KOBIさんの江戸前釣り雑記

カテゴリ: フグ釣り(2013年)

マッチョシゲさんとご一緒した浦安「吉野屋」からのフグ釣行の後編です。


前編はコチラです ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/kobisan2go/37859562.html


マッチョシゲさんが朝イチの第1投目でトラフグを釣ってしまうという快挙(暴挙)で始まった今回のフグ釣りですが、その後、肝心のショウサイフグはなかなか型を見れず、苦戦の展開です。

トラフグを釣ってしまったマッチョシゲさんだけが、ニコニコと余裕の笑みを浮かべながらの余裕の釣りになっちゃっているような・・・憎たらしいっス。

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「トラフグが釣れない師匠のために、メゴチを釣ってあげましたよ~」・・・ホント、憎たらしいですねぇ~。


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公大船長もアチラコチラとポイントを探索してくれています。近くに野毛屋さんの船の姿も見えるところも多かったのですが、この日、こちらの船にはフグ釣り仲間のfu-goo-logさんが乗船していたとか・・・。


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きよし丸と遭遇!・・・こちらはカワハギ狙いですね。当日は平日でしたが、きよし船長はアユ釣りに行かずに仕事をしていたようです(笑)。もう少しすれば、餌木イカの季節ですね・・・早く、きよし丸でアオリイカ狙いの釣りをしたいですなぁ~。


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イナダに近いワカシ(38cm)が釣れました・・・強烈な引きで、一瞬、「トラフグ?」と期待しちゃったのですが、姿を見て、ちょっとガックリでしたね。


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東京湾観音が近くに見えるポイントです・・・マッチョシゲさんが観音様に手を合わせて何か祈っているので、「何をお願いしているの?」 って聞いたら・・・「師匠が、これからサバフグだけを釣って、トラフグやショウサイフグを釣らないこと」 だって・・・まったくもう、頭にくるなぁ~。怒っ!


釣り開始して約2時間、外道は釣れるものの、本命ショウサイフグは型を見れず・・・サバフグやカワハギがいるポイントもあって、ちょっと期待感があるアタリが出ることもありますが、結果、外道でちょっとガックリというパターンが多いですかねぇ~。

そんなこんなで、フグらしきアタリが出て、ヒットっ・・・大した手応えではないので、あまり期待せずにリーリングしていたら、ありゃま~・・・20cmチョイ級の小型のショウサイフグが釣れちゃいました~。ハハハ~。


マッチョシゲさん 「あっ、やられた~」

私 「ウシシ~。本命はショウサイフグですからねぇ~。トラフグは外道みたいなモンですよ~」

マッチョシゲさん 「ガクッ・・・」

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マッチョシゲさんの不純な祈りは通じず、本命のショウサイフグが釣れました~!・・・時刻は10時半、ようやくボウズ脱出です。ホッ。


しばらくして、2尾目のショウサイフグが釣れましたが、これは18cm級の小型・・・キープするかどうか少し迷いましたが、大切に食べさせてもらおうと、キープさせてもらいました。

まぁ、イイよね。


その後、マッチョシゲさんも、ショウサイフグを1尾釣って(これも18cm級の小型でしたけどね)、本命ボウズを脱出・・・う~ん、残念。


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ニヤニヤした顔で釣り続けているマッチョシゲさんです・・・釣りにおける座右の銘は 「他人の貧果は蜜の味」 だそうな。


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少し根掛かりのあるポイントを攻めたりもして、船中ではアカメ(ヒガンフグ)の型が見れたりもしましたが、ショウサイフグの良い群れにはなかなか遭遇できませんでしたね。


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私が外道のベラを釣ったのを見て、マッチョシゲさん・・・「おっ、ハリー・ベラフォンテ!」 だって・・・あ~、疲れるなぁ~・・・馬鹿馬鹿し過ぎて、ホント疲れます・・・そんな歌手を知っているのは我々の世代だけだよ。


その後は、ショウサイフグ、トラフグは追釣できずで、13時半頃になって、公大船長から、サバフグ狙いに行くとのアナウンスが出されました。

船長からは、サバフグの釣り方についての簡単なアドバイスもあって(基本的にはショウサイ狙いと同じ釣り方で構わないが、底での待ち時間を短くした方が良いとのことでした)、サバフグのポイントへ移動です。


果たして、サバフグ狙いの釣りはどんな感じなのかな?・・・正直、食味的にサバフグ狙いはあまり気乗りがしないところもありましたが、専門に狙う釣りには多少の興味はありましたね。

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サバフグのポイントは、ショウサイのポイントに程近いところでしたね。水深はショウサイのポイントよりも少し深かったですね。


船はエンジン流しでの釣りですが、開始早々から、トモ寄りでは良型のサバフグが取り込まれています。

しばらくして、船前方のわれわれにもアタリが出始めて、竿が絞り込まれます。

アタリは明確で、釣れるサバフグは30cm級の良型揃いなので、掛けた時のファイトも強烈です。

マッチョシゲさんも、サバフグの迫力に興奮しながら、釣っていますよ~。


仕掛けはショウサイフグ狙いのそのままにカットウオンリーで釣っていますが、かなりガツガツと餌を食ってくるようなので、餌のアルゼンチン赤エビは殻を剥かずに付けることにしました。


