KOBIさんの江戸前釣り雑記

2016年02月

2月22日(月)は、浦安の吉野屋から、フグ釣行でした。

前半は北東の風が強く、良い条件ではありませんでしたが、公大船長が良いポイントに船を当ててくれて、びっくりぽんのロケットスタート。

その後も、断続的に釣れ続いて、期待以上の良い結果になりました。

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平日ということもあって、フグ船の乗船者は8人と少なめでした。釣り座も大ドモに座れて、結果的には、これも大きなアドバンテージになりましたね。


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釣り場は横須賀沖でした。もっと正確な書き方もできるのですが、船宿HPでの情報でも詳しい表記をしていないので、このレベルに止めておきます。水深は10~20mくらいで、水深の変化が大きな場所でしたね。でも、根掛かりは少なめでしたよ。


投入OKのアナウンスが出され、実釣開始です。

併せて、「水深は17m。段々、浅くなっていきます。仕掛けが底に着いたら、リールを巻いて、しっかりと糸フケを取るようにしてみて下さい。それと、誘いの間隔は短めにして、オモリを底に着けておく時間を長く取らない方が良いと思います。」という丁寧なアナウンスも出されます。

アナウンスの中の「仕掛け着底後、リールを巻いて、しっかりと糸フケを取る」ということ・・・・これは、潮流の速さなどで、ラインがかなり余分に出されることが多くて、それをきちんと巻き取らずに釣り始めてしまうと、周りの方々とのオマツリや根掛かりの原因にもなってしまいますし、ラインが弛んで、誘いやアワセが効かないということにもなってしまうということですね。

どの釣りでも、この動作は基本ではありますが、特に、微妙なアタリを感知して、かつアワセて掛けるフグ釣りではラインが緩んでいては話にならないということなんでしょう。(中級者以上の方は当たり前のこととして、分かっていることですね)

ちなみに、仕掛けを投入している時は、回転しているリールのスプールに軽く親指を触れて、仕掛けが着底した時のフワっとした動きを感じたら、すぐにクラッチを入れて、なるべく余分なラインを出さないようにするような動作も有効かと思います。

さらに、投入時にスプールの回転を親指で調整して、余分なラインを出さないというのは、強風時や潮が速い時には大切な動作でもありますね。

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前半は北東風が強めに吹いていて、アタリも取り辛かったです。


開始早々から、船上ではフグの型が見れています。

私にも、半信半疑の空アワセ気味のアワセにズシッという感触が訪れて、初物をキャッチ・・・・20cmチョイ級のショウサイフグでした。

半信半疑と書きましたが、明確なアタリを感知したのではなく、気配みたいなものを感じて、アワセを入れてみたという感じでしたね。



早々に型を見れて、気持ちが楽になりましたが、その後も、意外なくらいにフグが釣れ続いてくれてます!

風がやや強めに吹いていて、船の揺れもあって、アタリは感知し辛い状況なので、空アワセで掛かるのも已む無しという気持ちで釣っていましたが、微かなアタリを感知して掛けられることもあれば、完全な空アワセに掛かってくることもあったり、さらには、アタリを感知できないまま、餌を丸齧りされてしまうこともあります。

釣り方は、船が流れるスピードもやや早めなので、根掛かりを警戒する意図もあって(実際はほとんど根掛かりはありませんでした)、空アワセを兼ねた誘いを頻繁に入れて、底でのステイは短め(3秒くらい)にしています。

逆に、フグに餌をしっかりと見せることを意図して、誘った後、仕掛けを底を切ったところで止める時間を長めに取っています。

仕掛けを底に着けている時間と、仕掛けを浮かせている時間の比率は、1:2くらいでしょうか。


最初の1流しで、な~んと!・・・・ショウサイフグ4尾、アカメ(ヒガンフグ)2尾の計6尾も釣れてしまいました!

