6月19日(日)は、馴染みの根岸丸のシロギス釣り大会『NEGISHI-MARU CUP 2016』に参加してきました。
根岸丸カップには2回目の参加でしたね。
昨年は大会が行われませんでしたし、その前の2年間は新潟赴任中で参加できませんでしたから、4年振りの参加ということになると思います。
前回参加の大会では、マゴチを釣って、外道賞をゲット!
しかし、そのマゴチが小型だったということで、ブーイング続出?!・・・・でも、その魚を上回る外道が釣れなかったということですから、外道賞はありがたく頂戴しちゃいましたよ。ヒヒッ。
果たして、今回の結果は・・・
乞う、ご期待!?

勇樹船長は、レインボーカラーのカツラを被って、大会のモチベーションを高めているようです。しかし、このカツラを操船中も被り通していたのには、乗っていた参加者も恥ずかしかったんじゃない?

釣り座抽選を兼ねた受付を手伝っているのは、幹事役のT中さんと、やすくんです。やすくんは根岸丸の若きエース。T中さんは今回の大会の発起人だけど、腕前の方は・・・とか思ったら、今回、大ブレイク!・・・お見それしました~。だって、師匠がシンタロさんだっていうから、大したコトないかと思っていたんですよ。師匠は関係なく、元々の腕前が良いということなのでしょ~。
今回の大会は、勇樹船長船と社長船の2隻出し。
競技ルールは、5尾重量で順位を決めますが、表彰は2隻で最高重量の総合1位だけで、その他は全員平等に抽選で賞品が決まるという滅茶苦茶なモノ。(笑)
他に、数釣り賞1名、外道賞2名(各船1名)は表彰対象だとか。

私の釣り座は、社長船の右舷のど真ん中の胴の間になっちゃいました~。S久間さんは大ドモっ!?T中さんはミヨシ!?・・・ちょっとズルいんじゃない。でも、釣り座を言い訳にできるから、イイっか。ハハハ~。

発起人のT中さんによる、大会宣言です。何を話していたのかは覚えていましぇ~ん。

船宿の大会ですから、船によって釣り場による釣果の差異が出ないように、2隻が同じエリアで釣るようにしていましたね。社長談 「今日は、勇樹の後を付いていくだけ」 とのことでした。
ここ最近、シロギス釣りから少し遠ざかっていて、今期は型狙いの釣りもしていないので、出船前にT嶋さんに幾つかアドバイスを貰いました。
もちろん、アドバイスは参考になるものだったのですが、結果的には、そのアドバイスを全く活かせなかったような・・・。
というか、活かせるような技量がなかったということかも。
付け焼き刃のようなことをやっても、かえって自分の釣りを見失ってしまうだけって感じでしたね。

まずは、富岡沖からのスタートとなりました。私の感覚では、狙い打ちで大型が釣れる場所ではありませんが、たまにドカーンと大型が釣れるイメージのポイントでしょうか。
さて、実釣です。
仕掛けは胴突き1本針、タックルは使い慣れたフグ竿&ベイトリールです。
釣り方としては、誘いは入れず、餌のボリュームと動きで大型にアピールするイメージでやってみます。
餌は大きめなので、最初のアタリを感知しても、ラインテンションを掛けない状態で、2回目、3回目のアタリを待ってから、アワせていく感じかな。
第1投目からアタリが出ましたが、船の動きでステイ状態を作れず、掛け損じてしまいました。
周りでは、検量対象になりそうな良サイズも釣れていたので、この掛け損じはちょっと残念でしたね。
そして、その後は・・・
これが全く釣れないんですよ~。
周りでは良型も交えながら、ポツポツと型を見ているのに、私は全く釣れません。
ようやく型を見たのは、スタートしてから約1時間後。
その頃には、並んで釣っていたT中さんやY内さんはツ抜けしていたんじゃないかな?
とにかく釣れなくて、自分でも何が何だかワカラナクなってしまいましたね。
あとで考えてみると、キャストも中途半端でしたし、ステイも取りすぎで、消極的過ぎる釣りをしていたような気がします。
周囲のことが気になったりして、気持ちも浮わついていたし、釣れなかったのは、それなりの原因があったように思いますね。
富岡沖では約2時間釣って、釣果は4尾。
サイズも、20cm級が2尾入っただけでは話になりません。

