KOBIさんの江戸前釣り雑記

カテゴリ: フグ釣り(2014年)

11月10日(月)は、浦安「吉野屋」からフグ釣行でした。

5年振りに復調の東京湾のショウサイフグ・・・・まだまだ、寄りフグ模様で釣れ盛っているようなので、行ってきました。

しかし・・・・・・・

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乗船者は6人。私の釣り座は、右ミヨシです。“平日の顔”スー名人が右トモなので、スー名人の釣りを見ることもできますね。この日の舵は代打で大策船長でしたよ。


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この日の釣行のために、新潟で地物の生甘エビを仕入れてきました。新潟の甘エビは美味しいので、東京湾のフグにも気に入ってもらえるのではないかと・・・。特売品で安かったですしね。(ハハハ~)


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右がカットウ用のアルゼンチン赤エビ、左が持ち込みの食わせ用の甘エビです。ちなみに、フツーは食わせ用の餌はアルゼンチン赤エビを切って使います。スー名人もそうして使っているので、それで全く問題ないはずです。


さて、釣り場の大貫沖に到着して、まずは、海苔網エリアの外側でスタートです。

海苔網の外なので、カットウ仕掛けで釣りますが、その上には食わせ仕掛けを付けています。

前回まではカットウ仕掛けに付ける食わせ仕掛けは2本針にしていましたが、今回は欲張って3本針にしました。

3本針にすると、カットウ釣りがメインなのか、食わせ釣りがメインなのかワカラナクなっちゃいますが、今回は釣り方としては何となく食わせの方に重きを置いていたかな。


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バリバリっとアタリが出ることを期待して釣りを開始しましたが、一向にアタリが出てくれません。

船長からは、「反応はしっかりと出ている」とのアナウンスがあるので、船の下にはフグの群れがいるハズですが、全く口を使わない群れのようです。


結局、船中、型を見ないまま、ヤル気のある群れを探しに移動です。


前回の釣行ではフグ船が全船集結して船団を作っていましたが、今回は各船がそれぞれに群れを探していましたね。

ということは、フグの群れが分散化しているということなんでしょうね。

それと、フグの群れの動きが速いことが多いとか。

今回もフグの群れの移動が速くて、船長も船を止めるのに苦労していたみたいですもんね。


海苔網の外で何ヵ所か仕掛けを入れましたが、どこも型を見れずに、海苔網の中に入ってみるとのアナウンスが出されます。

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久しぶりの海苔網周りでの釣りです。ここ何年か、海苔網周辺からフグ船が排除されていましたが、海苔漁業者との協議で、今年から、カットウ釣りをしないという条件で、海苔網周辺にフグ船が入ることができるようになったとのこと。何はともあれ、我々、フグ船の乗船者としては、まずは決められたルールで釣りをするってコトですね。


海苔網エリアの中では、カットウ仕掛けを外して、食わせ仕掛けオンリーで釣りますが、ここでも、欲張って4本針にしてみます。


慎重にフグの反応を探すかのように、船は海苔網エリア内を超低速で進んで、しばらく後、投入の合図が出されました。

すぐに、船中で型を見たとのアナウンスがあって、ここは期待できるかな?・・・と思ったけど、私には釣れません。

たまにアタリを感知するのですが、掛けられないし、そのアタリも次の投入ではもう訪れてくれないことが多いです。

恐らく、群れは小さめで、移動も速いのでしょうね。

大きな群れで、フグが競いあって餌を食うような時は釣るのも割と簡単ですが、小さな群れのフグを釣るのは難しいです。


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海苔網エリアでも苦戦の釣りでしたが、ようやく、18cm級の小型アカメが釣れてくれて、ボウズ脱出です。時刻は11時頃・・・・長かった~。


何とか型は見たものの、その後は追釣できず、船中でもアタリは少なめなようなので、再び、海苔網エリアの外に移動です・・・・「今日は厳しい釣りですなぁ~」


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海苔網の外で、18cm級のショウサイフグが釣れて、これで2尾目。


久々に1尾釣れて、アタリが続くかなと思ったけど、やっぱりダメで、また群れの探索です。

も~、時刻は12時を回っています。(悲)


