KOBIさんの江戸前釣り雑記

カテゴリ: フグ釣り(2016年)

10月15日(土)は、浦安の吉野屋から、フグ釣行でした。

マッチョシゲさんと、大学時分の仲間のO氏との同行でしたよ。

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フグ釣行は、1ヶ月半振りです。寄りフグモードの食わせの釣りが盛り上がるようなら、すぐに行きたいと思っていたのですが、今年はそんな釣りにはなっていないようなので、少し間隔が開いてしまいました。


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一番札をゲット~。とは言っても、これは受付順の札。釣り座札を取ったのは、9番目くらいでした。


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釣り座は左前3番目から3人並びで取ったのですが、左ミヨシの札を取った方が来なかったので、私が左ミヨシに座ることになりました。本来は左前2番の方にミヨシに座ってもらうところなのですが、1段高いミヨシの釣り座はNGとのことで、私が移らせてもらいました。


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“万年白子フグ” のマッチョシゲさんです。手に持つバナナが卑猥に見えます。今回は、奥様に「フグよりも、スミイカがいいわ」と言われたらしいのですが、今回は私の予定に合わせて、フグ釣りにさせてもらいました。どうも、マッチョシゲ家ではフグは飽きられ気味のようなのです。贅沢ですよねぇ~。


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釣り場は大貫沖でした。予想通り、海苔網エリア外でのカットウ釣りになりましたよ。


朝イチから、船はイカリを打っての釣りになりました。

ひょっとしたら、カットウ釣りでも、魚探反応に当てての釣りになるのかと思っていたのですが、その予測も外れましたね。(中盤以降はそういう釣りになったのですが・・・)


仕掛けは、カットウ+食わせ1本針仕掛け。

この時期なので、やはり、食わせ針は付けたいところです。

状況によっては、食わせ針をもう1本足そうかと思ったりもしていたのですが、そういう状況にはならなかったですね。

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最近、釣行の度に天気があまり良くないので、晴天下での釣りは久しぶりのような気がします。北東風がそよそよと吹いていましたが、釣りには大きな支障はなかったです。


さて、実釣開始です。

下げ潮は緩めで、8号のオモリで十分に対応できますね。

それでも、ラインは幾らか船下に入り込んでいくので、船下狙いで釣ることにします。


開始早々から、船中で型を見たとのアナウンスが出されます。

私にはアタリは到来しませんが、お隣の方にはフグらしきアタリが訪れているようです。

潮尻ポジションで釣り座的には厳しいとは思いますが、お隣にアタリがあるということは、私にもチャンスがあるはず。

フグにしっかりと餌を見せるイメージを持ちながら、上下の誘いを繰り返していきます。


しばらくして、上に誘ったあと、ゆっくりと仕掛けをフォールさせていく途中に明確なアタリが出ました。

そのまま、仕掛けを底に這わせて、次に出たアタリでアワせますが、掛かりません。

空振りしたあとのフォールでもアタリが出て、底でのアタリでアワせると・・・・またしても、空振りです。

これでアタリが止まってしまい、仕掛けを回収すると、餌がしっかりと食われています。

これを目ざとく見つけたマッチョシゲさんに、「あっ、師匠、餌食われてる~」と言われてしまい、ガックリです。


しばらくして、またアタリが出てくれましたが、1回目のアタリと同様に掛けられずっ。(ガクッ)

まったく、何をやっているのやら・・・。

でも、掛けるのが難しい状況だったようにも思いますが・・・。

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O氏(青のウェア)と、マッチョシゲ氏(赤のウェア)です。O氏はマッチョシゲさんの自慢話や下ネタに付き合わされて、大変だったと思うけど、あとで「今日は楽しかった」って言ってくれたので良かったです。


またしばらくして、アタリが到来。

1回目のアワセで掛けられず、嫌な予感がしたけど、2回目のアワセが掛かってくれて、ヨッシャ~!・・・掛け損じが続くと、プレッャーが掛かります。

初物は、22cmのショウサイフグでした~。


その後、2尾目、3尾目、4尾目と順調に釣れてくれます。

いずれも、フォールでアタリを感知して、底で掛けるというパターンです。(宙で掛けにはいきません)

底上で餌を見せる間を長めにして、宙やフォールでアタリを出すのをイメージしていますから、してやったり感のある釣りになっていますね。


さらに、ポツリポツリと釣れ続いてくれて、イイ感じです。

マッチョシゲさんも、O氏もまだ型を見ていないし、周りでもあまり釣れている気配はないので、ここまで独走状態かも。(ニンマリ)

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フグのサイズは22~24cm級の中くらいのサイズが主体です。18cm以下の小型が釣れないのが、少し心配になってしまいますが、何処かにまとまって潜んでいることを願いましょ~。


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マッチョシゲさんが、「うわぁ~、バラした~」と悲鳴を上げて仕掛けを回収したあと・・・・再び、「あ~、カットウ針が折れてる~」という悲鳴が聞こえてきました。


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カットウ針の1本が折れています。出船前、「錆びたカットウ針も磨けば、使えるんですよ~」などと自慢げに話していましたが、さすがに磨いても黒くなってしまうようなモノはねぇ~。物事には程度というモノがあります。自業自得というコトですなぁ~。ウシシ~。


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そんなワケで、マッチョシゲさんのイケスバケツはまだ空っぽです。(針が折れる前に、2回掛け損じがあったとか言っていましたけど・・・)


しばらくして、マッチョシゲさんも、O氏も型を見たようで、私も一安心です。

マッチョシゲさんには釣れなくてもイイのですが、O氏には釣ってもらいたいですからね。

私は順調な釣りが続いていて、約2時間で、9尾まで釣果が伸びました。


それにしても、潮尻ポジションで、こんな快調な経過になるとは思ってもみませんでした。

はっきりとした理由はワカリマセンが、潮向きに関係なく、私の釣り座の方からフグが回遊してきたってコトなのかなぁ~?

潮尻といっても、潮の流れは緩めでしたし・・・。

釣りはセオリー通りにはいかないものですね。

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ツ抜けまであと一歩となったところで、アタリを出せなくなってしまいました。

ちょうど干潮時刻の潮止まりの頃合いですからねぇ~。

船中でもアタリが遠くなってしまったようで、ここでポイント移動が告げられました。


船は少し南下して、今度はイカリを入れずに投入合図が出されました。

魚探反応を探して、エンジン流しで反応に船を当てていくような操船でしょうか。


しばらくして、明確なアタリで釣れたのは、サバフグっ。

残念ながら、ツ抜けというワケにはいきませんでしたね。


その次も、サバフグっ。(ガクッ)

船中では、ショウサイフグも釣れているんですけどねぇ~。


フグが釣れ続かないと見るや、船は反応を探して、転々と小移動を繰り返していきます。

底に根掛かりがあるところもあって、そんな場所では、船長からその旨がアナウンスされるのは有り難いですね。


とある根周りのポイントで、ベラやら、チビカワハギが釣れてきたりしていましたが、そんな中、ちょっと重厚な手応えで釣れたのは、アカメ(ヒガンフグ)っ!

