KOBIさんの江戸前釣り雑記

2016年04月

4月24日(日)は、鴨居の「きよし丸」から、フグ釣行でした。

今回は、シオケンさんとご一緒しましたよ。


先週の浦安「吉野屋」からのトラフグ釣行で、きよし丸がトラフグ狙いで出船しているのを発見っ。

早速、船長に連絡を入れて、久しぶりのきよし丸でのフグ釣行が叶いましたよ。


イメージ 1

“鴨居のフグ釣りのパイオニア” きよし丸です。先月末頃にアオリイカでの出船が終了してからは、フグ狙いで出船していたとか。船長のブログでは、釣り物予告も釣果情報もアップしていないのですが、これは船長の考えがあってのことなのでしょう。でも、私は釣行記事をアップしちゃいますよ~。


イメージ 2

トラフグ釣り場の水深は40m前後なので、小型電動リールを準備しましたよ~。でも、メインタックルは手巻きのリールです。電動リールは小型とはいえ、それなりに重量がありますしね。しかし・・・・開始早々、手巻きリールにトラブルが生じてしまって、電動リールをメインに使うことになってしまいました。巻き上げは楽チンだったのですが、やっぱり重いし、コードも気になったりで、手巻きリールの方が使い勝手が良いと思いましたね。


イメージ 3

この日の乗船者は7人で、船上は余裕たっぷりでした。我々は、左舷前から並びましたよ。


イメージ 4

モチロン、きよし丸も金谷沖でトラフグ狙いです。果たして、釣れるかなぁ~。


さて、実釣スタートです。

道具立ては前回(先週)とほぼ同様で、竿はカワハギ竿、カットウ仕掛けはワイヤー仕様、オモリは20号です。

出船前、船長から、「トラフグは結構浮いているみたいですから、底上3mくらいまで探った方が良いかもしれません。ただ、宙で掛けるのは難しいんですが・・・」とのアドバイスがあったので、先週よりも、さらに上まで誘うイメージで釣ってみることにします。


開始早々から、底でアタリが出ましたが、これは外道のトラギスの仕業のようです。

さらに、ちょっと重量感あるヒットがありましたが、これはカワハギでした。


しばらくして、底上1mくらいでガツガツというアタリが到来して、ドッキリっ。

底まで仕掛けを下ろして、明確なアタリにアワせると、ズシっと掛かりました~。

船長が、「トラフグですか~」と声を掛けてくれますが、良型のトラフグという感触には届かないと感じたので、「違うと思う・・・」と返答します。

それでも、かなりの手応えで、姿を見せたのは・・・

↓ ↓

イメージ 5

オニカサゴでした。34cm(560g)のまずまずのサイズでしたね。


本命のトラフグは釣れませんが、良い外道が釣れて、期待感を持たせてくれる展開かなと思ったりもしていたのですが・・・

そのうちに、外道のアタリも遠くなってしまって、生体反応を感じない流しが多くなってきました。

段々と、風も強く吹き始めてきて、おまけに雨も降ってきて、海上のコンディションも悪くなってきちゃいましたねぇ~。


「トラフグは浮いている」という話を聞いていたので、3、4m上のタナでアタリを待ったり、さらには、タイラバ風?に10mくらい上までゆっくりと巻き上げたりもしてみますが、ダメですね。

他船を見回してみても、トラフグが釣れているような光景は全く見られませんから、厳しい状況なんでしょう。

イメージ 6


朝イチの数投目で、手巻きリールにトラブルが生じてしまったので、小型の電動リール(フォースマスター401)を使っていますが、巻き上げは楽チンなので、仕掛けの入れ替えは苦にならないです。

でも、小型といっても電動リールですから、手巻きの両軸リールと比べると重いですし、コードも邪魔に感じるので、トータル的には手巻きリールの方が優位に感じましたね。

それでも、この電動リールは新潟にいる時分に買って、こちらに戻ってきてからは全く使う機会が無かったので、今回は出番を与えることができて良かったかな。


船長は、小まめに船を流し替えて、転々とポイントを探ってくれます。

そんな中、とある流しで、アタリをキャッチ・・・

即座にアワセを入れましたが、何か触った感触はあったものの、掛からずで、仕掛けを回収すると・・・・んん?・・・・餌針の付け根のワイヤーハリスが切れて、餌針が無くなっています。

ひょっとしたら、トラフグに噛み切られた?

