チーム一鱚一遊の研究会で金沢漁港の木川丸から仕立釣行。

9月以来、3ヶ月振りのシロギス釣りです。


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参加者はちょっと寂しい7名。

釣り座は右舷トモ2番になりました。

今回は競技会ではなく、研究会ということなので、船上で希望のメンバーに胴突きの釣りのアドバイスなどをさせてもらいました。(少しだけですけどね)


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7時に出船しましたが、本命の中ノ瀬に向かうには少し時間が早いということで、地先の小柴沖(30mダチ)でスタートです。

しかし、外道が釣れるだけで、船中型見ず。

程なく、中ノ瀬への移動が告げられました。


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中ノ瀬はやや上手の東寄りのエリア。

近くで僚船も操業しているのが心強いです。


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胴突き2本針仕掛けでスタートしますが、開始直後からシロギスの型を見れて、その後も断続的にアタリは続いてくれます。

キャストして広めに探るイメージで釣りますが、魚がいるところに仕掛けが入れば、容易にアタリは出るような感じです。

ただ、北寄りの風がやや強めに吹いているので、小さくアタリを感知し辛く、ステイ中に大きく出るアタリに対応するか、ステイ後の聞き上げで乗りのアタリを感知するようなパターンが多いですね。

食い込みが若干浅めの感触もあるので、ステイはやや長め(7、8秒かな)、小さなアタリを感知した時も一呼吸の間を置いてから聞きアワセにいくような、少しじっくりとした意識で釣っています。


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前半は潮の流れはほとんど無かったようですが、操船でラインは前方に払い出しに出されることが多かったです。

船の動きなりに仕掛けを動かせてアタリが出るような状況でもありましたが、やはり竿やリールの操作で止めの間を入れる方が確実に針掛かりさせられる感触もありました。

パックンチョのアタリがちょっと多めだったのは面倒だったのですが、これを避けるのはなかなか難しいですね。


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10時半の時点で50尾に到達。

期待以上の良いペースです。


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同船のメンバーもそれぞれの釣り方で楽しんでいます。

ここまで、私が頭一つ抜きん出ている展開でしょうか。


後半は潮の関係なのか、操船の加減なのか、ラインの出方が不規則になってきました。

余計にラインが出されてしまうこともあって、特にパックンチョのアタリが感知し辛くなってしまうのがマイナスです。

なるべく余計なラインを出さないように、チョイ投げ~船下狙いで釣ってみると、そんなにシロギスのアタリが減ることもないので、その後はそんな釣り方をメインにやってみて、感触は悪くなかったです。


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12時半の時点で95尾。

しかし、そこからの2流しはスランプ的に釣れなくて、13時頃にようやく束をクリア。


残り1時間、束釣りもできたし、少しギアを下げようかと思ったりもしていたら、天秤で釣るS近さんがペースアップして迫ってきている様子。

今回は競技会ではありませんが、ここまで来たら船中トップでゴールしなくちゃと、再度、ギアを入れ直すと、ラストの2流しは快調にアタリも出てくれて、良いペースで釣果を上積みできて、フィニッシュっ。


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最終釣果は、シロギス 117尾(11~22cm)になりました。

外道は、イシモチ2尾、小カサゴ1尾、小メバル1尾、パックンチョ20尾くらい、トラギス類少々。

船中釣果は57~117尾で、S近さんは107尾とのことで、何とか船中トップでのゴールとなりました。


いよいよ、来月からチーム一鱚一遊の2020年の競技会がスタートします。

今年はフル出場して、良い結果も出せればと思っています。


〈釣行メモ〉 (令和元年12月8日(日) シロギス釣り(チーム一鱚一遊研究会) 於:金沢漁港「木川丸」仕立船)

【潮 汐】 干潮8:09、満潮14:16(中潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕晴れ 〔風〕北寄り7m → 4mくらい
【釣り場】 小柴沖(28mくらい) → 中ノ瀬(水深18mくらい) 
【釣り座】 右舷胴の間[トモから2番目](乗船者7名)
【タックル】〔竿〕ライトゲーム Cl4 アレグロ 91 SS185、〔リール〕メタニウムDC XG(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.6号(先糸フロロ1.7号1.3m)。
【仕掛け】胴突き2本針仕掛け(ハリス1.2号35~40cm、ハリス間隔45cm、捨て糸10cm)、針キスSP or 競技キス8号、オモリ15号。
【釣 果】 シロギス 117尾(11~22cm)
【船中釣果】57〜117尾