KOBIさんの江戸前釣り雑記

2015年03月

3月28日(土)は、磯子の根岸丸から、シロギス釣行でした。

根岸丸も、シロギス釣りも、昨年末の竿納め釣行以来でしたね。


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根岸丸の店の前にある釣座表です。このボードの札を取って、釣り座をキープします。


6時頃に船宿に着いたら、マアジ船の札はかなり抜けていましたが、シロギス船は1枚しか抜けてなくて、ちょっとビックリ。

土曜日だし、天気予報も良いのに、なんで??

この日は、社長船のアジ船の今年初出船だったので、常連さん達がソチラに乗ってしまったということかな。



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結局、シロギス船はお客4人での出船になりました。土曜日にしては、珍しいガラガラ船になっちゃいましたね。釣り座は、左舷ミヨシに取りましたよ。



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今回は、以前から、ちょっと試してみたいと思っていた、フグ竿を使っての胴突きの釣りをやってみることにしました。


私のフツーの胴突きの釣りだと、アタリを取る(出す)ことなく、『釣れちゃった』感覚の釣りになってしまって、イマイチ釣趣に欠けるように感じていたのですが、フグ竿を使って、アタリを感知してアワせて釣るような釣り方なら、ワタシ的には楽しめる釣りになるんじゃないかと思ったんです。

シロギスの胴突きの釣りでは、竿先が魚の食い込みを弾くような感覚を感じないので、超先調子のフグ竿でもOKでしょう。


釣り方のイメージとしては、湾フグ釣りと同じように、ゼロテンション状態でステイ(待ち)して、アタリを感知したら即アワセ(電撃アワセじゃありませんが…)。

少しでもアタリを出しやすいように、小突きの誘いを入れてからステイするようにしようかと。

釣り方の流れは、「キャスト → ステイ → アタリがなければ空アワセ → 小突き → ステイ → アタリがなければ大きく空アワセ →小突き → ステイ・・・」って感じかな。

こんなコトを考えて、釣りに挑みましたよ。


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釣り場は中ノ瀬でした。水深は20m弱くらい。心配していた赤クラゲはそれほど多くはなかったですね。遠目にシロギス船らしき船団ができているように見えましたが、勇樹船長は船団には加わらず、独自のポイントをチョイスしていましたね。


さて、実釣開始です。

風は穏やかで、凪の海ですから、アタリを感知するには絶好の条件ですね。


考えていたとおりの釣り方で始めてみると、早速、小さなアタリを感知して、即アワセを入れると・・・・掛かりました~。(嬉)

次の投入でも、同じように釣れて、イイ感じですっ!

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本日の1尾目のシロギス(18cm級)です。今年の初物なので、写真を撮っていたら、勇樹船長 「そんな小さなシロギスの写真を撮らないで下さいよ~」・・・・私 「うるさいっ。今年1尾目のシロギスだから、写真撮ってんだよ。」・・・・船長 「それは失礼いたしました。(ペコッ)」


その後もポツリポツリとシロギスは釣れますが、なかなか連発モードにはならず、小移動の回数も多いですね。

潮の流れも緩く、状況的に厳しい時間帯のように感じていましたが、勇樹船長としては、かなり納得のいかない展開のようで、そんな気持ちがマイク越しに伝わってきます。


私の釣りの方は、やはり、アタリを感知できずに空アワセに掛かってくることもあって、100%思惑どおりとはいきません。

それでも、アタリを感知できるのが (アタリとはいえないような気配みたいなのを含めて) 、3/4くらいあって、釣れちゃった感はほとんどない釣りになっていますね。

前半は、アタリ即アワセで釣りましたが、掛け損じも許容範囲内という感触で (勇樹船長はちょっと多いと見ていたみたいですが…) 、ノンストレスの釣りができています。

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同じ左舷のトモには、チームA屋のA葉さんが座っています。今回は、出船前に、昔話やら何やらと、いろいろと話をさせてもらい、有意義でしたよ。


9時半頃の満潮時刻を境に、ラインが船下に入り込むような潮向きになってきました。

そんな状況によるものなのか、アタリを感知できる割合も落ちてきちゃいましたねぇ~。

ならば、ここは一工夫と、ハリス長を40cmから25cmに詰めてみることにします。

でも、これは失敗だったような・・・・1流しだけやってみて、釣れたことは釣れたけど、明らかにペースダウンしちゃいましたもん。

ちょっと思い切って詰めすぎたのか?、捨て糸の長さも詰めなくちゃいけなかったのか?・・・・この辺は、少しずつ試していかなくちゃいけませんね。

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ちょっと強めの引きが来たので何かなと思ったら、イシモチ (シログチ) でした。


シロギスの食いはボチボチと続いて、試行の釣りには良い条件になってくれています。

ちょっとアタリが出せていない頃合いに、勇樹船長から、「今は、ちょっとステイを長めに取った方がアタリを出せるかもしれません」 とのアドバイスが飛んできて・・・・ここは素直に言う通りにしてみます。(笑)