餌だけ齧られてしまったのが2回くらいありましたから、もっとチャンスがあったということですね。

これは、公大船長が良いポイントを流してくれたこと、それと、トモ流しで釣り座が潮先ポジションになったアドバンテージも大きかったと思います。

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最初の流しで、6尾も釣れてくれるとは思いもよらなかったです。空アワセに掛かってくれたのが2尾くらいあって、それがカットウ針が尾っぽに近いところに掛かっていたのはご愛嬌ということで・・・。(ハハハ~)


2流し目はアタリがなく、すぐに流し替えのアナウンスが出ましたが、3流し目は、また好調にフグが釣れてくれます。

アタリは小さめで、船の揺れも大きいので、アタリを感知するのは難しいのですが、竿先に集中して、何とか、気配や違和感のようなアタリも取るようにしています。


実釣開始後、1時間チョイが経過した9時25分に、ツ抜けをクリア!

さらに、もう1尾追釣できて、3流しを終えて、釣果は11尾・・・・いやはや、我ながら、凄いペースですねぇ~。

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コモンフグ(上の小型のフグ)が釣れて、ちょうど10尾目・・・ツ抜けです。ここまで、ショウサイ7尾、アカメ2尾、コモン1尾と、ショウサイフグが優勢の展開でしたね。


3流し目までは快調な釣りでしたが、その後はパッタリとアタリが止まってしまいました。

干潮の時刻が近くなって、潮の動きが止まってしまったからなんでしょう。

公大船長は、違う筋を転々と流してくれますが、どこも、なかなかアタリは出てくれませんねぇ~。

上下の誘いに加えて、小突くような底での細かい誘いを入れてみたりもしますが、フグは反応してくれません。


好事魔多し・・・・それまで、根掛かりすることなく釣り続けていたのですが、いきなり、ガッチリとした根掛かりに遭遇してしまって、ライン高切れの憂き目に・・・。

実は、今回、根掛かり対策の秘密兵器を忍ばせていたのですが、それも効を奏さず、ガッカリ。

次回は、少し改良して、改めて試してみることにします。(成功するまで、どんなモノなのかはヒミツです)

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ドモで釣る “平日の顔” スー名人が大物をヒットっ!・・・・でも、これがデカいサメで、水面近くまできて、ラインブレイク。こちらも災難でしたね。


11時半頃になって、ようやく上げ潮が流れ始めたのか、ポツリポツリとアタリが戻ってきました。

この頃になると、風も弱まってきて、アタリも取りやすい条件になってきましたが、それでも、竿先に出るアタリはかなり微妙です。

アタリというほど明確なものではなく、ほんの違和感程度ということが多いような感触ですね。

アタリを感知できず、空アワセを兼ねた誘い動作で、仕掛けの重みが薄れて、それでフグが餌を齧ったのに気が付くなんてこともあったりして、かなり神経質な釣りになっています。

それと、中盤以降は、前半と比べると、アタリで掛けられないことも多くなりましたが、これは恐らく、潮型が悪かった(二枚潮気味?)ということではなかったかと思います。


上げ潮になって、潮尻ポジションになってしまいましたが、それでも、ポツポツとフグは釣れてくれて、昼前後の時間帯に3尾くらいは追加できましたね。

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小さな根っこを抱えて、小型のスナダコが釣れてきました。


13時を回ると、さらに潮の動きが良くなったのか、アタリの数も増えてきた感触です。

さらに、風向きが東寄りに変わって、ポジション的にも有利な状況になってきました。


アタリが連発して、3尾くらい連続で釣れる流しもあって、14時過ぎには19尾まで釣果が伸びて、20尾台を狙えるところまでやってきました。


しかし・・・・終盤は、アタリを出せず、20尾には届かずに終了~となってしまいました。

19尾までいってから、まだ、2回の流しがあったのに、もう1尾が釣れず、ちょっと残念だったかなぁ~。

でも、19尾は釣れ過ぎレベルの釣果だったんですけどね。


そんなワケで、今回の釣果は、ショウサイフグ 16尾(18~25cm)、アカメ 2尾(25~30cm)、コモンフグ 1尾の計19尾でした。

外道は、上記のスナダコが1杯だけ。

船中釣果は、2~19尾とのことでした。

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今回の釣果です。ショウサイフグは20~24cm級が主体。アカメも特大級は釣れませんでした(船中では釣れていましたが・・・)。このエリアも少し攻め続けているようなので、フグのサイズは少し小さめになってきているのかもしれませんね。


