6/10(月)は、磯子の「根岸丸」から、単身、シロギス釣行でした。
若坊主船は2月以来ですから、4ヶ月振りですねぇ~。
今年は、3月に新潟転勤になり、休日も平日になってしまったので、サンスポ大会への参加も叶わず、型狙いのシロギス釣りへのモチベーションもイマイチ上がらないこともあって、根岸丸を訪れるのも間隔が開いてしまいましたね。
“若坊主”勇樹船長は、サンスポ横羽大会で連覇を成就!・・・今回は、その祝福も兼ねて、行ってきましたよ。


さて、出船です。
出船前、勇樹船長からは、「100%型狙いでいきますか、それとも、数も頭に入れていきますか?」と問われ、「少しは数も出して、カッコ付けようぜ」と返答・・・・まぁ、サンスポ大会も終わって、釣り場探索する必要もないでしょうし、私自身も最近は渋い釣りが続いているので、たまには、楽にアタリが出てくれる釣りを楽しみたいような気持ちもありましたしね。
「それなら、富岡方面に行ってみますか」ということでしたが、その航程の途中、まずは近場のポイントから仕掛けを入れていきます。
3、4ヶ所を流して、シロギスの型は見れましたが、20cmに満たないサイズで、勇樹船長のお目にはかなわず、長居はせずに富岡方面へ移動です。

富岡沖では、早々にアタリが出て、気配は良さそうです。
釣れるシロギスのサイズも、20cm超級の良型が多く、その強い引きは気持ちが良いですね。
大型も期待できるということなので、餌は大きめ(細めの青イソメなら、頭を落とさずに1本付け)に付けています。
80cmの長めの仕掛けを使っていますが、潮の流れも適度にあるようで、下針に掛かる頻度も多いので、ジャストフィットかな。
ただ、ひったくるような強いアタリが出るようなことはなく、小さめなアタリを感知したら、一呼吸置いてから、ゆっくりと聞き上げていくと、明確な針掛かりのアタリが出るようなパターンが多いですね。
釣り開始直後は、「フツーに誘って、フツーに止めて」というような釣りをしていましたが、20cm超級は釣れるものの、23cmを超えるような大型が釣れないことにふと気付いて、ちょっと釣り方を修正してみます。
あまり忙しない誘いは入れずに、船の動きに合わせて、仕掛けをズラしてやる程度の動きに止めて、待ちも長めで、大型シロギスの警戒心を和らげるようなイメージで釣ってみます。
すると、そんな釣り方が功を奏したのか、23、24cm級の大型が混じるようになってきて、ちょっとニンマリです。
底潮もしっかりと流れているのか、ズル引きのようなスローな誘いに、反応が良いような感触もありましたね。

勇樹船長は胴突き仕掛けですから、『天秤(私) VS 胴突き』の対決というところですね。
前半は、潮もイイ感じに流れていたこともあってか、型も、数も、私が優勢の展開だったかな・・・。ウシシ。
勇樹船長 「型狙いの餌の付け方で勝負していますが、今日はダメですよ~」
私 「そんな言い訳してもダメよ~ん。臨機応変に釣らないとねぇ~。ニヒヒ~。」
釣れるシロギスのサイズは大中小の混じりですが、20cm級の割合も多くて、たまに23cm超級の大型も釣れて、イイ感じですね。
11時頃に50尾をクリアして、その後、潮止まりの時間帯で、ペースが落ちましたが、12時の時点で釣果は約60尾・・・定刻まで釣れば、束釣りができちゃいそうです。
ただ、勇樹船長は、束超えの釣果を出すことには全く興味は無さそうでしたが・・・(笑)

さて、後半戦です。
12時を過ぎて、段々と上げ潮気配となってきましたが、二枚潮気味の潮型で、ちょっと釣り難い状況ですね。
アタリも段々と増えてきましたが、午前中程のペースにはならない感じかな。
潮が緩くなってきた時間帯から、全長55cmの短仕掛けを使っていますが、なかなか長仕掛けに戻せるような状況にはならない感触ですね。
14時になって、釣果は98尾・・・・「これで、束釣りは確定だな」とか思っていたら、勇樹船長から悪魔の声が・・・
勇樹船長 「KOBIさ~ん、最後に、一発狙いに行ってみましょうよ~」
私 「いいけどさ~、このまま釣れなかったら、98尾で終わっちゃうぞ」
勇樹船長 「ヒャヒャヒャ、それもイイっすね~」
私 「アホっ!」

そんなワケで、ラストは、勇樹船長得意のエリアに船を進めて、一発、特大サイズ狙いです。
ただ、今期は、昨年まで実績があったポイントも気配が薄いところが多いとのことで、今回もそれらのポイントの再確認という感じでしたが・・・。
最初のポイントは・・・・実績のあるところでしたが、魚の気配がありません・・・。
次のポイントは・・・・スカっ!
その次は・・・・ドドドーンと来たけど、お決まりの良型キュウセンです・・・次投もキュウセンでガクッ。
さらに、その次は・・・・パックンチョ2連発っ。ガクガクッ。
そして、ラストのポイントは・・・・ヒイラギ~。
これにて、ジ・エンドでした~。
うひゃ~・・・ラストの特大狙いは、ことごとく不発の終わってしまい、追釣できませんでした~。
完全に、勇樹船長の「束釣りなんかしちゃダメよ作戦」にハメられちゃいましたね~。ジロッ。
まぁ、仮に束釣りしていたとしても、「小型の分は差し引いてイイですか~」とか言って、3桁釣果にはしないで公表していたかもしれませんけどね。
勇樹船長は、型狙いを看板にしているからには、数を釣らせるようなイメージは持ってもらわないほうがよいという考えのようですから・・・。
そんなんで、今回の釣果は、10~24cmのシロギス 98尾でした。
外道は、イシモチ1尾、他にメゴチ、キュウセン、ヒイラギ、パックンチョを各3尾くらいでしたね。
勇樹船長の釣果は・・・本人の名誉のために、内緒にしておきます。ニヒヒ~。


久々の若坊主船でのシロギス釣り・・・楽しかったですよ~。
束釣りできなかったのが残念?・・・ノンっ・・・型狙いに数は関係ないですからねぇ~。
根岸丸・勇樹船長のシロギス船・・・夏一杯は型狙いで出船すると思いますので、「数より型」という方は是非行ってみて下さいまし。
今回は、たくさん釣れたので、「シロギスのさつま揚げ」を作りました ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11550073154.html
勇樹船長のブログ記事です ⇒ http://blog.ap.teacup.com/negishimaru/639.html
〈釣行メモ〉 (2013年6月10日(月) シロギス釣り 於:根岸丸)
【潮 汐】 干潮11:50 (大潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕曇り 〔風〕南3~7mくらい
【釣り場】 富岡沖周辺(水深10m前後)他
【釣り座】 左舷ミヨシ (乗船者1名)
【タックル】〔竿〕えさ政きすスペシャル180、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】枝ス式2本針仕掛け 全長80cm or 55cm(ハリス0.8号、針はキスSP8号)、オモリ15号。
【釣 果】 シロギス 98尾 (10~24cm)
【船中釣果】 一人 98尾
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕曇り 〔風〕南3~7mくらい
【釣り場】 富岡沖周辺(水深10m前後)他
【釣り座】 左舷ミヨシ (乗船者1名)
【タックル】〔竿〕えさ政きすスペシャル180、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】枝ス式2本針仕掛け 全長80cm or 55cm(ハリス0.8号、針はキスSP8号)、オモリ15号。
【釣 果】 シロギス 98尾 (10~24cm)
【船中釣果】 一人 98尾