これで、ツ抜けをクリア・・・ホッと一安心です。

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マッチョシゲさんは、不調で元気がない?・・・・ナンノナンノ、ここから元気になっちゃうんですよねぇ~。


午後に入って、そろそろ上げ潮が効き始めてくる時間帯です。

ここからが、潮先のアドバンテージを得て、私の時間?

ここまでも好調で、さらにペースアップしちゃったら、かなりの好釣果になったちゃうなぁ~・・・・なんてコトを考えたりもしていたんですが、現実はそう甘くなかったような・・・。


エンジン流しの操船ではありますが、上げ潮は大して流れているようには感じません。

船長から、たびたび、「良い反応が出ているんですけどねぇ~」というアナウンスが発せられたりしますが、フグは単発的な食いで終わってしまうことが多いですね。

根掛かりがないポイントで、船下でアタリが出ない時はキャストして広めに探ったりもしていますが、あまり芳しくありませんなぁ~。


でも、フグは釣れるんですよ・・・・サバフグが。

周りでは、そんなにサバフグが釣れているってワケではないのですが、私はサバフグばかり。(たまに、ショウサイフグも釣れますが・・・)

時折見かける事象なんですが、潮先のポジションで元気があるサバフグがショウサイフグよりも先に餌を食ってきちゃって、サバフグばかり釣ることになってしまうパターンに嵌まってしまった気がします。

サバフグが釣れる毎に、マッチョシゲさんがホッとしたような視線を送ってきて、ホント憎たらしいです。


一方のマッチョシゲさんは、ポツリポツリとショウサイフグを釣っています。

私がサバフグを退治したあとに、残ったショウサイフグを釣っているって感じです。

3連チャンでショウサイフグを釣るような場面もあって、ニコニコしながら、再び、喋りも戻ってきちゃいました。

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後半に入っても、マッチョシゲさんはポツポツとショウサイフグをキャッチしています。

ホント、調子に乗せると、よく釣りますね。


O氏は、マッチョシゲさんの勢いに圧され気味の感もありましたが、後半になって、ポツリポツリと追釣できているようで、何よりです。


私は、相変わらず、サバフグの方が優勢です。

良い手応えで良型のカワハギが釣れたり、目測35cm級の大型のショウサイフグを水面でバラしたりで、ショウサイフグからは見放されている感じです。

1回だけ、ショウサイフグを連釣する流しもありましたが、それっきりでしたね。

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いよいよ、沖上がりの時間が迫ってきて、最後の流しです。

ここは、本日一番の根がキツいポイントかな。

そんなポイントで、マッチョシゲさんの声が船中に響き渡ります・・・・「やった~! ツ抜け達成~!」

マッチョシゲさんは10尾目のショウサイフグを釣って、ホント、嬉しそうな顔をしています。

さらに、「今度は、アカメや~!」・・・・という雄叫びが聞こえてきます。

こういう時のマッチョシゲさんは手が付けられませんね。


一方、私は根掛かりに怯えながら、仕掛けをロクに底にも置けずに、掛け損じてばかり。

情けないっス。


そんなこんなで、納竿のアナウンスが出されて、この日の釣りは終了~となりました。


私の最終釣果は、ショウサイフグ 13尾(18~25cm)、アカメふぐ 1尾(26cm)、コモンフグ 1尾(19cm)の計15尾でした。

外道に、サバフグ10尾、カワハギ1尾(26cm)、他にイイダコ、小ダイ、チビカワハギ、ベラ類、メゴチなど。

船中釣果は、1~15尾とのことで、前半の貯金が効いて、何とか竿頭釣果になったようですが、後半の釣りはちょっと不甲斐なかったような・・・。

サバフグをなるべく釣らないような工夫もなかったですしねぇ~。(ちょっと反省)

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今回の釣果です。ショウサイフグは23cm級の中型が主体でしたね。


同行のO氏の釣果は5尾。

最低限の目標ラインはクリアしたとのことで、とひあえずは良かったです。


マッチョシゲさんは、11尾。

後半だけなら、船中で一番のペースで釣っていたと思います。

まあ、見事だったと褒めてあげましょ~。


私は、後半はサバフグにヤラれてしまいましたねぇ~。

そんな釣りに無策だったのは反省ですね。

サバフグを避けるのは、なかなか難しいけど、あまり上に誘わないとか、地味系なオモリを使うとか、多少なりとも工夫の余地があったとは思いますしね。

もう少し、釣果を伸ばせた状況だったと思います。


それでも、やっぱり、フグ釣りは面白いですね。


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今回の料理一品は、サバフグの西京漬けの焼き物です。今回はサバフグを持ち帰りました。サバフグは身が軟らかいのですが、味噌に漬け込むと、適度に水分も抜けて、イイ感じになりますね。


〈釣行メモ〉 (2016年10月15日(土) フグ釣り 於:浦安「吉野屋」)

【潮 汐】 干潮10:17(大潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕晴れ 〔風〕北東7m → 5mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深8~10mくらい)
【釣り座】 左舷ミヨシ(乗船者23名)
【タックル】〔竿〕伝助君作のフグ竿、〔リール〕アルデバラン51(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ+食わせ1本針仕掛け、オモリ8号。 餌のアルゼンチン赤エビは約35尾使用。
【釣 果】 ショウサイフグ 13尾(18~25cm)、アカメふぐ 1尾(26cm)、コモンフグ 1尾(19cm)の計15尾
【船中釣果】1~15尾


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9月4日(日)は、浦安の吉野屋からフグ釣行でした。


フグ釣りはちょっと間隔が空いてしまって、約2ヶ月振りでした。

白子の時期が終わると、少しの間、フグ釣りはオフにするというのが毎年のパターンかな。

9月に入って、フグの体力も戻ってきた頃を見計らって始動するというところでしょうか。

そして、しばらく後に、『寄りフグ』の釣りを楽しめると最高なんですけどねぇ~。

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吉野屋さんです。常時、多くの釣り物で出船していて、人気の船宿ですね。


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お馴染みの釣座ボードです。日曜日なのに、フグ船の抜け札は少なめですね。雨模様の天気予報だったからですかねぇ~。人気の吉野屋さんでも、たまにこういうコトがあるんですよね。


