KOBIさんの江戸前釣り雑記

2015年11月

11月23日(祝)は、磯子の根岸丸から、餌木スミイカ釣行でした。


先週の同宿からのスミイカ釣行で、テンヤ釣りを圧倒する釣りができて、これまでの 「餌木釣りはテンヤ釣りには敵わない」 というトラウマの払拭に成功(したつもりだった)。

これに気分を良くして、今週も行ってしまいましたが・・・。

結果は、思いもよらぬことに・・・


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乗船者は11人でした。餌木釣りは二人だけで、他の皆さんはテンヤ釣りでしたね。釣り座は、右舷の胴の間に取りましたよ。


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出船前、テンヤ釣りの餌の活シャコを取り分ける勇樹船長です。「ここ何日か、ずっと、餌木釣りがトップを取っているんですよ~」と、餌木釣り優勢の傾向を示唆するようなコトを言っておりましたが、実際は全く違う展開に・・・・勇樹船長の言うコトは、ゼーンゼン、アテになりませんよ。


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釣り場は、近場の富岡沖からスタートしました。職漁船の操業が少し気になったかな。北寄りの風が強めに吹いていて、海は良くなかったですね。


この日の道具立ては前回とほぼ同じでしたが、餌木だけは前回とは全く違うカラーをチョイスしました。

雲が厚く、かなり曇よりとした暗めの天気だったので、背色はオレンジやピンクの明るめのカラーをチョイス。

潮はやや澄み気味に見えたので、下地はスケルトン系で始めてみることにしました。


さて、実釣です。

開始早々から、テンヤ釣りの方がポツリポツリと型を出しています。

干潮時刻が近いのですが、まだ下げ潮が残っているということなんでしょうね。

1時間くらい、ポツリポツリの乗りは続いて、良い方は3杯くらい釣ったような。

しかし、私は型を見れず・・・。

おまけに、スミイカ釣りでは珍しい、根掛かりでのライン高切れの不運に遭遇・・・・新調した餌木も早々にロストしてしまって、ガックリポンですなぁ~。

まあ、前回も序盤は沈黙でしたから、焦らずにやりましょ~。


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富岡沖では、松輪のサバ船が操業していました。『松輪サバ』とは、剣崎沖の松輪瀬で獲れたサバではなく、松輪港の職漁船が獲ったサバのことなんですなぁ~。手釣りで結構釣れているが見えましたよ。


干潮時刻(8時半頃)前後は、さすがに潮も全く流れなくなったようで、イカの乗りも止まってしまいましたね。

ここは、釣り手も、船長も、我慢の時間ですなぁ~。


しばらくすると、幾らかは潮が動き始めたのか、ポツリポツリとイカが乗るようになってきました。

私にも、グイィ~という重量感ある乗りが到来して、ようやく初物が・・・・と、思ったら・・・ ↓ ↓

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スミイカかと思ったら、マダコ(400g級)でした。スミイカにしては、ちょっと重量感があり過ぎると思ったんですよね。でも、美味しい外道なので、まあイイでしょ。


船中ではポツポツとイカは乗るものの、連発するような流しは少ないですね。

ここ数日、このエリアで良い釣りができていたということなので、ここまでの単発的な乗りでは勇樹船長も納得がいかないようです。


しばらくして、勇樹船長も移動を決断したようで、「ちょっと走ります」とのアナウンスが出されました。

海が悪い中の大移動は、できることなら、やってもらいたくはないけど、船長の決断とあらば、ショウガナイですね。


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神奈川県側の富岡沖から、中ノ瀬を経由して(1流しだけやりました)、千葉県側の木更津沖までやってきました。前回、良い釣りができたところなので、個人的には期待感があったんですが・・・。


木更津沖でもポツリポツリの展開ですねぇ~。

潮の流れも良くないようで、イカの活性も上がらないのでしょう。


私には、相変わらず、イカの乗りは訪れてくれません。

こんな時は、餌木をいろいろと替えてみては、どれも乗らず、何が何だかワカラナクなってしまうのが、マイパターンでして・・・(苦笑)

オレンジやピンクの明るい餌木をメインに、スケルトン地やら、ゴールド地、マーブル地、さらには夜光まで、アレやコレやと試してみたり・・・・明るいカラーがダメならと、ナチュラルカラーの餌木を使ってみるものの、これもダメで・・・・それならば、条件は全く違うものの、前回の当たり餌木に一縷の望みを託してみても、これもダメ。