微かな感触しか感じなかったこともあって、この時は深くは考えなかったのですが、後で思い起こしてみると、ワイヤーハリスが瞬時に切られるなんて、トラフグが噛み切ったとしか考えられず・・・

これはチャンスが訪れていたのではないかと、思ったりもしているんですが、どうなんだろう・・・。

イメージ 7

トラフグのポイントで釣れたコモンフグです。40mダチの深場にもいるんですね。


その後は、トラフグが釣れるような気配も感じられず、沈黙が続いてしまいます。

相変わらず、底~底上1mくらいをメインに、たまに宙層も探ってみたりしていますが、アタリは訪れませんねぇ~。

釣り技的な上積みは無いので、仕掛けで奇をてらってみようかと、カワハギ用のデコレーションを装着してみたりしますが、トラフグには効果なし?・・・・でも、これが効いたのか、後でカワハギがよく釣れてくれました。(笑)

イメージ 8

同行のシオケンさんも、トラフグからのアタリは無く、沈黙が続いています。それ以上に、予想以上の風雨で気温も低かったので、薄着が堪えていたみたいです。


時刻は13時頃になり、船長は、これまでのポイントを見限って、他のトラフグポイントの探索を決断です。

確かに、他船もトラフグが釣れている雰囲気は無かったですしねぇ~。


新たなポイントは、水深が少し浅めです。

正直なところ、トラフグの期待度は低いかなと思ったりもしていたのですが、船長談 「ちょっと前に、良いサイズのトラフグが釣れた場所なんです」 とのことで、船長秘蔵のポイントだったようです。(失礼しました~)


しかし、この日は、この釣り場もトラフグは不発でした。

それでも、良型のカワハギが連発で釣れてくれて、ちょっと楽しかったかな。

こんなカワハギも釣れてくれましたしね・・・ ↓ ↓

イメージ 9

尺オーバーの大型カワハギ(31cm)も釣れてくれました~。(魚の向きが反対ですね)


次のポイントも浅めのポイントでしたが、ここはサバフグの連発です。

サバフグがいるポイントは、トラフグもいそうな気もしましたが、やはり不発でしたね。


ラストは、ショウサイフグ狙いのポイントに移動して、船中では、ショウサイフグの型を見れましたが、私もシオケンさんも不発。

そんなこんなで、沖上がりのアナウンスが出されて、タイムアップとなりました~。

イメージ 10


そんなワケで、2回目のトラフグ狙いの釣行も型を見れずに終わってしまいました。

今回は、船中全員が型を見れなかったので、皆が平等な結果になったのが平和だったかな。(笑)

イメージ 11

トラフグは不発でしたが、コモンフグ1尾(23cm)、オニカサゴ1尾(34cm、560g)、カワハギ6尾(20~31cm)が釣れて、良いお土産になりましたよ。他に、サバフグが5尾くらい、トラギスが少し釣れました。


今回もトラフグは釣れませんでしたが、余裕ある船上でオマツリを心配することなく、ノンストレスの釣りができましたね。

そして何よりも、久しぶりのきよし丸でのフグ釣りは嬉しかったですねぇ~。

きよし丸では、しばらくはフグ狙いで出船する予定とのことなので(トラフグ狙いではなく、ショウサイフグ狙いになるだろうとのこと)、近々、また釣行してみようと思っています。

イメージ 12

オニカサゴは美味しかったですねぇ~!


〈釣行メモ〉 (2016年4月24日(日) フグ釣り 於:鴨居「きよし丸」)

【潮 汐】 干潮12:02(中潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕雨後くもり、 〔風〕北東10~12mくらい → 6mくらい
【釣り場】 金谷沖(水深40m前後) ~ 竹岡沖(水深20mくらい) ~ 大貫沖(水深15mくらい)
【釣り座】 左舷ミヨシ(乗船者7名)
【タックル】<手巻きリール>〔竿〕極鋭カワハギ・レッドチューン、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
 <電動リール>〔竿〕ミサキ ボートマスター極調165T、〔リール〕シマノ フォースマスター401DH(レフトハンドル)、〔道糸〕PE1号
【仕掛け】カットウ仕掛けオンリー、オモリ20号。 (ショウサイフグ狙いでは、オモリ15号)
【釣 果】 トラフグは型見ず (コモンフグ1尾)
【船中釣果】トラフグは0尾 (ショウサイフグ、コモンフグのみ)


にほんブログ村 船釣りランキング


4月16日(土)は、KON-CHAN、マッチョシゲさんとの同行で、浦安の吉野屋から、トラフグ釣行でした。


釣行の前々日、フグ船の船宿のHPをチェックしていると・・・・んん??・・・・「明日はトラフグ狙いで出船」などというコメントが目に飛び込んできました。

半信半疑の気持ちで、翌日、その釣果を確認してみると・・・・な~んと、良サイズのトラフグ(1~4キロ超)がトップ10尾くらいの爆釣果が出されていて、驚きました~!

