10月16日(木)は、浦安の「吉野屋」から、単身、フグ釣行でした。
今回は、今期2回目の寄りフグ釣行でした。
前回は富津出船で食わせ釣りでしたが、今回は湾奥出船でカットウ釣りでのチャレンジです。
吉野屋さんです。自宅から一番近いフグ釣りの船宿で、お気に入りの船宿なのですが、定休日(火曜日)が私の休日と重なるので、日程が合わないことが多いのが難点。今回は木曜日の釣行だったので、OKでしたね。
平日ですが、18人の乗船者で賑わっていました。大型船なので、18人くらいでは、それほどの混雑感はありませんが、もう少しお客が増えると、2隻出しにしてくれることが多いです。
私の釣り座は左舷ミヨシでした。今回は、少し早めに船宿に着いたのですが、四隅の釣り座が空いていてラッキーでしたね。
でも、寄りフグでは、釣り座による有利不利はあまり感じないのですが…。
大貫沖の10mダチに船団ができていて、本船もこれに加わりました。
今回の釣り場は、海苔網からはちょっと離れたところでしたが、底に根掛かりのあるエリアでしたね。
仕掛けは、カットウ+胴突きの食わせ針2本を使うことにしました。
さすがに、カットウオンリーで釣る勇気はなかったです。
食わせ仕掛けを付けるものの、釣り方は、カットウに掛けるイメージで釣ってみることにします。
開始早々から、バリ食いモードでアタリが出て、1投目からフグをゲット~!
しかし、そこからがイケマセン。
頻発するアタリにアワせても、ゼーンゼン掛けられません・・・???
おまけに、根掛かり連発で、カットウのロストが続きます。 (それでも、私の仕掛けは、根掛かりしても、カットウ針だけが外れやすい仕様になっているので、針だけの交換で済んでいるんですが…)
フツーのカットウの釣り方で釣っても、小型のフグの猛烈な活性には太刀打ちできないの?
空アワセ気味に誘ったあと、ゆっくりを仕掛けを下げようモンなら、仕掛けが着底するまでの短い間に餌を丸裸にされてしまう感触です。
餌のアルゼンチン赤エビの殻を尻尾の2節を残して剥いてしまおうモンなら、あっという間に餌を食い尽くされて、どれだけ餌を消費してしまうかワカリマセン。
さらには、フグが小型で動きが軽快からなのか、それとも的が小さいからなのか、アタリでアワせても簡単には掛けられません。
カットウがフグに触っても、掛からない感触もありましたが、これはフグが軽量なので、カットウの針先が触っても、さらに針を貫通させるパワーが弱いんでしょうね。小型フグをカットウで釣るには、針先の鋭利さにはより細心の注意を払う必要がありますね。
そんなこんなで、苦戦のスタートでしたが、段々とヒット率も上がってきて、釣果も増えてきたような。
とは言っても、半分くらいは食わせ針で稼いだ釣果なんですけどね。
カットウに掛けるイメージでのアワセ方ですが、手首を使って、ヒョイっとアワせるのではなく、前回の食わせ釣りと同様に竿に (カットウに) 魚を乗せるような感覚でアワせる方が良かったです。
魚を乗せるといっても、アワセの初動は素早く、軽く、小さくで、アワせて魚の重みが竿先に乗ったら、そこからは竿に魚を乗せていくイメージで、竿を立てていくという動作でしょうか。
それでも、魚が掛かりやすい時合いの時には、どうアワせても掛かるような気もするし、難しい時には、どうやっても掛からないしで、あまりアテにはならないですね。
前半はほぼアタリが途切れないくらいの活性の高さでしたが、さらに、11時頃からの1時間くらいは、特に凄い勢いで釣れましたね。
この時間帯は、魚の活性が高いというより、魚の餌の食い方に落ち着きがある感触で、針に掛けやすい状況でしたね。
スピーディーに掛けられて、空振りなしで10連釣以上しちゃいましたもん。
これなら、束釣りは楽々に達成できると思ったのですが、そんなに甘くなかったんですよねぇ~。
12時を過ぎた頃から、アタリの出方が急に悪くなって、一気にペースダウンです。
相変わらず、魚探反応はしっかりと出ているようなのですが、魚の活性が変わってしまったようです。
たまらずに、船長も他のエリアを探索に行きましたが、どこもアタリは単発程度で、また朝からのポイントにUターンです。