も~、何を使ってもダメですね。


木更津沖で、何ヵ所か流してみたものの、勇樹船長の期待に応えるような乗りはなく、しばらくして、再び、富岡沖に戻ることになりました。

時刻は、すでに13時頃・・・・も~、ど~でもイイやって気にもなってきちゃいました~。


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私の左隣には、丸長でのフグ釣りで何度か同船したことがあるY崎さんと、S田さんが釣り座を取られていました。お二人ともテンヤ釣りで、それなりに釣られていましたね。


終盤の富岡沖では、前半よりもイカの活性が高いようで、船中ではまずまずのペースで型が出ていました。

圧巻はY崎さんで、4連発くらいでスミイカを乗せていましたね。


一方、私はと言いますと・・・

この日初めて、明確に竿先を押さえ込むアタリが到来して、確信を持ってアワセを入れたら、ズシッと乗って、ようやくボウズ脱出~っ・・・・かと思ったら、これがまた、マダコで、ガックリ(↓)。

これには、勇樹船長も呆れていたような・・・。


さらに、しばらくして、変な感触で竿を曲げて上がってきたのは、大きな巻き貝で・・・

釣り上げた巻き貝から、餌木を外そうとしたら、これがカンナに掛かっていたのが、タコで・・・・どういうコトかと言いますと、巻き貝の中に入っていたタコに餌木が掛かっていたということでして・・・・要は、巻き貝に潜んでいたタコが巻き貝から出てきて餌木を抱いて、そのまま巻き貝に戻ったところで、私に釣り上げられてしまったというコトのようなんですなぁ~。

詳しくは、下の画像にて・・・ ↓ ↓

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巻き貝の中にタコの足の吸盤が見えます。ちなみに、このタコ、小さいマダコかと思っていたら(150gくらいのサイズでした)、スナダコという種類のタコでした。スナダコは、頭や足に小さなボツボツがあるのが特徴の小型のタコで、東京湾には結構いるみたいです。詳しくは、 コチラ を見て下さい。


スミイカは釣れずに、釣れるのはタコばかり・・・・他に、イイダコも2杯釣れていましたから、タコ類の数だけなら、船中ダントツでしょう。(笑)

これでは、餌木スミイカ釣りならぬ、餌木タコ釣りですね。

ちなみに、タコは、マーブル地の餌木とナチュラルカラーの餌木に乗ってきました・・・・って、そんなコトは知りたくないですよね。(笑)


結局、その後もスミイカは釣ることができず、痛恨のボウズとなってしまいました~。(ガックリ・・・)

スミイカの船中釣果は0~8杯で、0杯は二人で、その二人はいずれも餌木釣りの者でありました。

この日のスミイカは、餌木に興味が無かった?

乗りが渋いと、活餌のテンヤ釣りに敵わないということは、過去にも経験がありますが、ここまで顕著なのは初めてです。

ちなみに、餌木釣り専門船では、それなりの釣果が出ていたようですから、餌木が全くダメだったということではないですね。

ただ、テンヤ釣りとの比較では、餌木の釣りは劣勢な日だったということは確かだったとは思います。


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釣果は、外道のタコだけでした。マダコが2杯(300~400g級)、スナダコが1杯。左の黒い袋の中には、イイダコ2杯が入っています。


いや~、参りました~。

今回は大撃沈でした。

スミイカ釣りでのボウズは初めてかも。


左右の方々は、それなりの釣果を出していたので、釣り座が悪かったということもありませんでした。

タコばかりを釣ってしまったということは、タナが低かった?・・・・そういうことはあったかもしれません。


前回はテンヤ釣りを抑えての竿頭で、1週間後の今回はテンヤ釣りに全く歯が立たずに完敗。

何となく、そんな予感もあったのですが、ここまでヤラれるとまでは思ってもみませんでしたね。

イカ釣りは怖いですなぁ~。


勇樹船長のブログ記事は、 コチラ


〈釣行メモ〉 (2015年11月23日(月・祝) 餌木スミイカ釣り 於:磯子「根岸丸」)

