。


そんなワケで、独占したのでは『釣果』ではなく、『釣り場』だけで、釣果『0』にて、次なる釣り場へ移動です。ガクッ。



次は、車で15分程の東港方面へ行ってみます。


幾つかの釣り場を巡ってみますと・・・

ちょっと前まで釣れ盛っていた中羽イワシは釣れている気配は全くありません。

豆アジも釣れていなくて、釣れているのは、小型のイワシ(カタクチイワシかな)だけって感じですね。


「カタクチイワシじゃねぇ~」・・・・それも、サイズは小さめのようだし・・・。



さらに、釣り仲間のA野さんが情報をくれた、モクズガニが釣れるという釣り場を見に行ってみると、カニ狙いの釣り人は何人かいるものの、釣れている雰囲気はありません。


そんな中、ちょっと離れたところに、大勢の釣り人(20人くらいかな)が集まっているが見えました。

「何を釣っているんだろう??・・・行ってみようっと」・・・・と、道に迷いながら(進入路が分かり難いんですよ~)、その釣り場に行ってみますと・・・

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釣り人が集まっていたのは、こんな感じの釣り場でした。川の河口部で足場は良いところでしたね。


で、この釣り場で釣れていたのは・・・・・・小イワシでした~。(ちょっとガックリ)

でも、他の釣り場に行っても、恐らくは小イワシ程度しか釣れないような気がするし、釣りをするなら、この小イワシを釣るしかないかも・・・そんなふうに思って、ここで、小イワシを釣ることにしちゃいました。

皆さん、入れ食いの釣りで、それなりに楽しそうでしたしね。


早速、皆さんの仲間に入れてもらうことにして、空いているスペースで釣り始めますと・・・・・即座に細かいアタリが出て、小型のイワシが釣れました~。

釣れるのは、カタクチイワシだけかと思ったら、小型のマイワシも混じって釣れてきます。

でも、サイズは小さいです。

大きくても10cmチョイ程度、小さいのは6cmくらいのに煮干サイズも混じってきます。

釣りながら、「この小さなイワシ、どうやって食べればイイんだろう」なんてコトを考えてました。(笑)

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食いの良い時は5尾掛け、6尾掛けもありました。でも、なかなか、鈴なりになるほどに掛けるのは難しかったですね。イワシもそれなりに学習しているようです。


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それでも、空振りはほとんどなくて、平均2、3尾掛けの連続で、1時間弱でコレくらい釣れましたよ。


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天気が良かったので、冠雪した山々が綺麗に望めました。なかなか良い風景ですね。ちょっと寒々しいけど・・・。(笑)


結局、11時頃から、3時間弱くらい釣り続けて、コマセが無くなったところで、竿を仕舞うことにしました。

最初から、最後まで、魚の群れは去ることなく、ずーっと釣れ続いてくれましたね。

魚自体はタモ網ですくえるほど、たくさんいるんですが、そう簡単には針掛かりはしてくれないって感じもあって、釣り的には結構面白かったかな。

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午後に入って、釣り人もさらに増えてきましたね。それにしても、釣り人の年齢層が高いですね。私が唯一の若造って感じですもん・・・・まあ、平日ですから、フツーの若造は仕事してるか~。(笑)


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今回の釣果です。200尾以上釣っちゃったでしょうね。帰り間際に、タモ網でイワシを捕っていた方が私のバケツにイワシを入れてくれたんで(50尾以上かな)、さらに持ち帰りが増えちゃいました~。


普段は敬遠してしまうような小型ばかりのイワシ釣りでしたが、恵まれた好天の下で、心地良い時間を過ごせましたね。

冬の新潟でこんなに良い天気は貴重ですから、そんな日に釣りで遊べるというだけで有意義だったかなと思います。


そして、釣った小イワシは美味しかった~!


小イワシ料理はコチラです ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11745973820.html


〈釣行メモ〉 (2014年1月7日(火) イワシ釣り 於:新潟東港)

【潮 汐】 干潮13:12 (小潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕晴れ 〔風〕南寄り弱風
【釣り場】 南浜漁港(釣果なし) ⇒ 新潟東港(新発田川放水路河口)
【タックル】〔竿〕3.6mの渓流竿
【仕掛け】スキンサビキ仕掛け(ピンク、針4号)、オモリ3号。アミコマセ使用。
【釣 果】 イワシ 200尾超(5~11cmくらい) ※マイワシとカタクチイワシの比率は3:7くらい。


1月3日は、2014年の初釣り・・・・磯子の「根岸丸」から、単身、シロギス釣行でした。

ここ数年、初釣りは、1/3に根岸丸の勇樹船長船に乗るのが恒例になっています。

やっぱり、初釣りは一番の馴染みの船宿に行かなくちゃって、ところですかねぇ~・・・・古い人間なもんで。(笑)


