KOBIさんの江戸前釣り雑記

2016年06月

6月19日(日)は、馴染みの根岸丸のシロギス釣り大会『NEGISHI-MARU CUP 2016』に参加してきました。


根岸丸カップには2回目の参加でしたね。

昨年は大会が行われませんでしたし、その前の2年間は新潟赴任中で参加できませんでしたから、4年振りの参加ということになると思います。

前回参加の大会では、マゴチを釣って、外道賞をゲット!

しかし、そのマゴチが小型だったということで、ブーイング続出?!・・・・でも、その魚を上回る外道が釣れなかったということですから、外道賞はありがたく頂戴しちゃいましたよ。ヒヒッ。


果たして、今回の結果は・・・

乞う、ご期待!?

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勇樹船長は、レインボーカラーのカツラを被って、大会のモチベーションを高めているようです。しかし、このカツラを操船中も被り通していたのには、乗っていた参加者も恥ずかしかったんじゃない?


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釣り座抽選を兼ねた受付を手伝っているのは、幹事役のT中さんと、やすくんです。やすくんは根岸丸の若きエース。T中さんは今回の大会の発起人だけど、腕前の方は・・・とか思ったら、今回、大ブレイク!・・・お見それしました~。だって、師匠がシンタロさんだっていうから、大したコトないかと思っていたんですよ。師匠は関係なく、元々の腕前が良いということなのでしょ~。


今回の大会は、勇樹船長船と社長船の2隻出し。

競技ルールは、5尾重量で順位を決めますが、表彰は2隻で最高重量の総合1位だけで、その他は全員平等に抽選で賞品が決まるという滅茶苦茶なモノ。(笑)

他に、数釣り賞1名、外道賞2名(各船1名)は表彰対象だとか。


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私の釣り座は、社長船の右舷のど真ん中の胴の間になっちゃいました~。S久間さんは大ドモっ!?T中さんはミヨシ!?・・・ちょっとズルいんじゃない。でも、釣り座を言い訳にできるから、イイっか。ハハハ~。


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発起人のT中さんによる、大会宣言です。何を話していたのかは覚えていましぇ~ん。


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船宿の大会ですから、船によって釣り場による釣果の差異が出ないように、2隻が同じエリアで釣るようにしていましたね。社長談 「今日は、勇樹の後を付いていくだけ」 とのことでした。


ここ最近、シロギス釣りから少し遠ざかっていて、今期は型狙いの釣りもしていないので、出船前にT嶋さんに幾つかアドバイスを貰いました。

もちろん、アドバイスは参考になるものだったのですが、結果的には、そのアドバイスを全く活かせなかったような・・・。

というか、活かせるような技量がなかったということかも。

付け焼き刃のようなことをやっても、かえって自分の釣りを見失ってしまうだけって感じでしたね。

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まずは、富岡沖からのスタートとなりました。私の感覚では、狙い打ちで大型が釣れる場所ではありませんが、たまにドカーンと大型が釣れるイメージのポイントでしょうか。


さて、実釣です。

仕掛けは胴突き1本針、タックルは使い慣れたフグ竿&ベイトリールです。

釣り方としては、誘いは入れず、餌のボリュームと動きで大型にアピールするイメージでやってみます。

餌は大きめなので、最初のアタリを感知しても、ラインテンションを掛けない状態で、2回目、3回目のアタリを待ってから、アワせていく感じかな。


第1投目からアタリが出ましたが、船の動きでステイ状態を作れず、掛け損じてしまいました。

周りでは、検量対象になりそうな良サイズも釣れていたので、この掛け損じはちょっと残念でしたね。


そして、その後は・・・

これが全く釣れないんですよ~。

周りでは良型も交えながら、ポツポツと型を見ているのに、私は全く釣れません。


ようやく型を見たのは、スタートしてから約1時間後。

その頃には、並んで釣っていたT中さんやY内さんはツ抜けしていたんじゃないかな?