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出船前に雨が降っていた時間帯もあって、桟橋も閑散としていましたね。


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結局、乗船者は6人だけでした。釣り座は右舷の胴の間に取りましたが、広いスペースを一人で独占って感じで、楽チンでしたよ~。


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この日は、フグの仕立船も出船していましたね。もちろん、乗合船の方が圧倒的にゆったりしていて、申し訳ないくらいでしたよ。(笑)


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釣り場は大貫沖のやや北側のエリアでした。他の湾フグ船も同じエリアに集結していましたね。


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大貫沖では海苔網の設置が始まっていました。今年も海苔網エリア内はカットウ釣り禁止ということになるんでしょうね。そもそも、今年の秋に海苔網エリア内にフグが固まって、食わせ釣りで釣れ盛ってくれるかどうかの方が心配ですね。固まるのが、海苔網の外ならもっとイイのですが・・・。


さて、実釣開始です。

この時期はそろそろフグが固まって魚探に反応が出るような可能性もあるので、カットウ仕掛け+食わせ1本針で釣るのがマイセオリー。

しかし、今年はギマが異常なくらいに多いと聞いていたので、カットウ仕掛けオンリーで始めることにします。

結果的には、噂どおりにギマが多く、カットウオンリーで正解だったと思いますね。


開始早々から、船中ではフグが釣れ始めました。

私にもアタリが訪れますが、掛けられず。

3投目か、4投目か、ようやく掛けられたと思ったら、釣れたのは噂のギマっ!(ガクッ)

2尾目もギマで、ガックリです。

ここまでのアタリは全てギマだったんでしょうね。


30分近くして、ようやく、本命のショウサイフグが釣れてくれて、ホッ。

船中で型を見たのは私が一番遅かったかも。


オモリは8号で始めましたが、下げ潮が速めに流れているので、早めに12号に換えました。

釣り座間隔は広いので、オマツリの心配はありませんが、かなりラインを出さないと仕掛けを止められない状況では、ある程度は重めのオモリの方が釣りやすいですね。


アタリは投入毎に続いてくれますが、フグのアタリよりもギマのアタリの方が多いように感じます。

フグもボチボチと釣れてくれるので、釣果も少しずつ増えていきますが、釣れるペースは、「ギマ、ギマ、フグ、ギマ、ギマ、フグ、フグ、ギマ、ギマ・・・」ってところでしょうか。

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ギマです。これまでも、フグ釣りで何度かギマを釣ったことがありますが、ここまで釣れるのは初めての経験ですね。硬いトゲがありますし、青臭いヌルもキツいので、釣れると面倒です。持ち帰って食べようという気にもならない魚ですし、迷惑な外道ですね。


序盤は、フグがアタっているのか、ギマがアタっているのかの判らなかったのですが、そのうちに、幾らかは判別はつくようになってきましたね。

その違いは・・・

(1) アタリ自体は両者とも小さめで、なかなか判別し辛いが、ギマのアタリは硬質に感じることがある。

(2) 両者とも、仕掛けを下げている時(落とし込み)にもアタるので、これでの判別は難しい。

(3) 決定的な違いは、フグと比べてギマの方が餌の食い方が激しくないので、何度か掛け損じてもアタリが続くようなら、アタリを出しているのはギマ。(フグならば、3回くらい掛け損じたら、餌を食い尽くされてしまいます)

(4) フグよりもギマの方が掛けるのが難しい。(掛けられない時はギマのアタリだと思うようにしていました・・・笑)

(5) ギマの方が皮が硬いので、カットウ針の掛かりが浅くなることが多く、巻き上げ途中でのバラシも多くなる。(バラした時はギマだったと思うようにしていました・・・ハハハ~)

私が感じたコトは、こんなところでしょうか。

でも、ギマを避けるとかというは難しいと思いました。

アタリが出たら、どんなアタリでもアワセを入れなくてはいけませんしね。

できることといえば、フグが釣れたら、次も釣れたところに仕掛けを投入し、ギマが釣れたら、その逆の対応をすることくらいでしょうか。

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フグは中型主体で、小型はほとんど釣れませんでした。寄りフグのシーズンを間近に控えて、それはそれで心配ですね。


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ギマには悩まされつつも、10時半頃にはフグの釣果もツ抜けして、まずまず好調なペースです。

同船の常連の方の話では、「今日はそれほどにギマが煩いという状況ではない。もっとギマのアタリが多い日もあって、そういう日はフグの釣果も上がらない。でも、ギマがいないところにはフグもいないような気がする」とのことでしたので、この日は比較的に良い条件のようです。


11時頃になると、潮の流れも緩んできました。

オモリは10号、さらには8号に戻します。


潮が緩んでくると、フグのアタリも段々と少なくなって、潮が全く動かなくなると、アタリもピタリと止まってしまいました。

フグだけでなく、ギマのアタリも出なくなって、まったりとした時間になってしまいましたね。


最初の2時間で10尾釣れたけど、その後の2時間では5尾にも届かないペースで、すっかりと帳尻を合わされてしまっています。

後半の上げ潮に期待ですね。

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昼を過ぎて、幾らか上げ潮の気配になってきて、船中では少しずつアタリが戻ってきたような感じです。

しかし、上げ潮になって、ラインが船下に入り込むようになってから、私はアタリをなかなか出せなくなってしまいました。(ギマは釣れるんですけど・・・)

この日のフグは、潮が止まると食わなくなるし、潮が流れている時は潮先の釣り座から食ってくるしで、セオリー通りの食いをするように思えましたね。


徐々に潮が動き始めるのと比例してフグが食い始めると、ギマも食い始めるという感じで、また忙しい釣りになってきました。

船が移動すると、バタバタっとフグが釣れるものの、しばらくするとギマのアタリが出始めて、その後はギマが優勢になってしまうこともあって、ギマは餌が降りてくる船の近くに寄ってくるような気もしましたね。

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このショウサイフグは30cm超の良型ですが、痩せ気味の体型ですね。こういう体型のフグは身欠きになると貧相になってしまうので、リリースしても良かったかもしれません。


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天気予報が良い方にハズれてくれて、雨はほとんど降らず、後半は陽も差してきて暑いくらいの陽気になりましたね。