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13時頃から、南寄りの風がそよそよと吹き始めて、船の向きが変わって、ラインが払い出していくような状況になりました。

結構、船の動きもあって、天秤で釣りたい状況かとも思いましたが、もうここまで来たのですから、今回は胴突きで通すことにします。


ラインが引っ張られるように払い出されるような状況では、アタリも大きめに出たりもしますが、掛け損じも多くなるような気もします。

それならばと、即アワセせずに、アタリを感知しても、竿先にはテンションを掛けないまま一呼吸待ってからアワセにいって、少しは掛け損じは減ったような。

やっばり、1日、同じパターンが通用するということにはなりませんね。

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後半は、潮の動きも良くなったのか、アタリも多くなりました。

釣果も増えて、満足気分・・・・最後は、気分良く、沖あがりとなりましたね。


釣果は、14~23cmのシロギス 88尾でした。

外道は、イシモチ1尾、メゴチ1尾、バックンチョ2尾でした。

船中釣果は、61~88尾とのことでした。

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シロギスのサイズは、20cm前後級が主体で、なかなか良かったと思ったのですが、前日は22、23cm級の良サイズがかなり入って、それに比べると、ちょっと見劣りしちゃう結果だとか。勇樹船長も少し残念がっていましたね。


今回のフグ竿での胴突きの釣りは、思っていた以上に感触が良かったです。

ただ、アタリ即アワセの釣りは早アワセにつながりやすいので、これから先の大型狙いの釣りではやり難くなりますね。

フグ竿も魚を掛けてからの弾力性には乏しいので、大型狙いでは使いづらいかな。

そんなワケで、フグ竿での胴突きの釣りは季節限定にはなってしまうとは思いますが、ワタシ的にはかなり楽しめそうな釣り方でした。

大型狙いが始まる前に、もう1回くらいやってみますかねぇ~。


今回のシロギス料理は、 コチラ です。


〈釣行メモ〉 (2015年3月28日(土) シロギス釣り 於:根岸丸)


【潮 汐】 満潮9:30 (小潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕くもりのち時々晴れ 〔風〕北寄り微風 ⇒ 南寄り5mくらい
【釣り場】 中ノ瀬(水深20mくらい)
【釣り座】 左舷ミヨシ(乗船者4名)
【タックル】〔竿〕DAIWA メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号。
【仕掛け】 胴突き1本針仕掛け(幹糸1.5号、捨て糸15cm、ハリス0.8号40cm、針キスSP8号)、オモリ15号。
? [少しだけ、2本針仕掛け使用も効果は感じられず]
【釣 果】 シロギス88尾 (13~23cm)
【船中釣果】61~88尾

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遅ればせながら、3月1日付で、新潟での単身赴任生活は終わりとなり、関東に戻ってきました。

新潟での生活は丸2年、自由でお気楽な単身赴任生活を楽しめました~。

正直、もう少し、新潟にいたかったような・・・。

でも、コチラには家族もいますしねぇ~。

そう長々と、私一人だけ自由気ままな生活はできませんよね。


新潟では、釣りも楽しんできましたよ。

沖釣りだけではなく、陸っぱりの釣りもやりましたね。

車でチョイと走れば、すぐに海があって、そこで釣りができる・・・・そんな夢のような生活ができたのは幸せでしたねぇ~。



さて、昨日(3/21)は、浦安の吉野屋から、フグ釣りに行ってきました。

関東に戻ってきて、初めての釣行でしたね。

関東での釣りは2ヶ月半振り、フグ釣りは昨年11月以来、4ヶ月振りでした。


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久しぶりのフグ釣りは、お馴染みの吉野屋さんからでした。


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フグ船の乗船者は、土曜日にしては少なめの14名。このくらいの人数だと、釣り座間隔も十分に取れて、ゆったりと釣りができますね。釣り座は右舷の胴の間(ミヨシからも、トモからも4番目のド真ん中)に取りました。


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桟橋では、出船前恒例の公大船長によるフグ釣り講習が行われていますよ。


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釣り場は大貫沖でした。この日は、海苔網からはかなり離れたエリアで釣りましたね。


さて、久しぶりのフグ釣りのスタートです。

マイノーマル仕掛けのカットウ+食わせ1本針仕掛けで始めてみます。

潮が速いようなら、食わせ針には餌は付けないで釣りましょ~。


大潮周りの下げ潮の時間帯なので潮は速めですが、8号のオモリを使って、少しラインを出したところで何とか仕掛けは止められるので、許容範囲内というところでしょう。

この程度なら、食わせ針に餌を付けても大丈夫ですね。


開始早々に、右舷ミヨシ寄りで30cm級のショウサイフグが釣れて、これが船中第1号のようです。

しばらくして、私にも明確なアタリが出たものの、掛けられず・・・・掛け損じた魚はその後は餌を追ってくれず、アタリは1回こっきりでしたが、仕掛けを回収してみると、餌は齧られているので、アタリはフグに間違いなさそうです。