湾フグ釣りファンとして、こんな千載一遇のチャンスを逃すわけにはいかないと、翌日、KON-CHAN、マッチョシゲさんをお誘いして (当初は、別な釣り物でご一緒する予定だったのですが、急遽、釣り物を変更しました) 、トラフグ狙いの釣りに行ってきましたよ~。

イメージ 1

吉野屋さんの朝ごはんです。とても美味しくて、朝から幸せな気持ちになれます。


前日のネット情報で、鮮烈な釣果を見せつけられて、久々に期待感が高まる釣行になりまして・・・

前夜に、禁断のワイヤーハリスを取り出して、トラフグ専用カットウ仕掛けを製作。

トラフグは良型揃いで、釣り場の水深も深いということで、カワハギ竿を使うことを決断。

大型フグの大漁に備えて、35リットルの大型クーラーボックスを持参することを決定。


こんな周到な?準備をして、釣る気満々で出撃してきました~。

イメージ 2

トラフグ爆釣の情報を聞きつけた湾フグファンが多数集まって、フグ船は大型船2隻がほぼ満船になりました。我々は2隻目の左舷ミヨシから並ぶことにしましたが、出船直前に来た若者二人が舳先のスーパーミヨシに入ることになって、気分はちょっと複雑でしたねぇ~。(でも、ショウガナイかなぁ~。2隻目は舳先に釣り座がある船だったし、大策船長もきちんと了解を求めてくれましたしね)


イメージ 3

マッチョシゲさんは、相変わらず、情報もチェックせず、「本当にトラフグ狙いなんですか?騙しているんじゃないでしょうね」などと言って、私の言うことを疑っておりました。「今日は早めに船宿に来てね」と言っても、ノンビリとやって来る始末で、全くお気楽なもんです。


イメージ 4

KON-CHANは、気合い十分かな?・・・まあ、いつも気合いが空回りすることが多いんですけどね。でも、今回は・・・。


イメージ 5

釣り場は、一応、ヒミツですが、東京湾のフグ船は全て同じエリアに集結していました。水深は40m前後でしたね。


今回は、出船前に船長から、仕掛け等の指示があって、ミチイトは1号以下、オモリは15号、食わせ仕掛けは付けずにカットウ仕掛けのみで統一とのこと。

そして、釣り場に到着する前に、釣り方等のアナウンスもあって、水深があるところを船を流して釣るので、底での待ち時間を短め(3秒くらい)にすることと、誘いは底上1mくらいまで上げてから、ゆっくりと降ろしていくようにとの指示がありました。

さらに、釣り場に着いてからは、魚が掛かったら、魚を遊ばせることなく、とにかくリールを巻くことという指示もありましたね。

そんな的確なアナウンスに、大策船長の成長が窺われて、ちょっと嬉しい気持ちになったような・・・。

あとは、魚を釣らせてくれるかどうかだね。(笑)


さて、実釣・・・

開始早々から、アタリを感知しますが、本命のトラフグではなさそうです。

数投目、アタリでアワせると、ヒット~・・・・・しかし、それほど強い引き込みはなく、姿を見せたのは、27cm級のカワハギでした。

これが、船中での魚第1号?・・・・でも、外道じゃねぇ~。

次は、小型のトラギス・・・・小さなアタリの正体の一つはコレですね。


そして、直後・・・・・沈黙を破る出来事が起きました~!

KON-CHANが掛けましたよ~!

かなり強めの手応えは、トラフグ!?

そして、キャッチしたのは・・・ ↓ ↓

イメージ 6

KON-CHANが船中第1号のトラフグを釣りましたよ~。43cmの良サイズです。お見事っ!!


さらに、私の隣の若者にもヒット!

そして、マッチョシゲさんにもヒットっ!


そしてそして、私にもヒット~!


まずは、マッチョシゲさんがビッグサイズのトラフグをキャッチ!

若者も、さらに大型のトラフグをキャッチ!