上げ潮が流れ始めてからしばらくすると、風向きが変わって、船の向きも変わり、ラインも前方に出されるようになってきました。

すると、フグのアタリも頻繁に出てくれるようになって、イイ感じで釣れ始めました。


相変わらず、ギマのアタリも多いのですが、我慢できる範囲内かなというところでしょうか。

でも、もしギマのアタリが圧倒的に多いような状況なら、我慢できる自信はないですねぇ~。


段々と潮の流れも速くなってきて、再びオモリを重くして対応して、ポツリポツリとフグが釣れてくれますが、そろそろ沖上がりの時刻も近づいてきましたね。

最後はギマが優勢になって、餌を無駄に消費するばかりになってきたところで、沖上がりのアナウンスが出されて、この日の釣りは終了です。


最終釣果は、20~32cmのショウサイフグ 23尾になりました。

外道は、ギマ多数(30尾以上かな)、小型のサバフグ5尾くらい、マルアジ1尾、イイダコ2杯。

船中釣果は、5~23尾ということで、私が竿頭?・・・・お隣のトモの常連さんの方が私以上のペースで釣っているようにも見えたのですが・・・。

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ショウサイフグは、23cm級の食べ頃サイズが主体でした。何尾かは細めの体型のフグもいましたが、ほとんどが良い体型をしていましたよ。


噂どおりにギマが多かったのですが、フグのアタリも結構出てくれて、結果的には良い釣果になりました。

ギマやサバフグのアタリを含めると、アタリは頻繁にあって、忙しないくらいでしたね。

参考までに、使った餌(アルゼンチン赤エビ)の本数は約65本でした。

フグの釣果と餌の使用数から推定すると、フグとギマのアタリの比率は「1:2」くらいだったということですかねぇ~。

ギマは掛けられないことも多かったので、釣った数は「1:2」ということはなかったんですけどね。


この秋の湾フグ釣りは、カットウ釣りで今のような釣りが続くのか、それとも、『寄りフグ』モードになってくれて、食わせ釣りでの数釣りが楽しめるのか、私には予測ができませんが、いずれにしても、良い釣りができそうな予感はありますね。

しばらくは、フグがメインの釣行が続くことになりそうです。

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今回の料理は、ショウサイフグの干物(ピチット干し)の焼き物です。フグらしい弾力ある食感と淡白な味覚を楽しめる一品ですね。


〈釣行メモ〉 (2016年9月4日(日) フグ釣り 於:浦安「吉野屋」)

【潮 汐】 干潮12:15(中潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕くもり後晴れ、 〔風〕北東6mくらい → 北3mくらい → 南寄り微風
【釣り場】 大貫沖(水深8mくらい)
【釣り座】 右舷胴の間(乗船者6名)
【タックル】〔竿〕ダイワ社メタリア湾フグM175、〔リール〕アルデバラン51(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ仕掛けオンリー、オモリ8~12号。 餌のアルゼンチン赤エビは約65尾使用。
【釣 果】 ショウサイフグ 23尾(20~32cm)
【船中釣果】5~23尾


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7月10日(日)は、浦安の吉野屋から、単身、フグ釣行でした。

今週は、フグ以外の釣りに行こうと思っていたのですが、日曜日の釣行になってしまったので、帰宅してからの手間を考えて、結局はフグ釣りにしてしまいました。

釣りたいのはフグ、食べたいのはフグ以外の魚・・・・悩ましいですねぇ~。(笑)

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常時、多数の釣り物で出船している吉野屋さんですが、今の人気は、マダコ、タチウオ、スルメイカかな。フグは白子時期の終盤に入ったこともあってか、人気のピークは過ぎたようですね。


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この日の乗船者は22名で、船は1隻出しでした。釣り座は左舷前2番に取りました。


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野毛屋さんは2隻出し。他のフグ船の姿も近くに見かけました。きよし丸は、いつも通りに?、ちょっと離れたところに見えたような・・・。


潮が濁り気味だったので、船下でも十分に釣れると思いましたが、周りの仕掛けが入っていないところに仕掛けを入れた方がイイかなと思い、キャストをメインで釣ることにします。

しかし、なかなかフグのアタリは訪れず、釣れるのはシロギスとメゴチばかり。

周りでは、ポツリポツリながらもフグの型を見れていますが、私は釣れません・・・。

そもそも、船下狙いでの誘い勝負の釣りを避けて、隙間狙いの釣りを企んでいるようでは、ダメですね。

自信の無さが見え見えですもん。

そういう釣りをしていると、釣りの神様は微笑んでくれませんね。

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愛竿は伝助君に作ってもらったフグ竿です。穂先が折れて、トップガイドが無い状態になっていますが、使い勝手や調子に問題がないので、そのまま使い続けています。ただ、かなり使い込んでいるので、アチコチに使用感が出てきちゃっていますね。


周りがポツリポツリとフグの型を見る中、私はなかなか型を見ることができません。

ただ、船中でも、フグの群れが回ってきた時に誰かしらが単発的に釣る程度の釣れ方なので、そんなに悲壮感はありませんね。

釣れないのは、巡り合わせの問題だろうと考えていましたよ。


アタリが出ないので、オモリの色を変えたり、仕掛け上にミニサイズのケミホタルを付けたりしてみますが、全くダメですねぇ~。

ケミホタルは、ここ何回か、潮濁り時に試してみたのですが、全く効果を感じないので、もう結論は出たというところでしょうか。

この日も、しばらくしてから外してしまいました。


相変わらず、キャスト釣法主体に釣って、誘いも幾つかのパターンをやってみますが、アタリを出せません。

何だか、私がキャストできるエリアはフグの回遊コースから外れているような気もしてきちゃいました~。

少しでもイイから、移動してもらいたいように思ったりもしましたが、移動しないということは誰かが釣れているってことなんでしょうね・・・。

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釣れたのは、シロギスとメゴチだけです。フグらしきアタリもなく、すっかりとフグに嫌われちゃっていますね。


11時近くなって、ようやく、移動のアナウンスが出されました。

ここまで、2時間以上、アタリも出せないような状況でしたから、ワタシ的には待望のポイント移動という感じでしたね。


移動後、しばらくして、初アタリをキャッチ。

2度くらい空振りして、3回目か、4回目のアタリで何とか掛けられました~。

開始後、約2時間半で、ようやくボウズを脱出です。(ホッ)

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初物は30cm級のショウサイフグでした。ちょっと走られて、お隣の方とオマツリしてしまったのは申し訳なかったです。フグが釣れたということは、時合いということですからねぇ~。


何とか、ボウズは逃れましたが、アタリは続いてくれません。

このあと、船の移動が頻繁になったので、船中でもフグのアタリが少なくなってしまった状況だったんでしょうね。


移動して、どこでも型は見るようですが、全員にまで行き渡るような状況ではないですね。

私はポツリポツリとアタリを出せるようにはなってきたかな。

それでも、連釣はなく、1ヶ所で1尾釣れるかどうかという程度のペースです。

それでも、前半と比べれば、天と地くらいの違いがあるように思えます。

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公大船長も、なかなか一ヶ所では粘れないという判断なのか、イカリは入れずに、エンジンを掛けながらの操船で、アタリが出ないと見るや、早めに移動を繰り返してくれます。

