マッチョシゲさんとご一緒した浦安「吉野屋」からのフグ釣行の後編です。
マッチョシゲさんが朝イチの第1投目でトラフグを釣ってしまうという快挙(暴挙)で始まった今回のフグ釣りですが、その後、肝心のショウサイフグはなかなか型を見れず、苦戦の展開です。
トラフグを釣ってしまったマッチョシゲさんだけが、ニコニコと余裕の笑みを浮かべながらの余裕の釣りになっちゃっているような・・・憎たらしいっス。
「トラフグが釣れない師匠のために、メゴチを釣ってあげましたよ~」・・・ホント、憎たらしいですねぇ~。
公大船長もアチラコチラとポイントを探索してくれています。近くに野毛屋さんの船の姿も見えるところも多かったのですが、この日、こちらの船にはフグ釣り仲間のfu-goo-logさんが乗船していたとか・・・。
きよし丸と遭遇!・・・こちらはカワハギ狙いですね。当日は平日でしたが、きよし船長はアユ釣りに行かずに仕事をしていたようです(笑)。もう少しすれば、餌木イカの季節ですね・・・早く、きよし丸でアオリイカ狙いの釣りをしたいですなぁ~。
イナダに近いワカシ(38cm)が釣れました・・・強烈な引きで、一瞬、「トラフグ?」と期待しちゃったのですが、姿を見て、ちょっとガックリでしたね。
東京湾観音が近くに見えるポイントです・・・マッチョシゲさんが観音様に手を合わせて何か祈っているので、「何をお願いしているの?」 って聞いたら・・・「師匠が、これからサバフグだけを釣って、トラフグやショウサイフグを釣らないこと」 だって・・・まったくもう、頭にくるなぁ~。怒っ!
釣り開始して約2時間、外道は釣れるものの、本命ショウサイフグは型を見れず・・・サバフグやカワハギがいるポイントもあって、ちょっと期待感があるアタリが出ることもありますが、結果、外道でちょっとガックリというパターンが多いですかねぇ~。
そんなこんなで、フグらしきアタリが出て、ヒットっ・・・大した手応えではないので、あまり期待せずにリーリングしていたら、ありゃま~・・・20cmチョイ級の小型のショウサイフグが釣れちゃいました~。ハハハ~。
マッチョシゲさん 「あっ、やられた~」
私 「ウシシ~。本命はショウサイフグですからねぇ~。トラフグは外道みたいなモンですよ~」
マッチョシゲさん 「ガクッ・・・」
マッチョシゲさんの不純な祈りは通じず、本命のショウサイフグが釣れました~!・・・時刻は10時半、ようやくボウズ脱出です。ホッ。
しばらくして、2尾目のショウサイフグが釣れましたが、これは18cm級の小型・・・キープするかどうか少し迷いましたが、大切に食べさせてもらおうと、キープさせてもらいました。
まぁ、イイよね。
その後、マッチョシゲさんも、ショウサイフグを1尾釣って(これも18cm級の小型でしたけどね)、本命ボウズを脱出・・・う~ん、残念。
ニヤニヤした顔で釣り続けているマッチョシゲさんです・・・釣りにおける座右の銘は 「他人の貧果は蜜の味」 だそうな。
少し根掛かりのあるポイントを攻めたりもして、船中ではアカメ(ヒガンフグ)の型が見れたりもしましたが、ショウサイフグの良い群れにはなかなか遭遇できませんでしたね。
私が外道のベラを釣ったのを見て、マッチョシゲさん・・・「おっ、ハリー・ベラフォンテ!」 だって・・・あ~、疲れるなぁ~・・・馬鹿馬鹿し過ぎて、ホント疲れます・・・そんな歌手を知っているのは我々の世代だけだよ。
その後は、ショウサイフグ、トラフグは追釣できずで、13時半頃になって、公大船長から、サバフグ狙いに行くとのアナウンスが出されました。
船長からは、サバフグの釣り方についての簡単なアドバイスもあって(基本的にはショウサイ狙いと同じ釣り方で構わないが、底での待ち時間を短くした方が良いとのことでした)、サバフグのポイントへ移動です。
果たして、サバフグ狙いの釣りはどんな感じなのかな?・・・正直、食味的にサバフグ狙いはあまり気乗りがしないところもありましたが、専門に狙う釣りには多少の興味はありましたね。
サバフグのポイントは、ショウサイのポイントに程近いところでしたね。水深はショウサイのポイントよりも少し深かったですね。
船はエンジン流しでの釣りですが、開始早々から、トモ寄りでは良型のサバフグが取り込まれています。
しばらくして、船前方のわれわれにもアタリが出始めて、竿が絞り込まれます。
アタリは明確で、釣れるサバフグは30cm級の良型揃いなので、掛けた時のファイトも強烈です。