巻き上げ途中でバレることもあって、仕掛けを回収すると、カットウのハリスが噛み切られています・・・サバフグの歯は鋭いですからねぇ~(指とかを噛まれないように要注意です!)・・・結局、3回ハリスを噛み切られてしまいました。

マッチョシゲさんは、ソフトワイヤーを使ったオリジナル仕掛けを常時使っているので、ハリスを噛み切られることなく、ストレスなく釣りができているようです・・・これは参考になりましたね。

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サバフグです・・・サバフグ専門のポイントで釣れるのは、ほとんどが30cm級の良型でしたね。


しばらく釣っていると、何となく釣り方の感じも掴めてきました。

底でアタリを待つと、カワハギやトラギスのアタリが多い感触なので、底上50cmくらいの宙でアタリを待って、アタリが出たら、そのまま宙で掛けてしまう釣り方が良い感じかな。

もちろん、仕掛けを底に下げてから掛けてもイイんですが、底まで下ろす間に餌を食い尽くされてしまう感触なんですよね。


入れアタリというところまでの勢いはないものの、サバフグのアタリはポツポツ&バリバリと続いて、約1時間で15尾くらい釣れたところで、沖あがりのアナウンスが出されました。

サバフグ釣り、想像していた以上に迫力があって、楽しい釣りでしたねぇ~。


今回の釣果は、ショウサイフグ 2尾(18~21cm)、サバフグ 17尾(22~30cm超)。

他に、ワカシ1尾(38cm)、カワハギ3尾(15~25cm)、シロギス1尾(18cm)、メゴチ10尾くらいに、キュウセン、イイダコ、トラギス等が釣れました。

船中のフグの釣果(ショウサイ、トラフグ、アカメ)は、0~4尾だったとか。


マッチョシゲさんは、トラフグ1尾(35cm=痩せ型)、ショウサイフグ1尾(チビ)、サバフグ10尾くらいの釣果でしたが、今回はトラフグだけでも圧巻の結果でしたね。パチパチパチ。

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今回の釣果です・・・良型サバフグでボリュームたっぷりです。これが、全てショウサイだったらなぁ・・・とか言ってみても、ショウガナイですよねぇ~。


さて、サバフグの食味ですが・・・

唐揚げで食べてみましたが、思っていたよりも美味しかったですよ。

今まで、サバフグというだけで、敬遠していたところもありましたが、この食味なら、持ち帰ってもイイかなって思いましたね。

サバフグも船宿で下処理して身欠きで渡してもらえるんで、帰宅してからも楽チンですしね。


サバフグ料理について、詳しくはコチラを見て下さい ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11611963338.html

コチラはワカシ料理他です ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11610510097.html


〈釣行メモ〉 (2013年9月9日(月) フグ釣り 於:浦安「吉野屋」

【潮 汐】 満潮7:06、干潮12:58 (中潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕曇り後晴れ 〔風〕北東4~7mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 右舷ミヨシ (乗船者7名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ仕掛けオンリー、オモリ8号
【釣 果】 ショウサイフグ 2尾(18~21cm)、サバフグ 17尾
【船中釣果】0~4尾


9/9(月)は、マッチョシゲさんとの同行で、浦安の「吉野屋」から、フグ釣行でした。


今回の釣行記は、画像が多く、画像容量オーバーで一つの記事には収まらないので、前・後編に分けていますよ。

まぁ、内容的には大したモンじゃないんですけどね。

でも、マッチョシゲさんがサプライズを起こしてくれたりとか、初めてのサバフグ狙いの釣りとか、ちょっと面白いコトはあった釣行だったような・・・。

乞うご期待ということで・・・。

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関東での釣行は、7月8日の吉野屋さんからのフグ釣行以来、2ヶ月振りです。相変わらず、東京湾のショウサイフグ釣りは厳しい釣況が続いているようで、最近はお土産作りで最後にサバフグを専門に狙うことも多いとか・・・サバフグ釣りなんて、『??』って気もしますが、一度やってみないことには何とも言えませんね。


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マッチョシゲさんが到着しました。師匠に釣り座を取らせて、自分はノンビリと船宿に到着するとは不届千万っ!・・・本人談 「久し振りの釣りなんで、早くから目が覚めてしまって、自宅でくつろいでいましたよ~」・・・それなら、早く来いって~の。


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最近のマッチョシゲさん、愛する娘さんが初めての子供さんの出産のために家に戻ってきていたりで、なかなか釣りに行く気分にならなかったようです。娘さんは無事出産して、これでマッチョシゲさんは二人の孫を持つお爺ちゃんになりました・・・普段の素行の悪さは相変わらずですが、とりあえずは、おめでとうございます。


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出船前、大常連のスー名人に、「ショウサイはあまり釣れないけど、サバフグは釣れるよ~。サバフグは刺身には向かないけど、唐揚げや味噌汁に入れると旨いよ。あ~それと、サバフグが釣れるところではトラフグもいるからね。」などと指南されて、「よ~し、今日はサバフグを釣るぞ~」と、変なヤル気を出していました。


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乗船者は7名でした。私たちは右舷前から並んで釣り座を取ることにしましたよ・・・マッチョシゲさん談 「最近の私のモットーは 『釣果にコダワラナイ』 ですから、釣り座はどこでもイイですよ」・・・そもそも、釣果に拘れるほどの腕前じゃないでしょ~。


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まもなく、大貫沖の釣り場に到着です。久々の釣りで、マッチョシゲさんも嬉しそうです・・・「もう、白子を持ったショウサイは釣れないんでしょうね・・・私みたいに枯れたフグばかりなんでしょう」・・・まだゼーンゼン枯れる気配もないのに、よく言うわ。


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私が日焼け止めクリームを塗っているのを知って、釣り直前になって、日焼け止めを塗り始めたマッチョシゲさんです・・・「船長~、まだ釣り開始のアナウンスを出しちゃダメですよ~」・・・そんなコト知るかっ!


