12/25(日)は、マッチョシゲさんとの同行で、浦安の「吉野屋」から、フグ釣行でした。
フグ釣りは久し振りです。前回のフグ釣行は、11/5でしたから、約2ヶ月振りということになります。
フグ釣行の頻度がめっきり減ってしまったのは、イコール、湾フグ釣りへの意欲が下がり気味ってこと。
ショウサイが不漁ってコトもあるんですが、それ以上に、湾奥のフグ船がメイン釣り場の大貫沖(全域じゃないとは思いますが…)から追い出されるような事態を見るにつけ、不穏な雰囲気のようなもの感じてしまって、嫌な気持ちが湧いてきてしまったということもあります。
釣り人にとって、釣りは趣味(遊び)の世界ですから、そこに雰囲気の悪さとか、冷たさとか、一部の者の身勝手さとかを目に見えるように感じてしまっては、興醒めしてしまうということもありますね。
追い出す方の言い分もあるんでしょうが、何で、急に今までできていた釣りができなくなったの?・・・・・釣り人としては、今まで通りにフグ釣りをさせてもらいたいというコト。そんな釣り人の楽しみを奪わないでもらいたいというコトですよ。
何だか、暗い話題の出だしとなってしまいましたが、今回はマッチョシゲさんとの釣行ですから、実釣の話は明るくいきましょ~!




さて、実釣です。
釣り場は、横須賀沖の某所でした。
釣り場の雰囲気から、ターゲットはアカメ(ヒガンフグ)がメインでしょうね。
スタート直後から、船中では、ポツリポツリとアカメが取り込まれています。
フグが掛かると、中乗りで乗船しているK船長が必ずタモ取りに駆け付けるので、よそ見していなくても、フグが釣れたということが分かっちゃいますね。
しばらくして、マッチョシゲさんにヒット!・・・・30cm弱級のアカメがK船長のタモに無事収まって、早々にボウズ脱出です。
こんな時のマッチョシゲさんの行動は・・・・ニコニコしながら、私の方に視線を送ってきます・・・・しかし、無視、無視っ・・・・こんな行動にイチイチ付き合っていたら、集中して釣りができませんからね。
そして、マッチョシゲさん、2尾目をゲット!・・・・私が無視しているので、「オオッ、来た!」とか、声を出して、私を振り向かせようとしています・・・・しかし、無視、無視っ!
さらに、マッチョシゲさん、3尾目をゲット~!・・・・今度は、「おおっ、これはデカい~!」とか言っております。(本当に、35cm級の良型のアカメでした)
その間、私は・・・・2回連続で、アタリは感知したものの、掛けられず・・・・エサはしっかりと齧られていますよ~(トホホ)
スコアは、『0対3』・・・・これはヤバイ展開かも。

ようやく、私にもヒット~!
30cm弱級のアカメを取り込んで、ようやくボウズ脱出です。
マッチョシゲさん 「さすがは師匠、上手いですなぁ~」・・・・・「ウルサイっ!」(怒)
しかし、すぐさま、マッチョシゲさんが釣って、これで、『1対4』・・・・また、3尾差になって、マッチョシゲさんはホント、ニコニコ顔です。(憎たらしいね~)
1尾は釣ったものの、その後は、アタリは感知すれども、アワセても掛けられず、全く手が合いません・・・
何で??・・・・原因は、竿を替えたコト・・・・コレしかないな。
今回は、餌木スミイカ用にと購入した『メタリア湾フグ175』を初めてフグに使っているのですが、いつも使っている伝助君作のフグ竿とは調子が違っていて、違和感を感じてしまうんです。
穂先は鋭敏でアタリは出してくれるんですが、穂持ちの張りがいつもの竿よりも軟調なので、アワセ遅れ感があるんですよ~・・・・順調に釣れてくれれば、そんな感覚も生じないのでしょうが、全然掛けられませんからね~。
もちろん、これはメタリア湾フグが悪い竿ってコトじゃなくて、私が上手く使いこなせていないってコトですね・・・・フグでも、カワハギでも、シロギスでも、使い慣れて体の感覚と一体になっている竿が一番・・・・経験則上、小物釣りで竿を替えると、その時は釣れなくなることが多いですね。
マッチョシゲさんには先行を許しちゃっているし、使い慣れた竿に替えようかとも思いましたが、ここは我慢・・・・今回は、メタリアで通すことにしましょ~。


その後、ちょっと弱々しい手応えで釣れたフグは、20cm級のコモンフグ・・・・小型ですが、美味なフグなので、迷わずキープさせてもらいます。
さらに、しばらくして掛けたのは、良型のショウサイフグ!
そして、次はアカメを釣って、これで4尾目・・・・その間、バラシや掛け損じを連発して追釣できていないマッチョシゲさんと並びましたね~(ヒヒッ)
こうなると、マッチョシゲさんは大人しくなります・・・・「私が釣ったアカメの方がデカい」などと、まだ毒づいていますが、最初の頃と比べれば、静かなモンです。(へへへ~)