そして、私は・・・・・・な~んと、水面に姿を見せたのは、大型のカワハギでした~。(ガクッ)

カワハギの横っ腹にカットウ針が掛かっていたので、水の抵抗を受けて、メチャ重かっただけだったみたいです。

そういえば、重いだけで、強い引き込みは無かったような・・・。トホホ~。

イメージ 7

マッチョシゲさんは、56cmのビッグサイズのトラフグを釣っちゃいました~!・・・・それにしても、凄い顔をしています。トラフグじゃなくて、マッチョシゲさんの顔ね。(笑)


私の周りでは、トラフグ、トラフグ、トラフグと来て、私はカワハギ・・・・私にとっては、悲運の巡り合わせですなぁ~。

しかし、まだチャンスはあるハズ。


そして、ちょっと間が空いたタイミングで、アタリを感知して、アワせると・・・・ズシッと重みが乗って、掛かりました~!

今度は、かなりの重量感に加えて、グングンという引き込みが伝わってくるので、恐らくはトラフグでしょ~。

魚を遊ばせないように、ラインが緩むことがないように、ガリガリとリーリングしていきます。

しかし・・・・・・・

あと10mくらいのところで、フワッと軽くなる嫌な感触が伝わってきて・・・・・バラしてしまいました~。(うわぁ~)

仕掛けを回収すると、ハリスが切られているようなことはありません。

ということは、カットウ針が外れてしまったんでしょう。

掛かりどころが悪かったのか、掛かりが甘かったのか・・・。

あ~、残念です。


そして、その後はアタリが訪れることなく、沈黙タイムが続きます・・・

イメージ 8

本命を釣ってしまった、KON-CHANと、マッチョシゲさんは余裕の表情で釣っていますなぁ~。


その後は、船中でも、トラフグが釣れている様子はなさそうです。

他船でも、たまに、どれかの船でトラフグが取り込まれているのを見かける程度ですね。

トラフグの群れがどこかに行ってしまったのか、それとも、食いが渋くなってしまったのか・・・・どうなんでしょうね?


午後に入って、トラフグが下げ潮に反応し始めたのか、船中でフグの型が見れ始めたようです。

しかし、私には、トラフグらしきアタリは到来してくれませんねぇ~。

まあ、私だけではなく、船中の大多数の者にアタリが訪れていないようですから、そう簡単にはいきませんね。

イメージ 9

私に釣れるフグはサバフグだけです。


あ~、トラフグが釣れる気がしませんねぇ~。

出船前に、我々3人では釣果を分け合おうと約束しているので、誰かがもう1尾釣れば、3人の釣果は3尾となって、私にも分け前が回ってくることになります。

こうなれば、私以外の誰かに釣ってもらうしないとか、真面目に思って、「KON-CHAN、マッチョシゲさん、もう1尾釣って~」とか言っていたら・・・


KON-CHANの竿先が突っ込みました~。

その手応えから、トラフグに間違いなさそうです。

ヨッシャ~・・・・KON-CHAN、バラさないで下さいよ~。(祈)


そして・・・・・KON-CHAN、無事にトラフグをキャッチ~!!

いや~、やってくれました~。

これで、私もトラフグを食べられることになりますなぁ~。

ちょっと情けないけど、これは本心から嬉しかったですねぇ~。

イメージ 10

KON-CHANが釣った、2尾目のトラフグです。39cmありましたが、これで船中での最小サイズのようでしたね。結局、このトラフグは私が持ち帰らせてもらうことに・・・ということは・・・(哀)


KON-CHANが釣ったので、まだチャンスはあるかと思ったのですが、それ以降、私にトラフグのアタリが訪れてくれることは無かったです。

う~ん、残念~。


そんなワケで、私にトラフグは釣れませんでした。

釣れた魚は、27cmのカワハギ2尾、サバフグ2尾に、トラはトラでもトラギス2尾。

船中釣果は、0~5尾ということでしたが、船中の2/3くらいの方々が型を見れなかったと思います。

イメージ 11

KON-CHANから頂戴したトラフグは美味しく頂きました。トラフグの美味しさに、釣れなかった無念さも、かなり癒されたような・・・。


それにしても、残念な結果になってしまいました~。

前半の時合いでの唯一のヒットをバラしてしまったのが悔やまれます。

チャンスだったのにねぇ~。


このトラフグ狙いの釣りがいつまで続くのかはワカリマセンが、もう1回、チャレンジしますかねぇ~。

週末になって、そういう気持ちになれば、再チャレンジしてきますっ!