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天気は曇りで(のちに晴れてきましたが)、北寄りの風がそよそよと吹いていて、それほど気温も上がらずに過ごしやすい日でしたね。


さて、実釣スタートです。

釣り場に着いて、船長は魚探反応を探しているような様子でしたが(この時期、魚探に反応が出ることがあるそうです)、結局、反応は見つけられなかったようで、ここぞというところでイカリを下ろしての釣りで始めることになりました。


第1投目・・・小さなアタリが出て、掛かってきたのは、メゴチです。

今日は、ショウサイフグはあまり釣れなさそうなので、食べられそうなサイズのメゴチは、貴重な食材としてキープすることにします。


マッチョシゲさんは・・・

アタリは出るものの、やはりメゴチのアタリのようで、「アタるけど、フグじゃなさそう」とか言いながら、空アワセの誘いを繰り返して船下を釣っています。


すると、マッチョシゲさんが、「オオッ!」という声とともに、竿を大きく曲げましたっ!・・・フグなら、かなりの大型の気配です。

水面近くまで上がってきて、横走りするのは、ひょっとして・・・

水面下に魚が見えて・・・その姿は・・・


マッチョシゲさん 「何?、何?!?」

私 「トラフグだ~!」


その瞬間、迷いなく引き抜いて、無事に取り込み成功~!!

  ↓  ↓

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マッチョシゲさん、トラフグをゲット~!!!・・・朝イチの第1投目に起こった、予期せぬサプライズに、釣った本人はしばし呆然、周りは唖然でしたね。


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マッチョシゲさんは、過去にも、吉野屋さんで1.4キロ(だったかな?)のトラフグを釣ったことがあるんですよね。吉野屋さんと相性がイイのかな?・・・ちなみに、私は吉野屋さんでは未だトラフグを釣っていません・・・。トホホ~。


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トラフグは35cmありました。でも、頭でっかちで、少し痩せている体型をしていたので、きっと美味しくないでしょ~・・・マッチョシゲさん談 「このスリムな体型は、きっと、年齢もわきまえず、2Rやってしまって、ヘトヘトになってしまったトラフグだな」・・・それは、マッチョシゲさんでしょ。


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ガッツポーズのマッチョシゲさんです・・も~、ニコニコ、ニヤニヤと、私に視線を送ってきて、ホント憎たらしいコト・・・「トラフグはいつ釣るんですか~」、「今でしょ」などと一人ではしゃいでいましたよ。


マッチョシゲさんが朝イチでトラフグを釣ったあと、マッチョシゲさんのお隣の方も同サイズのトラフグを釣り上げて、船上は一瞬盛り上がりましたが、その後は沈黙・・・

私も、サバフグが少し釣れただけで、トラフグも、本命ショウサイフグも釣れません。

公大船長も、点々と各所を回ってくれますが、なかなかショウサイの群れには遭遇しませんねぇ~。

う~ん、やっぱり、厳しい釣りですねぇ・・・



さて、この続きは、後編にて・・・







7/8(月)は、浦安の「吉野屋」から、単身、フグ釣行でした。


東京湾大貫沖のショウサイフグは、相変わらずのムラ模様ですね。

良い釣果が出る日もあれば、厳しい釣果の日もあって・・・でも、どちらかと言えば、厳しい日に当たる確率の方が大きいかな?

厳しい日は、ボウズの可能性も・・・

でも、釣りに行かなきゃ、良い日にも当たることはないですからね・・・ここは、いつかは良い釣果に遭遇することを信じて、ひたすら通い続けるのみ・・・・まさに、『東京湾ロマン』ですなぁ~。(ねっ、fu-goo-logさん)

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今回の吉野屋さんのフグ船、乗船者は9名でした。釣り座は、両ミヨシが空いていたので、右舷ミヨシに取りましたよ。


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第一海堡が見えてきて、まもなく釣り場の大貫沖に到着です。浦安から釣り場までの航程は1時間チョイを要しますが、吉野屋さんのフグ船は船室にはエアコンも効いていて快適に過ごせます・・・一眠りして、目が覚めたら、もう釣り場に着いていたって感じかな。


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風は穏やかで、海は良い凪です。気温はかなり高めで、陸の上では35℃近い猛暑のようですが、海の上は、そよそよと風が通っていて、それ程の暑さは感じませんでしたね。


さて、実釣開始です。

今回も仕掛けはカットウのみ・・・外道のアタリが多い時期は枝針を付けないのがマイパターンです。


風は北方向からの弱めに吹いています・・・船は北西方向を向いていて、潮は下げ潮なので、私が座る右ミヨシは完全に潮尻ということになりますね。

潮流は8号オモリで止められるくらいの速さですが、キャストしても仕掛けはすぐに船下に入り込んでしまうので、船下狙いの釣りに徹することにします。

こんな状況でキャストしても、大概は糸フケを取るだけになってしまって、その間はアタリも取り難くなってしまうので、マイナス効果の方が大きいと思います。

こういう時は、船下で上下の誘いを丹念に入れて、フグに餌を見つけてもらうことをイメージしながら釣っていますよ。


開始早々から、細かいアタリが出て、メゴチが掛かってきます。

ショウサイフグのアタリも小さいのですが、メゴチのアタリとは微妙に違いますね・・・・メゴチは『プルプルッ』って感じ、フグは『クン』とか『ファファ』って感じかなぁ~。


しばらくして、メゴチとは違うアタリに反射的にアワせると、ガツっと竿が止められました!