【潮 汐】 干潮8:29、満潮14:25(中潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕曇り、〔風〕北北東10m → 8mくらい
【釣り場】 富岡沖 → 中ノ瀬 → 木更津沖 → 富岡沖 (水深10~18mくらい)
【釣り座】 右舷胴の間 (乗船者11名)
【タックル】〔竿〕Aトリガー・ライトフグ175、〔リール〕アルデバランMg7 → アルファス103L(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】中オモリ10 or 12号、ハリス3号1m → 1.5m 、餌木は2.5号 or 3号各種。
【釣 果】 スミイカ型見ず
【船中釣果】0~8杯


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11月16日(月)は、磯子の根岸丸から、餌木スミイカ釣行でした。


前回の今シーズン最初の餌木スミイカ釣りでは、上手く立ち回れず、少し納得のいかない結果になってしまったのですが、2回目の今回は、連発する時間帯もあって、良い釣りができました。

同船のテンヤ釣りの方々を上回る結果を出せて、達成感ある釣りができたような・・・。(ニンマリ)


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これは、テンヤ釣りの餌の活シャコです。現在、勇樹船長のスミイカ船は、餌木の釣りと、テンヤ釣りの混在船になっています。正直なところ、これまで、餌木の釣りはテンヤ釣りには敵わない印象があって、混在船はちょっと敬遠していたところがあったのですが、今回の釣行で、そんなネガティブな印象も払拭されたような・・・。まあ、結果良ければ全て良し・・・・我ながら、現金なモンですね。(笑)


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乗船者は7名でしたが、な~んと!・・・・私以外は、皆さん、テンヤ釣りでした。釣り座は右舷の胴の間に取ったのですが、左右、後ろと、テンヤ釣りに囲まれて、ちょっと危うい気配?・・・・餌木でもテンヤに負けないくらいに釣れるという信念を持つ、勇樹船長だけが1人、ポジティブだったような。


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今回の新竿 & 新餌木です。竿は、勇樹船長オリジナルの餌木スミイカ竿 「wakabo―Z」 です。釣り仲間の“天才ギャンブラー”S久間さんから、ちょっと早いクリスマスプレゼントで頂いてしまいました (S久間さん、ありがとうございました) 。約1.3mのショートロッドですが、外見よりもしっかりした調子で、スミイカをガッチリと掛けてくれます。穂先はやや硬めの印象ですが、15号のオモリを背負わせても、まだ余裕があるので、アタリも出やすいと思います。ショートロッドなので、穂先はとても見やすいですしね。新餌木はテスト的に使ったものですが、乗りが渋い時間帯に使ったせいか、結果を出せなかったが残念でしたね。


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この日は、東側のエリアでスタートしました。他のスミイカ船も周辺でちらほらと見かけましたね。


風も穏やかな好条件だったので、ハリス長は短めの1mでやってみることにします。

タナ (中オモリの位置) は、ハリス長±20cmくらいで、餌木が底スレスレ~底上20cmくらいに位置することをイメージします。

釣り方としては、今回はステイを長め(10秒くらい)にすることを意識してみました。

前回、イカの乗りが渋めなのに、忙しなく釣ってしまって、結果が悪かったですからね。


さて、実釣開始です。

ちょうど潮止まりの時間帯ということもあって、ほとんど潮が動いていない感触です。

潮が動かないと、イカの活性も上がりませんし、船も動かないので、キャストできない餌木の釣りには特に厳しくなってしまうように思います。


案の定、序盤は、船中でポツリポツリと釣れるのはテンヤ釣りの方々ばかりで、私にはなかなか釣れてくれませんでしたね。


開始して、1時間ちょっとが経過した頃、微妙な感触にアワせると、ズシッと乗りました~。

無事に取り込んだのは、300g級のスミイカ・・・・何とか、ボウズを脱出です。


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1杯目が釣れてくれて、ホッと一息です。ここまで、釣れていたのはテンヤ釣りばかりだったので、勇樹船長も安心した様子でしたね。


1杯釣れると、釣り方とかに自信が出てきて、余裕を持って釣れるようになります。

釣れないと、タナが合っていないんじゃないかとか、餌木が嫌われているんじゃないないかとか、疑心暗鬼になってしまいがちですもんね。


そんな余裕の心持ちが良かったのか、しばらくして、2杯目が乗りました~。

しかし、これはシリヤケイカ(ゴマイカ)でした。

シリヤケイカは、釣果にカウントするかどうかは船長によってまちまちで、外道なのか、準本命なのか微妙なところですが、勇樹船長は割りとシリヤケイカに好意的で、たまに混じる程度なら、釣果にカウントしてもよいという考えのようです。

シリヤケイカが釣れても、「それ、シリヤケですか~。ボクにはスミイカにしか見えませんけどねぇ~」 などと、トボケたことを言ってます。(笑)


ほどなく、3杯目も乗って、イイ感じかな?