〈釣行メモ〉 (2016年4月16日(土) トラフグ釣り 於:浦安「吉野屋」)

【潮 汐】 干潮6:56、干潮11:11(長潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕くもり後晴れ、 〔風〕北寄り4mくらい → 6mくらい → ほぼ無風
【釣り場】 東京湾某所(水深40mくらい)
【釣り座】 左舷ミヨシ2番(乗船者30名くらい)
【タックル】〔竿〕極鋭カワハギ・レッドチューン、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE1号<
【仕掛け】カットウ仕掛けオンリー、オモリ15~20号。
【釣 果】 なし
【船中釣果】0~5尾


にほんブログ村 船釣りランキング


4月9日(土)は、磯子の根岸丸から、LTアジ釣行でした。


この時期に東京湾奥のLTアジ釣りをするのって、初めてのことかも。

以前は、真冬から春の時期は湾奧のアジはオフシーズンだったように思うんだけど、今は、周年、LTアジ船が出船していますね。

これは、低水温期に東京湾の水温がそれほど下がらないから、LTのポイントでアジが釣れるってこと?

最近は、落ちギスシーズンに中ノ瀬でシロギスが活発に釣れるのも当たり前になってきましたもんね。


イメージ 1

社長が舵を取るLTアジ船の乗船者は12名でした。私は右舷胴の間に釣り座を取りましたよ。


イメージ 2

LTアジ釣りではタックルにコダワリはなく、2.1mの万能的な竿を使っていますが、もう少し短めの竿の方が扱いやすいような気も・・・そういう竿を探してようかな。


イメージ 3

まずは、地先の富岡沖でスタートしました。風は弱く、凪のコンディションです。


さて、実釣です。

仕掛けは、ハリス1.5号、全長2mの2本針仕掛けですが、針は昨年使ってみて、まずまずの感触だったケイムラ針(ムツ10号)を使ってみることにしました。

餌は、上針に赤タン、下針に青イソメを付けてみます。


何投かコマセを打っているうちに、船中では、アジが釣れ始めました。

船長からの指示ダナは、底上1mでコマセを撒いて、さらに1m上でアタリを待つという、いつも通りのパターンです。


良い魚探反応も出ているようなので、一度釣れ出してしまえば、あとは楽チンに釣れ続いています・・・・・というのは、私の周りだけで、私はゼーンゼン釣れません!?

最初のうちは、「そのうち釣れるだろう」と思っていたのですが、私一人が釣れないまま時間が経過して、「こりゃ、ヤバイ」。

とりあえず、ケイムラ針は止めにして、これも昨年、感触良好だったピンクハリス仕掛けにチェンジです。


しかし、釣れません・・・

好調に釣っているお隣の方が心配して、「タナはどのくらいでやっています。私は2mの前後50cmの範囲でやっています」と、さりげなく、アドバイスをくれます。

私は船長の指示通りに2mでやっていますので、タナが間違っているということではなさそう。

ならば、仕掛けが合わないのかと、フツーのハリス、フツーの針のノーマル仕掛けに替えてみます。


すると、ようやく型を見れて、ホッと一安心。

でも、この時点で、お隣の方は10尾くらいは釣っていたようですから、大出遅れですねぇ~。


1尾釣れたので、これからペースアップっ!・・・と思ったのですが、なかなかペースを上げられません。

澄み潮、晴天、潮の流れは緩慢と、アジ釣りには良い条件ではありませんが、周りは好調に釣れていますからねぇ~。

イメージ 4

何とか、ポツリポツリとは釣れ始めてくれましたが、なかなかペースアップできません。私が5、6尾釣った時に、お隣の方は20尾くらい釣っていたようですから、全く手が合わせられない状態でしたね。


潮が澄んでいて、魚の警戒心が高いからなのか、それとも、この時期の特徴なのか、コマセを振り出してから、アタリが出るまでの時間が結構長めです。

それと、付け餌は赤タンの方が食いが良いようです。

これらのことは、途中で気が付いて、その通りに釣っているのですが、それでも、アタリを出すペースが上がりません。


指示ダナの底上2mのタナで釣っても、なかなかアタリを出せないので、少しタナを探ってみて、さらに1mくらい上のタナでポツリポツリとアタリを出せるようになったような・・・。

「タナは上だったの?」・・・裏付けを取ろうと思って、私の3倍以上のペースで釣っているらしい、左舷ミヨシに座るM名人のところに行って、タナを確認したら、「上じゃないよ。2mだよ」ですって。 (ついでに、コマセの振り出し方を教わって、これは参考になりました)

さらに、左トモのG名人にも聞いてみたら、やっばり、2mとのこと。 (その隣で釣るA藤さんには聞きませんでした・・・笑)


では、2mでやってみようと、自席に戻って、再開すると・・・・・やっぱり、アタリが出ません。

それで、さらに1m上げてみると、アタるんですよねぇ~。

も~、何が何だかワカラナクなってきて、久しぶりに、頭の中が混乱してきちゃいました~。


あとで振り返ってみると、タナ云々よりも、コマセの振り出し方に問題があったのではないかと・・・。

コマセはピンポイントな位置で振り出すのではなく、もっと大きめのアクションで、幅広に振り出さなくてはいけなかったということ・・・・これは、M名人に教えられたことなんですが、船長も似たようなことを言っていました。