ゴンゴンゴンという強い手応えは、良型のフグの口に近いところにカットウ針が刺さった時の感触・・・とか、都合の良いコトを考えながら、リーリングしてくると・・・

うひゃ~、本当に良型のショウサイフグ~!・・・・早々に、本命ゲット~!・・・・ボウズ脱出ですっ!(嬉!)

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船中第1号の32cmの良型のショウサイフグです・・・最初のイカリで釣れちゃうとは嬉しかったですねぇ~。何しろ、前回の釣果は1尾ですからねぇ~。ハハハ~。


釣れる時は、釣り座の有利不利に関係なく釣れちゃうんですよねぇ~。ヒャヒャヒャ。

早々に1尾釣れてしまって、今回は期待できるかなぁ~・・・な~んてコトを考えると、すぐに期待を裏切るのが大貫沖のフグでして・・・。

その後は、釣れません・・・

アタリはあるんですが、ほとんどがメゴチのアタリっぽいですなぁ~。

でも、たまにフグらしき気配もあるような・・・・しかし、釣れません。トホホ~。


釣れそうで、釣れないまま、1時間、2時間・・・と時間が経過して・・・

お隣さんが、マダコをゲット~・・・そのあとに・・・ ↓ ↓

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          私は、重~い石をゲット~。


しばらくして、かなり明確なアタリだけどフグっぽいアタリが出て、掛けたのは・・・

30cm超級の良型フグっ!・・・・・・・・でも、サバフグで、ガクッ。

やっぱり、サバフグのアタリは品が無いですなぁ~。


ちなみに、釣ったサバフグですが・・・・私は、サバフグは食べません。

普段は、食べない魚は、なるべく優しくリリースしてあげることを心掛けているつもりですが、最近、サバフグだけは生かしたまま海に戻すことはしないようにしています。

その理由は、サバフグやトラフグといったショウサイフグよりも獰猛な(恐らく)種類のフグは、ショウサイフグを駆逐している可能性があるのではないかと考えているからなんです。

これは、何人かの釣船関係者から聞いた話とかから、私が勝手に推測しているだけのことですから、実際はどうなのかは分かりませんが、東京湾のショウサイフグが明らかに少なくなっている状況を見るにつけ、そういうようなことがあるのではないかと思えてしまうのです。

少なくとも、サバフグやトラフグによって、ショウサイフグが駆逐されるようなことは無いとも言い切れないのではないかと思っています。

そういう点で、最近になって、神奈川県水産技術センターが行っているトラフグの種苗放流(現在も行っているかどうかは知りません)とかにも賛成できないと考えるようになりましたね。

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閑話休題。

時刻は11時過ぎ・・・潮止まりの頃合いで、キャストして広めに探っていた時に、微妙なアタリをアワせると、ヒットっ!

久々に、ショウサイフグをゲット~!(ホッ)

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          2尾目のショウサイフグは28cmでした。


さぁ~、これから上げ潮が流れ始めれば、食いも良くなるかな・・・

とりあえず、午前中に2尾釣れたし、後半期待しましょ~

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変な感触で、何が掛かったのかと思ったら、マルイカでした・・・東京湾に、マルイカがいるんですねぇ~。


少しずつではありますが、徐々に上げ潮が効いてきたような感触もあって、フグの食いも上向いても良さそうな気もしますが、実際はなかなか・・・

公大船長も、かなり広範囲にポイントを探索してくれていますが、船中でフグの型を見ても単発で終わってしまい、連発モードには入りませんね。

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フグの食いは上向かず、船上もマッタリした雰囲気が漂っていましたが、それでも、皆、諦めずに釣っていましたね。


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少し底がゴツゴツとしたところで、29cmのカワハギが釣れました・・・でも、本命のフグは釣れませんね。


う~ん・・・釣れませんねぇ~。

午後は南西風に変わって、潮向きは上げ潮ですから、右舷は有利なポジションになっているんですが・・・釣れない時は、釣り座は関係ないですね。ハハハ~。


相変わらず、メゴチのアタリは多いのですが、フグのアタリはなかなか出てくれません。

フグが全くいないという感じではないので、きっと、フグのご機嫌が悪いってことなんでしょうねぇ~。

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結局、午後は、追釣できないまま、終了~となってしまいました~。残念~。


私の釣果は、ショウサイフグ 2尾(32cm、28cm)。

外道は多彩で、カワハギ3尾(うち2尾は29cm)、マルイカ1杯、イイダコ1杯、シロギス1尾、メゴチ20尾超、キュウセン1尾に、ヒトデ3個くらい、大きな石1個、お隣の方が落とした竿一式。

ガックリきたのは、一瞬のうちに、ライン(先糸)をスパっと切られて、仕掛けをロストしたこと・・・・恐らく、タチウオの仕業でしょうね。

ちなみに、船中釣果は0~2尾だったとか・・・・渋々の日でしたねぇ~。

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今回の釣果です・・・・残念ながら、2尾ともメスだったのか、白子の持ち帰りはありませんでした。ガクッ。


そんなワケで、今回は、メチャ厳しい日に当ってしまいましたね。

他船もキビしい釣果だったので、フグのご機嫌が悪い日だったということでしょう。

翌々日からは釣況も上向いて、竿頭でツ抜けするような釣果も出ていますから、フグはいるんですよねぇ~。

次は良い日に当たることを願って、また行かなくちゃいけませんなぁ・・・・東京湾のフグ釣りはロマンですっ!