その後、私とマッチョシゲさんが1尾ずつ追加して、『5対5』になりましたが、それ以降は、私が俄然ペースアップ!
ちょっと船の動きの向きが変わったのか、ラインが出される方向も変わって、マッチョシゲさんが微妙に釣り方を合わせられない中、私は、順調にアタリを頂いちゃって、好調モードに突入です。
さすがのマッチョシゲさんも、無口になりましたね~(ヒヒヒッ)
13時頃には、区切りのツ抜けをクリアして、この時点で、スコアは『10対6』かな・・・・これで、今回は楽勝でしょう。(ニンマリ)
そうそう、今回も、船上にて、「KOBIさんですよね。ブログ見てますよ~」と、声を掛けて頂きました・・・・丁寧なご挨拶を頂戴して、何だかとっても嬉しかったです。ありがとうございました!

しかし・・・・好事魔多し!?
根掛かりで、仕掛けをロストしてから、バッタリ状態になっちゃいました~
アタリを出せても、掛け損じてばかりで、釣果を増やせません。
一方、マッチョシゲさんは、30cm弱級のショウサイを釣ってからは、急に復活モードに!?
さらに、ショウサイ、アカメとゲットして、ニコニコ顔が戻ってきました。
そして・・・
私が久々にヒット~・・・と思ったら、これが20cm級のクサフグで、ガックリです。
直後、マッチョシゲさんも小さなフグを釣り上げ・・・・「ど~せ、クサフグだろう」と思ったら、これが18cm級のショウサイフグで・・・
小さなフグを優しくリリースするような御仁ではなく、セコくも、K船長に「コレ、キープしてもイイですか」と確認して、了解をもらってキープしておりました・・・・そう言われちゃえば、K船長も「ショウガナイですねぇ~」と了解せざるを得ないよねぇ~。
これで、スコアは『10対9』・・・・ちょっと怪しい展開になってきたかなぁ~(ヤべ~)
しかし、その後は、両者とも追釣できずに、辛うじて、私が1尾差で勝利~(Vっ!)
と思ったら・・・・マッチョシゲさん 「ちょっと、数え直してみようっと」とか言いながら、クーラーに入ったフグの数を数えると・・・
「やった~、10尾いた!」・・・・ガクッ
そんなワケで、今回の対決は、『10対10』の引き分けに終わっちゃいました~

今回の私の釣果は、27~32cmのショウサイフグ 2尾、26~32cmのアカメ 7尾、20cmのコモンフグ 1尾の計10尾でした。
外道に、25.5cmのシロギス1尾、イイダコ2杯、クサフグ1尾、黒いナマコ1個。
マッチョシゲさんは、アカメ 7尾、ショウサイ 3尾(18cmの小型1尾含む!)でした。
船中釣果は、2~13尾(18尾?)とのことでした。

今回は、5尾くらいを目標にしての釣行だったので、ツ抜け釣果は期待以上の結果でしたね。
ただ、釣りの内容は不出来だったかな~
ちょっと釣行間隔が空いちゃっていましたし、竿も初めて使うものだったってこともあったので、こんなモンかな~とも思いますが、餌のアルゼンチン赤エビを30本使って、釣果が10尾じゃ、ダメですなぁ~
次回、頑張りますっ!
〈釣行メモ〉 (2011年12月25日(日) フグ釣り 於:浦安「吉野屋」
【潮 汐】 干潮10:52(大潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕晴れ⇒曇り⇒雪混じりの小雨 〔風〕北東8m ⇒ 東3m ⇒ 南西4mくらい
【釣り場】 第二海堡周り(水深15mくらい)
【釣り座】 右舷胴の間 (乗船者18名)
【タックル】〔竿〕メタリア湾フグ175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ+胴突き1本針仕掛け ⇒ カットウオンリー。オモリ8~12号
【釣 果】 ショウサイフグ 2尾(27~32cm)、アカメ 7尾(26~32cm)、コモンフグ 1尾(20cm)の計10尾
【船中釣果】2~13尾
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕晴れ⇒曇り⇒雪混じりの小雨 〔風〕北東8m ⇒ 東3m ⇒ 南西4mくらい
【釣り場】 第二海堡周り(水深15mくらい)
【釣り座】 右舷胴の間 (乗船者18名)
【タックル】〔竿〕メタリア湾フグ175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ+胴突き1本針仕掛け ⇒ カットウオンリー。オモリ8~12号
【釣 果】 ショウサイフグ 2尾(27~32cm)、アカメ 7尾(26~32cm)、コモンフグ 1尾(20cm)の計10尾
【船中釣果】2~13尾