今回のフグ料理は コチラ です。


〈釣行メモ〉 (2016年2月22日(月) フグ釣り 於:浦安「吉野屋」)

【潮 汐】 満潮10:37(大潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕くもり、 〔風〕北東10mくらい → 北東5mくらい → 東3mくらい
【釣り場】 横須賀沖(水深10~20mくらい)
【釣り座】 左舷大ドモ(乗船者8名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバラン51(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ仕掛けオンリー、オモリ8~10号。 餌のアルゼンチン赤エビは約30尾使用。
【釣 果】 ショウサイフグ 16尾(18~25cm)、アカメ(ヒガンフグ) 2尾(25~30cm)、コモンフグ 1尾(20cm)の計19尾
【船中釣果】2~19尾


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2月20日(土)は、磯子の根岸丸から、シロギス釣行(ショート船)でした。


当日は生憎の雨予報で、釣行するかどうか迷っていたのですが、雨の降り出しは11時頃との予想でしたし、風は穏やかな予報だったので、朝になって釣行を決めました。

13時頃に沖上がりのショート船なので、雨に降られる時間も短いだろうという考えもありましたしね。

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根岸丸のシロギス船は、現在は毎日、ショート船スタイル(8時出船、13時頃納竿)で出船しているようです。今後、暖かくなれば、1日船スタイルに戻ると思います。


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シロギス船の乗船者は8名でした。私は、右舷のトモに釣り座を取りました。


この日の勇樹船長は、「今日は深場に行こうと思ってます。深場狙いも今月一杯でしょうから、型さえ出れば、じっくりとやりたいと考えています」と、深場での釣りに意欲満々。

私も、この時期に深場で釣るのは、季節感を感じることができて、好きな釣りスタイル。

でも、他の乗船者の方々のことを考えると、イイのかな?と思ったりもしていたんですが、勇樹船長談 「この時季に、こういうシロギス釣りもあるんだということを経験してもらうのも大事じゃないかと思うんですよ」・・・う~む、なるほど。たまには、若坊主船長も良いことを言うもんだと、感心しました。(笑)

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今回は、天秤用のタックルと、胴突き用のタックル(手前)の両方を事前にセットしておきました。折角の深場狙いというこうことなので、できることなら、往年の?落ちギス釣りスタイルで、天秤仕掛けで釣りたいとは思っていたんですが、胴突きが優位なようなら、そちらに切り替えようという、信念のない魂胆です。(笑)


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釣り場は、猿島の沖合いの『ウワダナ』と呼ばれるエリアでした。今回狙った水深は、40mチョイ~50mチョイくらいでしたが、もう少し深いところもあるのだとか。でも、水深60m、70mでのシロギス釣りは、いくらなんでもねぇ~。


さあ、実釣開始です。

私が天秤仕掛けでスタートするのを見た勇樹船長 「オオッ、天秤で始めるんですか~。それは、昭和の落ちギス釣りですねぇ~。」

しかし、仕掛けが振り分け式なのを見て、「仕掛けは振り分けですか~。それだと、平成一桁ですかねぇ~。エダス式なら、昭和なんですけどねぇ~(ヒヒッ)」

悔しいので、しばらくしてから、仕掛けをエダス式に替えました。(笑)


開始早々から、ポツリポツリと型が見れて、ホッと一安心です。

潮止まりの時間帯なので、潮の流れは無いようですが、魚の食い気はボチボチとあるようです。

ただ、小さめのサイズも結構混じってきて、これは、やはり潮が無いからなんでしょう。


水深は45~50mくらいの深場ですが、キャストして、少しでも、広めに探るイメージは持って釣っています。

着底後のステイで、アタリが出ることも少なくないので、魚の食い自体は悪くないと思いましたし、天秤仕掛けも合っている印象でした。


釣り方は、オモリ着底後、6、7秒ステイして、着底フォールでのアタリを待ちます。

アタリを感知しなければ、ゆっくりと聞き上げて、少し仕掛けをずらします。(この聞き上げで、アタリを感知することもありますね)

シェイキングの誘いを入れたあと、やはりアタリを待ちつつ、6、7秒ステイして、アタリが無ければ、ゆっくりと聞き上げてアタリを聞きつつ、今度は少し大きめに位置をずらします。