この辺が、公大船長の心憎いところですなぁ~。


私は引き続き、キャストしながら、船下も探ってみるような感じで釣っています。

アタリが遠いので、小突きの誘いを入れたりもしていますが、効果は感じません。

フグが近くにいなければ、底での誘いを入れても、大した効果は上がらないでしょうからねぇ・・・。

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良型混じりでポツポツと釣れてくれて、少しずつ釣果も増えてきました。


14時半近くになって、そろそろラストタイムかなという頃合いに、1尾釣れてくれて、これで6尾目。

しかし、その後はアタリは訪れず、まもなく、タイムアップとなりました。


最終釣果は、21~34cmのショウサイフグ 6尾でした。

外道に、シロギス4尾、メゴチ3尾、小型のホウボウ1尾。

船中釣果は、0~12尾とのことでした。

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30cmの良型が2尾釣れてくれたので、まずまずのボリュームになりました。白子の持ち帰りは3尾分でしたね。


前半は悲惨な釣りになってしまいましたが、中盤以降はボチボチと釣れてくれて良かったです。

前半は巡り合わせが悪かったということでしょう。

フグの数が多い状況ではないと思うので、その少ないフグの取り合いということになってしまうと、巡り合わせという要素も大きいと思います。


釣果は6尾でしたが、他に掛け損じが2回くらいありました。

これをモノにできていて、さらに前半に2尾くらい釣っていれば、ツ抜けできた計算になりますから、二桁釣果のチャンスは十分にあったということですね。

まあ、タラレバですけど。


この日は、潮向きから、左舷の方が有利な状況が多かったように思いますが、実際は右舷の方が釣果は良かった?

この辺も巡り合わせでしょうね。

釣りやすさは左舷でも、フグの通り道は右舷側が多かったのかもしれませんね。


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今回の料理一品は、ショウサイフグの糸造り。糸造りに切ったあと、ペーパータオルに包んで、余計な水分を取ってから盛り付けます。レモンを添えましたが、イマイチ合わなかったように感じました。やっぱり、フグにはスダチかな。



〈釣行メモ〉 (2016年7月10日(日) フグ釣り 於:浦安「吉野屋」)

【潮 汐】 満潮7:39、干満14:09(小潮)
【潮 色】 濁り → やや濁り
【天 候】 〔天気〕晴れ、 〔風〕南西3~6mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深6~8mくらい)
【釣り座】 左舷前2番(乗船者22名)
【タックル】〔竿〕伝助君作のフグ竿、〔リール〕アルデバラン51(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ仕掛けオンリー、オモリ6号 or 8号
【釣 果】 ショウサイフグ 6尾(21~34cm)
【船中釣果】0~12尾


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7月2日(土)は、鴨居の「きよし丸」から、フグ釣行でした。

今回は、マッチョシゲさん、シオケンさんとご一緒しましたよ。


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乗船者は9人。つり丸ライターのIさん、お馴染みのS木さんも乗船されていました。われわれは、右舷前から、マッチョシゲさん、私、シオケンさんの順に釣り座を取りましたよ。


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シオケンさんは竿を換えてから不調続き?・・・小物釣りではそういうこともありがちだけど、慣れるまでは辛抱かな。マッチョシゲさんは、この日も「奥様がフグよりも外道の方を喜ぶんですよ。外道が釣れたら、私に下さいね」などと言っておりました。しかし、私が「外道を釣るなら、枝針を1、2本出した方がイイですよ」とアドバイスしても、聞く耳を持たず・・・ナンダカンダと言いながら、釣りたいのはフグなんですよね。


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釣り場は大貫沖の南寄りのエリアでした。前日に爆釣果を出した野毛屋さんの船も近くに見えましたよ。ただ、同じエリアにいても、釣果は結構違ったりします。フグの回遊コースの船を当てられるかどうかが釣果の分かれ目なのかもしれませんね。


さて、実釣です。

仕掛けはカットウオンリー。

潮が濁っているので、まずは船下をメインに釣ってみることにします。


開始して間もなく、マッチョシゲさんが本命のショウサイフグをゲット!

ニコニコしながら、「オッ、ヤッタ~!」などと声を上げています。


さらに、マッチョシゲさん、2尾目をキャッチ。

満面の笑みをコチラに送ってきます。


そして、な~んと・・・・マッチョシゲさん、3尾目も釣っちゃいました~。

私にはフグらしきアタリは訪れないのに、何で?

隣で3尾も釣られてしまうと、さすがに心中は穏やかではなくなってしまいます。

ニヤニヤしながら、私に向かって何か話し掛けてきますが、完全無視。

すると、餌の残り端を私の目の前に投げつけてきます・・・・まったく、憎たらしいです。(怒)

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マッチョシゲさんの誘いはセオリー通りのいたってシンプルな上下の誘いです。どんな時でも誘いのリズムは変えません。本人は「いろいろと変えたりもしているんですよ」などと言っていますが、そのようには見えません。精々、潮が速くなったら、オモリを重いモノの変えるくらいでしょうか。誘いは割りとシャープですね。フグ釣りの誘いは経験を踏むと、ソフトになっていくように思いますが、マッチョシゲさんはそういう進化とは無縁な道を歩んでいます。でも、それがイイのかも?


開始早々から、マッチョシゲさんの怪釣で、「0―3」のビハインドの展開になってしまいました。

ここ2回の釣行では、私が先行して、マッチョシゲさんが追い上げる展開でしたが、今回は正反対ですね。

まだ序盤ですが、これ以上離されると調子に乗せてしまいそうなので、早めに差を縮めておきたいところです。


しばらくして、私にもようやく初物のフグが釣れてくれました。

2度空振りして、3度目のアタリで何とか掛けられて、良かった~。


ちょっと間が開いて、2尾目をゲット。

これは、キャストして、半信半疑のアワセで掛かったものでしたね。


そして、3尾目・・・・その間、マッチョシゲさんは追釣していませんでしたので、これで追い付いた~と思ったら・・・

釣れたのは、サバフグでガッカリです。


マッチョシゲさん 「あっ、ヤラれた~」

私 「ショウサイじゃなくて、サバフグですよ~ダ」

マッチョシゲさん 「そうなんですか~。それは良かった。最近、サバフグに好かれてますね~。ウッヒッヒ」

私 「うるさいっ!」・・・・ホント、憎たらしいです。

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ミヨシの釣り座で釣るマッチョシゲさんです。たまには四隅に座らせないと煩いですから・・・って、この日はトモ寄りの方が有利かと思ったからなんですけどね。でも、後半になって、この釣り座が勝負に大きな影響をもたらすことになるとは思ってもいませんでした。


フグのアタリはポツリポツリというところですかねぇ~。

マッチョシゲさんは1尾追釣、私も2尾追釣して、スコアは「4―4」に・・・・前半のうちに追い付けて、良かったです。

でも、左ミヨシのS木さんは6尾まで釣果を伸ばしているということなので、レベルの低い争いをしている場合ではありませんね。


もう一人の同伴者のシオケンさんはと言いますと、これが悲惨な状況でして・・・

ここまで、型見ずっ!