この時間帯は、そういう、コマセの振り出し方をしないと釣れない状況だったということなんでしょう。(難しいですなぁ~)

イメージ 5


名人や船長にアドバイスを乞いながら、少しずつ修正して釣って、幾らかはアタリも出せるようになってきた感じです。

でも、相変わらず、タナは2mではアタってくれず、2m+0.5~1mくらいの少し高めがメインです。

何でなんだろう??


潮止まりの時間 (干潮が12時頃) が近づいてきて、船中ではアタリも少なめになってきたようで、船長から移動が告げられました。

このタイミングは、私はポツポツと釣れていたので、もうちょっと粘って欲しいような気もしましたが、船長の判断ですから、ショウガナイですね。

イメージ 6


船は少しずつ南下して、反応を探索していきます。

ところどころで投入の指示が出されますが、船中では、なかなか型を見れません。

魚探反応は出ているとのことなので、魚が口を使わないということなのかな?

ちょうど、潮止まりの時間帯ですからねぇ~。


さらに南下したポイントで、ようやく、型が見れ始めました。

ただ、ここは潮の加減なのか、ラインの出方(= 船の動き)が不規則で、釣り辛いですね。

そんな状況では、タナ取りもアバウト気味になってしまいます。

それでも、私はまずまずのペースでアタリを出せているかな。

釣りやすい状況では釣れないで、釣り辛い状況ではボチボチと釣れるんですから、何ともねぇ~。(苦笑)


しかし、アタリは長続きせず、最後は再び、富岡沖に戻ることになりました。

イメージ 7

産卵寸前らしき成熟した卵を持った個体も何尾かいました。これまで、湾奧のアジで抱卵しているアジを釣った記憶がなかったので、「湾奧のアジの産卵期はいつなんだろう?」と思っていたのですが、恐らく、冬~早春の時季が産卵期ということなんでしょうね。


ラストの富岡沖は、上げ潮が少し速めに流れていて、やはり釣り辛い状況ではありましたが、アタリはポツリポツリと出てくれます。

入れ食いになるような活性ではありませんでしたが、数尾追釣できたところで、沖上がりのアナウンスが出されました。


最終的な釣果は、17~27cmのマアジ 41尾ということになりました。

外道は全くなし。

船中釣果は、27~91尾・・・・竿頭はM名人でしたね。

イメージ 8

アジのサイズは20cm級がメインでした。25cm超の良サイズは混じる程度でしたが、小型は混じらず、食べ頃サイズが揃っていた印象でしたね。食味は、脂の乗りも良くて、美味しいアジでしたよ。


周りの方々と比較すると、苦戦の釣りになってしまいましたが、釣果的にはまずまずで、お土産は確保できました。

それにしても、今回は、なかなか手が合わせられず、ワタシ的には簡単じゃない釣りでしたねぇ~。

A藤さんにも負けてしまったので、「常連で最もアジ釣りが下手」のポジションを獲得? (A藤さん、ゴメンナサイ・・・笑)


やすく~ん、釣り方、教えて~。


〈釣行メモ〉 (2016年4月9日(土) LTアジ釣り(ショート船) 於:磯子「根岸丸」)

【潮 汐】 干潮12:11 (中潮)
【潮 色】 澄み
【天 候】 〔天気〕晴れ、〔風〕ほぼ無風 → 南2m → 7mくらい
【釣り場】 富岡沖~小柴沖(水深20~30mくらい)
【釣り座】 右舷胴の間(乗船者12名)
【タックル】〔竿〕アルバトロスファーストライト210L、〔リール〕ミリオネア100(ライトハンドル)、〔道糸〕PE1.5号</b><br>
【仕掛け】  天秤用2本針仕掛け(ハリス1.2~1.5号、針ムツ10号他、全長2m)、1.2mm・20cmのクッションゴム使用、ビシ40号。
コマセはイワシミンチ。付け餌は青イソメ、赤タン(ほとんど赤タンを使用)。
【釣 果】 アジ 41尾(17~27cm)
【船中釣果】27~91尾


にほんブログ村 船釣りランキング






4月2日(土)は、磯子の根岸丸から、シロギス釣行でした。


この日は、生憎の強風予報・・・単独釣行なら、メゲてしまうような予報でしたが、S久間さんとご一緒する釣行だったので、予定通りに決行することに。

途中まで、風陰釣り場で大苦戦の展開で、 「やっぱり、明日に延期すればよかったなぁ~」などと思ったりもしていましたが、後半、想定外のラッキーヒットがあって、そんなネガティブな気分も吹っ飛んでしまいましたよ~!