しかし、これも、シリヤケイカでちょっと残念ですねぇ~。


そして、4杯目も乗りましたが・・・

勇樹船長の「スミイカ、スミイカ、今度こそスミイカ・・・」というマイクを通しての祈りも通じず、これまた、シリヤケイカでした~。(ガクッ)


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ここまで、3/4がシリヤケイカという展開で、勇樹船長に、「シリヤケ率75%だぞ。この調子でシリヤケが釣れたら、スミイカ3杯にシリヤケがツ抜けだな」って言ったら、「勘弁して下さいよ~。ひょっとして、KOBIさん、わざとシリヤケを狙っているんじゃないんですか」とか言っておりました。(笑)


ここまで、シリヤケイカ優勢の展開ですが、イカは乗ってくれるので、退屈しない釣りになっています。

水面下にイカの姿が見えるまで、スミイカなのか、シリヤケイカなのかはワカラナイので、変なスリルがあったりもしますね。(ハハハ~)


その後も、イカの乗りはポツリポツリの展開です。

5杯目のイカはスミイカで、「いや~、良かった~」と、勇樹船長と顔を見合わせて、ホッと一安心です。(笑)


今回は、あまり餌木を取っ替え引っ替えせず、1杯目が乗ったスケルトン地の背グリーンの餌木をメインに使い続けています。

この日は晴天 & 澄み潮の条件だったのですが、この餌木は過去にも、そんな条件で良績があったので、ちょっと自信もありましたしね。


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テンヤ釣りの方々もそれほど釣果は伸びていないようで、ここまで、テンヤ釣りと遜色のない勝負ができていますね。

ただ、テンヤにはシリヤケイカが乗ることが少ないようで、シリヤケイカ率が高いのは圧倒的かも。

これは、嬉しくはないんですけどね。


ここまで、ポツリポツリとイカが乗るような展開で、連発で乗ることは無かったのですが、11時近くになった頃、待望の連発タイムが訪れてくれました!

スミイカ、シリヤケイカの混じりではありましたが、4連発か、5連発かの確変の乗りが到来して、ウシシ~です。

それも、この間、イカが乗るのは私ばかりで、テンヤの皆さんは沈黙・・・・これには、勇樹船長も 「???」 だったようで、この日のブログに 『謎の連発』 とか書いておりました。(ヒャヒャヒャ)


ちなみに、連発した餌木は、前半好調に乗ってくれた餌木のアレンジバージョンでした。

どんなアレンジかは、ヒ・ミ・ツ・・・・ちなみに、アワビシートとかじゃありませんよ~。

以前、“アオリイカ釣りの師” 伝助君が教えてくれたアレンジ法なんですが、初めてやってみて、いきなり結果を出してくれましたね。

まあ、大したアレンジじゃないので、伝助君も伝授したことを忘れているかもしれませんなぁ~。(ハハハ~)


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これは、ヒガンフグっ!・・・・私が釣ったのではなく、同船の方が釣ったのを頂いたものですよ。


昼前頃には、ツ抜けをクリアして (シリヤケイカ込みですが・・・) 、好調なペースです。

この調子をキープしたいなぁ~などと思っていたら、ここでブレーキを効かされてしまいました。

周りの方々はポツポツとイカを乗せる中、私は沈黙です。

ちょっと間が空いてしまったので、餌木をアレコレと取り替えてみたりしますが、どれも不発。

ナンダカンダで、1時間半くらい、イカを乗せられなくて、大ブレーキです。


長い沈黙のあと、ようやくイカが乗ってくれて、ホッと一息。

乗った餌木は連発でイカを乗せてくれたアレンジ餌木で・・・・やっぱり当たり餌木は我慢して使い続けなくちゃいけないんですねぇ~。(苦笑)


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終盤、潮が流れなくなったせいか、イカの乗りが悪くなってしまいました。