それにしても、根岸丸を訪れるのは久し振りですなぁ~。

手帳で確認してみたら、6/10のシロギス釣行以来ですから、丸半年振りですね。

結局、昨秋は餌木スミイカ釣りもやらなかったですしねぇ~。

単身赴任中というコトで許してもらいましょ~。

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社長船長のスミイカ船が出船していきました。スミイカ船は、この日が初出。社長の人望で、ほぼ満船の盛況です。


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“若坊主”勇樹船長のシロギス船は、10名チョイの乗船でした。釣り座は右トモ2番に取りました。ほぼ終日、トモ流しになりそうなので、良い釣り座でしょう。


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勇樹船長&ダイシ君、今年もヨロピクっ!・・・・私の隣に座って釣ることになったダイシ君に勇樹船長曰く 「ダイシ~、オマエ、KOBIさんの隣で釣るのかよ~・・・勇気あるなぁ~」・・・???・・・私 「優しく、痛めつけてやりましょ~(ヒヒヒッ)」


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定刻8時に出船しました。この日は、三が日の出船なので、お正月タイムで、13時半頃に沖あがりです。根岸丸では、正月の2日、3日の出船は、単に早上がりするのではなく、帰港後に、『社長主催のお楽しみビンゴ&ジャンケン大会』があって、これが楽しみなんですよね。


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出船してから、仕掛けを作り始めたダイシ君です。彼は、一応、中乗りなのですが、自ら中乗りの仕事をやるコトはなく、大概は釣りをしています。そして、常連に対抗してギャフンと言わされたり、たまに竿頭になったり、勇樹船長の暇潰しでイジられたり・・・・愛すべきキャラの人間です。(笑)


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釣り場は、中の瀬です。ここのところ、中の瀬の模様が良いとのことですが、勇樹船長は、その中でも、よりサイズが揃うところを狙うとか・・・「小型が釣れたら、即、移動しますっ!」・・・・でも、暴走しないでね。ハハハ~。


さて、実釣です。

まずは、仕掛けのチョイス・・・・天秤仕掛けにするか、胴突き仕掛けにするか・・・

出船前の勇樹船長の見解では、「天秤でも、胴突きでも、遜色なく釣れます」とのことだったので(ダイシ君は胴突きに分があると言っていましたが…)、それならばと、天秤仕掛けを選択することにします。

私は、どちらかといえば、天秤派なので、どちらでも釣れるならば、天秤仕掛けを選択することが多いです。

ただ、潮が緩い時とか、胴突き絶対有利になる状況もあるので、そんな状況になったら、胴突きにチェンジすることも想定しておくという感じかな。


そんなワケで、まずは、エダス式2本針(全長80cm)の天秤仕掛けで始めてみることにします。

シロギス仕掛けは、新潟から持ち帰るのを忘れてしまったので、正月早々、急遽作ったものです。(苦笑)


勇樹船長から、「お正月なので、早掛け賞を用意しています。早くシロギスを釣った2名の方に粗品を進呈させてもらいます!」とのアナウンスがあって、全員の投入準備が整ったところで、投入合図が出されました。

早掛け賞を狙って、「食え~、食え~、食ってくれ~」と念力を掛けます。

しかし・・・・・私の餌を食ってくれませ~ん・・・・・私の並びの右舷トモ、さらにミヨシの方がシロギスを釣って、早掛け賞確定~・・・・ガクッ・・・と、思ったら・・・

勇樹船長のアナウンス・・・「あと3名の方に、私から特別にプレゼントがありま~す」


うひょ~・・・よ~し、も~一踏ん張りっ!

で、何とか、4番目くらいにシロギスが釣れてくれて、サービス早掛け賞をゲット~!(ニッコリ)

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2014年の初物は、20cm級の良サイズのシロギスでした・・・・よくぞ、釣れてくれました~。ハハハ~。


何とか、オマケの早掛け賞をゲットして、ホッと一息。

しかし、アタリは少な目で、「食い方はこんなモンなの?」・・・・勇樹船長も、アタリの出方が悪いと判断して、程なく、ポイント移動です。


2流し目は、早々にシロギスからのアタリが到来すると・・・・・その後は、快調に釣れ続いてくれます。

普通程度にキャストして釣っていますが、着底フォールで食ってくるようなことは少ないものの、大概は1、2回目の誘いでアタリが出て、空振りなしで釣れてくれます。

アタリで掛けられないこともたまにありますが、次の誘いで再度アタることが多くて、ノンストレスですね。


シロギスのサイズも、小型はほとんど釣れず、18~20cm級主体に、20cm超級も結構混じって、この時期の中の瀬にしては、かなり良い印象ですね。

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2流し目は約1時間半、潮回りすることなく、大流しをして、その間、ほぼアタリは途切れることなく続いてくれて、49尾のシロギスをゲット!

これなら、早あがりでも、楽々の束釣りペースですね。(ニコッ)

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隣のダイシ君は得意の胴突き仕掛けで釣っていますが、ここまで、天秤仕掛けの私の方が優勢の展開です。そんな展開で、ダイシ君を冷かしながら釣りをするのは楽しいですなぁ~。ウシシ~。


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          勇樹船長です。今年も、シロギス釣りに熱いですっ!