こんな釣り方をメインにやっていましたが、シェイキングの誘いには反応してくる感触がありましたしね。

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2流しを終えて、釣果は16尾でしたから、悪くはない展開ですね。

この時、左舷のミヨシで、胴突き仕掛けで釣る常連のA藤さんの釣果は私の半分くらいとのことでしたから、天秤優位な状況だったのかもしれませんね。


しばらくすると、勇樹船長から、表層の潮だけは動き始めた旨のアナウンスがあります。

ただ、底潮は流れていないようで、二枚潮気味の感触が伝わってきます。

キツい二枚潮ではないので、釣り方はほとんど変えずに釣っていますが、アタリの出方とかは微妙に変化してきているような。

着底フォールでアタリが出ることはほとんどなくなり、シェイキングの誘いを入れたあとの聞き上げでアタリが出るパターンが多くなってきたように感じていましたが、これは二枚潮と関係があるかどうかは分からず、とにかく、釣れるパターンの釣り方で釣っていたってところでしたね。


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ニラミアマダイです。通称、パックンチョ2号。以前は、中の瀬辺りで、たくさん釣れたこともあったのですが、最近はほとんど見かけなくなった絶滅危惧種?です。


アタリは断続的に続いてくれていますが、勇樹船長を通じて伝わってくるA藤さんの釣果を聞く限りでは、胴突きでも釣れるような状況になってきたようです。

と言うか、私の方が釣果が伸ばせない状態なので、胴突き優勢の状況なのかもしれません。

段々と底潮も流れ始めてきているということなので、天秤仕掛けが優位になりそうに思っていたのですが、実際は違う展開になっていて、この辺はよく分からなかったですね。


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天気予報どおりに、11時少し前から雨が降ってきてしまいたが、大した降りではなく、途中、降り止む時間帯もあって、ほとんど気にならなかったですね。


胴突きで釣れる情報もありましたし、天秤との比較もしてみたい気持ちもあって、昼頃から、胴突きタックルに替えてみることにします。


胴突きに替えてすぐに、この日最大の23cm超の大型が釣れて、びっくりぽん。

胴突きの方がデカいのが釣れるの?とか思ったけど、その後の状況を見ると、これはたまたまのことだったみたい。(笑)


それでも、その後も順調にアタリが続いてくれます。

アタリの出方は、天秤よりも良い感触があります。

ただ、天秤よりも掛け損じが多くて、それで餌を取られてしまうこともあって、そんな時の空で仕掛けを回収するのが、面倒に感じましたね。(深いですからねぇ~)

それと、天秤と比べると、誘いで食わせる感触が薄くなってしまうので、少し釣れちゃった感が出ちゃうのが、若干面白味に欠けるかなという思いはありました。

でも、ゼロテンションでステイして、微かなアタリは感知できて、そこから、どのタイミングでアワセにいこうかとか、どの程度のテンションの加減が最も釣れるかとか、天秤とはまた違った面白味はあったようには思います。


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胴突きでも十分に釣れる感触がありましたが、ワタシ的には、深場での釣りは天秤の釣りの方が釣趣を感じるかなと思って、天秤に戻してみます。

しかし、アタリの出方がかなりカッタルイです。

胴突きでは着底フォールで食ってきたりもしたんですが、天秤ではそんなこともなく、アタリがなかなか出てくれないんです。

1流しは我慢して、天秤で釣ってみましたが、かなりのペースダウン。


次の流しは、また胴突きに替えて、アタリの出方も戻ってきました。

やっぱり、天秤優位の状況、胴突き優位の状況、それぞれあるんですねぇ~。


この流しの最中に、沖上がり時刻の13時が到来して、最後まで流しきって、納竿のアナウンスが出されました。


最終釣果は、12~23.5cmのシロギス 59尾でした。

外道は、上記のニラミアマダイが1尾だけ。

船中釣果は、23~59尾とのことでした。

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サイズは小~良型の混じりで、深場だからといって、良いサイズばかりが釣れるということはなかったですね。