しかし、魚の活性は上がらず、アタリは遠いです。
船長の指示で、上のタナを狙ったりもしましたが、確かに餌は食われますが、上ずったフグを宙で掛けるのは難し過ぎます。
結局、活性は上がらないまま、14時過ぎに納竿になっちゃいました~。
後半の約2時間で、追釣したのは、10尾チョイでしたから、前半のペースとは雲泥の差でしたね。
実は、船上でのカウントは99尾で、船長にも99尾で申告したのですが、帰宅して数え直したら、4尾余計にいたので、確定釣果は、103尾にさせてもらいます。
沖上がりの直後は、「あと1尾で束釣りだったのになぁ~」なんて思っていたのですが、非公式ながらも、初の束釣りを達成できて良かったです。
さて、寄りフグのカットウ釣りですが・・・微妙に、フツーのカットウ釣りとは違う感覚かなぁ~。
魚の状況が、ある意味、異常な状態ですからね。
同船した、吉野屋の大常連のスー名人は、このフグをカットウで釣ると普通のフグ釣りに戻った時に釣り方がおかしくなってしまいそうだと、敢えて、カットウ釣りを封印して、食わせオンリーで釣っているくらいですからねぇ…。
でも、フグのカットウ釣りの一つのパターンとして、高活性の小型の数釣りに対応する釣り方を探求するのも楽しいかも。
フグ釣りも、イロイロですね。
'''〈釣行メモ〉 (2014年10月16日(木) フグ釣り 於:浦安「吉野屋」'''
【潮 汐】 満潮10:38 (小潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕曇り後晴れ 〔風〕北~北東6m → 3mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 左舷ミヨシ (乗船者18名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ+胴突き2本針仕掛け(幹糸4号、ハリス間隔35cm、ステ糸20cm、ハリス3号8cm、針丸カイズ11号、オモリ8号)
餌は、カットウ用はアルゼンチン赤エビ、食わせ用はボタンエビ(新潟産の小型で安価なもの)。
【釣 果】 ショウサイフグ 102尾(13~21cm)、ヒガンフグ 1尾(23cm)の計103尾
外道は、サバフグ4尾、カサゴ3尾、ベラ類少し。
【船中釣果】?~103尾
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今回は、今期2回目の寄りフグ釣行でした。
前回は富津出船で食わせ釣りでしたが、今回は湾奥出船でカットウ釣りでのチャレンジです。
吉野屋さんです。自宅から一番近いフグ釣りの船宿で、お気に入りの船宿なのですが、定休日(火曜日)が私の休日と重なるので、日程が合わないことが多いのが難点。今回は木曜日の釣行だったので、OKでしたね。
平日ですが、18人の乗船者で賑わっていました。大型船なので、18人くらいでは、それほどの混雑感はありませんが、もう少しお客が増えると、2隻出しにしてくれることが多いです。
私の釣り座は左舷ミヨシでした。今回は、少し早めに船宿に着いたのですが、四隅の釣り座が空いていてラッキーでしたね。
でも、寄りフグでは、釣り座による有利不利はあまり感じないのですが…。
大貫沖の10mダチに船団ができていて、本船もこれに加わりました。
今回の釣り場は、海苔網からはちょっと離れたところでしたが、底に根掛かりのあるエリアでしたね。
仕掛けは、カットウ+胴突きの食わせ針2本を使うことにしました。
さすがに、カットウオンリーで釣る勇気はなかったです。
食わせ仕掛けを付けるものの、釣り方は、カットウに掛けるイメージで釣ってみることにします。
開始早々から、バリ食いモードでアタリが出て、1投目からフグをゲット~!
しかし、そこからがイケマセン。
頻発するアタリにアワせても、ゼーンゼン掛けられません・・・???
おまけに、根掛かり連発で、カットウのロストが続きます。 (それでも、私の仕掛けは、根掛かりしても、カットウ針だけが外れやすい仕様になっているので、針だけの交換で済んでいるんですが…)
フツーのカットウの釣り方で釣っても、小型のフグの猛烈な活性には太刀打ちできないの?