その後も、単発でアタリが出るものの、2回連続で掛けられず・・・・アタリはかなり小さめでしたが、餌はガッツリと食われていたので、それなりのサイズのフグだったかなぁ~。

しかし、3回連続で掛け損じとは、情けないですねぇ~。


釣り始めて1時間ほどが過ぎた頃、ようやく掛けられました~。

      ↓  ↓

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4回目のアタリでようやく掛けられたのは、17cm級のショウサイフグでした。マイ基準ではキープギリギリのサイズですが、まあOKということで・・・。この日は、リリース級の15cm級のフグも結構釣れていましたね。


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潮が速い状況下で、初めて丸型オモリを使ってみました。同じ号数のナツメ型オモリと比べると、幾らかはラインの出を止められる感触はありましたが、劇的に改善されるというレベルではなかったですね。


少し潮の流れが緩んできたので、少し仕掛けを投げて釣ってみることにします。

ただ、いまだに右肘の痛みが微かに残っているので、遠投はせず、竿の弾力だけで投げられる程度のキャストです。


しばらくして、アタリを感知してアワせると、ズシっと竿が止められて、30cm級の良型フグをゲット~!

こんな良サイズのショウサイフグを釣ったのは久しぶりです。

昨年の『よりフグ」以降、小さいサイズばかり釣っていましたからねぇ~。


続いて、25cm級が釣れて、イイ感じですっ。

「ようやく、手が合ってきたかな」とか思ったのですが、さらには続かず・・・・結局、この一瞬だけが、唯一、手が合った時間帯だったような・・・。


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「オオッ、来たかな」と思ったら、マコガレイ(24cm)でした。ここのところ、外道でマコガレイが結構釣れるって、公大船長が言っていましたね。


朝イチのイカリ投入から、ずーっと同じ場所で粘っていましたが、10時半頃に初めてのポイント移動。

移動してからしばらくして、空アワセにラッキーヒットして、これで4尾目。


しかし、この頃から潮の流れもかなり緩んできて、フグのアタリもかなり少なくなってきちゃいました。

この日は、フグの食いは潮の速さに比例していましたね。

潮が緩んだ時に釣れる日もあるし、この辺はその時々ですかねぇ・・・。


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前半は4尾で後半に折り返しです。まずまずのペースだとは思いますが、後半の上げ潮は釣り座的に不利な状況になりそうなので、もう少し釣っておきたかったかな。


11時半頃が干潮時刻で、その前後1時間くらいは潮も動かず、船中でもフグはほとんど釣れていませんでしたね。

公大船長も、転々とポイントを替えてくれますが、どこもアタリは遠いですね。


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湾フグ釣りでは僚船の動きも気になるところですね。頻繁に移動している他船を見ると、安心したりして・・・(笑)


午後に入って、少しずつ上げ潮が流れ始めてきましたが、午前中の下げ潮ほどの速さではないですね。

上げ潮では、ラインは船下方向に入り込むので、釣り方も制約されてしまいます。

こういう状況でキャストすると、ラインの弛みが出て、アタリを感知しずらくなってしまうので、基本的には船下狙いで釣ることが多いです。

キャストして釣るよりも、船下狙いでアタリを見逃さないような釣り方をした方が結果も良いことが多いというのがマイ経験則というところですね。

フグ釣りの釣趣としても、アタリを確実に取るという釣りの方が面白いと思います。


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左舷の状況はワカリマセンが、右舷側は午後に入ってからは、厳しい釣況になっていますね。

それでも、潮が流れ初めてからは、ポツリポツリとは型が出ています。

私はと言いますと、アタリは出せないし、たまにアタリが出たと思ったら、空振りばかりで全く不甲斐ない釣りです。

「あ~、下手だなぁ~」などと、隣の方に聞こえない程度の小声でボヤいてみても、ショウガナイですねぇ~。


結局、後半は、2回アタリがあったけど、一度も掛けられずに、追釣できずに終わっちゃいました~。(ガクッ)


そんなワケで、釣果は17~29cmのショウサイフグ4尾でした。 (15cm級1尾はリリース)

外道は、24cmのマコガレイ1枚。

船中釣果は0~12尾とのことですから、釣っている方はちゃんと釣っていたということですね。


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プリっとした体型の美味しそうなショウサイフグです。低水温のこの時期に、ある程度釣れるんですから、今期は白子時期も期待できそうですね。楽しみ、楽しみ・・・。


マコガレイ料理は コチラ です。


ショウサイフグ料理は コチラ です。


〈釣行メモ〉 (2015年3月21日(土) フグ釣り 於:浦安「吉野屋」

【潮 汐】 干潮11:24 (大潮)
【潮 色】 やや濁り
【天 候】 〔天気〕くもり 〔風〕北東7m → 東4m → 東南東3mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 右舷胴の間 (乗船者14名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ+胴突き1本針仕掛け、オモリ8号。
餌は、カットウ用はアルゼンチン赤エビ、食わせ用は甘エビ。
【釣 果】 ショウサイフグ 4尾(17~29cm)
【船中釣果】0~12尾


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