今回は、深場狙いで通すことになって、往年の?落ちギス釣りスタイルの釣りを満喫できました。

中の瀬辺りの20m前後の釣り場でも十二分に釣れる状況下で、わざわざ50mダチの深場に行かなくても・・・というのが、ごくフツーの考えだとは思いますが、敢えて、深場狙いをチョイスするのが、勇樹船長らしさ。

そこには、ノスタルジックな思いもあるでしょうし、季節感を尊重する気持ちもあるでしょう。

私には、勇樹船長のそういうところに、シロギス船の船長としての矜持が感じられて、魅力を感じてしまうんですよね。


勇樹船長のブログは、 コチラ です・・・・シロギス釣りに熱いですっ!


〈釣行メモ〉 (2月20日(土) シロギス釣り 於:磯子「根岸丸」)

【潮 汐】 干潮9:18(中潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕くもり後時々雨 〔風〕北東4~6m
【釣り場】 横須賀沖(水深50m前後)
【釣り座】 右舷大ドモ(乗船者8名)
【タックル】<天秤> 〔竿〕えさ政キスSP180、〔リール〕アルデバラン51(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号。
 <胴突き> 〔竿〕アルファタックル夢人comono湾フグ190、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号。
【仕掛け】 <天秤> 全長80cm or 55cmのエダス式2本針仕掛け(ハリス0.8号、針キスSP8号)他、オモリ15号。
 <胴突き> 幹糸1.5号、捨て糸10cm、ハリス間隔40cm、ハリス1号30cm、 針キスSP8号の2本針仕掛け、オモリ15号 。
【釣 果】 シロギス 59尾(12~23.5cm)
【船中釣果】 23~59尾


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2月6日(土)は、鴨居の「きよし丸」から、餌木イカ釣行でした。


結果から書いてしまうと、今回は船中唯一のボウズという、情けない結果になってしまいました。

本命のアオリイカだけではなく、スミイカも釣れず、完全ボウズの大撃沈。

チップや、バラシもありませんでした。

船中5人で、アオリイカは、6、3、2、1、杯、スミイカは2、2、2、2、杯でしたから、ちょっと悲惨な結果でしたね。


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4番目の到着でしたが、私のちょっとした勘違いもあって、胴の間釣り座になってしまいました。でも、乗船者は5人でしたから、何とかなるだろうと思っていたんですけどね。そんなに甘くはなかったということですかねぇ・・・。


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今回は、出船前から、何となく、撃沈しそうな予感があったんですよね。それで、「目標は、アオリの型を見ること」なんていう低い目標設定でしたよ。


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釣り場は、鴨居沖~久里浜沖でした。前半の下げ潮の鴨居沖の方が乗りが良かったように見受けましたが、どうだったんでしょう・・・。


今回は、アオリイカしか釣らないというくらいの覚悟で釣っていたので、船長の指示棚から棚を下げることは一切せず、反対に、指示棚で乗りが無いようなら、棚を1、2m上げるようなことをしていました。

これは、胴の間釣り座で、かつ、左右の方がロングロッドだったので、少し変化を付けたということもありましたね。

でも、結果が出なかったということは、効果は無かった・・・というか、船長の指示棚通りに釣った方が良かったということかなぁ・・・。


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後半は、久里浜沖の沖目の深場狙いでした。指示棚は50m前後でしたね。


今回は、腕の痛みもほとんどなく、シャクリ動作は割りとスムースにできたと思います。

シャープなイメージに加えて、ソフトなイメージも持ってシャクって、それでも餌木が動いている感触もあったので、感覚的には悪くなかったんですけどね。

シャクリの幅に長短の変化を付けたり、ソフトなシャクリを織り交ぜたりしたんですが、ダメでした。

この辺は、ちょっとイジリ過ぎたのかもしれませんね。


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今回使った餌木君たちです。『敗軍の将、兵を語らず』・・・餌木君たちに責任はありません。実際、釣れなかったのは、餌木云々じゃないと思います。


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完全ボウズの悲哀を漂わせながら、無念の帰港です。正直、今回はかなり凹みましたね。