とにかく釣れなくて、自分でも何が何だかワカラナクなってしまいましたね。

あとで考えてみると、キャストも中途半端でしたし、ステイも取りすぎで、消極的過ぎる釣りをしていたような気がします。

周囲のことが気になったりして、気持ちも浮わついていたし、釣れなかったのは、それなりの原因があったように思いますね。


富岡沖では約2時間釣って、釣果は4尾。

サイズも、20cm級が2尾入っただけでは話になりません。

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富岡沖の次は地先の某所を狙いました。

ここは目標物があるので、狙い目を持ってキャストできる場所ですね。

とは言っても、釣り座が胴の間ですから、制約はありますね。


こちらでも、私はあまり釣れませんねぇ~。

船中ではポツリポツリと良型が釣れていますが、私には大したサイズは釣れてくれません。

たまに強い引きが訪れると、決まってキュウセンですしね。


そんな中、私の左隣の方が良型を揃えています。

その方、根岸丸の大常連なのですが、釣りよりも酔っぱらいで有名な方。

いつも、船上でビールを飲み過ぎては、勇樹船長や他の常連さんに怒られている方なんです。

この日も、「もう1つ飲んじゃおうかな」とか言いながら、缶ビールをグビィグビィと飲んで、イイ気分のようでした。

そんな感じなので、釣りの方もそれなりでありまして、仕掛けは根岸丸オリジナル胴突き仕掛けを使って、多少のハリスのヨレなどには無頓着。餌も少しくらい短くなっても、そのまま投入。釣り方も謙虚に?オマツリをしないように、ロングキャストなどはいたしません。

それで、良サイズを連発しているんですよねぇ~。

正直、真面目に?釣るのが馬鹿馬鹿しくなってきちゃったような・・・。

少なくとも、隣で釣れているんですから、釣り座は言い訳にできないことだけは確かですね。


私は相変わらず、シロギスには見放されている感じでしたが、とある投入で、ちょっと強い手応えの引きが到来しまして・・・

でも、シロギスの引きではなさそうで、かと言ってキュウセンでもなさそう・・・とか思いながらリーリングしてきて、水面下に姿が見えたのは・・・・・・カレイでした~。

大したサイズでもないので、躊躇せずに抜き上げて、無事にキャッチっ。

この時は、「カレイじゃなくて、デカいシロギスが釣れてくれよ~」なんて思っていたんですが・・・。

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釣れたのは、28cmのマコガレイでした。最近、シロギス釣りでも、フグ釣りでも、マコガレイがよく釣れてくれます。周りが釣れていなくても、私だけが釣れるんですから、余程、マコガレイには好かれているのでしょう。


2時間程、地先のポイントで釣ったところで、次の釣り場の根岸湾に移動となりました。

結局、地先のポイントでは、5尾くらい釣っただけでしたね。

サイズは22cm級が2本くらいかな。

これでは、全く話しになりませんね。

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根岸湾に移動して、ようやく吹っ切れた釣りができるようになったような・・・。

もう、優勝云々なんて言えるような次元の釣果ではないですしねぇ~。


不思議なもので、邪念が無くなった途端に、人並みに釣れるようになったような気がします。

検量対象にしても恥ずかしくないような、23cm級のまずまずサイズも釣れてくれて、諦めの境地ながらも、少しは安堵の気持ちも湧いてきます。

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そんなこんなで、14時の納竿タイムが到来しました~。

私の最終釣果は、シロギス 17尾。

サイズも全く大したコトはありません。

終盤に多少は釣れたとは言っても、それまでが酷すぎて、挽回するまでには至りませんでしたね。

検量結果が怖いです。(笑)


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今回の釣果です。小さなザルに納まってしまうシロギスの釣果に、外道のマコガレイ1枚・・・・冴えませんなぁ~。


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検量風景です。私はソソクサと検量を済ませて、後続の結果を見ていましたが、途中まで、私の釣果が最下位でドキドキ・・・ホント、ヤバいと思っちゃいましたよ。


私の検量対象は、23cm弱級が2尾、22cm級が3尾。

5尾重量は、400g台の真ん中くらいだったかな。(正確に覚えていないんです)

最終順位は下から5番目くらい?

まあ、最下位ではなかったのは確かなようなので、イイっか。(笑)

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総合優勝は大常連のU田さんで、627gでした。唯一の600g台だったようですから、圧勝でしたね。

な~んと、T中さんが41尾で数釣り賞をゲット!・・・・途中から、数を狙っていたんじゃないでしょうね。(ジロッ)


私の隣の酔拳流のオジさんは、社長船の船1で総合2位かな(でも、2位は表彰なし)・・・・ラスト1時間は酔っぱらって、まともに釣りをしていなかったような・・・。

それで、この成績ですから、すっかり感覚を破壊された気分ですよ~。


私は空クジなしの抽選会に期待?・・・とか、思っていたら、な~んと、なんと!?