痺れを切らした勇樹船長は、地先のエリアに移動して、最後の一勝負を選択です。

足早に転々とポイントを探りましたが、何ヵ所目かに、良い筋に当たって、スミイカを2杯追釣できて、気分良く納竿。

あ~、面白かった。


最終釣果は、スミイカ 8杯 (200~400g) 、シリヤケイカ 6杯 (100~300g級) でした。

外道に、ヒイカ1杯。

船中釣果は、3~8杯 (スミイカのみの釣果で、8杯は私を含めて2名) とのことでした。


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今回は、シリヤケイカも結構混じってしまいましたが、スミイカもそれ以上に釣れてくれて、満足な結果になりました。

一番嬉しかったのは、テンヤ釣りと遜色のない勝負ができたこと。

決して有利な釣り座ではなかったとは思うけど、そんな条件下で、良い釣りができたのは自信になりましたね。

これまで、餌木の釣りはテンヤ釣りには敵わないというトラウマ的な思いがあったけど、そんな思いもかなり払拭されたような・・・。

でも、これで次回、自信を持って行くと、凹まされちゃったりするんだよなぁ~。(笑)


勇樹船長のブログは、 コチラ


〈釣行メモ〉 (2015年11月16日(月) 餌木スミイカ釣り 於:磯子「根岸丸」)

【潮 汐】 満潮7:55、干潮13:23(中潮)
【潮 色】 澄み
【天 候】 〔天気〕晴れ後時々曇り、〔風〕北東3mくらい → 西寄り弱風
【釣り場】 木更津沖 → 富岡沖 (水深15~18mくらい)
【釣り座】 右舷胴の間 (乗船者7名)
【タックル】〔竿〕Aトリガー・ライトフグ175 or 勇樹船長オリジナル竿「Wakabo―Z」、〔リール〕アルデバランMg7 or アルファス103L(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.8号
【仕掛け】中オモリ10号、ハリス3号1m、餌木は2.5号 or 3号各種。
【釣 果】 スミイカ 8杯(200~400g)、シリヤケイカ 6杯(100~300g級)
【船中釣果】3~8杯 (トップはスミイカだけの釣果)


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11月7日(土)は、鴨居の「きよし丸」から、餌木イカ釣行でした。


いよいよ、今シーズンも、きよし丸の餌木イカ釣りがスタート。

今期初釣行は、ちょっとお忍びで行ってきましたよ。

マッチョシゲさん、ゴメンナサ~イ。


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久し振りの鴨居港です。最近、釣り物が固定化してしまっているので、きよし丸には餌木イカでしか乗らなくなっちゃっています。ホントは、もっと通いたい船宿なんですけどねぇ・・・。


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乗船者は7人でした。釣り座は右舷の胴の間(前から3番目)に取りましたが、右舷は3人だけだったので、一番後ろの釣り座になってしまいましたね。結果的は、一番キツいポジションになっちゃったような・・・。


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この日は某釣り誌の取材がありました。お忍び釣行なので、取材は拒否!?・・・と言うか、取材や画撮りの対象にならなかったということなんですけどね。(ハハハ~)


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まずは、港前からスタートしました。この日は、水深20m前後のポイントを攻めることが多かったですね。本命はアオリイカながらも、スミイカ含みということで、棚取りは、各自が底から取るルールでしたね。ハリス長は3m、中オモリは10号を使いました。


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アオリイカ主体に、船中でポツリポツリという感じで釣れていました。しかし、釣れるのは潮先の船の前方がほとんど。イカの乗りは単発なので、なかなか、私の方まではイカが回ってきませんでしたね。少人数でしたし、1回の流しで、船中で何杯か釣れるような展開なら、私のポジションでも少しは勝負になるのでしょうが、そんな展開にはならないので、ちょっと厳しい状況でしたね。


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少しずつ南下しながら、各所を攻めていきますが、どこも単発の乗りで終ってしまって、私まで配分が回ってきませんね。特に、潮先で釣っているのが上手な方ですから、余計にキツいですね。


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10時頃に、ようやく、スミイカ君が釣れてくれました。400g級の良サイズだったので、シャクった竿先がガツンと止められて、気持ち良かったです。


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スミイカは1杯釣れたものの、その後はまた沈黙です。棚を下げて、スミイカを狙ってみたり、反対に棚を高めに取って、浮いているアオリを狙うようなイメージで釣ってみたりもしてみますが、反応はありません。当然、餌木は取っ替え引っ替えしていますが、ダメですねぇ~。