しばらくして、船が止まって、投入合図・・・・大きな反応が出ているとのアナウンスはありましたが、も~、あまり士気も高まりませんなぁ~。


しかし、ここはアタリ頻発!・・・・でも、掛けられませ~ん。

前回までの釣行で良い感触だった、早目の聞き上げのような動きでの合わせが全く通用しません。

合わせのタイミングが遅いのだろうと、極力、タイミングを早めてみますが、ダメです。

それならばと、少し餌を食わせるイメージで合わせのタイミングを遅らせたり、ごくゆっくりと聞き上げて、アタリを明確に出すようなイメージの動きを試してみたりしてみますが、やはり通用しません。

何だか、数年前に初めて、富津の食わせフグ釣りに行って、ボロボロにされたコトを思い出しちゃいましたね。(トホホ~)


それでも、アタリは続いていて、たまにはフグも釣れたりもするのですが、ほとんどは餌を空っぽにされて仕掛けを回収する始末。

素直に掛かってくれるのは、ベラやトラギスのトラベラーズだけですなぁ~。

本当に、「私には、このフグは掛けられない」って思いましたね。

私だけでなく、他の方々も苦戦していたようですから、このフグの群れは釣るには相当に難易度が高かったのだと思います。

それなりにアタリは続いたものの、そんなに大きな群れではなかったのかもしれません。


そんなこんなで、群れも移動してしまったようで、アタリも出なくなってしまいました。

時刻は14時を回ってしまったので、もう群れの探索もラストかな?


ちょっと南側のポイントで、投入合図が出されましたが、フグの気配は薄くて、釣れるのはトラベラーズばかりです。

も~ダメだろうと、諦めモードで釣っていたら、ズシッ!

根掛かりのような感触だったけど、リールは巻けて、少しずつ上がってきます。

ひょっとしたら・・・と、期待しながら、リーリングしてくると・・・

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期待通りに、マダコが釣れてくれました~!

700g級のまあまあサイズで、良いお土産になりましたね。(ニコッ)


さらに・・・

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良型のアカメ(31cm)も釣れちゃいました。


これで終わってしまいましたが、最後の流しで、マダコと良型アカメが釣れてくれたのは、ラッキーというか、お情けというか・・・。

ショウサイフグが釣れなかったガックリ感は拭えなかったけど、情けは素直に受け取らないといけませんね。

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今回の釣果は、16~31cmのフグを6尾でした。

外道に、マダコ1杯(700g)、マルアジ1尾(35cm)、良型のキュウセン他ベラ類10尾くらい、トラギス、小型カワハギ、ピン級のシロギス、スズメダイが釣れました。

船中のフグの釣果は、1~13尾とのことですから、多少の差こそあれ、皆が厳しい結果になっちゃいましたね。



それにしても、前回のきよし丸アオリ釣行に続いて、関東での釣行が2回連続の撃沈とは、かなり堪えましたね~。


今回の釣魚料理は、コチラ


たった2回連続の貧果で落ち込むな!、元気を出せよ!、あるいは、ざまーみろ!などと思われる方は、 コチラ をポチっとして下さい・・・・あ~~、スイマセン。こんな撃沈釣行記に免じて、許して下さい。(ペコリ)


〈釣行メモ〉 (2014年11月10日(月) フグ釣り 於:浦安「吉野屋」

【潮 汐】 干潮12:18 (中潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕晴れ 〔風〕北東9m → 7mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 右舷ミヨシ (乗船者6名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ+胴突き3本針仕掛け(幹糸4号、ハリス間隔35cm、ステ糸20cm、ハリス3号8~10cm、針丸カイズ系11号、オモリ8号)
海苔網エリア内は、食わせ仕掛けオンリー(4本針仕掛け。幹糸4号、ハリス間隔35cm、ステ糸4cm、ハリス3号8~10cm、針丸カイズ系11号、オモリ10号)
餌は、カットウ用はアルゼンチン赤エビ、食わせ用は甘エビ。
【釣 果】 ショウサイフグ 4尾(16~18cm)、ヒガンフグ 2尾(18~31cm)の計6尾
【船中釣果】1~13尾


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10月16日(木)は、浦安の「吉野屋」から、単身、フグ釣行でした。


今回は、今期2回目の寄りフグ釣行でした。

前回は富津出船で食わせ釣りでしたが、今回は湾奥出船でカットウ釣りでのチャレンジです。

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吉野屋さんです。自宅から一番近いフグ釣りの船宿で、お気に入りの船宿なのですが、定休日(火曜日)が私の休日と重なるので、日程が合わないことが多いのが難点。今回は木曜日の釣行だったので、OKでしたね。