驚愕の事態が・・・

な~んと、私が釣ったマコガレイが外道賞になっちゃったんですよ~!

大したサイズのマコガレイではなかったのですが、船中でこれを上回る価値の外道が釣れていなかったようで、社長船長が私が釣ったマコガレイを外道賞に選んでくれたんです。ラッキ~!

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外道賞の賞品は、ライフベストと自転車。豪華な賞品です!・・・・でもなぜか、帰りに、自転車は鮭の切り身に化けていました。(笑)


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勇樹船長と、幹事役のT中さん、やすくんです。今回はお疲れ様でした。


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今回の料理は、マコガレイの煮付け。外道賞を獲得してくれたマコガレイはとても美味しかったです。ニコッ。


勇樹船長のブログは、コチラ


〈釣行メモ〉 (平成28年6月19日(日) シロギス釣り(根岸丸カップ2016) 於:磯子「根岸丸」)

【潮 汐】 干潮10:20 (大潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕晴れ 〔風〕南寄り6~8mくらい
【釣り場】富岡沖~根岸湾
【釣り座】 右舷胴の間(乗船者20名)
【タックル】〔竿〕シマノ「ライトゲーム Cl4 アレグロ 91 SS185」、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号。
【仕掛け】 胴突き1本針仕掛け(ハリス1号35cm~50cm、捨て糸10~15cm)。針キスSP9号、オモリ15号 。
【釣 果】 シロギス 17尾(15~23cm)
【船中釣果】 10~41尾


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6月11日(土)は、鴨居の「きよし丸」から、フグ釣行でした。

今回は、マッチョシゲさん、A西さんとご一緒しましたよ。

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乗船者は8名。私とマッチョシゲさんが左舷前に並んで、A西さんは空いていた右舷トモに入りました。風が弱い予報だったので、船の向きは読み難かったですね。


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この日は、ブログを通じてお付き合いがある花王迷人劇場さんと、丸長で何度かご一緒したI川さんと同船しました。花王迷人劇場さんとは、ブロガー仕立以来、久々にお会いできました。I川さんとは昨年秋の丸裕でのスミイカ仕立以来かな。


きよし丸は相変わらず、フグ釣りに関しては情報を出していないですね。

これは、船長の思うところあってのポリシーですから、私がとやかく言うものではありません。

船長が情報を出していないのに、私がブログ記事をアップしてもいいのかという気もするのですが、船長からストップが掛かっているようなことはないので、まあいいのではないかと・・・。

ただ、中には「余計なことをするな」と思っているお客もいるかも。

でも、そんなに乗船者が多くなっているわけではないでしょうし、そもそも、私のブログ記事がそんなに宣伝力があるとは思えませんしね。

きよし丸の常連さんは、皆、心が広い者ばかりということで・・・。

ちなみに、この時期のきよし丸、平日(特に火~木曜)は出船しない日が多いそうな・・・・参考までに。

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マッチョシゲさんは、最近、フグ釣りにしか行っていないので(そもそも、そんなに釣りには行っていないようですが)、奥様から、「フグ以外の魚を釣ってきて頂戴」と言われてきたとのことで、出船前から、「外道が釣れたら、ワタシに下さい」などと言い回っていましたよ。


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この日のマッチョシゲさんは、前回のきよし丸釣行で、私を負かしているせいか、余裕たっぷりの雰囲気でしたね。「今日は、師匠に大差で負かされちゃいそうです」とか言いながら、虎視眈々と私を負かそうという魂胆は見え見えです。私も、マッチョシゲさんに連続で負けるワケにはいかないという、変なプレッシャーが掛かっていたような・・・。


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釣り場は大貫沖でしたが、湾奥の船とは離れたところで、ポツリと釣っていましたね。大貫沖でも、フグ船の各船長は、それぞれがこだわりのポイントを持っているような気がします。