空アワセ気味に誘ったあと、ゆっくりを仕掛けを下げようモンなら、仕掛けが着底するまでの短い間に餌を丸裸にされてしまう感触です。
餌のアルゼンチン赤エビの殻を尻尾の2節を残して剥いてしまおうモンなら、あっという間に餌を食い尽くされて、どれだけ餌を消費してしまうかワカリマセン。
さらには、フグが小型で動きが軽快からなのか、それとも的が小さいからなのか、アタリでアワせても簡単には掛けられません。
カットウがフグに触っても、掛からない感触もありましたが、これはフグが軽量なので、カットウの針先が触っても、さらに針を貫通させるパワーが弱いんでしょうね。小型フグをカットウで釣るには、針先の鋭利さにはより細心の注意を払う必要がありますね。
そんなこんなで、苦戦のスタートでしたが、段々とヒット率も上がってきて、釣果も増えてきたような。
とは言っても、半分くらいは食わせ針で稼いだ釣果なんですけどね。
カットウに掛けるイメージでのアワセ方ですが、手首を使って、ヒョイっとアワせるのではなく、前回の食わせ釣りと同様に竿に (カットウに) 魚を乗せるような感覚でアワせる方が良かったです。
魚を乗せるといっても、アワセの初動は素早く、軽く、小さくで、アワせて魚の重みが竿先に乗ったら、そこからは竿に魚を乗せていくイメージで、竿を立てていくという動作でしょうか。
それでも、魚が掛かりやすい時合いの時には、どうアワせても掛かるような気もするし、難しい時には、どうやっても掛からないしで、あまりアテにはならないですね。
前半はほぼアタリが途切れないくらいの活性の高さでしたが、さらに、11時頃からの1時間くらいは、特に凄い勢いで釣れましたね。
この時間帯は、魚の活性が高いというより、魚の餌の食い方に落ち着きがある感触で、針に掛けやすい状況でしたね。
スピーディーに掛けられて、空振りなしで10連釣以上しちゃいましたもん。
これなら、束釣りは楽々に達成できると思ったのですが、そんなに甘くなかったんですよねぇ~。
12時を過ぎた頃から、アタリの出方が急に悪くなって、一気にペースダウンです。
相変わらず、魚探反応はしっかりと出ているようなのですが、魚の活性が変わってしまったようです。
たまらずに、船長も他のエリアを探索に行きましたが、どこもアタリは単発程度で、また朝からのポイントにUターンです。
しかし、魚の活性は上がらず、アタリは遠いです。
船長の指示で、上のタナを狙ったりもしましたが、確かに餌は食われますが、上ずったフグを宙で掛けるのは難し過ぎます。
結局、活性は上がらないまま、14時過ぎに納竿になっちゃいました~。
後半の約2時間で、追釣したのは、10尾チョイでしたから、前半のペースとは雲泥の差でしたね。
実は、船上でのカウントは99尾で、船長にも99尾で申告したのですが、帰宅して数え直したら、4尾余計にいたので、確定釣果は、103尾にさせてもらいます。
沖上がりの直後は、「あと1尾で束釣りだったのになぁ~」なんて思っていたのですが、非公式ながらも、初の束釣りを達成できて良かったです。
さて、寄りフグのカットウ釣りですが・・・微妙に、フツーのカットウ釣りとは違う感覚かなぁ~。
魚の状況が、ある意味、異常な状態ですからね。
同船した、吉野屋の大常連のスー名人は、このフグをカットウで釣ると普通のフグ釣りに戻った時に釣り方がおかしくなってしまいそうだと、敢えて、カットウ釣りを封印して、食わせオンリーで釣っているくらいですからねぇ…。
でも、フグのカットウ釣りの一つのパターンとして、高活性の小型の数釣りに対応する釣り方を探求するのも楽しいかも。
フグ釣りも、イロイロですね。
'''〈釣行メモ〉 (2014年10月16日(木) フグ釣り 於:浦安「吉野屋」'''
【潮 汐】 満潮10:38 (小潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕曇り後晴れ 〔風〕北~北東6m → 3mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 左舷ミヨシ (乗船者18名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ+胴突き2本針仕掛け(幹糸4号、ハリス間隔35cm、ステ糸20cm、ハリス3号8cm、針丸カイズ11号、オモリ8号)
餌は、カットウ用はアルゼンチン赤エビ、食わせ用はボタンエビ(新潟産の小型で安価なもの)。
【釣 果】 ショウサイフグ 102尾(13~21cm)、ヒガンフグ 1尾(23cm)の計103尾
外道は、サバフグ4尾、カサゴ3尾、ベラ類少し。
【船中釣果】?~103尾
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