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平日ですが、18人の乗船者で賑わっていました。大型船なので、18人くらいでは、それほどの混雑感はありませんが、もう少しお客が増えると、2隻出しにしてくれることが多いです。

私の釣り座は左舷ミヨシでした。今回は、少し早めに船宿に着いたのですが、四隅の釣り座が空いていてラッキーでしたね。

でも、寄りフグでは、釣り座による有利不利はあまり感じないのですが…。

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大貫沖の10mダチに船団ができていて、本船もこれに加わりました。

今回の釣り場は、海苔網からはちょっと離れたところでしたが、底に根掛かりのあるエリアでしたね。


仕掛けは、カットウ+胴突きの食わせ針2本を使うことにしました。

さすがに、カットウオンリーで釣る勇気はなかったです。

食わせ仕掛けを付けるものの、釣り方は、カットウに掛けるイメージで釣ってみることにします。

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開始早々から、バリ食いモードでアタリが出て、1投目からフグをゲット~!

しかし、そこからがイケマセン。

頻発するアタリにアワせても、ゼーンゼン掛けられません・・・???

おまけに、根掛かり連発で、カットウのロストが続きます。 (それでも、私の仕掛けは、根掛かりしても、カットウ針だけが外れやすい仕様になっているので、針だけの交換で済んでいるんですが…)


フツーのカットウの釣り方で釣っても、小型のフグの猛烈な活性には太刀打ちできないの?

空アワセ気味に誘ったあと、ゆっくりを仕掛けを下げようモンなら、仕掛けが着底するまでの短い間に餌を丸裸にされてしまう感触です。

餌のアルゼンチン赤エビの殻を尻尾の2節を残して剥いてしまおうモンなら、あっという間に餌を食い尽くされて、どれだけ餌を消費してしまうかワカリマセン。

さらには、フグが小型で動きが軽快からなのか、それとも的が小さいからなのか、アタリでアワせても簡単には掛けられません。

カットウがフグに触っても、掛からない感触もありましたが、これはフグが軽量なので、カットウの針先が触っても、さらに針を貫通させるパワーが弱いんでしょうね。小型フグをカットウで釣るには、針先の鋭利さにはより細心の注意を払う必要がありますね。

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そんなこんなで、苦戦のスタートでしたが、段々とヒット率も上がってきて、釣果も増えてきたような。

とは言っても、半分くらいは食わせ針で稼いだ釣果なんですけどね。


カットウに掛けるイメージでのアワセ方ですが、手首を使って、ヒョイっとアワせるのではなく、前回の食わせ釣りと同様に竿に (カットウに) 魚を乗せるような感覚でアワせる方が良かったです。

魚を乗せるといっても、アワセの初動は素早く、軽く、小さくで、アワせて魚の重みが竿先に乗ったら、そこからは竿に魚を乗せていくイメージで、竿を立てていくという動作でしょうか。

それでも、魚が掛かりやすい時合いの時には、どうアワせても掛かるような気もするし、難しい時には、どうやっても掛からないしで、あまりアテにはならないですね。

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前半はほぼアタリが途切れないくらいの活性の高さでしたが、さらに、11時頃からの1時間くらいは、特に凄い勢いで釣れましたね。

この時間帯は、魚の活性が高いというより、魚の餌の食い方に落ち着きがある感触で、針に掛けやすい状況でしたね。

スピーディーに掛けられて、空振りなしで10連釣以上しちゃいましたもん。

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入れ掛かりの時合いもあって、12時までに88尾まで釣れました。

これなら、束釣りは楽々に達成できると思ったのですが、そんなに甘くなかったんですよねぇ~。


12時を過ぎた頃から、アタリの出方が急に悪くなって、一気にペースダウンです。

相変わらず、魚探反応はしっかりと出ているようなのですが、魚の活性が変わってしまったようです。


たまらずに、船長も他のエリアを探索に行きましたが、どこもアタリは単発程度で、また朝からのポイントにUターンです。

しかし、魚の活性は上がらず、アタリは遠いです。

船長の指示で、上のタナを狙ったりもしましたが、確かに餌は食われますが、上ずったフグを宙で掛けるのは難し過ぎます。


結局、活性は上がらないまま、14時過ぎに納竿になっちゃいました~。

後半の約2時間で、追釣したのは、10尾チョイでしたから、前半のペースとは雲泥の差でしたね。

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最終釣果は、ショウサイフグ 102尾 (13~21cm) と、アカメ 1尾 (23cm) の計103尾でした。