今回は、カットウ+胴突き食わせ1本針でやってみることにします。

その理由は、先週の釣行で、その仕掛けに替えて釣れるようになったから。

でも、今回は食わせ針の効果はほとんど感じなかったような。

そんな感じだったので、途中から、カットウオンリーにしちゃいました。

恐らく、次回はカットウオンリーで釣ると思います・・・・この時期、食わせ針は気分転換程度ということですかねぇ~。


さて、実釣です。

開始早々から、アタリが出てくれて、ショウサイフグが釣れてくれました~。

先週はボウズを脱するのに5時間も要したというのに、今回はあっさり・・・・まあ、こういうモンなんでしょうね。


その後もアタリが出てくれますが、これは外道のメゴチのアタリのようです。

メゴチはまずまずのサイズだったので、キープすることにして、その後も何尾か釣れてくれたので、天ぷら種用に良いお土産になりました。

最近、良サイズのメゴチがまとまって釣れることは滅多にないですからね。


メゴチのアタリの合間に、フグのアタリも出てくれて、2尾目、3尾目と追釣できました。

先週の釣果の3尾を1時間もしないうちにクリアできて、ちょっとニンマリ・・・・釣れる時は、こんなモンですよね。

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思惑通りに、貴重な外道のマダコを釣って(小型ですけどね)、嬉しそうなマッチョシゲさんです。でも、本命のフグはなかなか釣れず、私が3尾釣ったところで、ようやく型を見た程度のようでした。


釣り方は、キャストと船下狙いの併用という感じでした。

潮はやや濁っていたので、船下でも釣れるかと思ったのですが、アタリが少なめだったので、キャストしてアタリを拾いにいくようなイメージも持ちながら釣っていましたね。


潮向きは、前半は左のトモ方向に流れていたので、ラインは左前に払い出し気味に出されて、釣りやすい状況でした。

潮の流れはそれほど速くなく、8号のオモリで十分に対処できましたね。

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前半は微風ベタ凪で暑いくらいでしたが、昼前頃から南西風がそよそよと吹き始めて、過ごしやすい陽気になりました。


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その後も、ポツリポツリと追釣できて、まずまずのペースです。

約2時間で、6尾まで釣れましたから、ツ抜けは楽勝?

マッチョシゲさんはペースが上がらず、スコア差も、「6対2」まで開きましたから、気持ちにも余裕が出てきましたね。(前回は、大差を逆転されてしまったのですが・・・)


ただ、フグのアタリは多くはなく、フグの群れ(小さな群れって感じです)が回ってくると、船中では単発的に釣れるという程度です。

ここまでの平均釣果は2、3尾くらいで、私がトップの途中経過だったと思います。

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花王迷人劇場さんです。厳しい釣り座ということもあってか、やや苦戦の釣りに見受けましたが、それでも、終わってみれば、上位の結果を出されるのは流石ですね。本当は、お隣で釣って、じっくりと釣りを拝見したかったのですが・・・。


10時過ぎ頃までに6尾釣った後は、アタリを出せなくなってしまいました。

アタリが出なくなると、船長は小移動をしてくれて、その入れっぱなを主体に船中ではポツポツとは釣れているようですが、私のところまで、魚を回してもらえないという感じです。


たまたま、シロギスがアタる場所に当たったので、ここはシロギスが反応する誘いを入れて、4尾キャッチ。

これは、マッチョシゲさんのお土産になりました。


ちょっと派手目なアタリで、サバフグを連釣する場面もあって、マッチョシゲさんに、「おっ!銀色のフグっ!」と喜ばれてしまいましたね。(マッチョシゲさんも1尾釣っていましたけどね)

この辺りから、段々とマッチョシゲさんがペースを上げてきて、少しずつ、差も詰まってきたような・・・。

でも、まだ余裕があったのですが・・・。

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今回のマッチョシゲさんは、変な余裕があったような。それは、奥様から「あんまり、フグは釣ってこなくていいから」と言われてきたからなのか、それとも、前回の釣行で私を負かしたからなのか・・・。この御仁の思考はよくワカリマセン。


ナンダカンダで、私は2時間くらい追釣できず、スランプ状態に陥ってしまったような・・・。

先週もそうだったのですが、釣れなくなった時に、安易に楽な釣り方をしてしまって、しっかりと修正できないのはいけませんね。(反省)


そんな中、徐々にペースアップしてきたマッチョシゲさんが、ミラクルな釣りを見せてくれます。

それは、カットウ針に掛けるのではなく、餌針に掛ける釣り。

餌針とはアルゼンチン赤エビを付ける、デカ目のテンヤ針(マッチョシゲさんの場合はタチウオ針)のことです。

たまに、餌針に掛かってくることってありますよね。

でも、この日のマッチョシゲさんは、な~んと!・・・・4尾連続で、餌針でフグを釣ってしまったんですよ~!