〈釣行メモ〉 (2013年7月8日(月) フグ釣行 於:浦安「吉野屋」)

【潮 汐】 干潮10:56(大潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕晴れ 〔風〕北東2mくらい ⇒ ほぼ無風 ⇒ 南西3~6mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深9m前後)
【釣り座】 右舷ミヨシ (乗船者9名)
【タックル】〔竿〕メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】 カットウ仕掛けオンリー。オモリ8号。
【釣 果】 ショウサイフグ 2尾(28~32cm)
【船中釣果】 0~2尾


6/24(月)は、KON-CHANとの同行で、浦安の「吉野屋」から、フグ釣行でした。


東京湾のフグも、白子盛期のこの時期になって、ツ抜け釣果も出たりで、幾らかは上向き状況になってきたようです。

ただ、日によって釣果のムラはあるようで、好釣果の翌日は貧果だったり、その逆もあったりで、なかなか安定して好調が持続するというレベルではないよう様子。

その好釣果が出る日を選んで行きたいところですが、これを予測するのは不可能っ!・・・こればかりは、出たとこ勝負というところですね。


果たして、この日は・・・

潮周りも大潮ですし、天気も曇天予報ですし、平日で乗船者も多くはないでしょうし、釣れそうな条件は揃っているように思っていたんですが・・・

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吉野屋さんです。自宅から一番近いフグ船を出している船宿ですが、火曜日が定休日なので、現在は月・火曜日が休日の私には、月曜日しか訪れるチャンスがないのが残念ですね。


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KON-CHANとともに、5時半過ぎに船宿に到着すると、両大ドモ以外の釣り座は空いていたので、両ミヨシに座ることにしました。私が左ミヨシ、KON-CHANが右ミヨシです。この日は、風向きが読み難い予報なので、釣り座の有利不利も予測困難・・・・「折角、四隅が空いているので、そこに座っちゃおう」って感じだったかな。


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 最終的に、乗船者は10名になりました。大型船なので、片舷5名なら、釣り座間隔は広々ですね。


さあ、実釣です・・・釣り場は、いつもの大貫沖です。

今回も、外道のアタリを避けるため、胴突きの枝針は付けずに、カットウ仕掛けオンリーで始めてみます。

風向きは北寄りです・・・11時過ぎ頃までは下げ潮なので、それまでは、ミヨシの釣り座は潮尻になってしまいますね。


船首からアンカーが入れられ、船を落ち着かせてから、投入合図が出されます。

仕掛けを投入すると、ラインはトモ寄りに出されていきます・・・それでも、8号オモリで止められるような状況かな。

潮はかなり濁っていますね・・・これが吉と出るのか、凶と出るかは、ワカリマセン。

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KON-CHANです。先日は、出張で新潟に来てくれました。でも、アッチコッチと出張も多くて、忙しいようで、釣行は約2ヶ月振りとか。


しばらくは、船中はアタリなく、モーニングサービスはないようです。


私は、船下狙いをメインに始めてみましたが、フグらしきアタリは到来しません。

時たま、微かなプルプルっというアタリが出ますが、餌を点検しても齧られていることはなく、たまに掛かってくるのはメゴチですから、これはメゴチのアタリということですね。


しばらくして、左トモでショウサイフグが取り込まれて、これが船中第1号のようです。

その後、ポツリポツリとフグが釣れ始めますが、船中全員に行き渡るような勢いはないですね。

「今日は、ちょっと渋めの日かも・・・」

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スカシカシパンが掛かってきました。この小さな穴にカットウ針を掛けるのは神業ですなぁ~。(笑)


船下でアタらないので、キャストして、広めに探ってみます。

潮は船前方からトモ方向に流れていて、ラインも船とほぼ平行にトモ寄りに出されていきますが、こんな状況下で潮上の船前方に仕掛けをキャストすると、その後はラインの弛みを取るだけになって、アタリも取れない状況にしてしまいます・・・そこで、やや潮上にキャストする程度にして、正面でオモリを着底させ、その後、正面~左40°くらいまでの扇型のエリアをラインが弛まないようにリールで巻取りながら探るようなイメージで釣っています。


エラそうな能書きを書きましたが、実際は、釣れませんなぁ・・・

たまに餌が無くなるようなことがありますが、魚に齧られて餌が無くなるのか、痛んだ餌が外れてしまったのか、さっぱりワカリマセン。

魚に齧られたとしても、フグだという確信を持てるような感触は皆無で、何とも情けない釣りをしているような感じです。


そのうちに、ズシっと掛かったと思ったら、嫌~な感触の重みが伝わってきます・・・・アカエイを掛けてしまったようです。

大したサイズではなく、難なく水面まで上げてきたところで、公大船長がタモ取りして、針を外してくれました。

公大船長は、アカエイなどの危険な外道が掛かった時は、すぐに釣り座に来てくれて、適切に処理してくれますので、本当に助かりますね。

この後も、ちょっと大きめのアカエイを掛けてしまったのですが、その時もフォローしてもらいましたよ。

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       「オオッ、フグかな・・・」と思ったら、キュウセンでした。ガクッ。