実は、船上でのカウントは99尾で、船長にも99尾で申告したのですが、帰宅して数え直したら、4尾余計にいたので、確定釣果は、103尾にさせてもらいます。

沖上がりの直後は、「あと1尾で束釣りだったのになぁ~」なんて思っていたのですが、非公式ながらも、初の束釣りを達成できて良かったです。


さて、寄りフグのカットウ釣りですが・・・微妙に、フツーのカットウ釣りとは違う感覚かなぁ~。

魚の状況が、ある意味、異常な状態ですからね。

同船した、吉野屋の大常連のスー名人は、このフグをカットウで釣ると普通のフグ釣りに戻った時に釣り方がおかしくなってしまいそうだと、敢えて、カットウ釣りを封印して、食わせオンリーで釣っているくらいですからねぇ…。

でも、フグのカットウ釣りの一つのパターンとして、高活性の小型の数釣りに対応する釣り方を探求するのも楽しいかも。

フグ釣りも、イロイロですね。


'''〈釣行メモ〉 (2014年10月16日(木) フグ釣り 於:浦安「吉野屋」'''

【潮 汐】 満潮10:38 (小潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕曇り後晴れ 〔風〕北~北東6m → 3mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 左舷ミヨシ (乗船者18名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ+胴突き2本針仕掛け(幹糸4号、ハリス間隔35cm、ステ糸20cm、ハリス3号8cm、針丸カイズ11号、オモリ8号)
餌は、カットウ用はアルゼンチン赤エビ、食わせ用はボタンエビ(新潟産の小型で安価なもの)。
【釣 果】 ショウサイフグ 102尾(13~21cm)、ヒガンフグ 1尾(23cm)の計103尾
外道は、サバフグ4尾、カサゴ3尾、ベラ類少し。
【船中釣果】?~103尾


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9/30(火)は、富津の「浜新丸」から、単身、フグ釣行でした。


今期は数年振りに大貫沖のショウサイフグの復活!ですね。

9月に入って、数狙いの釣りが開幕して以来、小型ながらも、爆釣の連続と言ってもイイくらいに釣れ盛っています。

ここ数年の不調は異常なくらいだったので、ここまで急上昇にフグが湧いてくれるとは思ってもみませんでしたね。

自然というのは、完全に人知を超えています。

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浜新丸をフグ釣りで訪れるのは、2009年9月以来です。東京湾で秋の数釣りができたのも、その年以来ということになりますから、今期は5年振りの復活ということですね。


東京湾での秋の数狙いのフグ釣りは、「寄りフグ」と呼ばれていますね。

「寄りフグ」の元祖?の野毛屋さんでは、以前は、「寄りフグ」ではなく、「選りフグ」と書いていたのですが、最近になって、HPでも「寄りフグ」と書くようになっていますので、私も「寄りフグ」と書くことにします。

何となく、「寄りフグ」の方が数釣りのイメージに合っているような気もしますしね。

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富津の船では、カットウ釣りはNG・・・胴突き仕掛けでの食わせ釣り限定ということになります。ワタシ的には、秋の数釣りは食わせ釣りオンリーで楽しむのも一興かと思っていますので、コレはコレでOKですね。


備忘を兼ねて、食わせ仕掛けのポイントを書いておくと・・・

針は丸カイズの11号・・・・釣れるフグが小型主体ということで、このサイズを船宿が推奨していました。針のチモトのハリスを切られることが3回くらいあったし、15cmに満たない超小型はリリースすることを考えれば、12号でもイイかもしれませんね。

ハリス長は8cmくらいにしてみましたが、もう少し短くしてもイイかも・・・・少なくとも、これ以上長くする必要は感じませんでしたね。

4本針仕掛け(ハリス間隔35cm、ステ糸4cm)を使いましたが、最上部の針にはほとんど掛からなかったし(餌は取られますが…)、手返しを考えれば、3本針で十分なように思いましたね。

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富津の船での支給餌は甘エビです。浜新丸では、最初の1パック(30尾)は乗船料に含まれていて、その後の追加は1パック500円です。