マッチョシゲさんも、サバフグの迫力に興奮しながら、釣っていますよ~。
仕掛けはショウサイフグ狙いのそのままにカットウオンリーで釣っていますが、かなりガツガツと餌を食ってくるようなので、餌のアルゼンチン赤エビは殻を剥かずに付けることにしました。
巻き上げ途中でバレることもあって、仕掛けを回収すると、カットウのハリスが噛み切られています・・・サバフグの歯は鋭いですからねぇ~(指とかを噛まれないように要注意です!)・・・結局、3回ハリスを噛み切られてしまいました。
マッチョシゲさんは、ソフトワイヤーを使ったオリジナル仕掛けを常時使っているので、ハリスを噛み切られることなく、ストレスなく釣りができているようです・・・これは参考になりましたね。
サバフグです・・・サバフグ専門のポイントで釣れるのは、ほとんどが30cm級の良型でしたね。
しばらく釣っていると、何となく釣り方の感じも掴めてきました。
底でアタリを待つと、カワハギやトラギスのアタリが多い感触なので、底上50cmくらいの宙でアタリを待って、アタリが出たら、そのまま宙で掛けてしまう釣り方が良い感じかな。
もちろん、仕掛けを底に下げてから掛けてもイイんですが、底まで下ろす間に餌を食い尽くされてしまう感触なんですよね。
入れアタリというところまでの勢いはないものの、サバフグのアタリはポツポツ&バリバリと続いて、約1時間で15尾くらい釣れたところで、沖あがりのアナウンスが出されました。
サバフグ釣り、想像していた以上に迫力があって、楽しい釣りでしたねぇ~。
今回の釣果は、ショウサイフグ 2尾(18~21cm)、サバフグ 17尾(22~30cm超)。
他に、ワカシ1尾(38cm)、カワハギ3尾(15~25cm)、シロギス1尾(18cm)、メゴチ10尾くらいに、キュウセン、イイダコ、トラギス等が釣れました。
船中のフグの釣果(ショウサイ、トラフグ、アカメ)は、0~4尾だったとか。
マッチョシゲさんは、トラフグ1尾(35cm=痩せ型)、ショウサイフグ1尾(チビ)、サバフグ10尾くらいの釣果でしたが、今回はトラフグだけでも圧巻の結果でしたね。パチパチパチ。
今回の釣果です・・・良型サバフグでボリュームたっぷりです。これが、全てショウサイだったらなぁ・・・とか言ってみても、ショウガナイですよねぇ~。
さて、サバフグの食味ですが・・・
唐揚げで食べてみましたが、思っていたよりも美味しかったですよ。
今まで、サバフグというだけで、敬遠していたところもありましたが、この食味なら、持ち帰ってもイイかなって思いましたね。
サバフグも船宿で下処理して身欠きで渡してもらえるんで、帰宅してからも楽チンですしね。
サバフグ料理について、詳しくはコチラを見て下さい ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11611963338.html
コチラはワカシ料理他です ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11610510097.html
〈釣行メモ〉 (2013年9月9日(月) フグ釣り 於:浦安「吉野屋」
【潮 汐】 満潮7:06、干潮12:58 (中潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕曇り後晴れ 〔風〕北東4~7mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 右舷ミヨシ (乗船者7名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ仕掛けオンリー、オモリ8号
【釣 果】 ショウサイフグ 2尾(18~21cm)、サバフグ 17尾
【船中釣果】0~4尾
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕曇り後晴れ 〔風〕北東4~7mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 右舷ミヨシ (乗船者7名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ仕掛けオンリー、オモリ8号
【釣 果】 ショウサイフグ 2尾(18~21cm)、サバフグ 17尾
【船中釣果】0~4尾