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後半はさらに南寄りの釣り場を攻めましたが、ここは左舷は好調に乗るものの、右舷は全くの沈黙で、私は蚊帳の外って感じでしたね。釣れないのを釣り座のせいにはしたくないけど、やっぱり、釣り座の有利不利もあったとは思います。でも、右舷を選んだのは自分ですしねぇ・・・。


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結局、釣果はスミイカ1杯でした。竿頭は、アオリイカ8杯っ!・・・竿頭のOさんに、全て取られてしまって、回してもらえなかった感じでしたね。でも、少しはやりようもあったとは思いますので、ちょっと不甲斐ない結果でしたね。


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今回の餌木君達です。もっと起用したい餌木君もいたのですが、自重しました。だって、私の後ろで、船長が記者さんの取材に答えて、「イカの乗りには、餌木は絶対に関係ありません。魂を込めてシャクることです!」とか言っているんだもん(笑)。でも、いろんな餌木を使うのは私の流儀なので、船長が何と言おうが、続けますよ~。


そんなワケで、今回は撃沈してしまいました。

シャクリに、魂の込め方が足りなかったのかなぁ~。

まあ、餌木イカ釣りは、釣れる日もあれば、釣れない日もありますからねぇ・・・。

最近、釣れない日の方が多いような気もしますが・・・。

また、近々に再チャレンジしまっせ~!


(追伸)  Oさん、お気遣い、ありがとうございました。(感謝)


きよし丸船長のブログは、 コチラ


〈釣行メモ〉 (2015年11月7日(土) 餌木イカ釣り 於:鴨居「きよし丸」)

【潮 汐】 干潮7:22、満潮14:00(若潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕くもり、〔風〕北東6m → 3mくらい
【釣り場】 東京湾西側一帯(水深15~30mくらい)
【釣り座】 右舷胴の間(前から3番目) (乗船者7名)
【タックル】〔竿〕アルバトロス・ファーストライト210L、〔リール〕ベイゲーム301HG TypeG(レフトハンドル)、〔道糸〕PE2.5号
【仕掛け】中オモリ10号、ハリス5号3m、餌木は3.5号各種。
【釣 果】 スミイカ 1杯(400g級) (アオリイカは型見ず)
【船中釣果】アオリイカ0~8杯、スミイカ0~2杯


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11月3日(祝)は、富津の浜新丸から、フグ釣行でした。


前回の浜新丸釣行で不完全燃焼の釣りをしてしまったので、今回は再チャレンジの釣行でしたが、今回は不完全燃焼というよりも、燃やしても燃えない不燃物みたいな釣りに、なってしまったかも。(笑)

アタリが出て、餌も丸裸にされるんだけど、何をやっても、とにかく釣れない・・・・超難関のフグに翻弄された釣りでした~。


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6時の出船ですが、乗船する時間はまだ真っ暗です。対岸の明かりは、川崎丸や鹿島丸の乗船場ですよ。


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乗船者は4人だけで余裕たっぷりでした。左右に二人ずつ座ることになって、私は左舷の前に釣り座を取りました。


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富津出船のフグ釣りは胴突き仕掛けオンリーでの食わせ釣りで、船宿支給の餌は甘エビです。甘エビは殻付きで配られるので、出船前に、適当な大きさに切っておきます。左が船宿支給のモノ、右は持参したモノ (ちょっと前にアメ横で買って、殻を剥いて、冷凍していたもの) です。保存状況の違いで身質も色も全然違うけど、フグの食いに違いは感じませんでしたね。


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釣り場は大貫沖でしたが、海苔網エリアの中ではなく、大貫沖でも南寄りの海域でした。水深8mくらいの根周りのポイントでしたね。他の富津のフグ船もこのエリアで操業していましたよ。


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朝方、幻想的な光景で富士山が見えました。


さあ、実釣です。

どのくらいアタリがあるのか、ちょっと期待感を持っての釣り開始となりましたが、最初の流しはアタリが出ません。

日の出直後の時間帯なので、フグはまだ寝ているのかな? (フグは、夜は砂に潜って寝るらしいです)


2流し目だったか、3流し目だったか、明確なアタリが出て、釣れたのは、やや小型のアカメ(ヒガンフグ)でした。

本命はショウサイフグですが、アカメも釣果に入れてもOKのフグなので、とりあえずはボウズ脱出ですね。


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初物はアカメでした。根周りのポイントだったので、もっとアカメが釣れるのかと思っていたら、結局、これが船中唯一のアカメでしたね。