富岡沖の次は地先の某所を狙いました。
ここは目標物があるので、狙い目を持ってキャストできる場所ですね。
とは言っても、釣り座が胴の間ですから、制約はありますね。
こちらでも、私はあまり釣れませんねぇ~。
船中ではポツリポツリと良型が釣れていますが、私には大したサイズは釣れてくれません。
たまに強い引きが訪れると、決まってキュウセンですしね。
そんな中、私の左隣の方が良型を揃えています。
その方、根岸丸の大常連なのですが、釣りよりも酔っぱらいで有名な方。
いつも、船上でビールを飲み過ぎては、勇樹船長や他の常連さんに怒られている方なんです。
この日も、「もう1つ飲んじゃおうかな」とか言いながら、缶ビールをグビィグビィと飲んで、イイ気分のようでした。
そんな感じなので、釣りの方もそれなりでありまして、仕掛けは根岸丸オリジナル胴突き仕掛けを使って、多少のハリスのヨレなどには無頓着。餌も少しくらい短くなっても、そのまま投入。釣り方も謙虚に?オマツリをしないように、ロングキャストなどはいたしません。
それで、良サイズを連発しているんですよねぇ~。
正直、真面目に?釣るのが馬鹿馬鹿しくなってきちゃったような・・・。
少なくとも、隣で釣れているんですから、釣り座は言い訳にできないことだけは確かですね。
私は相変わらず、シロギスには見放されている感じでしたが、とある投入で、ちょっと強い手応えの引きが到来しまして・・・
でも、シロギスの引きではなさそうで、かと言ってキュウセンでもなさそう・・・とか思いながらリーリングしてきて、水面下に姿が見えたのは・・・・・・カレイでした~。
大したサイズでもないので、躊躇せずに抜き上げて、無事にキャッチっ。
この時は、「カレイじゃなくて、デカいシロギスが釣れてくれよ~」なんて思っていたんですが・・・。

釣れたのは、28cmのマコガレイでした。最近、シロギス釣りでも、フグ釣りでも、マコガレイがよく釣れてくれます。周りが釣れていなくても、私だけが釣れるんですから、余程、マコガレイには好かれているのでしょう。
2時間程、地先のポイントで釣ったところで、次の釣り場の根岸湾に移動となりました。
結局、地先のポイントでは、5尾くらい釣っただけでしたね。
サイズは22cm級が2本くらいかな。
これでは、全く話しになりませんね。

根岸湾に移動して、ようやく吹っ切れた釣りができるようになったような・・・。
もう、優勝云々なんて言えるような次元の釣果ではないですしねぇ~。
不思議なもので、邪念が無くなった途端に、人並みに釣れるようになったような気がします。
検量対象にしても恥ずかしくないような、23cm級のまずまずサイズも釣れてくれて、諦めの境地ながらも、少しは安堵の気持ちも湧いてきます。

そんなこんなで、14時の納竿タイムが到来しました~。
私の最終釣果は、シロギス 17尾。
サイズも全く大したコトはありません。
終盤に多少は釣れたとは言っても、それまでが酷すぎて、挽回するまでには至りませんでしたね。
検量結果が怖いです。(笑)

今回の釣果です。小さなザルに納まってしまうシロギスの釣果に、外道のマコガレイ1枚・・・・冴えませんなぁ~。

検量風景です。私はソソクサと検量を済ませて、後続の結果を見ていましたが、途中まで、私の釣果が最下位でドキドキ・・・ホント、ヤバいと思っちゃいましたよ。
私の検量対象は、23cm弱級が2尾、22cm級が3尾。
5尾重量は、400g台の真ん中くらいだったかな。(正確に覚えていないんです)
最終順位は下から5番目くらい?
まあ、最下位ではなかったのは確かなようなので、イイっか。(笑)

総合優勝は大常連のU田さんで、627gでした。唯一の600g台だったようですから、圧勝でしたね。
な~んと、T中さんが41尾で数釣り賞をゲット!・・・・途中から、数を狙っていたんじゃないでしょうね。(ジロッ)
私の隣の酔拳流のオジさんは、社長船の船1で総合2位かな(でも、2位は表彰なし)・・・・ラスト1時間は酔っぱらって、まともに釣りをしていなかったような・・・。
それで、この成績ですから、すっかり感覚を破壊された気分ですよ~。
私は空クジなしの抽選会に期待?・・・とか、思っていたら、な~んと、なんと!?
驚愕の事態が・・・
な~んと、私が釣ったマコガレイが外道賞になっちゃったんですよ~!
大したサイズのマコガレイではなかったのですが、船中でこれを上回る価値の外道が釣れていなかったようで、社長船長が私が釣ったマコガレイを外道賞に選んでくれたんです。ラッキ~!

外道賞の賞品は、ライフベストと自転車。豪華な賞品です!・・・・でもなぜか、帰りに、自転車は鮭の切り身に化けていました。(笑)

勇樹船長と、幹事役のT中さん、やすくんです。今回はお疲れ様でした。

今回の料理は、マコガレイの煮付け。外道賞を獲得してくれたマコガレイはとても美味しかったです。ニコッ。
勇樹船長のブログは、コチラ 。
〈釣行メモ〉 (平成28年6月19日(日) シロギス釣り(根岸丸カップ2016) 於:磯子「根岸丸」)
【潮 汐】 干潮10:20 (大潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕晴れ 〔風〕南寄り6~8mくらい
【釣り場】富岡沖~根岸湾
【釣り座】 右舷胴の間(乗船者20名)
【タックル】〔竿〕シマノ「ライトゲーム Cl4 アレグロ 91 SS185」、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号。
【仕掛け】 胴突き1本針仕掛け(ハリス1号35cm~50cm、捨て糸10~15cm)。針キスSP9号、オモリ15号 。
【釣 果】 シロギス 17尾(15~23cm)
【船中釣果】 10~41尾
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