釣れたか~と思ったら、これがサバフグで、アンラッキーですね。

結局、シオケンさんが型を見たのは、開始後2時間半を過ぎた頃。

その後もさらに沈黙の時間が長くて、船長も不思議がっていたくらいに、フグに見放されていましたね。

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シオケンさんの不釣の原因は?・・・新竿にまだ慣れていないからなぁ~。それと、自分だけが釣れない状況が続いて、負のスパイラルに陥っていたのかも。


4尾目が釣れてから、アタリが出せなくなってしまいました。

マッチョシゲさんも釣れていませんが、私も釣れていないので、何となく安心しているように見えます。


そんな中、右トモのU木さんは順調に釣果を重ねています。

遠目に釣り方を観察させてもらうと、頻繁に誘いを入れているようではなく、しっかりとステイさせて、確実にアタリを取っているように見えます。

経験も実績も豊かなベテラン師ですから、私が釣り方云々を言うのはおこがましいんですけどね。

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段々と上げ潮が効いてきたようですが、ラインが極端に斜めに出されるようなことはありません。

ただ、風が強まってきて、波も高くなってきたことから、オモリを8号から10号に替えてみます。

船下狙いオンリーなら、8号で十分に対応できますが、キャストを織り混ぜると、8号では少し不安定な感触でしたからね。


1時間半くらい、型を見れない時間を作ってしまいましたが、久々に5尾目をキャッチすると、その後は断続的にアタリを出せるようになりました。

しかし、掛け損じも何度かあって、仕掛けを落とし込んでいく時に明確なアタリを感知しても、底でのアワセで掛けられず、熱くされられています。


マッチョシゲさんは、イマイチ、ペースが上がらず、この辺は私がリードする展開になりましたね。

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外道にマダコが釣れてくれました。小型でしたが、嬉しい外道でしたね。


午後に入ると、マッチョシゲさんが連釣する場面があって、釣果は再び拮抗してきたようです。

13時近くに、私がツ抜けしましたが、ほぼ同時にマッチョシゲさんもツ抜けをクリアしたようです。

マッチョシゲさん、しぶといです。


さあ、これからが勝負!・・・と、思ったら・・・

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「10―10」で、緊迫した終盤戦に突入かと思ったら、マッチョシゲさんにアクシデントが発生です!

フラフラした足取りで、私のところにやってきて・・・・「船酔いしてしまったようです。気持ちが悪いです」とのこと。

そういえば、口数が少なくなっていたような・・・。

午後から風も強まってきて、波も高くなって来ましたからねぇ~。

今回に限って、船酔い止めの薬を飲んでいなかったとのことですが、揺れの大きいミヨシに座らせてしまった私にも責任がありますね。

本当に具合が悪そうな顔をしているので、「少し横になると、楽になるかもしれません」とアドバイスして、マッチョシゲさんはキャビンで休息することになっちゃいました~。

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竿も出さずに何をしているのかと思ったら、船酔いしていたんですねぇ~。空アクビを連発して、具合が悪そうです。


弟子がダウンしているのに、師匠が釣りを続けるワケにはいかず・・・・なんていうコトは全く心に浮かばず、「静かになってイイなぁ~」などと思いながら釣っていると、なぜか私にだけアタリが出てくれて、快調なペースで釣れてくれます。

短時間に3尾追釣できて、釣果は13尾になりました。

マッチョシゲさんは続行不能状態のようですから、これで安全圏でしょ~。(笑)

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キャビンでダウンのマッチョシゲさんです。さすがに、悪戯するワケにもいかず、写真だけ撮って、引き揚げました。(笑)


波はさらに高くなってくるような状況でしたが、フラフラとマッチョシゲさんが席に戻ってきました。

薬を飲んで、一眠りしたら、幾らか気分も良くなったようで、何とか釣りを再開できそうとのこと。

それならばと、胴の間の私の釣り座を譲ってあげることにします。(な~んて優しい師匠なんでしょう!)


「胴の間は揺れないっ。天国や~」などと言っておりましたが、やっぱり、イマイチ元気はなさげのマッチョシゲさんでしたねぇ~。

マッチョシゲさんが戻ってきてから、私は1尾追釣。

マッチョシゲさんは、シリヤケイカを1杯釣っただけで、あとは沈黙です。


そんな中で、1人だけ、入れ食い状態を演じたのは、シオケンさんでした!

それまで、完全にフグに見放されて、2尾しか釣れていなかったのに、最終盤に入って、ようやくパワー全開。

ラストの20分間で4尾もゲット~。

船長から沖上がりが告げられた時も、まだアタリが続いていたということですから、後ろ髪を引かれる思いだったのでは?

もう少し、エンジンの掛かりが早ければねぇ~。

でも、これで新竿も手に馴染んだってことじゃないかな。


ラストはシオケンさんの独壇場で終了~。

私の最終釣果は、ショウサイフグ 14尾(21~28cm)でした。

外道に、マダコ1杯(380g)、カワハギ1尾(25cm級)、サバフグ1尾、シロギス1尾、メゴチ10尾くらい。

船中釣果は、?~18尾(U木さん)とのことでした。


マッチョシゲさんは、復活後は追釣できず、10尾の釣果。

シオケンさんは、最後の最後に猛然と追い込みましたが、それまでの不調がたたり、6尾に終わってしまいましたね。

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白子の持ち帰りは1/3くらいでした。そろそろ、白子シーズンも後半戦に入って、すでにハタいてしまっている個体も多くなってきているようです。


マッチョシゲさんとの勝負は、マッチョシゲさんの船酔いに助けられて、何とか勝利できました。

でも、マッチョシゲさんが船酔いしていなければ、勝負の行方はどうなっていたか?