アカメは釣れたものの、その後しばらくはフグは釣れません。

やっぱり、ショウサイフグはまだ目が覚めていないんでしょ~。


そんなコトを考えていたら、ポツリポツリとショウサイフグが釣れ始めまして・・・ようやく起床の時間になったようです。


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最初のうちは、ポツリポツリの食いでしたが、段々とアタリも多くなってきて、イイ感じで釣れるようになってきました。

アタリも小さめですし、簡単に釣れてしまうような食い方ではないのですが、手が合っているようで、掛け損じも少なく、バラシもなく、良いペースで釣れてくれます。(ニンマリ)


釣り方は、ゼロテンションでステイして、アタリを感知したら、優しく&小さく竿先を持ち上げるように聞き上げて、そこで針掛かりするような本アタリが出たら、さらに魚を竿に乗せるようにアワせていくというような感じです。

この辺の動きは、カットウ釣りの即アワセ的な動作とは全く違いますね。

シェイクや小突き気味の誘いを入れて、効果を感じることもありますが、釣り方で肝心なのはステイとアワセのような気がします。


ショウサイフグが釣れ始めて、1時間くらいで、ツ抜けをクリア。

快調なペースですね。


さらに、アタリが続いてくれて、釣果は伸びていきます。

8時頃までに、釣果は16尾になったところで、少しアタリが途切れたので、魚をクーラーボックスに仕舞うことにします。

この時は、「こんなペースで釣れてくれれば、かなり良い釣果になりそうだなぁ~。今日は良い日に当たったかも・・・」・・・なんて思ったりもしていましたが、そんな甘いことを考えると、ロクなことにはならないのが、フグ釣りでして・・・


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前半は快調なペースで釣れてくれました。フグのサイズは20~23cm級が主体ですが、18cmに満たない小型も混じります。この日は、小型もキープしてカウントすることにしました。


8時頃にアタリが途切れたものの、潮止まりの時間(満潮時刻が10時前頃)はもう少し先なので、まだ食いは続くだろうと思っていたのですが、ここから、パタリと釣れなくなってしまいました。

アタリが出なかったり、アタリが出ても外道らしきアタリだったり、たまに、フグらしきアタリもあるのですが、アタリは微小で、聞き上げても、掛けられるような本アタリには至りません。


最初のうちは、そのうちに釣れるだろうなどと思っていたのですが、30分、1時間・・・と、全く釣れない時間が過ぎてしまって、さすがに、これはちょっと何かがオカシイと・・・

フグらしきアタリがかなり小さめなので、フグのサイズが小さいのかと考えて、針の号数を落としてみても(13号→12号)、掛かりません。

ゼロテンションでも食い込まないならと、弛ませ気味のマイナステンションで釣ってみても、ダメです。

ステイの間が短いのかと、待ちを長めにしてみても、効果はありません。

アタリで聞き上げていくようなアワせ方がアワせ遅れになっているのではないかと、アタリ即アワセを釣りをやってみますが、やっぱり掛けられません。

さらに、軟調子の竿から極先調子の竿(メタリア)に替えて、即アワセをしてみますが、それでも掛かってくれません。


ナンダカンダとやってみたものの、フグを掛けるに至らず、時間ばかりが経過していきます。


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釣れないのは私だけではないようで、この時間帯は他の方々もかなり苦戦していた様子でした。


それにしても、釣ることができません・・・。

外道らしきアタリもあるのですが、恐らくはフグであろうアタリもかなりあるんです。

でも、掛けられるようなアタリにはならず、全く掛けられない。

それで、4本針の餌は丸裸にされてしまうことも多々あるんですよ。

フグの食い方が相当に難しくて、ハイパー難易度の釣りになっているって感じなんです。


正直なところ、私には対応不能の難易度で、もうお手上げの状態でした。

これまでも、こういう状況を経験したことはあったと思いますが、ここまで長い時間帯、同じような状況が続いたのは記憶にないですね。


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近くを流す僚船も同じような状況なのでしょうか?