沖上がり後、船長に謝られてしまったけど、申し訳ないのは、一人だけ『0』釣果を出してしまった私の方ですね。


今期、きよし丸でのアオリイカの釣果は、0、2、0杯ですから、かなりのスランプ気味です。

このことは船長も判っているようなので、船長に、「何か、オカシイところあります?」って聞いてみたけど、船長の答えは、「全然ありませんよ」とのことでした。

でも、きっと、何か原因があるんでしょうね。

自分ではワカラナイんですけど、船長は何となく感じているところがあるかもしれません。


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船長から、ワカメのお土産を戴きました。鴨居の海で養殖しているワカメです。私の分は一番の大盛にしてくれたような。(笑)


そんなワケで、大撃沈の釣行になってしまいましたが、今期の餌木イカ釣行は、今回で終わりになりそうです。

もうそろそろ、きよし丸の餌木イカも終幕でしょうし、また来期、気分一新で頑張りましょ。


ワカメ料理は、 コチラ です。


〈釣行メモ〉 (2016年2月6日(土) 餌木イカ釣り 於:鴨居「きよし丸」)

【潮 汐】 干潮9:40、満潮15:00(中潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕晴れ後くもり、〔風〕北東4~6mくらい
【釣り場】 鴨居沖~久里浜沖(水深20~55mくらい)
【釣り座】 左舷胴の間 (乗船者5名)
【タックル】〔竿〕アルバトロス・フラフラ210ML、〔リール〕ベイゲーム301HG TypeG(レフトハンドル)、〔道糸〕PE2.5号
【仕掛け】中オモリ12号、ハリス5号4m、餌木は4号 or 3.5号各種。
【釣 果】 アオリイカもスミイカも型見ず
【船中釣果】アオリイカ0~6杯、スミイカ0~2杯


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1月31日(日)は、磯子の根岸丸から、シロギス釣行(ショート船)でした。

今回は江戸前会のベテラン師とご一緒しましたよ。


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K瀬さん、S久間さんとご一緒しました。お二方とも、勇樹船長に「大先輩っ!」と言われて、イジられています(笑)。釣り座は、お二方が右舷のトモに、私が左舷のトモに取りましたよ。


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相変わらず、中ノ瀬は安定している状況のようですが、勇樹船長は敢えて小柴方面の探索をチョイスしました。

しかし、僚船からの情報で小柴沖は模様が良くないとのことで、小柴をスルーして、さらに南下することになりましたよ。


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横須賀沖でスタートすることになりました。

ここは、ポイントが狭いので、多数の船で狙うような場所ではないでしょうね。


ちょっと期待していたのですが、残念ながら、アタリは少なめでした。

船中ポツリポツリと型は見るようなのですが、全員にアタリが続くというような食いは無かったです。

ちょうど、潮止まりの時間と重なったので、魚の食い方も渋めだったようで、弛めるような釣りをしないと釣れないような状況だったとか。(S久間さん談)

私は胴突き仕掛けでハリスを短めにして(30cm)、感度優先のイメージで釣りましたが、なかなか掛けられずで・・・

結果的には、そういう釣りではなく、ラインを弛めていくようなアクションを入れるような釣りをしなければいけなかったかもしれませんね。


このエリアで何ヵ所か探りましたが、潮が無いにしても、アタリの出方が悪過ぎるという勇樹船長の判断で、深場を狙ってみることになりました。


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「ウワダナ」と呼ばれる猿島沖の釣り場に移動しました。

ウワダナは水深50m前後の超深場のポイントです。

かつては、厳寒期の落ちギス釣りといえば、釣り場はウワダナというイメージがあったのですが、最近は水温がそんなに下がらないのか、ウワダナで釣るような話は聞かなくなってしまいましたね。

個人的には、ウワダナでの釣りは落ちギス釣りの趣を感じて、好きなんです。

勇樹船長もそういう気持ちがあるようで、私の顔を見ると、ウワダナに行きたがるような気がします。(笑)


そんな冬の風物詩的な釣り場のウワダナでしたが、残念ながら、アタリは少なく、ごく短時間で撤収して、中ノ瀬へ向かうことになってしまいました。

ワタシ的には、もう少し釣っていたかったのですが、ショート船ではなるべく無駄な時間を作りたくないという勇樹船長の判断ですから、やむを得ませんね。


結局、横須賀沖で釣ったのは4尾だけ。

ウワダナでは型を見れませんでした。(ガクッ)