大概、餌針にフグが掛かってくる(口に掛かってくる)っていうのは、アワせてもカットウに掛けられず、最後に餌針に残った餌をフグが食ったところを掛けちゃうということ。

口に掛かるアタリなので、アタリも明確に出ることが多いような。

それを、マッチョシゲさんは、「小さいアタリだったけど、掛かった!」とか言いながら、餌針に掛けているんですよ。

そのアタリを小さいとか言っているんですから、その前のアタリはきっと感知できていないんじゃない?

「うわぁ~、また餌針や~!」とか、「今度は、口じゃなくて、顎に掛かってる~!」と叫ばれながら、餌針へのヒットを4回連続で見せられて、開いた口が塞がらなかったですよ~。

まったく、必ず何かをやらかす御仁ですよねぇ~。

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「師匠はエラそうに、餌針に掛けるのはインチキだとか言っているけど、そんなの関係ありましぇ~ん。釣ったもん勝ちだもんねぇ~」とか、思っているんでしょうね。


私もようやく2尾追釣できて、釣果は8尾になりましたが、マッチョシゲさんに餌針4連釣の神業を放たれて、スコアは「8対8」のイーブンになってしまいました。

「ついに、師匠に並んだ~!」と絶叫されて、前回の悪夢が甦ってきちゃいましたよ~。


時刻は14時を回り、最後のポイント移動です。

正直なところ、すっかり弱気になって、「もう船中釣れないまま、同スコアのままで終わらないかなぁ~」などと、真面目に思ったりもしていました。


しかし、最後の移動が、私に微笑んでくれたんですよねぇ~。(嬉)

移動後、ちょっと間が空いて、9尾目のフグをキャッチ。

さらに、10尾目も釣れて、ツ抜け~!

そして、また釣れて、11尾目っ!

ここは、私のところからフグが回ってきている感触です。

釣れる時は釣れるもんですね。(笑)


マッチョシゲさんも1尾釣ったけど、残り時間が僅かの時点で、スコアは「11対9」ですから、もう大丈夫でしょ~。

そして、納竿間際、私に1尾釣れてくれて、12尾でフィニッシュ。

今回は、マッチョシゲさんの猛追を何とか最後に振り切って、「12対9」で勝利でした~。(ホッ)

でも、危なかった~。


そんなワケで、今回の釣果は、ショウサイフグ 12尾(21~34cm)でした。

外道に、20cmチョイ級のカワハギ1尾、シロギス4尾、メゴチ10尾くらい、イイダコ4杯、トラギスとベラ少々。

船中釣果は、?~13尾とのことでした。

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今回は、30cm超の大型も3尾釣れて、ボリュームもありましたね。外道は、メゴチ以外はマッチョシゲさんに差し上げました。(優しい師匠だなぁ~)


今回は、何とか、マッチョシゲさんに勝利できて良かったです。

今回も負けたら、何を言われるかワカリマセンからね。

それでも、中盤以降、思うように釣果を伸ばせなかったは反省です。

釣れない時間がちょっと長くなると、根気が無くなって、ついつい楽な釣り方に逃げてしまうのはダメですね。


それと、アタリですぐに掛けられないことが多かったり(1回目のアタリで掛けられず、2回目、3回目のアタリで掛けることが多かったような)、巻き上げ途中でのバラシも何度かありましたね。

バラシはフグ以外の魚だったのもあったと思うけど、フグだったのもあったハズ。

掛け損じやバラシがあったのは、潮向きに少し逆らうような角度にキャストしていたのが原因だと思っています。

潮が横に流れているのに、正面にキャストしたら、微妙なズレが生じますもんね。

でも、これはポジション的にやむを得ないかな。

キャストして広目に探るか、船下で確実な釣りをするかは、その時々の判断ではありますが、ついつい、アタリを欲してキャストしたくなっちゃうことはありますからね。


それにしても、バラした時に、マッチョシゲさんから、「カットウの針先が甘くなっているんじゃないんですか」って言われたのには参りました。

まったく、ちょっと調子良く釣れ始めると、言動まで調子に乗る御仁ですね。

やっぱり、マッチョシゲさんを黙らせるような釣りをしなくちゃいけませんな。


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今回の料理は天ぷらです。右下がメゴチ、左下はフグの白子、その上がフグの身です。