下げ潮はイイ感じで流れているように感じますが、フグのご機嫌はイマイチのようで、船中では、たまに誰かがポツリと型を見る程度ですね。

公大船長も、点々でポイントを替えてくれますが、どこもパッとしませんなぁ・・・。


う~ん・・・・何だか、釣れる気がしないんですよねぇ~・・・・な~んか、そういう感じなんですよ・・・


今回、新しいカットウ針を試しているんですが、これが釣れない原因かと思って、いつものカットウ針に替えてみたりもしますが、ダメですなぁ・・・



結局、午前中の下げ潮では、私はフグの型を見れずに終わってしまいました。

ここまで、船中で型を見たのは半分くらいの方々だと思うので、まぁ、ショウガナイかな。

後半の上げ潮に期待しましょ~

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          午前中は、フグは釣れませんでした。トホホ~。


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KON-CHANも、午前中は型を見れませんでした。このまま、風向きが変わらなければ、ミヨシ有利の潮向きなると思うので、後半は頑張りましょ。


昼前に、ちょっと釣り場を移動です。

そして、正午を過ぎて、そろそろ上げ潮が流れ始めてきた頃合いに・・・

船下で、アタリを感知して、アワせると・・・・掛かりましたっ!

「これはフグかな・・・」・・・・100%の確信はなかったけど、無事キャッチしたのは、30cm弱級のショウサイフグっ!

ようやく釣れました~・・・・12:10、ボウズ脱出っ!・・・ホッ。

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     やっと、本命ショウサイフグが釣れました。今回は、ここまでが長かったですよ~。


そして、しばらくして・・・

KON-CHANも、同級のショウサイフグを釣って、ボウズ脱出~!

「いや~、良かった~。安心した~。」との安堵の声が聞こえてきます・・・・良かったですねぇ~。


さらに・・・KON-CHANにヒット!

かなりの引きのようで、公大船長も思わず、タモを持って駆けつけてきます。

ショウサイフグなら、かなりの大型ですが、ひょっとしたら、トラフグ?・・・それとも、違う魚??


その正体は・・・ ↓ ↓

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 KON-CHANが釣ったのは、デカいカワハギでした。パッと見、楽々で尺超え・・・実寸は?

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サイズは32cmオーバーでした。カワハギ釣りでこのサイズが釣れれば、生涯の記録モノですが、フグ釣りの外道ですからねぇ・・・。


さて、上げ潮に変わってから、ミヨシ寄りが潮先になって、有利なポジションになったものの、1尾目を釣ったあとは、アタリを出せず、苦戦が続いています。

そのうちに、風が止まってしまって、船の向きが180度回転して、また潮尻に・・・うわぁ~。

しかし、公大船長がエンジン流しに切り替えてくれたこともあって、また潮先ポジションに戻って、一安心・・・頑張って、釣らなくちゃいけませんね。


上げ潮に変わってからは、フグの活性も幾らかは上向いたようで、船中のペースも少しアップしたように思えます。

しかし・・・釣れないんですよねぇ・・・

たまに餌を取られるようなこともあるんですが、やはり、フグだとの確信に至らず、半信半疑の釣りになっちゃっています。

手が合わないというか、何というか・・・何か、しっくりいかない感触なんですよね。


お隣の方はポツリポツリと型を出しているので、その釣り方を参考に釣ってみたりもするんですが、すぐには結果が出ず、結局は我流の釣り方に戻してしまいます。

ベストポジションの釣り座で、チャンスがあるはずなのに・・・・情けないですなぁ~。



結局、その後も追釣できないまま、沖あがりの時刻が到来しちゃいました。

残念~、無念~


そんなワケで、私の釣果は、ショウサイフグ 1尾(29cm)なり。

外道に、アカエイ2尾、シリヤケイカ1杯、キュウセン2尾、メゴチ8尾くらい、スカシカシパン1個、ヒトデ5個くらい・・・でした。


KON-CHANも、追釣できずに、ショウサイフグ1尾(28cm)で終了~。

船中釣果は、1~5尾ということですから、私共々、仲良くスソ釣果ということになりました。トホホ~。

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今回の釣果・・・ボウズ逃れの貴重な1尾です。残念ながら、白子は貰えなかったので、メスだったのでしょう。ガクッ。


今回は、撃沈の結果になっちゃいました。

チャンスはもっとあったと思うし、決して、釣れない条件じゃなかったと思う(後半は有利な条件でした)ので、不出来な釣りをしてしまったということでしょうね。

釣れていた方の釣り方を思い出すと、もう少し、じっくりと釣った方が良かったのかと思ったりもしますが、果たしてどうだったのか?

ただ、竿頭で5尾くらいの渋い状況だと、微妙な展開のアヤで、竿頭もスソも紙一重というようなコトはありますね。


ま、こういう日もあるでしょ。

今回はダメでしたが、次回は、結果を出したいと思いますっ!