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甘エビは殻を剥いて、3つくらいに切って使います。数釣りで釣果を上げるには手返しも重要なポイントですから、釣り場に着く前に、ここまでの作業を済ましておいた方がイイですね。


今回、海産のエビを持参して使ってみたのですが、アタリは出るものの、針掛かりは甘エビに圧倒的に劣りましたね。

持参のエビが甘エビよりも硬かったのが原因かな?・・・・食わせ釣りの餌は甘エビに敵うモノはないと再認識しました。(アルゼンチン赤エビはOKでしょうが・・・)

余計な餌を持ち込むのは止めましょ~。(苦笑)

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釣り場は大貫沖の10mダチでした。富津の船も、湾奥の船も、同じエリアに集結して、終日、船団を作っていましたよ。今年からは海苔網周辺では、湾奥の船でもカットウ釣りはNGということになったようですが(海苔漁業者との約束事とのこと)、この日の釣り場は海苔網からは少し離れたところで、富津以外の船ではカットウ仕掛けで釣っていましたね。


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朝の内はアタリも散発でしたが、段々とアタリが多くなり、中盤以降はほぼ入れアタリ(入れ掛かりではありません・・・笑)の釣りになりました。釣り座は右舷ミヨシ(乗船者は7名)に取りましたが、これだけアタリが出ると、釣り座はあまり関係無いように思えましたね。釣果を上げるには、いかにフグを掛けられるかどうか・・・・これがテクニカルで、とても面白い釣りでしたよ。


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釣れるフグは、15~18cm級の小型がメインでした。20cm超のフグは、船中では何尾かは釣れているようでしたが、私には釣れませんでしたね。フグのサイズは小型ばかりですが、釣り自体は面白いですよ。15cmに満たないサイズはリリースしましたが、この辺は釣り人それぞれの判断だと思います。浜新丸の船上では常に循環ポンプで海水が出ていて、フグはバケツの中で元気に泳いでいますので、小型はあとでリリースすることもできます。それでも、キープサイズに迷ったら、船長に聞くのが一番ですね。


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久しぶりの食わせ釣りだったので、釣り方も試行錯誤って感じでした。

カットウ釣りは短い間隔での誘い(空アワセ)を入れながら、リズミカルに釣るイメージが重要かと思いますが、食わせの釣りではアタリを感知してから、いかに針掛かりさせるかがポイントのように感じます。

基本的な釣り方は、 「オモリ着底後すぐに糸を張り、ゼロテンションに近い状態でアタリを待ち、アタリを感知したら即アワセ」 なんですが、このアワセ方が食わせ釣りの釣り方の『キモ』のように思います。

アワセは、カットウ釣りと同様に、「速く&小さく」が基本ですが、手首でヒョイっとアワせる動作ではなく、竿に魚を乗せてやるイメージのアワセ動作の方が良い感触でした。

アワセの動作は、穂先だけを上げてやるのではなく、水面と水平に保っている竿を水平の角度を保ったまま竿全体でアワせて、魚の乗りを感じたら、その延長で、竿に魚を乗せてように掛けるイメージで竿先を上げていく・・・・そんな感じです。

アタリで即座にアワせるのは必須ですが、電撃アワセ的な動作ではないですね。


アタリで掛けられないことは当たり前のようにありますが、それはアワセが遅いということ・・・でも、早くアワせようとすると、強いアワセになってしまいがちなので、そんな時は、アタリが出るタイミングを予知して、アタリが出る前にアワせるような意識を持った方がイイと思います。

コレは決して空アワセじゃないですよ・・・食わせ釣りは、カットウ釣りとは違って、空アワセでは掛かりませんから。


それと、その時々の状況によって、アタリの出方や、掛けられるアワセ方というのが微妙に変わってきますね。

この辺は、臨機応変にというコトですね・・・って、コレが難しいんですけどね。


釣り方を私なりのイメージで書いてみましたが、ちょっと分かりづらいですね・・・・これも個人的な備忘のためということで、悪しからず・・・。

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アタリが続く中、12時ちょうどに沖あがりになりました。いや~、楽しい釣りでしたねぇ~。カットウ釣りとはまた違った、食わせの釣りのテクニカルさが、メチャ面白かったです。カットウ釣りも面白いけど、食わせの釣りも面白い。それぞれがディープですね。