〈釣行メモ〉 (2016年6月11日(土) フグ釣り 於:鴨居「きよし丸」)

【潮 汐】 満潮7;45、干満14:34(小潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕晴れ、 〔風〕南寄り微風 → 南西4m → 8mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 左舷ミヨシ(乗船者8名)
【タックル】〔竿〕伝助君作のフグ竿、〔リール〕アルデバラン51(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ+食わせ1本針 → カットウ仕掛けオンリー、オモリ6~8号。
【釣 果】 ショウサイフグ 12尾(21~34cm)
【船中釣果】?~13尾


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6月5日(日)は、品川の「丸裕」から、フグ仕立釣行でした。


今回も丸裕の常連有志での仕立の企画に、幹事役のYさんからお誘いを頂き、参加させてもらいました。

今回は13名のメンバーが集まりましたよ。

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丸裕は、屋形船と仕立船の船宿です。船長は長い間、丸長のフグ乗合の舵を握っていたので、フグのポイントには精通しています。丸長時分からの常連さんからの信頼度も大ですね。


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常連有志でのフグ仕立には昨年も参加させてもらったのですが、その時は一番くじを引いて、大ドモ釣り座をゲット。果たして、今回の釣り座くじは・・・・・ハイ、選択順12番のブービーくじでした~。そんなワケで、釣り座はど真ん中の胴の間(左舷)になりましたよ~。


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釣り場は大貫沖でした。出船時は南西風がちょっと強めに吹いていたので、「木更津~富津でやってみるつもり」とのことでしたが、風が収まってきたので、本命ポイントの大貫沖に直行することになりました。風は収まって、海は凪だったのですが、雨はほとんど止まずに降り続いていて、寒い1日でしたね。


朝から、アタリは遠めながらも、船中ではポツポツとフグの型を見ています。

下げ潮はそれほど速くはなく、8号オモリで十分に対応できますね。

薄濁り程度ですが、濁りが入った水色なので、船下でも釣れる条件だと思います。

私の作戦としては、胴の間の釣り座なので、キャストして他の方々の仕掛けが入っていないところに仕掛けを入れるイメージと、船下では前回の釣行で同行のO氏が採用していたトリッキーな速めの誘いをやってみようと思っていました。

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丸裕の常連メンバーは、仕掛けはカットウオンリーで、当宿独特の小突きの誘いを入れて釣る者が多いです。釣りのレベルは高いと思いますよ。船長のチェックも厳しいですしね。潮先ポジションに座って釣れないと、何を言われるかワカリマセン(笑)。


周りが型を見ていく中、私はアタリを出せません。

船長は、「型を見てないのは、あと3人」とか言って、プレッシャーを掛けてきます。(笑)

右隣で釣るO笠原さんはポツリポツリと釣っているので、釣り座を言い訳にはできませんね。


しばらくして、もう1人、型を見たようで、未だボウズはあと2人・・・私と、左隣の方だけのようです。(ガクッ)


釣れている方を参考にオモリの色を替えたりもしてみますが、ダメですねぇ~。

O氏流のトリッキーな誘いではアタリを出せないので、色んなパターンの誘いを試してみますが、アタりません。

あとで思い起こすと、ちょっと誘い過ぎていたのかもしれませんね。


ちょっと間が開いて、私の左隣の方も型を見て、ついに、ボウズは私1人になっちゃいました~。

でも、まだ時間は半分くらいは残っているので、そんなに焦る気持ちはなかったのですが・・・

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ここまで、釣れたのは、ウミウシ(画像)とヒトデだけですよ~。(トホホ~)


そして、しばらくして、初アタリが到来しました!

「やっと、アタった!」と、反射的にアワせますが、1回目のアタリは掛けられず・・・

2回目のアタリもアタリも出てくれましたが、これも掛けられず・・・

アタリはこれで終わってしまいました~。

仕掛けを回収すると、しっかりと餌が無くなっています。

直後、隣のO笠原さんがフグをヒット~・・・・盗られちゃったようです(トホホ~)


その後は、潮も止まってしまい、船中沈黙。

ゼロ行進が続いているのは私だけで、船長からは「あとは、KOBIさんだけだよ」と言われ、O笠原さんからは「何かワルいことでもやってきたんじゃないの?」とか言われて、も~ガックリ。