P.S. 帰港後の船宿で、声を掛けていただいた方、ありがとうございました。嬉しかったです。マダコ船で、竿頭釣果だったとのことで、おめでとうございました!


〈釣行メモ〉 (2013年6月24日(月) フグ釣行 於:浦安「吉野屋」)

【潮 汐】 干潮11:20 (大潮)
【潮 色】 濁り
【天 候】 〔天気〕曇のち小雨 〔風〕北 5mくらい ⇒ ほぼ無風
【釣り場】 大貫沖(水深8m前後)
【釣り座】 左舷ミヨシ (乗船者10名)
【タックル】〔竿〕メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】 カットウ仕掛けオンリー。オモリ8号 or 6号。
【釣 果】 ショウサイフグ 1尾(29cm)
【船中釣果】 1~5尾


5/28(火)は、金沢八景の「野毛屋」から、単身、フグ釣行でした。


今週は東京湾でフグ釣り・・・昨年11月、偶然、fu-goo-logさんと遭遇した釣行以来、久々に野毛屋さんにお邪魔してきました。


ホントは、サンスポ横羽大会を連覇(船頭賞)したらしい若坊主船長を冷やかしにシロギス釣りに行こうかとも思ったのですが、臨時休業日ということで、NGでしたしね・・・。

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この日は、朝早くに目が覚めてしまったので、まだ店が開いていない5時過ぎ頃には野毛屋さんに到着しちゃいました。


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フグ船では一番の到着だったので、左舷トモの19番の札を取りました。結局、フグ船は5名の乗船者になりましたね。


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健船長のフグ船、第一忠丸です。新しい船で、綺麗に掃除もされています。とても几帳面な?船長です。


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野毛屋さんでは、最近になって、船宿支給餌が甘エビからアルゼンチン赤エビに変わりましたね。私は100%アルゼンチン派なので、有難い変更ですが、甘エビ餌に慣れてしまっている常連さんには少し抵抗感があるかも・・・。


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湾奥の船宿から出漁することが多い私には、金沢八景から大貫沖までの航程はとても近く感じます。まぁ、金沢八景まで来るのには少し余計に時間と費用が掛かるので、±0ってところかな。


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釣り場の大貫沖です。風は南風そよそよ程度で海は凪、水色は幾らか濁り気味、下げ潮が少し速めに流れていて、8号オモリでは若干オモリが止め難い感触がありましたね。


さて、実釣開始です。

今回は、外道が多いことを想定して、カットウ仕掛けオンリーでやってみます。


開始早々の2投目・・・割と明確なアタリを察知して、アワせると・・・・・ズシっ!

グン、グン、グウィーン!・・・・・うひゃ~、コレはエイだわぁ~!・・・・それも、結構デカそう・・・。

そして、最初の引き込みで少しラインを出されてしまった直後・・・このエイ君、海底でビクとも動かなくなっていまいました!?

様子を見にきてくれた健船長曰く 「エイが底に張り付いちゃったみたいだなぁ~。デカそうだった?・・・じゃ、道糸引っ張って、切っちゃうしかないかもなぁ~」

ショウガナイので、根掛かり処置用ライン巻き器(コレ、役にたちます)にラインを巻き付けて引っ張ると、ラインが切れる前に、エイ君が動き始めて・・・結局、何とかヤリトリして、水面まで引き上げて、健船長にタモ取りしてもらって、ラインブレイクは免れました~。(ホッ)

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アカエイです。何とかギリギリ取り込めるサイズでした。アカエイは尻尾の毒針が危険なので、船長にアシストをお願いすべきですね。毒針に刺されたら、出血が止まらなくなって、大変な事態になってしまうとか・・・実際、お客がアカエイに刺されて、船を一旦帰港させて病院直行になった事例もあるそうですよ。もし、船長が対処不能と判断したら、ラインを切っちゃうしかないですね。


健船長のアシストで、仕掛けロストは回避できたのを喜んでいたら・・・

その次投・・・・またもや、明確なアタリが出て、ズシッ!!

今度は、いきなり、ピュ~っと走られて、キツ目に締めていたはずのドラグからもラインが引き出されていきますっ!

コレは、アカエイにあらずっ!・・・・すわっ、デカいトラフグか~?!・・・・この勢いで走るトラフグなら、5キロ超級だ~!・・・・などと、淡い期待を抱きつつ、何とか獲物を取り込もうとヤリトリします。

今回、新しいPEラインに巻き替えてきたので、そう簡単にはラインブレイクはせず、見えぬ獲物と一進一退の攻防・・・・そして、水面下に姿を見せたのは・・・・やっぱりっ!・・・・巨大シャ~ク(目測、体長1.5m)・・・・ガクッ。

その鮫の姿を一目見た健船長曰く・・・「そりゃ、タモに入らないから、糸を切っちゃいなよ~」・・・・ガクガクッ。

ラインを掴むのも怖いので、ハサミでラインを切っちゃおうかと思った瞬間・・・・先糸が切れて、ジ・エンドなり。

お気に入りカラーのタングステンオモリのロストは悲しかったけど、ショウガナイよねぇ~。

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デカザメは恐らくドチザメだった思います。シロギス釣りとかの外道でよく釣れるホシザメの兄貴分みたいなサメですね。


開始早々、アカエイ、デカザメの連続攻撃に遭い、腕には乳酸が溜まって、も~ヘトヘト~・・・・しばし休憩です。トホホ~。


新しい仕掛けをセットしつつ、一休みしたのち、再開です。

お気に入りのレモンイエローのオモリは迷惑な軟骨魚類に好かれているようなので、違うカラーのオモリにチェンジですよ。


再開して、しばらくすると、微かなアタリを感知・・・最初のアタリは空振りでしたが、次のアタリでヒットっ!