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今回の釣果は、13~19cmのショウサイフグ 84尾でした。

15cmに満たないようなサイズはリリースして、持ち帰りは60尾チョイでしたね。

外道は、サバフグが3尾くらい釣れただけでした。


ショウサイフグ料理の新作はコチラです ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11933075621.html


〈釣行メモ〉 (2014年9月30日(火) フグ釣り 於:富津「浜新丸」

【潮 汐】 満潮8:54 (小潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕曇り一時雨後晴れ 〔風〕北東~南西微風
【釣り場】 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 右舷ミヨシ (乗船者7名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】胴突き4本針仕掛け(幹糸4号、ハリス間隔35cm、ステ糸4cm、ハリス3号8cm、針丸カイズ11号、オモリ20号)
【釣 果】 ショウサイフグ 84尾(13~19cm)
【船中釣果】35~84尾


9月16日(火)は、マッチョシゲさんとの同行で、金沢八景の野毛屋から、フグ釣行でした。


今回は、大苦戦の釣りでしたね。

場所によっては、20cmに満たない小型のショウサイフグは活発に釣れたのですが、これは野毛屋さんではキープはNG。

キープサイズのフグはなかなか釣れませんでしたね。

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釣り場は、小柴沖 → 大貫沖 → 小柴沖と巡りました。

小柴沖は、ショウサイとアカメの両狙いって感じだったかな。

でも、小柴沖も、大貫沖も、小型のフグは釣れるものの、キープサイズはなかなか釣れませんでしたねぇ~。


釣りについて書くことがないので、この御仁の画像でも・・・(笑)

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出船前は、いつも元気ですなぁ~。

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「今日も、釣果にはコダわらずに、謙虚に釣りますよ」

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釣れないので、ふて寝してるの?

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「今日は、あきまへんわぁ~」

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大貫沖

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大物ゲット!・・・でも、シャークでした。(残念でした)

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何となく、哀愁が漂う釣り姿です。



さて、今回の私の釣果は、ショウサイフグ2尾(23~27cm)でした。

他に、リリースした16~18cmの小型のショウサイフグは10尾くらいかな。

外道は、良型のシロギス3尾でした。


マッチョシゲさんの釣果は、当人の名誉のために、ヒミツです。 (ここではね)


船中釣果は、0~4尾とのことでした。

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ショウサイフグ2尾は、いずれも小柴沖で釣れました。前半に1尾、後半に1尾です。


マッチョシゲさんの釣果を知りたい方はコチラをご覧下さい → http://s.ameblo.jp/biko-san/entry-11926068122.html


フグ料理はコチラです → http://s.ameblo.jp/biko-san/entry-11926137326.html
 


(※追記)
今回の釣行の翌日から、野毛屋さんでは数狙いの釣りを始めたようで、釣果のサイズも「17cm~」になっていました。

今年は、3年振りに大貫沖の海苔網周りでの釣りも、胴突き仕掛け限定ながらも、復活することになったとか。

そもそも海苔網周辺での釣りができなくなったことについて、個人的には、未だに不信感が消え失せていないのではありますが、それでも、条件付きながらも海苔網周りで釣りができるのは朗報ですね。

それよりも、今年、数の釣りができることについて、とても嬉しいです。


〈釣行メモ〉 (2014年9月16日(火) フグ釣り 於:金沢八景「野毛屋」)
【潮 汐】 満潮9:34、干潮12:37 (小潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕晴れ 〔風〕北西2m → ほぼ無風 → 南西5mくらい
【釣り場】 小柴沖(水深15mくらい) → 大貫沖(水深10mくらい) → 小柴沖
【釣り座】 左舷ミヨシ (乗船者4名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ仕掛け+食わせ針1本、オモリ8号
【釣 果】 ショウサイフグ 2尾(23~27cm)
【船中釣果】0~4尾

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7/28(月)は、浦安の「吉野屋」から、単身、フグ釣行でした。


ここ最近、隔週で帰宅する度に、湾フグ釣行していて、今回で3連続ということになります。

新潟ではシロギス釣り、関東ではフグ釣りというローテーションって感じですね。


今期の東京湾のフグは、白子時期に入ってから、トップ10尾以上の釣果も目にすることもあって、ちょっと復活の気配でしょうか。

とは言っても、私が釣行する時はそんな盛り上がりもなく、なかなか良い日に当たらないって感じかな。

今回も、直近の釣果情報があまり良くなくて、厳しい釣りは覚悟の釣行でしたね。

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この日の乗船者は7名。私は右ミヨシに座りました。1日トータルでは、悪くない釣り座だったと思います。