イメージ 1

この日は、強風予報ということもあって、乗船者は4人だけでした。釣り座は、左舷トモに取りましたよ。


イメージ 2

シンタロ様が御乗船されました。な~んと!・・・この日のシンタロ様、寝坊したとか言って、20分も遅刻っ。まあ、お客さんも少ない日だったので、イイんですけどね。シンタロ様は 「やべ~、KOBIさんにネタにされる」 とか仰っておられましたが、ハイ、しっかりとネタにさせてもらいました。(ヒヒッ)


イメージ 3

根岸丸桟橋の対岸にある動物検疫所の桜はまだ三分咲きくらいでした。この動物検疫所は海外から輸入された大型動物の検疫施設だとか。動物園で飼育される動物も扱っているようで、建物の屋根の上からキリンの頭が出ているのが見えたこともあったとか(勇樹船長談)。昔、カバがこの施設から逃げ出して、桟橋がある堀割川で水浴びをしていたのは有名な話だそうな。


イメージ 4

出船後、慌ただしく、餌の青イソメの頭を切っているシンタロさんです。待たせられた仕返しに邪魔をしたら、怒っていました。(笑)


イメージ 5

沖では北寄りの風が10mくらい吹いている状況なので、根岸湾内の風陰になる釣り場でスタートすることになりました。この釣り場は、先週、先々週の釣行でも釣ったポイントでしたね。


さて、実釣です。

今回は、潮もあまり動かなそうなタイドグラフということもあって、胴突き仕掛けで通すつもりでいました。

恐らくは、魚の食いは渋めでしょうから、胴突きで1尾1尾丁寧に釣ることを想定していましたよ。


開始早々、私の対角線の右前で釣るシンタロさんが1投目から大型のシロギスを釣ったとの、勇樹船長のアナウンスが出されました。

このシロギスは、帰港後に測ったら、26cmもあって、半額乗船券をゲット。

遅れてきて、いきなり、こんな魚を釣るなんて、フツーの神経を持っている者にはできませんよねぇ~。

まったく、も~(怒)


イメージ 6

私にも、強烈な引きが到来して、「大型のシロギスか?!」と思ったら、大型のウミタナゴでガックリでした~。


その後も、シンタロさんはポツリポツリながらも順調に釣果を伸ばしているようですが、私はなかなかシロギスの型を見れません。

アタリは出るのですが、ここまで酷いのは初めてというくらいに、全く掛けられません。

シンタロさんが6尾釣ったというのに、私は『0』・・・・勇樹船長からは、「KOBIさんは悲惨な状態で、心配になっちゃいます」などという、傷口に塩を塗るようなアナウンスが発せられて、も~ホントに頭に来ちゃいます。(バカヤロ~)


勇樹船長からは、シンタロさんはラインをかなり弛めにして釣っているような情報が入ってきたりもするのですが、私は極力、ファーストアタックのアタリを取りたいと思っているので、あまりラインは弛めたくないんですよねぇ~。

過去の釣行を振り返っても、私がドツボに嵌まる時って、大概はラインを弛めて釣る方が優位な状況の時かもしれません。


とは言っても、フツーのゼロテンションでステイして、アタリを感知してアワセにいっても、針掛かりさせられないので、何か策を講じなくてはならず・・・

アタリを感知してからアワせるまでの間をかなり長めに取ったりとか、アタリが出てからラインを送り込んだりとか、いろいろやってみて、まあ何とか型は見れて、ドツボの状態からは脱したというところでしょうか。


結局、最初のポイントでは1時間半くらい釣って、釣果は2尾だけ。(ガクッ)