8時頃から、超難関のフグに翻弄され続けて、1尾も釣れずに、3時間近くが過ぎた頃・・・

ようやく、フグが釣れてくれました~。

策を労して釣ったというより、たまたま釣れた感じでしたが、久々に釣れてくれて、ホッとしたような・・・。


1尾釣れてくれたものの、渋難しい状況は続いて、簡単には釣れ続いてくれません。

それでも、ポツリポツリとは釣れてくれて、1時間弱で3尾追釣できました。

この調子で掛けられるようなアタリが出てくれれば・・・と、思ったのですが・・・


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3尾追釣できて、釣果は19尾になりましたが、食いも良くなってきたようですし、まだ時間はありますから、20尾台の釣果にはなりそうです。


そして、明確なアタリが出て、掛かりました~。

引きも強めなので、なかなかの良サイズかな・・・かなと思って、リーリングしてくると、25cm級の良型のショウサイフグの姿が見えて、20尾目をキャッチ~・・・と思ったら、水面でバレちゃいました~。(ガクッ)

仕掛けを回収すると、針のチモトでハリスが切られています。

ハリスを噛み切られるのは、フグの食わせ釣りでは税金みたいなもんですから、ショウガナイですね。


しかし、しばらくして、また掛かりました~。

これも、まずまずの良サイズのショウサイフグで、「これで、20尾目~」と思いながら、水面から抜き上げようとしたら、ポチャンと落下~。

また、ハリス切れで、痛恨の連続バラシです。(トホホ~)


しかししかし、またしばらくして、ヒット~。

今度こそバレないようにと、変なプレッシャーが掛かりましたが、無事にフグの姿が見えました~・・・・・と思ったら、フッと軽くなってしまって、またまた、バレてしまいました。(悲)

今度は、ハリスを噛み切られたのではなく、自動ハリス止めからハリスがスッポリと抜けちゃっていました。


まだ、時間は残っているので、ちょっと気持ちを込めて釣り続けましたが・・・・・その後はアタリは到来せず、程なく、沖上がりのアナウンスが出されました~。(ガックリ~)

20尾を目前にして、無念の3連続バラシは痛いなぁ~・・・・・あ~あ。

船長も、「最後の3尾は残念だったねぇ~」と慰めてくれましたが (ちゃんと、見ていてくれたんですねぇ) 、ホント、ガックリの結末でありました~。


イメージ 12

結局、中盤以降は、3尾追釣しただけでしたね。ホント、がっくりポンです。


今回の釣果は、ショウサイフグ 18尾(15~23cm)、アカメ 1尾(23cm)の計19尾でした。

外道は、18cm級のカワハギ1尾、ベラ類1尾、ハゼ類1尾でした。

船中釣果は、5~19尾とのことで、前半の貯金が効いて、竿頭釣果にはなりましたが、ちょっとねぇ・・・。


イメージ 13

今回の釣果です。19尾のうち、18cmに満たない小型も3尾くらいキープしちゃいましたが、これは富津のルール?ということで、お許し下さいませ。小さいショウサイフグは美味しいですから・・・。ハハハ~。


今回は、難易度が超高い時間帯が長くて、シビれる釣りでした。

正直なところ、そこでは私の技量では対応不能でしたね。

というか、その時間帯は誰が釣っても、釣れなかったかも。

なので、悔しいという気持ちはあまり湧いてこなかったですね。


船長も、餌を食われているのはワカっているから、別の群れを探しに行く決断はできなかったのでしょう。


今回で、今期の食わせのフグ釣りに一区切りを付けるつもりだったけど、このような結果になってしまったので、もう1回、再チャレンジしなくてはいけないかなぁ・・・。


〈釣行メモ〉 (2015年11月3日(祝) フグ釣り 於:富津「浜新丸」)

【潮 汐】 満潮9:38(小潮)
【潮 色】 やや澄み
【天 候】 〔天気〕くもり後晴れ、〔風〕ほぼ無風 → 北東3~7mくらい
【釣り場】 大貫沖(水深8mくらい)
【釣り座】 左舷ミヨシ (乗船者4名)
【タックル】〔竿〕マスタック社精鋭観テンヤ真鯛180(H穂先)、〔リール〕アルデバラン51(レフトハンドル)、〔道糸〕PE0.6号
 * 少しだけ、メタリア湾フグM175使用。
【仕掛け】食わせ4本針仕掛け (幹糸4号、エダス間隔はオモリ上から2―20―30―40cm、ハリス3号9cm、針は丸カイズ13号 or 12号、オモリ20号) 。
 餌は甘エビ。
【釣 果】 ショウサイフグ 18尾(15~23cm)、アカメ 1尾(23cm)の計19尾。
【船中釣果】5~19尾


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