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前日まで最高気温が35℃を超える猛暑日が続いていたのですが、この日は最高気温が30℃チョイ、湿度も低めで、割と過ごしやすかったですね。


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朝イチの最初のイカリで、本命ショウサイフグの型を見て、順調なスタートです。でも、前回の吉野屋釣行では最初のイカリで1尾釣ったあと、納竿まで追釣できず、『スミ1』の釣果1尾で終わってしまいましたから、油断できませんね。


そして・・・

1尾釣ったあとは・・・・・・・ずーっと、沈黙です。

前半、もう1回アタリがあったのですが、2度アタって、掛けられず・・・・餌だけを齧り取られてしまいました~。(ガクッ)

アタリの回数は少ないので、訪れたアタリを逃すのは痛いですっ。

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船中でもアタリは少なめで、予想通りに厳しい状況でしたね。公大船長も、平坦なポイントから少し根掛かりのあるポイントまで、アチラコチラとポイントを巡ってくれましたが、どこもフグのアタリは少なかったですね。ポイントによって、小型のフグが釣れるところもありましたが、「キープサイズは20cm以上」との船長からの事前アナウンスがあったので、これはなるべく魚を傷めないように即座にリリースです。


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12時を回った頃、久々に2尾目のショウサイフグが釣れました。その直前に、水面下にフグの姿が見えたところでバラしてしまったので、この2尾目が釣れてくれて、ホッとしました。それにしても、水面バラシは悲しかったですよ~。


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外道に、良いサイズのマルイカが釣れました。マルイカ釣りにはなかなか行く機会がないので、食味的に嬉しい外道ですね。


2尾目が釣れたあとは、また沈黙です。

前回の釣行で、待ち時間を短めにして、頻繁に誘いを入れた方がアタリを出せるとの感触があったので、今回はそんなイメージの釣りをメインに釣っていますが、そう簡単にはアタリは出てくれません。

キャストしてもダメ、船下を誘ってもダメ・・・・キビしいですなぁ~

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終了間際の最後の流しで、明確なアタリを感知したけど、これも2度空振りして、餌だけ取られて掛けられず・・・・直後、お隣の方が30cm超級のフグを釣ったのにはガックリ~・・・・コレ、絶対に私が掛けられなかったフグですよね。(下手っ!)


結局、今回の釣果は、ショウサイフグ2尾(29&25cm)で終わってしまいました。

外道に、マルイカ1杯、カワハギ1枚(24cm)、ベラ類少々。

他に、リリースした小型のショウサイフグが4尾くらいでした。


船中釣果は0~2尾で、2尾釣ったのは7名のうち5名だったかな。

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今回の釣果です。1尾分の白子が取れたのはラッキーだったかな。恐らく、今回が今期の白子フグのラスト釣行になると思いますからね。最後に、白子の味覚を味わえたのは良かったです。


想定どおりとはいえ、厳しい釣りになってしまいましたね。

それでも、水面下でのバラシがあったり、明らかにフグのアタリで掛けられなかったのが2回あったりで、釣った数以上にチャンスを逃していますからねぇ~。

アタリを100%ものにするのは到底無理だけど、こんな確率じゃダメですね。

ちょっと悔しいですっ。


今期、白子時期が終わった湾フグの状況は予測し難いけど、引き続き、釣れ続いてもらいたいですね。


今回の釣魚料理はコチラです ⇒ http://ameblo.jp/biko-san/entry-11902026972.html


〈釣行メモ〉 (2014年7月28日(月) フグ釣行 於:浦安「吉野屋」)

【潮 汐】 干潮11:38(中潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕晴れ 〔風〕東5m ~ 2m ⇒ 南東3mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深7~10mくらい)
【釣り座】 右舷ミヨシ (乗船者7名)
【タックル】〔竿〕メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバランMg7(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】 カットウ仕掛けオンリー(少しだけ、カットウ+胴突き1本針)。オモリ8号 ⇒ 6号。
【釣 果】 ショウサイフグ 2尾(29、25cm)
【船中釣果】0~2尾


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