その後、勇樹船長からは根岸湾内の各所を廻っていく旨のアナウンスが出されました。

イメージ 7


アナウンス通りに、根岸湾内のポイントを探索していきましたが、どこも、型を見る程度の釣れ具合でパッとしません。

潮の動きもほとんど感じませんし、それ以前に、まだ、この時期では根岸湾内にはそれほど魚は入ってきていないのかもしれませんね。


根岸湾内もダメなので、富岡沖に転戦しましたが、コチラも外れの流しが多くて、盛り上がりません。

これには、出船前は「今日は、北風が収まりそうにないので、中の瀬には行かない予定でいます」と言っていた勇樹船長も我慢ができず、中の瀬への移動を決断しましたよ。


時刻はすでに11時。

ここまでの釣果は、ツ抜けにも至らない、8尾という貧果でした。

イメージ 8


中の瀬に移動した頃には、風は朝方よりは多少は弱まって(風速10m弱くらいかな)、思ったよりも海は悪くなかったですね。


中の瀬では、ポツリポツリとアタリは出てくれて、幾らかはペースアップが図れています。

それでも、潮がほとんど流れていないとのことで、魚の食いはかなり渋めに感じます。

ファーストアタックのアタリは感知できないことが多いですし、アタリを感知しても、すぐにアワセ動作(ゆっくりした聞き上げ)に移っては、なかなか掛かりません。

こんな時は魚の気配を感じたら、小さなアクションで確実に掛けられるようなアタリを出していくしかないように思います。

イメージ 10

S久間さんです(勇樹船長のブログから画像を拝借)。今回は、がまかつのニューロッドを新調されていましたね。竿の感触はなかなか良かったとか。勇樹船長は、「S久間さんのタックルは10万円を超えているじゃないんですか~」とか、値段のコトしか言っていませんでしたが・・・。(笑)


食いは渋めで、私を含めて、皆さん、苦労の展開だったようで・・・

S久間さんは、掛け損じ多発で、なかなか思うような釣りをさせてもらえない様子。

シンタロさんは、中の瀬に来てから、天秤の釣りにチェンジするという暴挙に出て、すっかりペースダウンしてしまったとか。(序盤の展開では竿頭有力だったんだから、ちゃんと釣果を出すような釣りをしなくちゃいけませんな)

そんな中、私は、まずまず手が合って、順調に釣れていたかも。

勇樹船長も、「前半はシンタロさんが良かったのですが、後半はKOBIさんのペースでしたね」とか言っていましたしね。


そんな中・・・

な~んと!・・・・予想だにしていなかったビッグワンを釣ってしまったんですよ~!!

それは・・・ ↓ ↓

イメージ 9

48cm!のマコガレイを釣ってしまいました~。最初の手応えはそれほどでもなかったのですが、途中から、かなり重量感のある引き込みが断続的に訪れて、これはサメじゃなさそうと、ドラグを効かせながら慎重にヤリトリして、無事に勇樹船長のタモに収まりましたよ。シロギス釣りの外道で、これだけの大型マコガレイを釣ったのは初めてですね。


イメージ 11

シンタロさんが釣ったのではありません。私が釣ったカレイを持っているだけです。この後、良サイズのサメを釣って、「サメとカレイを交換して下さい」との申し出を頂きましたが、私は蒲鉾屋ではないので、丁重にお断りしました。


「今日は、釣りを決行して良かったなぁ~」などと、しばらく、大型マコガレイを釣った余韻に浸っていましたが、その間も、シロギスの食いはボチボチと続いてくれます。

幾らか潮を流れ始めたのか、魚の食いも若干良くなってきたような気もします。


しかし、すでに終盤。

この日は、ショート船料金で早めに納竿することが事前に告げられていたので、14時に沖上がりとなりました。


最終釣果は、12~24cmのシロギス 44尾でした。

外道に、マコガレイ2枚(48cm、18cm)、ウミタナゴ1尾、パックンチョと小メゴチ少々でしたね。

船中釣果は、12~44尾とのことで、“MR.遅刻” シンタロさんを退けての竿頭ということになりましたよ~。ハハハ~。


イメージ 12

シロギスは20cm前後の良サイズ主体で、型は悪くない印象でしたよ。


釣行メモ〉 (平成28年4月2日(土) シロギス釣り 於:磯子「根岸丸」)

【潮 汐】 干潮7:08、満潮11:42 (長潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕くもり 〔風〕北東10m → 8mくらい
【釣り場】根岸湾内(水深15m前後) → 富岡沖(水深15m前後) → 中の瀬(水深18m前後)
【釣り座】 左舷大ドモ(乗船者4名)
【タックル】〔竿〕シマノ「ライトゲーム Cl4 アレグロ 91 SS185」、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号。
【仕掛け】 胴突き2本針仕掛け(ハリス1号30cm or 35cm、捨て糸10cm、ハリス間隔40cm) → 胴突き1本針仕掛け(ハリス1号40cm、捨て糸15cm)。針キスSP8号、オモリ15号 。(中の瀬は赤クラゲが多いこともあって、1本針仕掛けを使用)
【釣 果】 シロギス 44尾(12~24cm)<
【船中釣果】 12~44尾


にほんブログ村船釣りランキング


このページのトップヘ