釣れる気配もなく、本当にボウズになっちゃうような気がしてきゃいました~。

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結局、午前中は型を見れませんでした。今回は早い出船で、7時過ぎ頃から釣っていますから、もう5時間も釣れていないということですね。その間、アタリは1回だけで、それも逃してしまいましたからねぇ・・・。


昼を過ぎて、ちょうどポイント移動するタイミングで、少し気分転換でもしてみようかと、食わせの胴突き仕掛け(1本針)を付けてみることにします。

勝算があったワケではなく、フツーに釣っても釣れないので、半ばヤケクソ気味って感じだったかな。


この頃には、上げ潮が効いてきて、ラインも船下に入るようになってしまい、条件的にも厳しくなってきちゃいましたね。

潮向きが有利な前半に釣っておかなくていけなかったですなぁ~。


大した期待感もない、食わせ針を付けての第1投・・・

ん?・・・アタった?・・・・1回目のアタリは掛けられませんでしたが、2回目のアタリで掛かりました~!

でも、コンコンという手応えはフグじゃないかも?

とか思っていたら、な~んと・・・・食わせ針にショウサイフグが掛かってきました~!

ウヒャ~・・・・ラッキーというか、作戦成功というか・・・

背後から、「KOBIさん、それ、反則っ」という船長の冷やかしの声も聞こえてきますが、そんなの無視、無視。(笑)

とにもかくにも、ボウズを脱して、一安心です。(ホッ)


さらに程なく、アタリが到来して、ヒット~!

しかし、これまた、フグの引きじゃないような・・・それとも、良型のフグ?

とか思いながら、リーリングして、水面下に姿が見えたのは・・・

カレイっ!

躊躇なく抜き上げて、無事にキャッチしたのは、30cm超級の肉厚のマコガレイでした。

外道ではありましたが、皆さんの羨望の眼差しにちょっとニンマリでしたね。(ヒヒッ)

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食わせ針を付けてから、フグ、カレイと連続で釣れて、流れが変わったみたいですなぁ~。(ウッヒャヒャ)


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マコガレイは32cmでした。それほどのサイズではありませんが、肉厚で良いスタイルでした。ちなみに、このカレイはカットウ針に掛かってきましたよ。


その後、2尾目のショウサイフグが釣れてくれて、順調なペースになってきたかな?

でも、潮先の右舷のトモ寄りでは、もっと良いペースで釣れているようではありますが・・・。


さらに、3尾目も釣れてくれて、ようやく人並みの釣りになってきたような。

ちなみに、2尾目、3尾目のフグはカットウ針に掛かっていましたよ。

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もっと釣果アップしたかったのですが、残念ながら、それ以降は追釣できずに、14時に沖上がりが告げられました。


最終釣果は、ショウサイフグ 3尾(21~24cm)。

外道に、32cmのマコガレイ1枚。

船中釣果は2~10尾とのことで、私の成績はブービー順位かな。


釣り座くじもブービーで、釣果もブービー。

昨年は釣り座くじが1番で、釣果も1番・・・・私の釣果はくじの順番に比例する?

というより、釣り座のアドバンテージがないと、釣れないということですなぁ~。(ハハハ~)

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幹事役のYさんのライフベストが暴発してしまいました~。雨水が滲みたからかな?・・・・暴発するのはアチラだけでイイのに?(笑)・・・・今回はお世話になりました。また、お誘い下さい。


前半はなぜかフグに嫌われてしまった感じで、ちょっと情けない釣りをしてしまったかなという気もしますが、仲間内の仕立船での楽しい釣行になりました。

次回は、行いを正して?、良いくじを引かないとね。(笑)

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今回の料理一品は、「マコガレイの煮こごり」です。マコガレイの皮やアラの身、それとショウサイフグの中落ちの身も入れて、具だくさんの煮こごりになりました。マコガレイはゼラチン質も豊富なようで、プリプリに出来上がって、美味しかったです。


〈釣行メモ〉 (2016年6月5日(日) フグ釣り仕立船 於:品川「丸裕」)

【潮 汐】 干満10:46(大潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕雨時々曇り、 〔風〕南西4m→2mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深7m前後)
【釣り座】 左舷胴の間(乗船者約13名)
【タックル】〔竿〕DAIWA メタリア湾フグ175、〔リール〕アルデバラン51(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ仕掛けオンリー → カットウ+食わせ1本針、オモリ6~8号。
【釣 果】 ショウサイフグ 3尾(21~24cm)
【船中釣果】2~10尾


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