次回は、スカっと圧勝したいですね。


この日は、アタリの出方に個人差があったようです。

私やマッチョシゲさんは順調にアタリが出てくれましたが、シオケンさんや左舷のIさんはアタリがなかなか出なかったとか。

これは、誘いが合う合わないとかもあるのかもしれませんが、巡り合わせの要素も大きいように思います。

回ってくるフグも数が少なめなので、どの餌に食いつくかは、運の要素も結構あるのではないでしょうか。

今年の白子シーズンの釣行では、そんなコトを実感しています。

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今回の料理は、「ショウサイフグとマダコの和風炒め」です。なかなか、美味しかったですよ。


〈釣行メモ〉 (2016年7月2日(土) フグ釣り 於:鴨居「きよし丸」)

【潮 汐】 干満9:13(中潮)
【潮 色】 濁り
【天 候】 〔天気〕曇り後時々晴れ、 〔風〕南~南南西6~10mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10mくらい)
【釣り座】 右舷胴の間(乗船者9名)
【タックル】〔竿〕伝助君作のフグ竿、〔リール〕アルデバラン51(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ仕掛けオンリー、オモリ8号→10号。
【釣 果】 ショウサイフグ 14尾(21~28cm)
【船中釣果】?~18尾


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6月11日(土)は、鴨居の「きよし丸」から、フグ釣行でした。

今回は、マッチョシゲさん、A西さんとご一緒しましたよ。

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乗船者は8名。私とマッチョシゲさんが左舷前に並んで、A西さんは空いていた右舷トモに入りました。風が弱い予報だったので、船の向きは読み難かったですね。


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この日は、ブログを通じてお付き合いがある花王迷人劇場さんと、丸長で何度かご一緒したI川さんと同船しました。花王迷人劇場さんとは、ブロガー仕立以来、久々にお会いできました。I川さんとは昨年秋の丸裕でのスミイカ仕立以来かな。


きよし丸は相変わらず、フグ釣りに関しては情報を出していないですね。

これは、船長の思うところあってのポリシーですから、私がとやかく言うものではありません。

船長が情報を出していないのに、私がブログ記事をアップしてもいいのかという気もするのですが、船長からストップが掛かっているようなことはないので、まあいいのではないかと・・・。

ただ、中には「余計なことをするな」と思っているお客もいるかも。

でも、そんなに乗船者が多くなっているわけではないでしょうし、そもそも、私のブログ記事がそんなに宣伝力があるとは思えませんしね。

きよし丸の常連さんは、皆、心が広い者ばかりということで・・・。

ちなみに、この時期のきよし丸、平日(特に火~木曜)は出船しない日が多いそうな・・・・参考までに。

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マッチョシゲさんは、最近、フグ釣りにしか行っていないので(そもそも、そんなに釣りには行っていないようですが)、奥様から、「フグ以外の魚を釣ってきて頂戴」と言われてきたとのことで、出船前から、「外道が釣れたら、ワタシに下さい」などと言い回っていましたよ。


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この日のマッチョシゲさんは、前回のきよし丸釣行で、私を負かしているせいか、余裕たっぷりの雰囲気でしたね。「今日は、師匠に大差で負かされちゃいそうです」とか言いながら、虎視眈々と私を負かそうという魂胆は見え見えです。私も、マッチョシゲさんに連続で負けるワケにはいかないという、変なプレッシャーが掛かっていたような・・・。


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釣り場は大貫沖でしたが、湾奥の船とは離れたところで、ポツリと釣っていましたね。大貫沖でも、フグ船の各船長は、それぞれがこだわりのポイントを持っているような気がします。


今回は、カットウ+胴突き食わせ1本針でやってみることにします。

その理由は、先週の釣行で、その仕掛けに替えて釣れるようになったから。

でも、今回は食わせ針の効果はほとんど感じなかったような。

そんな感じだったので、途中から、カットウオンリーにしちゃいました。

恐らく、次回はカットウオンリーで釣ると思います・・・・この時期、食わせ針は気分転換程度ということですかねぇ~。


さて、実釣です。

開始早々から、アタリが出てくれて、ショウサイフグが釣れてくれました~。

先週はボウズを脱するのに5時間も要したというのに、今回はあっさり・・・・まあ、こういうモンなんでしょうね。


その後もアタリが出てくれますが、これは外道のメゴチのアタリのようです。

メゴチはまずまずのサイズだったので、キープすることにして、その後も何尾か釣れてくれたので、天ぷら種用に良いお土産になりました。

最近、良サイズのメゴチがまとまって釣れることは滅多にないですからね。


メゴチのアタリの合間に、フグのアタリも出てくれて、2尾目、3尾目と追釣できました。

先週の釣果の3尾を1時間もしないうちにクリアできて、ちょっとニンマリ・・・・釣れる時は、こんなモンですよね。

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思惑通りに、貴重な外道のマダコを釣って(小型ですけどね)、嬉しそうなマッチョシゲさんです。でも、本命のフグはなかなか釣れず、私が3尾釣ったところで、ようやく型を見た程度のようでした。


釣り方は、キャストと船下狙いの併用という感じでした。

潮はやや濁っていたので、船下でも釣れるかと思ったのですが、アタリが少なめだったので、キャストしてアタリを拾いにいくようなイメージも持ちながら釣っていましたね。


潮向きは、前半は左のトモ方向に流れていたので、ラインは左前に払い出し気味に出されて、釣りやすい状況でした。

潮の流れはそれほど速くなく、8号のオモリで十分に対処できましたね。

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前半は微風ベタ凪で暑いくらいでしたが、昼前頃から南西風がそよそよと吹き始めて、過ごしやすい陽気になりました。


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その後も、ポツリポツリと追釣できて、まずまずのペースです。

約2時間で、6尾まで釣れましたから、ツ抜けは楽勝?