その後の流しも順調です。

ちょっとアタリが遠くなる時間もあって、トータル的には前半よりもアタリの回数は少な目になったようにも感じますが、それでも、まずまずのペースですね。

相変わらず、サイズも良くて、25cmの大型も釣れたのはちょっと嬉しかったですね。


ダイシ君は、天秤仕掛け(振り分け式)に替えて、ちょっとペースアップしたように見えます。

私はエダス式を使っていますが、振り分け式の方が良さげな気配も感じるかな・・・・今回はエダス式の仕掛けしか持参していないのが、ちょっと残念~。


11時を回って、そろそろ潮も緩んできたように感じたので、短仕掛け(55cm)に替えて、感触はまずまずです。


さらに、しばらくして、胴突き仕掛けにチェンジです。

すると、着底後1発でのヒットが3回、4回と続いて、胴突きマジック!?・・・・と、思ったら、その後は、天秤のダイシ君と同じようなペースに戻ってしまって、マジックというほどの展開にはなりませんでしたね。ハハハ~。


胴突きの釣りは、『誘って、アタリを出して、掛ける』というイメージが感じ難いところがあるので、ワタシ的には天秤の釣りの方が易しく感じてしまうのですが、今回はナギの海で、微妙なアタリも感知できて、結構面白い釣りになっているかな。

仕掛けの位置を変えながら、小突き気味の誘いを入れてから、ラインを張らず緩まずの状態で待つと、微かなアタリを竿先に感じることも多くて、これがフグ釣りに通じるものがあって、楽しいです。

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12時半過ぎに束釣り達成です!

もう少し早い時間に束超えができるかと思っていたんですが、途中、ちょっとペースダウンしちゃいましたからね・・・・でも、良いペースですよ。


13時を回って、中の瀬から地先のポイントへの移動が告げられます。

ここまでの釣果は111尾・・・・お隣の大ドモの方も全く同じ釣果とのことで、ラストに竿頭争い!?・・・・でも、お隣の方とは釣りスタイルが違うから、勝負の対象にはなりませんね。


そして、ラストのポイントで約15分、シロギスの気配は薄かったものの、船中ではポツリポツリと型は見れて・・・・・しかし、私は完全にシロギスから見放されて、ノーヒット。(ガクッ)

結局、ラストは追釣できずに、ダイシ君に冷かされながら、無念の納竿です~・・・・「ダイシのバカヤロ~!」

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そんなワケで、今回の釣果は、12~25cmのシロギスを111尾でした。

25cmの大型は船中最大かな。

外道は一切なし・・・シロギス100%の釣りになりましたね。


船中釣果は39~113尾・・・・船宿HPでは私が竿頭になっていますが、実は違うんですよ。まあ、1本竿スタイルでの竿頭ということで・・・ハハハ~。

ちなみに、ダイシ君は90尾台の釣果でした・・・・途中、中乗りの仕事もしていたみたいだから、こちらも勝負の対象外ですな。後半、天秤仕掛けでちょっとアオられちゃったのが悔しいなぁ~。

最後まで、天秤で通した方が良かったのかなぁ~・・・ブツブツ。

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今回の釣果です。勇樹船長が綺麗に並べてくれました。20cm級の良型もかなり入って、ボリュームある釣果になりましたよ。13cm未満の小型(リリース)は2尾だけでしたね。


2014年の初釣りは、束釣りもできて、良い釣りになりました。

今冬のシロギスは気配が良さそうですし、また、近々にチャレンジしたいですね。


勇樹船長、本年もよろしくお願いします!

単身赴任生活という事情もあって、以前のようには通えないけど、時間を見つけて、お邪魔します。


勇樹船長のブログです ⇒ http://blog.ap.teacup.com/negishimaru/769.html


「シロギスの開き干し」を作りました ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11742841891.html

今回のシロギス料理はコチラ ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11743081718.html


〈釣行メモ〉 (2014年1月3日(金) シロギス釣り 於:根岸丸)

【潮 汐】 干潮12:07 (中潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕曇り後晴れ 〔風〕北~北東 5m ⇒ 2mくらい
【釣り場】 中の瀬(水深18m前後) ⇒ 富岡沖
【釣り座】 右舷トモ2番 (乗船者10名くらい)
【タックル】≪天秤仕掛け用≫〔竿〕えさ政きすスペシャル180、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
 ≪胴突き仕掛け用≫〔竿〕TENRYUのキス竿1.9m、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】≪天秤仕掛け≫枝ス式2本針仕掛け 全長80cm or 55cm(ハリス0.8号、針はキスSP8号)、オモリ15号。
 ≪胴突き仕掛け≫幹糸1.5号、捨て糸15cm、ハリス0.8号40cm、針はキスSP8号の1本針、オモリ15号。
【釣 果】 シロギス 111尾 (12~25cm)
【船中釣果】 39~113尾


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