ここまで、S久間さんが9尾釣って、リードされる展開になってしまいましたね。


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中ノ瀬は、水深20mを切るような、やや浅めのラインを中心に釣りました。

アタリは、間が空きながら、ボチボチってところでしたね。

魚がいるところに船が入れば、アタリが続きましたが、そういう時間も長くは続かないことが多かったですね。

それでも、私の釣り座は潮先ポジションだったので、周りの方々よりはアタリは多かったと思います。

大ドモですから、広く探ることもできましたしね。


今回はバラシが結構多かったです。

ハリス30cmの仕掛けで微かなアタリを感知して、すぐにアワセに行くと、途中で外れてしまうことが多かったですね。

アタリを感知して、一呼吸入れてから、聞き上げていく方がバラシが減る感触もありましたが、すぐにアワセにいって、掛けられることもあるしで、この辺は最後まで迷っていましたね。


途中、ハリス長を40cmにしてみたりもしましたが、やはり、感知できるアタリは減ってしまうように思えましたね。

ただ、アタリを感知せずに、ステイの後の聞き上げで掛けられることも多く、そういう掛け方だと針を飲み込んでいることが多くて、バラシも少なく、釣果的なマイナスは無かったですね。


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同船した方々が釣ったショウサイフグです。有り難く、頂戴いたしました。(笑)


中ノ瀬に移動してからも、S久間さんは順調に釣果を伸ばしていて、なかなか追い付けません。

S久間さんは、胴突きの2本針仕掛けを使って、弛めるような釣り方で通して、上針へのヒット率も高かったとか。

私は前半までは弛めるアクションは入れずに釣って、上針には1尾も掛からずで、途中から、1本針仕掛けに換えてしまいました。

この辺は参考になりましたね。


後半になって、ようやく、S久間さんを上回るペースで釣れるようになって、釣果も追い付いたようです。

これは、魚の活性も上がって、弛めるような釣りをしなくても、それなりに釣れるようになったからだと思います。

状況が私に味方をしたということでしょうね。


定刻では13時沖上がりのショート船でしたが、前半に船を走らせた時間が長かったということで、1時間の延長が宣言されて、14時に沖上がりとなりました。


私の最終釣果は、11~21cmのシロギス 63尾でした。

外道は、小型のトラギスが1尾だけ。

船中釣果は、24~63尾ということで、何とか、S久間さんを振り切っての船中トップの釣果になりましたね。


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シロギスは、17、18cm級の中型が主体で、13cm以下の小型も2割くらい入りました。20cmを超えるような良型は少なめでしたね。


この時期になっても、釣り場は中ノ瀬のままで、水深は20m前後ですが、水温が低下してきているのか、シロギスの食い方は難易度が上がってきたようです。

それはそれで面白みもあるのですが、弛める釣りをしなくては釣果が上がらないというのは、あまり嬉しくないような・・・。(弛めるといっても、程度はあると思いますが・・・)

ただ、今回の感触では、潮が動いてさえいれば、必ずしもそうではなさそうなので、その辺は臨機応変に対応して釣りたいですね。


今回のシロギス料理は、 コチラ です


〈釣行メモ〉 (1月31日(日) シロギス釣り(ショート船) 於:磯子「根岸丸」)

【潮 汐】 満潮9:22(小潮)
【潮 色】 横須賀沖はやや澄み、中の瀬は薄濁り
【天 候】 〔天気〕くもり 〔風〕北東~東寄り微風 南寄り微風
【釣り場】 横須賀沖(水深25~45m) 中の瀬(水深20m前後)
【釣り座】 左舷大ドモ(乗船者12名)
【タックル】〔竿〕アルファタックル夢人comono湾フグ190、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号。
【仕掛け】 胴突き2本針仕掛け 1本針仕掛け(ハリス0.8~1号、30~40cm 、 針キスSP 8号)、オモリ15号 。
 (少しだけ天秤仕掛けも使用)
【釣 果】 シロギス 63尾(11~21cm)
【船中釣果】 24~63尾

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