マッチョシゲさんはペースが上がらず、スコア差も、「6対2」まで開きましたから、気持ちにも余裕が出てきましたね。(前回は、大差を逆転されてしまったのですが・・・)


ただ、フグのアタリは多くはなく、フグの群れ(小さな群れって感じです)が回ってくると、船中では単発的に釣れるという程度です。

ここまでの平均釣果は2、3尾くらいで、私がトップの途中経過だったと思います。

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花王迷人劇場さんです。厳しい釣り座ということもあってか、やや苦戦の釣りに見受けましたが、それでも、終わってみれば、上位の結果を出されるのは流石ですね。本当は、お隣で釣って、じっくりと釣りを拝見したかったのですが・・・。


10時過ぎ頃までに6尾釣った後は、アタリを出せなくなってしまいました。

アタリが出なくなると、船長は小移動をしてくれて、その入れっぱなを主体に船中ではポツポツとは釣れているようですが、私のところまで、魚を回してもらえないという感じです。


たまたま、シロギスがアタる場所に当たったので、ここはシロギスが反応する誘いを入れて、4尾キャッチ。

これは、マッチョシゲさんのお土産になりました。


ちょっと派手目なアタリで、サバフグを連釣する場面もあって、マッチョシゲさんに、「おっ!銀色のフグっ!」と喜ばれてしまいましたね。(マッチョシゲさんも1尾釣っていましたけどね)

この辺りから、段々とマッチョシゲさんがペースを上げてきて、少しずつ、差も詰まってきたような・・・。

でも、まだ余裕があったのですが・・・。

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今回のマッチョシゲさんは、変な余裕があったような。それは、奥様から「あんまり、フグは釣ってこなくていいから」と言われてきたからなのか、それとも、前回の釣行で私を負かしたからなのか・・・。この御仁の思考はよくワカリマセン。


ナンダカンダで、私は2時間くらい追釣できず、スランプ状態に陥ってしまったような・・・。

先週もそうだったのですが、釣れなくなった時に、安易に楽な釣り方をしてしまって、しっかりと修正できないのはいけませんね。(反省)


そんな中、徐々にペースアップしてきたマッチョシゲさんが、ミラクルな釣りを見せてくれます。

それは、カットウ針に掛けるのではなく、餌針に掛ける釣り。

餌針とはアルゼンチン赤エビを付ける、デカ目のテンヤ針(マッチョシゲさんの場合はタチウオ針)のことです。

たまに、餌針に掛かってくることってありますよね。

でも、この日のマッチョシゲさんは、な~んと!・・・・4尾連続で、餌針でフグを釣ってしまったんですよ~!

大概、餌針にフグが掛かってくる(口に掛かってくる)っていうのは、アワせてもカットウに掛けられず、最後に餌針に残った餌をフグが食ったところを掛けちゃうということ。

口に掛かるアタリなので、アタリも明確に出ることが多いような。

それを、マッチョシゲさんは、「小さいアタリだったけど、掛かった!」とか言いながら、餌針に掛けているんですよ。

そのアタリを小さいとか言っているんですから、その前のアタリはきっと感知できていないんじゃない?

「うわぁ~、また餌針や~!」とか、「今度は、口じゃなくて、顎に掛かってる~!」と叫ばれながら、餌針へのヒットを4回連続で見せられて、開いた口が塞がらなかったですよ~。

まったく、必ず何かをやらかす御仁ですよねぇ~。

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「師匠はエラそうに、餌針に掛けるのはインチキだとか言っているけど、そんなの関係ありましぇ~ん。釣ったもん勝ちだもんねぇ~」とか、思っているんでしょうね。


私もようやく2尾追釣できて、釣果は8尾になりましたが、マッチョシゲさんに餌針4連釣の神業を放たれて、スコアは「8対8」のイーブンになってしまいました。

「ついに、師匠に並んだ~!」と絶叫されて、前回の悪夢が甦ってきちゃいましたよ~。


時刻は14時を回り、最後のポイント移動です。

正直なところ、すっかり弱気になって、「もう船中釣れないまま、同スコアのままで終わらないかなぁ~」などと、真面目に思ったりもしていました。


しかし、最後の移動が、私に微笑んでくれたんですよねぇ~。(嬉)

移動後、ちょっと間が空いて、9尾目のフグをキャッチ。

さらに、10尾目も釣れて、ツ抜け~!

そして、また釣れて、11尾目っ!

ここは、私のところからフグが回ってきている感触です。

釣れる時は釣れるもんですね。(笑)


マッチョシゲさんも1尾釣ったけど、残り時間が僅かの時点で、スコアは「11対9」ですから、もう大丈夫でしょ~。

そして、納竿間際、私に1尾釣れてくれて、12尾でフィニッシュ。

今回は、マッチョシゲさんの猛追を何とか最後に振り切って、「12対9」で勝利でした~。(ホッ)

でも、危なかった~。


そんなワケで、今回の釣果は、ショウサイフグ 12尾(21~34cm)でした。

外道に、20cmチョイ級のカワハギ1尾、シロギス4尾、メゴチ10尾くらい、イイダコ4杯、トラギスとベラ少々。

船中釣果は、?~13尾とのことでした。

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今回は、30cm超の大型も3尾釣れて、ボリュームもありましたね。外道は、メゴチ以外はマッチョシゲさんに差し上げました。(優しい師匠だなぁ~)


今回は、何とか、マッチョシゲさんに勝利できて良かったです。

今回も負けたら、何を言われるかワカリマセンからね。

それでも、中盤以降、思うように釣果を伸ばせなかったは反省です。

釣れない時間がちょっと長くなると、根気が無くなって、ついつい楽な釣り方に逃げてしまうのはダメですね。


それと、アタリですぐに掛けられないことが多かったり(1回目のアタリで掛けられず、2回目、3回目のアタリで掛けることが多かったような)、巻き上げ途中でのバラシも何度かありましたね。

バラシはフグ以外の魚だったのもあったと思うけど、フグだったのもあったハズ。

掛け損じやバラシがあったのは、潮向きに少し逆らうような角度にキャストしていたのが原因だと思っています。

潮が横に流れているのに、正面にキャストしたら、微妙なズレが生じますもんね。

でも、これはポジション的にやむを得ないかな。

キャストして広目に探るか、船下で確実な釣りをするかは、その時々の判断ではありますが、ついつい、アタリを欲してキャストしたくなっちゃうことはありますからね。


それにしても、バラした時に、マッチョシゲさんから、「カットウの針先が甘くなっているんじゃないんですか」って言われたのには参りました。

まったく、ちょっと調子良く釣れ始めると、言動まで調子に乗る御仁ですね。

やっぱり、マッチョシゲさんを黙らせるような釣りをしなくちゃいけませんな。


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今回の料理は天ぷらです。右下がメゴチ、左下はフグの白子、その上がフグの身です。


〈釣行メモ〉 (2016年6月11日(土) フグ釣り 於:鴨居「きよし丸」)

【潮 汐】 満潮7;45、干満14:34(小潮)
【潮 色】 薄濁り
【天 候】 〔天気〕晴れ、 〔風〕南寄り微風 → 南西4m → 8mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深10m前後)
【釣り座】 左舷ミヨシ(乗船者8名)
【タックル】〔竿〕伝助君作のフグ竿、〔リール〕アルデバラン51(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】カットウ+食わせ1本針 → カットウ仕掛けオンリー、オモリ6~8号。
【釣 果】 ショウサイフグ 12尾(21~34cm)
【船中釣果】?~13尾


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