これは、エイやサメではなさそうです(笑)

キャッチしたのは、25cm弱級の本命ショウサイフグ!!

早々に、ボウズを脱出できて、ホッと一安心ですねぇ~。

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     船中第1号のショウサイフグをゲットっ!・・・ガハハ~、ウシシ~、ヒャヒャヒャ~。


余計な外道も釣れるけど、本命も釣れて、魚の活性自体はイイのかな?

潮は左トモ方面に流れていて、私の釣り座は断然有利な完全潮先・・・ココはチャンスだな。(ニヤニヤ)


しか~し・・・・・その後は、釣れません。

右トモのお客さんが1尾釣っただけで、船中、沈黙です。


船長も、アタリが出ないと見るや、新たなポイントを探索してくれますが、なかなかフグの群れには遭遇できません。

船下を基本どおりに上下の誘いで釣ったり、キャストして広範囲に探ってみたり、いろいろとやってはみますが、フグのアタリは出ませんねぇ・・・

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場所によっては、頻繁にメゴチがカットウ針に掛かってきましたね。底で誘いを入れると細かいアタリが出るのは、ほとんどメゴチだったかな。


1尾目のフグを釣ってから、2時間以上経過した頃・・・

メゴチのアタリが煩わしいので、底上でフグに餌を見せることをイメージしながら、餌の滞宙時間を長めにするような誘いで船下を釣っていると、誘い上げた底上で明確なアタリが到来しました~

「これは間違いなくフグのアタリ」と、底に仕掛けを下ろして、次のアタリでアワせると、掛かりました~・・・・確かな手応えのあと、ピュ~と横走りするのは、本命ショウサイフグでしょ~。

無事キャッチしたのは、丸々と太った30cm超級の良型ショウサイフグでした!(ニコッ)


さらに、30分くらい後・・・

再び、底上で明確なアタリが出て、同様に底で掛けたのは、25cm級のショウサイフグっ!

これで、3尾目・・・良い感じになってきましたね~。ハハハ~。

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11時頃に3尾目を釣って、後半に折り返しです。目標釣果は「5尾」に設定していましたので、このペースで釣れてくれれば、目標クリアは有望ですね。


さらに、やはり底上でアタリが出て、底でヒット!

してやったり!・・・と、思ったら・・・・・これは、外道のサバフグでガクッ。

そう上手くはいきませんよねぇ~。ベ~。


その後は、しばし沈黙・・・

そのうちに、潮止まりの頃合いになって、魚の活性も一休みというところかな?

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午後に入って、上げ潮に替わって、潮尻ポジションになってしまいましたが、大ドモ釣り座の特権で、真後ろにも仕掛けを入れられるので、100%不利な条件にはなっていません。

段々と上げ潮は流れてくると、魚の活性も上がってきたのか、反対右舷では、フグの型も出たようです。


しかし、私にはアタリが来てくれませんね。

前半に上手くハマった船下狙いではアタリが出せないので、なるべく潮先になるような方向へキャストしたりもしていますが、アタリは出てくれません。

船中でも、たまにアタリが出る程度の状況なので、とても全員にまでアタリが回らないというところでしょうかねぇ・・・。


1時間、2時間・・・さらに、3時間とフグのアタリを出せないまま、時間が過ぎていって・・・


あ~~、釣れません・・・


結局、後半はフグを釣ることができないまま、15時の沖あがりタイムになってしまいました~。トホホ~。


そんなワケで、私の最終釣果は、ショウサイフグ 3尾(24~31cm)でした。

外道に、サバフグ1尾、16cm級のシロギス4尾、イイダコ1杯、ヒイラギ1尾、メゴチ15尾くらいに、アカエイ、サメ。

船中釣果は、0~3尾(3尾は2人)とのことでした。

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     ショウサイフグのサイズは、31、24、24cmでした。さて、このうち、白子持ちは??


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   持ち帰りの白子は2尾分でした。31cmの唯一の良型がオスだったのは幸運でしたね。ニンマリ。


今回は、後半バッタリで、目標の5尾に届かず、ちょっと悔しい結果になってしまいました。

それでも、ボウズの可能性も多分にある、現状の湾フグですから、3尾釣れたのは、OKな結果でしょう。

白子も持ち帰れましたしね・・・。


まだまだ、白子盛期はこれからですから、さらにチャレンジですっ!


今回の白子料理はコチラ ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11540412436.html


健船長のブログ記事 ⇒ http://ameblo.jp/ken-yu0107/entry-11539822294.html


〈釣行メモ〉 (2013年5月28日(火) フグ釣り 於:金沢八景「野毛屋」

【潮 汐】 干潮12:45 (中潮)
【潮 色】 やや濁り
【天 候】 〔天気〕曇り 〔風〕南5m ⇒ 南西7mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 左舷大ドモ (乗船者5名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ仕掛けオンリー、オモリ8~12号
【釣 果】 ショウサイフグ 3尾(24~31cm)
【船中釣果】0~3尾


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